10年以上使っていた冷蔵庫が壊れちゃった(10年ぶり3回目)※途中経過





この冷蔵庫の記事は1週間ぐらいで公開できるかな?と思ったのですが、途中で紆余曲折がありまして、全ての顛末を見届けてから書くと、あまりにも長くなりすぎます。という訳で、途中ですが記事にしました。

2月の三連休中に冷蔵庫が壊れました

三連休前の木曜日、冷蔵庫から「ブーン」という異音が発生するようになりました。その時点では異音はするけど機能に問題はなかったのですが、連休中の2月22日の日曜に完全に故障しました。コンプレッサーのモーターの音がしなくなって、冷蔵庫の冷えが悪くなってました。

異音が発生してから完全に故障するまで、3日という早さで完全に沈黙してしまいました。現在もラインナップに残っている、クリスタルミラーという高級感のある外観がお気に入りだった日立の冷蔵庫です。タッチセンサーで自動で扉が開いたり、野菜室や冷凍室も前面のスイッチを押すだけでオープンする機能が便利でした。

この冷蔵庫はR-X5200E(X)という機種で、容量は517Lです。秋葉原のヨドバシカメラで新品で購入したもので、値段は17万円ぐらいだったと記憶してます。当時としては上位機種だったので、その省エネ性能は現在でも通用します。現在、このクリスタルミラー外観の機種は最上位なので、同じ容量だと30万を超える値段になります。

この機種の省エネ性能は断熱材の性能の良さで実現されていたので、今回コンプレッサーのモーターが故障しても庫内の温度は一気に上がりませんでした。実は異音が発生した直後から冷えなくなっていて、断熱材のおかげで「ひょっとしたら冷えてないかも?」と気がつくまで数日かかった可能性があります。

前の冷蔵庫は12年持ったけど、今回は10年しか持たず

2015年にこの冷蔵庫を買い替えた時の日記が残ってました。

このときは2003年に購入した日立のインバーター式(ツインPAM)の400L冷蔵庫を使っていて、2015年に今の機種に買い替えて、これが10年が経過して今回壊れたのでした。前の冷蔵庫は12年使えたのですが、今回は10年で故障してしまったので、あと数年ぐらいは持ってほしかったというのが本音です。

実は我が家には、500Lの日立の冷蔵庫がもう一台あります。これは2019年にこの家を建てた時に中古で8万円で購入したものです。2017年製の製品で、スペックは今回故障した冷蔵庫と近いのですが、片側ドアだっち細かい機能が省かれている廉価版でした。2019年の購入時で2年落ちでしたが、配送料込みで8万円というのはリーズナブルだったと思ってます。

この冷蔵庫をリビングの冷蔵庫スペースに置いてメインで使っていたのですが、2020年に二拠点生活を現在の新潟の家に集約した時に、今回故障した冷蔵庫を武蔵小山から持ってきました。その結果、500L級の冷蔵庫が2台あるという状態になりまして、武蔵小山から持ってきた冷蔵庫をリビングに、そして後から購入した中古の冷蔵庫をコンクリ土間に移動して、サブの冷蔵庫として使ってました。

今回、いきなり冷蔵庫が故障したのですが、予備の冷蔵庫に食品をすぐに退避できたのが救いでした。この予備の冷蔵庫も製造から8年経過しており、いずれ壊れる可能性もあります。家電製品の値段もどんどん上昇していますので、今回は新しい冷蔵庫を調達することにしましょう。

冷蔵庫の消費電力は直近10年でもあまり変わってない

この2015年製と2017年製の2台の冷蔵庫ですが、この2年の間に冷蔵庫の消費電力量を算出する規格が変わっています。新しい規格では旧基準の約1.7〜2倍以上の数値になるようです。2015年製が旧規格で170kwh、2017年製が新規格で282kwhという数値になってますが、実際にはほぼ同等 or 2017年製がやや優秀のようです。

ちなみに2017年製の冷蔵庫の消費電力量の計算に使われているJIS C 9801-3:2015という規格は、2026年現在でも使われています。今回購入する新しい冷蔵庫の消費電力量を検討する際に、2017年製の冷蔵庫の282kWh/年という数字を参考にすることにします。ちなみに日立の冷蔵庫は省エネ設計で、各社よりもやや優れているようです。

冷蔵庫の省エネの進化ですが、2000年ぐらいにインバーター式のモーター制御の冷蔵庫が家庭用に普及したときに大きく向上しました。日立はこのインバーター式のモーター制御に優れていて、温度センサーの値からコンプレッサーのモーターの回転をきめ細かく制御し、省エネで大きく他社をリードしていました。

2003年に「ツインPAM」というインバーター制御の日立の400L冷蔵庫を購入したのですが、それまで使っていた180Lの安物の一人暮らし用の冷蔵庫よりも、この400L冷蔵庫の消費電力の方が少ないのには驚きました。霜もほとんどつかなくなり省エネなので、それ以来は日立の冷蔵庫を使い続けていました。

その後は断熱材の性能向上が省エネに貢献し、コンプレッサーのモーターの小型できるようになったことで省エネが進歩していきます。断熱材の性能が良くなると、一度庫内を冷やしてしまえばコンプレッサーのモーターをガンガンに回さなくても低温が維持できるようになったようです。

しかし、それ以降は大きなブレイクスルーはないようで、現行の冷蔵庫と10年前の冷蔵庫を同レベルの容量で比較しても消費電力は5%ぐらいしか下がっていません。

Amazonアウトレットで新品の日立の540L冷蔵庫を手配

予備があるとは不便なので、急いで次の機種を選定します。調べるのが大変なので、また日立で同じようなスペックの冷蔵庫に絞って検討することにしました。クリスタルミラー外装の上位機種は庫内カメラみたいな自分が使わない機能も満載されていて、500L級で実売が30万を超えていたので見送ります。

消費電力と機能は割り切って、容量と値段を優先して後継機種を選ぶことにしました。以前は冷蔵庫は夏前に新モデルが出ていたのですが、現在は1~2月に新モデルは発表となるので、旧モデルの値段が下がります。ちょうど買い替えには今がベストな時期だったのは運がよいです。

冷蔵庫が壊れたのは、電動コーヒーミルの「みるっこ」、マザーハウスのグラントートという革のトートバッグを購入した後でした。なので、予算的にシビアなタイミングだったので価格重視です。AIに相談したり、ネットで相場を調べてお買い得なモデルを検討します。

そうしたところ、日立のR-HW54Vという2年前の製品が、Amazonで安価に販売されていました。Amazonは型落ち品になると異様に安い値段をつけることがありますが、540Lで263kWh/年という消費電力は十分に省エネですし、容量も申し分なく新品が17万円でした。他には東芝の500Lの機種が14万円台という更に安い価格で販売されていましたが、せっかくなので容量は550Lぐらいにしたい。

Amazonの日立のR-HW54Vの販売ページをよく見ると、アウトレット品の新品が更に3万円ほど安く販売されていることに気が付きます。ほぼ新品という説明でして、家電量販店でいう展示品処分みたいなものを想像していました。Amazonアウトレットでステータスが「新品」と書いてあるものは、ほぼ新品が届くので非常にお得だという経験をこれまでに何度もしています。

135000円という価格でほぼ新品のアウトレット品が購入できるというのは、新品が17万円することを考えると非常にお得です。デメリットは玄関までしか配送してもらえないこと、壊れた冷蔵庫の回収はしてくれないこと、そして実際に商品が届くまで細かい状態が分からないことです。

悩んでいる間に売れてしまう可能性もあったし、リビングにメインの冷蔵庫がない状態が続くのは不便だったので、このアウトレット品を2月23日の夜に注文したら、27日(金)に配達されることとなりました。

大型冷蔵庫の処分とAmazonとのやり取り

注文後にAmazonのサポートに連絡して、故障した冷蔵庫の引き取りは本当に不可なのか?と、配送時にどこまで運んでくれるのか?を確認しました。引取についてはリサイクル料や手数料を支払ったとしても、今回の商品の場合には回収できないという解答でした。配達時は玄関フロアに置いていくとのことだったので、そこからリビングまでの移動は一人でも可能なので問題はありません。

Amazonは回収しないとの回答でしたので、市が指定する回収業者に電話連絡して、壊れた冷蔵庫の引取処分を見積もってもらうことになりました。結果、リサイクル料の4730円を込みで9300円で回収してくれるとのこと。約4500円の運搬費用が追加で掛かりますが、それ以上にアウトレット品が安く購入できたので十分に許容範囲です。




そして火曜日には壊れた冷蔵庫が回収業者によって搬出され、予定よりも1日早い木曜日に新しい冷蔵庫を配送業者が持ってくるという連絡がありました。冷蔵庫が故障してから約5日で新しい冷蔵庫にリプレースすることができそうなので、早めに決断して良かった!とこのときは思ってました。

アウトレット品の目論見が外れる

木曜日の夕方に配送業者が冷蔵庫を持ってきました。元箱はありませんので、冷蔵庫全体がプチプチのシートで厳重に覆われた状態で玄関ホールに業者が置いていきました。毛布をあらかじめ玄関ホールに敷いておいたので、それを引っ張ってリビングまで冷蔵庫を立てたまま慎重に移動させます。

そして、リビングに移動してから苦労して梱包材を外したら、説明になかったドア部の打痕が3箇所ありました。

納品されたR-HW54Vをリビングの設置スペースにおいてみました。これまで使っていた機種はガラスドアでしたし、他社もガラスドアの製品が多いようで、こういう鋼板ドアだと凹むというのを初めて知りました。写真でみるとなんか高級感がありますが、実物はもうちょっと安っぽい感じです。

いや、それよりも片側のドアの2箇所の凹み、小さい冷凍室のドアにも凹みがあります。

片側のドアの2箇所の凹みのアップです。他にも小さな冷凍室のドアにも凹みがあって、かなり目立ちます。こういうのは自分で補修も出来ないので、このまま使うしかありません。アウトレットで安かったから仕方ないかなぁ、とガッカリしつつも自分を納得させようとしてました。

しかしですよ、中を空けると付属品やら説明書や保証書などが全くありません。特に卵を置くためのポケットの棚部品がないのは困ります。念の為、前の機種の卵ポケットの部品が取ってあったので、代わりに設置しようと試しましたが、少し形状が違っていて置くことができません。

ドアの凹みだけでなく、付属品や説明書&保証書がないだけでなく、新品という説明だったのに庫内はひんやりと冷えてまして、なにか食品でも入れていたのか?と思われるような汚れも見つかりました。どういう事情で返品されて、アウトレット販売に回されたのか?は分かりませんが、欠品や凹みについての説明もなく新品として売るのは厳しいなぁ。

サポートに連絡して状況を伝えると、付属品等の追加の手配は出来ないこと、凹み傷についてはAmazon側の手落ちなので、それも含めて減額返金を提案されました。しかし、全く納得できる金額ではありませんでした。ということで、この冷蔵庫は返品することに決まりました。当初、Amazon側が引取業者を手配するとのことでしたが、後から「着払いでよいので、お客様の方で引取手配してほしい」と話が変わりました。

久しぶりのガッカリ事例でしたが、日立のR-HW54Vという機種は、実物を見てみるとこれまで使っていた機種に比べると、あからさまに安普請でデザイン的にもイマイチでした。仕方なく、冷蔵庫の選定からうやり直しすることになりました。金曜日に佐川急便に集荷の依頼をしたら、火曜日に回収しに来てくれるということで一安心です。

ヨドバシカメラに実物を見にいく

やっぱり冷蔵庫は実物を見に行ったほうがよさそうなので、他社の同クラスの冷蔵庫を比較して候補を絞ります。Amazonのタイムセールで東芝のスタンダードモデルの600Lが、165000円で新品を販売していて、これは設置までしてれる上に価格は底値に近いです。

東芝以外では三菱電機の冷蔵庫が以前から気になっていましたので、それを候補に加えて、日立についても検討する感じにします。SHARPとPanasonicはあまり好きではないので、今回の選択肢からは外します。東芝、三菱、日立の3社から選ぶことにしましょう。

Amazonに返品が決まった木曜日の夜、車で新潟駅前のヨドバシカメラに冷蔵庫を見に行ったのでした。10年前の前回も結局ヨドバシで買いましたし、大型家電を比較して遅い時間まで見れるのは近隣ではヨドバシだけでした。

第一候補が東芝のVEGETA GR-Y600FHという昨年発売の機種でして、ヨドバシの店頭では今年モデルのFKという型番が展示していましたが、質感や機能は同じでしょう。ガラスドアでシンプルな見た目で、東芝は野菜室が真ん中で最下段が冷蔵となります(日立は最下段が野菜室)。

この東芝のモデルの印象はそんなに悪くないです。ヨドバシカメラでは昨年モデルはもう置いてませんでしたが、昨年モデルならネットでの実売が600Lで165000円というのは非常にリーズナブルです。ただ機能的にはやや物足りなく、消費電力も311kWh/年であまり省エネな機種でありません。といっても年間で1500円ほど電気代が高いだけなのですが。

三菱は昨年のモデルが展示品処分となっていました。今年のモデルの同スペックとなると30万円を超えているので、1年前のものとはいえ展示品はお買い得といえばお買い得です。ゴールドポイント10%還元で約19000円が戻ってくるので、新品の底値よりも更に安い(展示品だから当たり前だけど)」

このモデルは三菱の中でも中堅モデルなので、消費電力も266kWh/年と優秀です。日立の冷蔵庫は基本性能が優れているけど、細かい使い勝手では三菱電機の冷蔵庫は気になっていたんだよなぁ。特にガチガチに冷凍しない冷凍室があるのが、肉や魚の冷凍が多い自分にはありがたい。

日立のクリスタルミラー外装の上位機種も展示品処分になっていました。540Lで252kWh/年という数値は三菱よりも更に優秀で、クラス最高の省エネです。一人暮らしをしていた時には姿見代わりになるクリスタルミラー外装はとても便利だったんだけど、今は通勤とかで外出しないからなぁ。

ポイント還元を考えると実質は20万以下になりますが、それでもやっぱり高い。というか、日立には悪いけどAmazonアウトレットの返品のやり取りでうんざりしたし、10年ジャストで壊れたのも印象が悪く、今回は他のメーカーにしようという気持ちが強くなりました。

という訳で実物をチェックして、東芝の600Lを通販で新品で買うか、三菱電機の展示品をヨドバシカメラで買うか?という二択にまで絞り込みました。

結局、三菱電機のMR-WZ55Mの展示品を買いました

実物を見て東芝と三菱のどちらにするか?をひたすら悩みました。AIのPerplexityにも相談しまくったのですが、AIの推しは三菱のMR-WZ55Mの展示品の購入でして、東芝の600Lは消費電力の大きさと600Lという容量を持て余すこと、最安値がAmazonだったのでまたトラブルが起きることを懸念したようです。

自分もほぼ同じ気持ちでしたので、土曜日の朝9時半の開店に同時にヨドバシカメラ新潟駅前店に入店して、冷蔵庫販売コーナーに向かったのでした。木曜日の夜から1日空いているので、展示品が売れていないことを祈っていたのですが、以前展示されていて場所にお目当ての冷蔵庫がありません!

なんと置き場所が移動されていただけでした。あー、びっくりした。

早速、店員さんが接客によってきたので、色々とお話しました。どうも三菱電機の冷蔵庫はもうじき価格が下げられなくなる通達が出ているとかいうことで、確かに今年モデルの新品はびっくりするほど高い。車や家電の値上げはオーディオ、カメラ、ロードバイクよりはマシですが、今後はどんどん値上がりするでしょう。

という訳でサクッと展示品を購入する旨を伝えて、配送日を確認してもらいました。金曜日に配送できるということなので、あと1週間ほど不便なのは我慢しないといけません。Amazonのアウトレット品のドタバタがなければ、この1週間を無駄にすることはなかったのですが。

展示品なので念の為に外装をチェックします。目立つ傷は凹みなどはもちろんありません。昨年のモデルなので、最長で1年はデモモードで店頭で稼働していたのでしょうが、コンプレッサーなどは通電してないでしょうから損耗はしてないでしょう。

Amazonアウトレットのドタバタはまだ終わってませんが、無事に終わったら金銭的なマイナスはないので不幸な事故にあったと思って我慢しようと思ってました。しかし、結果的にヨドバシで冷蔵庫を買うことになったので、壊れた冷蔵庫をリサイクル料金だけで引き取ってもらえるのです。なので、廃品回収業者に払った搬送料の約4500円が余計に掛かりました。

うーん、今回はちょっと運がなかったというか、決断を急いだらババを挽いてしまいました。