- 日記
- 2026 年 2 月 23 日
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ロードスターにコストコのトイレットペーパーはいくつ積めるか?
2月はもともと稼働日が少ないのに祝日が2日もあるので、今週は仕事が忙しかったです。しかし、なんとか3……
昨晩、灯油を買いに行ったのですが、その値上がりに驚くとともに、最近感じていることをまとめました。
自分が住んでいる家の暖房は昨シーズンからエアコンにしました。なんだかんだで電気料金は安定していますし、高断熱な家では石油ファンヒーターほどの熱量は必要ないですし、高気密な家だと石油ファンヒーターはどうしてもこまめな換気が必要になるからです。
新潟に移住し始めたときは過去の思い込みから「新潟の冬はエアコンじゃ無理!」ということで、コロナの大型ファンヒーターを購入して使っていたのですが、こまめに換気すると思ったより灯油の消費量が多かったのです。灯油は安価なコストコで購入してきていましたが、それでも灯油代はバカになりませんでした。
昨シーズンから今の家では灯油ファンヒーターの利用を止めて、リビング、仕事部屋ともにエアコン暖房に切り替えました。エアコン暖房であれば日中の換気は不要ですし、特に仕事部屋は寝室も兼ねていますから、外出する時以外は暖房は入れっぱなしです。これで寒くて困るということはほぼありません。
暖房をいれずに放置している部屋でも、高断熱な我が家では室温が10度より下がることは稀です。室温がそこまで下がらないのであれば、一気に暖房できる石油ファンヒーターが無くても事足りるのです。

ただし、玄関ホールは外に近いのと、トイレや浴室に隣接しているので、あまりにも寒い日はヒートショック防止のために小型の灯油ファンヒーターで暖房することがあります。このために使う灯油は1シーズンでポリタンク1つで足ります。
私が過ごしている一戸建ては前述のような状態なのですが、徒歩30秒のところにある両親が住んでいる家は相当に古い建物なので、強力な暖房である灯油ファンヒーターとコタツに頼っています。両親の家では、11月ぐらいから4月末ぐらいまでの6ヶ月は灯油が欠かせません。

灯油は自分がコストコで100Lを、月に一度まとめ買いしていました。ちなみに2月7日の灯油価格は97円でした。3月頭のコストコ価格が102円でしたので、新潟の周辺のスタンドより10~15円ほど安いのです。買ってきた灯油は保管ボックスに入れてまして、必要に応じて運んでます。
以前は母親がしっかりしていたので「そろそろ無くなりそう」と灯油の残量を余裕を持って伝えてくれていたのですが、最近は残量の把握が怪しげになっています。「まだあるから要らない」と言った1週間後に「無くなった」と言い出したりします。
そんな訳で暖房用の灯油の残量チェックを、今年から私がすることにしました。灯油代は両親が出しているのですが、どうも節約意識が薄いのが気になります。灯油の残量がポリタンク2本になったので、そろそろ買いに行こうかな?と思っていたのですが、米国のイラン攻撃で原油が上がりそうでした。
今週は仕事が忙しく、灯油の買い出しを先送りにしていたのですが、どうもかなりヤバイ値動きをしているということをニュースで知ります。慌てて昨晩、空のポリタンク4つを車に積んで灯油を買いに行ってきました。
近隣のスタンドで灯油の価格を見てびっくりしました。なんと1Lが150円を超えています。最近、コストコでしか灯油を買ってなかったので、家の周囲のスタンドの相場は知りませんでしたが、それでも110~115円ぐらいだったと思います。
あまりにも高くて信じがたい状況だったのでガソリンスタンドを数軒回ってみましたが、どこも同じような価格でした。そんな訳で諦めてポリタンク3つ分の約60Lを購入してきたのですが、単価が1Lで152円というレギュラーガソリンかよ!という値段でしたので、ポリタンク1つ分が3000円を超えました。
ガソリンも高騰していますが、ラッキーなことにマツダ2もロードスターもほぼ満タンな状態でして、今のレギュラーが180円超え、ハイオクが200円に迫ろうという価格に驚きましたが、しばらくは給油の必要はありません。自分はガソリンは常に満タン状態を維持するようにしてまして、半分を切ったら絶対に入れるようにしています。15年前の震災時のことを思い出すと、満タンをキープしたほうがよいのです。
灯油に関しては、自分が使うものではなく代金は両親が払っているので、必要な分を安いウチに確保しておくという気持ちが弱かったです。これは反省しかありません。
バブル崩壊後の長かったデフレ下の生活に慣れてしまって「在庫は持たないのが正義」というトヨタのJust In Time的な考えが当たり前になってました。企業の場合は会計処理の都合もあるので、在庫を持たないことのメリットもあるのですが、個人には関係ありませんので、そのまま鵜呑みにすべきではないでしょう。
これまではモノの価格は待てば下がるのが当たり前な状態が続いたので、自分はモノを持たないほうが都合がよかったのです。しかし、それは中間業者やサービス提供業者に大きな負担を強いていることで成り立っていた考えでもあります。
中間マージンを取る業者がどんどん無くなってモノの価格は下がりましたが、逆にこういうサプライチェーンが細った局面になると、簡単にモノの値段が上がるようになったのだと、改めて思い知らされました。特に原料高と人手不足が重なった影響が大きいです。
それでもガソリンスタンドで数日の間に価格が20%以上動くというのは、一般顧客向けの商売としてはありえない値動きです。今回、灯油のセルフでポリタンクに給油している時、他のお客さんから「灯油ってこんなに高くなったんですか?」と声をかけられました。流石にこんな体験は人生で初めてです。
こういう生活必需品の価格がここまで激しく動くのは、自分が生きている約50年の間で一度も経験がありません。近年の米の値上がりなんて、これに比べたら可愛いもんです。中間業者が少ない欧米ではこういう値動きはよくあることですし、インフレ発生中の国家では普通のことでしょう。なんだかんだで日本の経済は安定していたんだなぁ、というのを改めて思い知らされました。
安全資産として日本円の価値が下がっていますが、世界から見ても以前ほど盤石な経済状況だと投資家には思われていないのでしょう。円安がなかなか解消しないのは政府の金融政策もあるでしょうが、世界中の投資家の日本円に対する評価が出ていると謙虚に受け止めるべきです。
きっかけは米国のイラン攻撃による原油高騰ですが、これで日本は加速的にインフレ局面に入っていくのではないか?と危惧しています。コロナ以前は待てばモノの値段が下がったのが常識だったので、必要なものの入手を後回しにすることに理はあったのですが、これからはそうではありません。
必要なものを必要な時にためらわずに買う、という考えに今後は改めて行く必要があると感じています。加齢により現状維持バイアスが強くなってつい先送りしがちになりますが、行動すべき時には行動しないと駄目です。最近、先送りして良かった!ということが少なくなりました。
持っていて価値が減損しないものについては買っておいたほうがよいでしょうし、日本円で貯金し続けることのリスクヘッジも必要になるでしょう。細かく行動様式をアップデートできる人のほうが、これからの世の中をうまく渡っていけるようになるでしょう。
こういう考えをまとめた書籍があったら、是非読んでみたいと思うのですが。