今の部屋に引っ越したときに、10年ほど愛用していた炊飯器を処分しました。今は亡きSANYOの圧力IH炊飯ジャーの一升炊きのモデルでしたが、美味しいご飯は炊けるのですが手入れが面倒なのと、炊飯中の音がうるさいのが難点でした。
手持ちの土鍋とか圧力鍋でご飯を炊いてみたら意外と簡単だったので、ここ2年ぐらいは鍋でまとめてご飯を炊いてました。炊きたてをタッパに詰めて冷凍して、食べる前にレンジで温めるわけです。
ただ、やはり鍋でご飯を炊くのは放置という訳にはいきません。加熱中の10分ぐらいは火加減を見てないといけないです。鍋だとご飯を少しだけ炊くのは面倒だったりするわけで…
手入れが楽で邪魔にならず、少量が簡単に炊ける炊飯器でも買おうかな?と思っていたところに、家電Watchでズバリな商品が紹介されている。
家電ミニレビュー:小さいのに侮れない調理力! KOIZUMIの「ライスクッカーミニ」
レビューを書いているのはすずまりさん。ライフスタイルがよく似ているのか、この方がレビューしたものをつい買ってしまうことが多く、実際に使ってみて便利なものが多い。
お値段が4000円ぐらいだったので、ヨドバシのポイントで買ってみた。
上のレビューの記事を読んでもらえば、細かいところはよく分かるかとは思うのですが、まずその小ささに感激。大き目のランチジャーぐらいの大きさしかない。お米は1合~1.5合しか炊けないので、本当にお一人用である。
手入れも超簡単。まるでアウトドア用品のソロ用のクッカーのような内釜と蓋についた上蓋だけを洗えばOK。洗った後に場所をとることもなく、お皿と一緒に水切りカゴに入れておける。
ちなみに自分は炊飯器というのは一升炊きしか使ったことがなかった。重いIH対応の内釜の重さに閉口していたのですが、この超小型の内釜にはカルチャーショックである。
レビューにもある通り、意外にも結構美味しく炊ける。圧力IHとかと違って、サッパリした自分好みの炊飯の仕上がりだ。さすがに土鍋で炊いたときのシャッキリ感には敵わないが、十分に美味しいといえる。
我が家は新潟からの玄米を食べる前に精米していたのですが、週末に一升ぐらいまとめて精米しておいて、この炊飯器の脇においている。これですぐに米を研いで炊飯器にセットできる。
朝は1.5合のご飯を炊く。1合はお昼のお弁当用であり、残った0.5合が朝ごはん用だ。量が少ないので、炊きあがってお弁当と朝の仕込みが終わったら、すぐに内釜の中身が空になる。
内釜が空いたら、夜のご飯の1合分をすぐに研いで内釜に入れて炊飯器にセットだけしておく。吸水だけ終わっていれば、30分ぐらいで美味しいご飯が炊けるのだ。帰宅して、スイッチONで一息つくころにちょうどご飯が炊きあがる。
この炊飯器が届いてから毎日のように、この炊飯器を使って炊きたてご飯を食べている。2年間、鍋での炊飯しかしてなかったので、改めて「炊飯器って便利だな」を噛み締めている。
巷では高級炊飯器ブームのようだが、自分が以前使っていたのも割と高級な炊飯器だった。そこから圧力鍋炊飯、土鍋炊飯と一回りしてきた上でのお一人様向けの炊飯器である。
この炊飯器、自分の用途にぴったりお陰で朝の弁当作りがまた楽しくなってきました。