この冷蔵庫の記事は1週間ぐらいで公開できるかな?と思ったのですが、途中で紆余曲折がありまして、全ての顛末を見届けてから書くと、あまりにも長くなりすぎます。という訳で、途中ですが記事にしました。
2月の三連休中に冷蔵庫が壊れました
三連休前の木曜日、愛用している日立製の冷蔵庫から「ブーン」という異音が発生するようになりました。その時点では異音はするけど機能に問題はなかったのですが、連休最終日の2月23日に完全に故障しました。コンプレッサーのモーターの音がしなくなって、庫内の温度が上昇しはじめました。

異音が発生してから完全に故障するまで、4日という早さで沈黙してしまいました。現在もラインナップに残っているクリスタルミラーという高級感のある外観が気に入ってました。タッチセンサーで自動で扉が開いたり、野菜室や冷凍室も前面のスイッチを押すだけでオープンする機能が便利でした。

この冷蔵庫はR-X5200E(X)という機種で、容量は517Lです。秋葉原のヨドバシカメラで新品で購入したもので、値段は17万円ぐらいだったと記憶してます。ラベルの表示は旧規格での消費電力量の値ですが、新規格に換算して比較しても、現行機種に遜色ない省エネ性能です。
現在、このクリスタルミラー外装は日立の最上位モデルに引き継がれていて、同じ容量の冷蔵庫の現在の実売価格は30万を超えています。もっとも現在の機種は内部にカメラが付いていて、庫内の状態をドア開閉時に撮影しスマホから閲覧できるというような機能が搭載されているようで高いのも納得です。
10年ぐらい前の冷蔵庫でも断熱材の性能が非常に良くなっているので、コンプレッサーのモーターが故障しても庫内の温度は一気に上がりませんでした。異音が発生した直後から冷えなくなっていたんだけど、断熱材のおかげで故障に気がつくまで時間がかかった可能性があります。
前の冷蔵庫は12年持ったけど、今回は10年しか持たず
2015年にこの冷蔵庫を買い替えた時の日記が残っていました。
このときは2003年に購入した日立のインバーター式(ツインPAM)の400L冷蔵庫を使っていて、2015年に今の機種に買い替えて、これが10年が経過して今回壊れたのでした。前の冷蔵庫は12年使えたのですが、今回は10年で故障してしまったので、あと数年ぐらいは持ってほしかったというのが本音です。

実は我が家には、500Lの日立の冷蔵庫がもう一台あります。これは2019年にこの家を建てた時に中古で8万円で購入したものです。2017年製の製品で、スペックは今回故障した冷蔵庫と近いのですが、片側ドアで細かい機能が省かれている廉価版でした。2019年の購入時で2年落ちでしたが、配送料込みで8万円というのはリーズナブルだったと思ってます。

新潟の家を建てた当初は、この中古の冷蔵庫をリビングのキッチンに置いて使っていたのですが、2020年に現在の新潟の家に住戸を集約した際、今回壊れた冷蔵庫の2台体勢になりました。東京から引っ越しで持ってきた冷蔵庫をキッチンに置いて、後から購入したこの中古の冷蔵庫を土間に移動し、サブの冷蔵庫として使ってました。
今回、いきなり冷蔵庫が故障にも関わらず、予備の冷蔵庫があったおかげで食品をすぐに退避できたのですが、この予備の冷蔵庫も製造から8年経過しており、いずれ壊れる可能性もあります。家電製品の値段もどんどん上昇していますので、今回は新しい冷蔵庫を調達することにしましょう。
冷蔵庫の消費電力は直近10年でもあまり変わっていない
冷蔵庫の省エネの進化ですが、2000年ぐらいにインバーター式のモーター制御の冷蔵庫が家庭用に普及したときに大きく向上しました。日立はこのインバーター式のモーター制御に優れていて、温度センサーの値からコンプレッサーのモーターの回転をきめ細かく制御し、省エネで大きく他社をリードしていました。
2003年に「ツインPAM」という商標のインバーター制御がウリの日立の400L冷蔵庫を購入したのですが、それまで使っていた180Lの安物の一人暮らし用の冷蔵庫よりも、この400L冷蔵庫の消費電力の方が少ないのには驚きました。霜も全く付着しませんし、容量は倍になったのに電気代が大きく下がったことに感激して、それ以来、日立の冷蔵庫を使い続けていました。
その後の省エネですが、断熱材の性能向上が大きく寄与して、コンプレッサーのモーターの小型化も進みました。断熱材の性能が良くなると、一度庫内を冷やしてしまえばコンプレッサーをあまり回さなくても低温が維持できるようになったことが、さらなる省エネとなりました。
それ以降は大きな技術的なブレイクスルーは起きていないようで、現行の冷蔵庫と10年前の冷蔵庫を同レベルの容量で比較しても、消費電力は5~10%しか減っていません。
Amazonアウトレットで新品の日立の540L冷蔵庫を手配
予備の冷蔵庫はキッチンから遠い場所に設置していて不便なので、急いで次の機種を選定します。調べるのが大変なので、また日立で同じようなスペックの冷蔵庫に絞って検討することにしました。クリスタルミラー外装の上位機種は庫内カメラみたいな自分が使わない機能も満載されていて、500L級で実売が30万を超えていたので見送ります。
消費電力と機能は割り切って、容量と値段を優先して後継機種を選ぶことにしました。以前は冷蔵庫は夏前に新モデルが出ていたのですが、現在は1~2月に新モデルが発表されて旧モデルの値段が下がります。ちょうど買い替えには今がベストな時期だったのは運がよいです。
冷蔵庫が壊れたのは、電動コーヒーミルの「みるっこ」、マザーハウスのグラントートという革のトートバッグを購入した後でした。なので、予算的にシビアなタイミングだったので価格重視です。AIに相談したり、ネットで相場を調べてお買い得なモデルを検討します。
そうしたところ、日立のR-HW54Vという2年前の製品が、Amazonで安価に販売されていました。Amazonは型落ち品になると異様に安い値段をつけることがありますが、540Lで263kWh/年という消費電力は十分に省エネですし、容量も申し分なく新品が17万円でした。他には東芝の500Lの機種が14万円台という更に安い価格で販売されていましたが、せっかくなので容量は550Lぐらいにしたい。
Amazonの日立のR-HW54Vの販売ページをよく見ると、アウトレット品の新品が更に3万円ほど安く販売されていることに気が付きます。ほぼ新品という説明でして、家電量販店でいう展示品処分みたいなものを想像していました。Amazonアウトレットでステータスが「新品」と書いてあるものは、ほぼ新品が届くので非常にお得だという経験をこれまでに何度もしています。
135000円という価格でほぼ新品のアウトレット品が購入できるというのは、新品が17万円することを考えると非常にお得です。デメリットは玄関までしか配送してもらえないこと、壊れた冷蔵庫の回収はしてくれないこと、そして実際に商品が届くまで細かい状態が分からないことです。
悩んでいる間に売れてしまう可能性もあったし、リビングにメインの冷蔵庫がない状態が続くのは不便だったので、このアウトレット品を2月23日の夜に注文したら、27日(金)に配達されることとなりました。
届くまでの間に、自分で市が指定する回収業者に電話して壊れた冷蔵庫を回収処分してもらいました。リサイクル料の4730円込みで9300円で回収してくれるとのこと。約4500円の運搬費用が追加で掛かりますが、そのくらいであれば許容範囲です。流石に120kg近い冷蔵庫を自力で持ち込むのは無理です。
そして火曜日には壊れた冷蔵庫が回収業者によって搬出され、予定よりも1日早い木曜日に新しい冷蔵庫を配送業者が持ってくるという連絡がありました。冷蔵庫が故障してから約4日で新しい冷蔵庫にリプレースすることができそうなので、早めに決断して良かった!とこのときは思ってました。
アウトレット品の目論見が外れる
木曜日の夕方に配送業者が冷蔵庫を持ってきました。元箱はありませんので、冷蔵庫全体がプチプチのシートで厳重に覆われた状態で玄関ホールに業者が置いていきました。毛布をあらかじめ玄関ホールに敷いておいたので、それを引っ張ってリビングまで冷蔵庫を立てたまま慎重に移動させます。
そして、リビングに移動してから苦労して梱包材を外したら、説明になかったドア部の打痕が3箇所ありました。片側のドアの2箇所の凹み、小さい冷凍室のドアにも凹みがあります。

納品されたR-HW54Vをリビングの設置スペースに置いてみました。これまで使っていた機種はガラスドアでしたし他社もガラスドアの製品が多いようで、こういう鋼板ドアは簡単に凹むという欠点があるようです。写真だと高級感があるように見えますが、実物はもうちょっと安っぽい感じです。

片側のドアの2箇所の凹みのアップです。小さな冷凍室のドアにも凹みがあって、かなり目立ちます。こういう凹みは自分で補修も出来ないので、このまま使うしかありません。アウトレットで安かったから仕方ない、と落胆しながらも自分を納得させようとしてました。
※3/3追記
この冷蔵庫のAmazonでの商品ページのレビューを見たら「凹んだ状態で届いた」というレビューがいくつも見つかりました。私と同じ様に「凹みがある」という説明がないアウトレット品を買った人もいました。当然、返品しましたというレビューが多かったです。
自分はAmazonのiOSアプリから注文したのですが、商品レビューの情報が見にくく見落としてました。やはり高額でリスクのあるものを買うときは、PCブラウザでじっくりと情報を見ないとダメだと反省しています。

しかし、中を空けると付属品やら説明書や保証書などが全く入っていません。特に卵を置くためのポケットの棚部品がないのは困ります。前の機種の卵ポケットの棚パーツ部品が手元にあったので、扉の棚に設置しようと試しましたが、少し形状が違っていて置くことができませんでした。
ドアの凹みだけでなく、付属品や説明書&保証書もないし、新品という説明にも関わらず庫内はひんやりと冷えてまして、なにか食品でも入れていたのか?と思われるような汚れもありました。どういう事情で返品されてアウトレット品扱いになったのかは分かりかねますが、付属品の欠品や外装の目立つ凹みについての説明もなく、これを新品状態として販売するのはいただけません。
サポートに連絡して現状を伝えたのですが、付属品等の手配はできず凹みも現状にままとのこと。その代わりの提案として、いくらかを減額して返金するというオファーがありましたが、全く納得できる金額ではありませんでした。ということで、この冷蔵庫は返品することに決まりました。
当初、Amazon側が引取業者を手配して、後ほど連絡する手筈だったのですが、あとから「お客様の方で引取手配してほしい」と話が変わりました。各方面への連絡でウンザリでしたが、佐川急便に集荷の依頼し、火曜日に家財便の担当が回収しにくるということで手配は完了です。
久しぶりの安物買いの大失敗事例です。この日立のR-HW54Vという機種は、個人的には安っぽく感じましたし、庫内の様子も素っ気なさ過ぎます。結局、冷蔵庫の選定からやり直しすることになりました。
ヨドバシカメラに冷蔵庫を見に行く
他社も含めて同クラスの冷蔵庫を比較して、再び候補を選び直します。第一の候補は、Amazonのタイムセールで販売している東芝の容量600LのGR-Y600FHという昨年モデルで、600Lなのに165000円という非常に安い価格で販売されていました。
東芝以外では三菱電機の冷蔵庫が以前から気になっていましたが、実売は高値安定で手が出ません。SHARPとPanasonicはあまり好きではないので、今回の選択肢からは外します。東芝、三菱、日立の3社から選ぶことに絞りました。
Amazonに返品が決まった木曜日の夜、新潟駅前のヨドバシカメラに冷蔵庫を見にいきました。10年前も結局ヨドバシカメラで冷蔵庫を買いましたし、遅い時間に大型家電を比較して実物を見れる店舗は、ウチの近隣ではヨドバシカメラ新潟駅前店だけでした。

ヨドバシカメラの店頭では、東芝は今年モデルのFKという型番の新型を展示していました。質感や機能は昨年モデルのFHと同じでしょうから、実物を見て参考にさせてもらいます。ガラスドアでシンプルな見た目で、東芝は野菜室が真ん中で、最下段が冷凍庫というのが大きな違いです(日立は最下段が野菜室です)。
この東芝のモデルの印象はそんなに悪くありませんでしたが、今年のモデルでもヨドバシカメラの実売価格でもかなりこなれた値段です。どうもモデルは必要な機能に絞った廉価版のようで、消費電力も311kWh/年と他社の機種より10%ぐらい消費電力が多いです。といっても年間で1500円ほどの差ですが。
とはいえこの東芝の冷蔵庫は、返品されることがきまった日立の廉価モデルよりも高級に見えます。安価な冷蔵庫の選択肢としては悪くないと思います。やっぱり新品購入なら、これが第一候補でしょうか。

三菱は昨年のモデルが展示品処分となっていました。今年の同スペックのモデルの新品は30万円を超えているので、展示品とはいえ一年前のモデルが約19万というのは非常にお買い得です。ゴールドポイントが10%還元されますので、約19000円が戻ってくるのも大きいです。自分はCDなどはヨドバシ・ドット・コムで買うので、ポイントは現金に等しいです。
このモデルは三菱の中でも中堅モデルでして、消費電力は266kWh/年と優秀です。日立の冷蔵庫は基本性能が優れているけど、細かい使い勝手では三菱電機の冷蔵庫が優れているという評判があり、三菱の冷蔵庫は一度使ってみたい気持ちがあります。特にガチガチに冷凍しない専用の冷凍室があり、肉や魚の冷凍品の調理が多い自分にはピッタリです。

日立のクリスタルミラー外装の上位機種も展示品処分になっていました。540Lで252kWh/年という数値は三菱よりも更に優秀で、クラス最高の省エネです。一人暮らしをしていた時には姿見代わりになるクリスタルミラー外装はとても便利だったのですが、今は家が広いから鏡は別に置いてますから、ミラー外装にこだわる必要はなくなりました。
ヨドバシでのポイント還元を考えると実質は20万以下になりますが、それでもやっぱり高いです。日立は廉価機種の外装がイマイチだったし、10年ジャストで冷蔵庫が壊れたという印象も悪いので、今回は他のメーカーにしようという気持ちが強くなりました。
実物をチェックした結果、東芝の600Lを通販で新品で買うか、三菱電機のこの展示品をヨドバシカメラで買うか?という二択にまで絞り込みました。
結局、三菱電機のMR-WZ55Mの展示品を買いました
この2つの選択のどちらを選ぶか?をひたすら悩みました。AIのPerplexityにも相談を重ねたのですが、AIの推奨は三菱のMR-WZ55Mの展示品の購入でして、東芝のモデルは消費電力の大きさと600Lという容量を持て余すのではないか?、Amazonとのやり取りでまたトラブルが起きることを懸念していました。
自分もほぼ同じ気持ちでしたので、ヨドバシカメラで三菱の展示品を買うことにしました。土曜日の朝9時半の開店と同時にヨドバシカメラ新潟駅前店に入店し、冷蔵庫販売コーナーに向かいました。現時点でも展示品が売れていないことを祈って展示されていた場所に向かったのですが、お目当ての冷蔵庫がありません!
早速、店員さんが接客に寄ってきたのですが、買うつもりだった展示品がなくて呆然と話を聞いていたら「ちょうど冷蔵庫は新製品の入れ替えの時期なので、展示品でお得なモデルもありますよ」と紹介してくれました。

なんと三菱の展示品は、木曜日の夜から置き場所が移動されていただけで、売れたわけではありませんでした。あー、売れてなくて本当に良かったです。
三菱電機の冷蔵庫は、もうじき価格が下げられなくなる事情があるとかないとか。確かに今年モデルの新品はびっくりするほど価格が高いです。自動車や家電の値上げは、オーディオ、カメラ、ロードバイクよりは遥かに穏やかですが、それでも今後はどんどん値上がりしていくでしょう。
店員さんに色々と質問をして、自分の選択で間違いはなさそうなので、この展示品を購入する旨を伝えます。この後、清掃してからの配送になるので、お届けは最短で金曜日とのことなので、あと一週間の辛抱です。Amazonのアウトレット品のドタバタで一週間を無駄にしたのは、地味に痛かったです。

展示品なので、外装をチェックするようにお願いされたのですが、目立つ傷や凹みは全くありませんでした。昨年2月に発売されたモデルなので、最長で1年はデモモードで店頭で通電されていたでしょうが、コンプレッサーに通電してないので損耗はしてないでしょう。
結果的にヨドバシカメラで冷蔵庫を買うことになったのですが、もし最初からそうしていたら壊れた冷蔵庫をリサイクル料金だけで引き取ってもらえたので、自分で手配した廃品業者に払った搬送料の約4500円が余計な出費となりました。Amazonとの返品作業と返金手続きが終わっていませんが、無事に完了することを祈るのみです。
先週から今週にかけては仕事が忙しくて、残業もしておりました。その裏で、この冷蔵庫の故障からの一連のトラブル対応で本当に疲れています。三菱の冷蔵庫が無事に納品され、この顛末が全て終わりましたら、また記事にしようと思います。
3/7 追記
購入した冷蔵庫が無事に届きました



