土日はストレスから食べ過ぎました。もう開き直って、このトンネルから抜けるまでは体重が増えなければOKとします。今は、怪我が治って自転車に乗れて、F1開幕して、車が納車される時期が一度にやってくるの待ちます。
「三体」の三部作を読了
昨年末のAmazonの電子書籍のセールで購入したSF作品である「三体」の三部作を読み終えました。

電子書籍なので本の厚みは分かりませんが、文庫本の総ページ数は以下の通り。
・三体:530ページ
・三体2 黒暗森林 上:398ページ
・三体2 黒暗森林 下:416ページ
・三体3 死神永生 上:497ページ
・三体3 死神永生 下:508ページ
合計では2349ページという大作でしたが、約2ヶ月で読み終えました。素直にSFとしてのアイディアも凄いけど、エンタメ性も素晴らしく、翻訳者の注釈のお陰でスラスラと読めました。最初の「三体」が一番読みにくいところがあったのですが、「三体 2」「三体 3」はダレるところもなく一気に読めました。
中国の作品なので主要な登場人物は中国人なのですが、現代の中国の存在感を考えると違和感をそんなに感じることはありませんでした。むしろ欧米のSF作品よりも日本の扱いが良かったり、銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーの台詞が引用されていたりと、同じアジアとしてリスペクトを感じました。
色々な登場人物が活躍するわけですが、どれも非常に魅力的ですね。史強のタフネスさと憎めなさ、羅輯の捉えどころのなさ、雲天明のいじらしさ、この3人が自分が最も印象に残ったキャラでした。またコンピュータ系のエンジニアなら全員がニヤリとすると思う人間論理回路など、とにかくアイディアとエッセンス満載で飽きることがなかったです。
書籍は時間と場所の成約を受けないエンタメ
これだけページ数のある物語を、最近の自分が最後まで読めた、ということにも驚いています。作品自体がケタ違いに凄かったというのもあるでしょうが、昨年の前半までは活字の本が以前のように読めなくなっていて悩んでいたのです。
自己啓発本とかビジネス本ばかり買って積んでいた自分からすると、最近はこういう物語の小説を楽しく最後まで読めるように戻ってきたのは非常に望ましいことです。地方生活での老後のことを考えると、生きるための活力を本から得られるのは非常に有利です。
東京在住時、映画やライブ、スポーツ観戦などでエンタメから日々の活力を貰うという感じだったのですが、地方に移住したことでこれらに対するコストが上がりました。コロナの時にこういうタイプのエンタメが壊滅状態になりましたが、書籍はこういう成約を受けないのがよいところです。
あと「三体」みたいな作品は文字でないと成立しないですし、読み手にもそれなりの教養を要求してきます。これが楽しめて読めているうちは自分は大丈夫である、という安心感を覚えますね。
1年ぶりに映画館に行ってきた
どうにも映画館から足が遠のいていました。2023年ぐらいまでは映画館には足繁く通っていたのに、2024年は映画館に行った記憶がありません。イオンシネマの会員の更新もしませんでした。
ですが、日曜日は久しぶりに映画館に行ってきました。以前、前売り券を買っていた「アルドノア・ゼロ 総集編」をT JOY万代で観てきました。

膝の怪我がなければ公共交通機関で出掛けるところでしたが、長時間歩けないので車で行ってきました。ちなみに、ウチの母は膝が悪いので公共交通機関は全く利用出来ません。数段の階段の上り下りでも苦労するぐらいなのですから。
しかし、車の運転は出来るのでスーパーとかホームセンターでの買い物や病院の送迎は可能です。こういう歩行困難者にとって、公共交通機関は救いにならないのです。公共交通機関を充実させないと街が衰退するみたいな意見に自分が懐疑的なのは、こういう実例を近くで見ているからです。
ちょっと話が逸れました。T JOY万代は映画を見ると5時間の無料駐車券が貰えるので、映画見るついでにお買い物も可能です。むしろそれを期待して、提携駐車場も5時間も無料で駐めさせているのだと思います。
紙の前売り券はネットで座席の予約が出来ないので、窓口で手続きをして40分ほど時間が余りました。少し痩せたせいでブカブカになってしまったチノパンを買い替えるため、少し歩いてユニクロに寄ってきましたが、ブルボードプレイスからラブラ万代まで歩くだけでしんどい。
なので、早めに劇場に戻ってきてパンフレットを購入して、2時間の総集編+雨の断章という作品のその後を描いた内容を見てきました。流石に2クールの作品を劇場サイズに収めるのですから、細かい設定とかキャラの説明は端折りまくりでした。いいんです、どうせTV版を見ている人しか来てないハズですし。お話も戦闘シーンの印象的なところを繋いでひたすら派手でした。
ああ、そういえばこういうお話だったっけ?と思い出すところもしばしばありまして、最後の「雨の断章」というエピローグパートが新作映像でした。ここは殆どが界塚伊奈帆とスレイン・トロイヤードの会話劇で、総集編部分の派手な戦闘シーンとは全くトーンが異なりました。
劇場でみると音響的に銃撃の振動が非常に印象的でして、あとは格好いい澤野弘之のサウンドで戦闘が気持ちよく展開していくプロモムービーみたいな総集編でした。前売りとパンフレットを買うぐらい好きな作品ですし、観たこと自体に後悔はありませんがお客さんは少なめ。久しぶりに映画館に引っ張り出してくれてありがとう、という気持ちです。
そういえば来週はこの近辺で新潟国際アニメーション映画祭が開催されるため、ちょっと混むかな?と今週慌てて見に来たんだった。今週は朱鷺メッセで「新潟 酒の陣」が開催されていたんですが、流石に酒のイベントということで、車で混雑していた印象はなかったです。
お昼時の映画鑑賞は避けたい
映画が11時40分上映開始でしたので、終了が13時45分でお昼を跨ぎました。映画を始まる前にはあまりお腹は空いてなかったのですが、終わった頃には非常に空腹でした。しかし、この日は15時からDAZNで鈴鹿のスーパーフォーミュラの決勝を観たかったため、さっさと帰りたかったのです。
帰宅するとすぐにレースが始まりそうな時間だったので、何かつまめるものを買おう!と帰りに久しぶりにラ・ムー亀田店に寄ったのですが、弁当類は全滅でございました。あまりにも空腹だったので、お惣菜やらフライドポテトなどをつい買ってしまい、それを食べながらスーパーフォーミュラを観戦していたのでした。
いやー、完全に胸焼けしまして栄養的にもダメダメすぎる。運動できないときに食べ過ぎると、運動でカロリー消費も出来ずにストレスが溜まるだけ、という悪循環です。やはり日中に外出するのであれば、お昼どきに適量を食べるようにしておかないとダメだ、というのを実感しました。
スーパーフォーミュラの決勝は面白かったですし、その後に「三体」も読み切りました。整形外科に行って安心したら膝の調子も良くなってきました。食べ過ぎたことだけを除けば、全般的にはよい週末の過ごし方だったと思います。
来週末はF1が開幕&膝の怪我からも回復するでしょう。再来週末もF1開催週で大鳥居氏が遊びにきますし、そろそろ2台の車のどちらかも納車されるんじゃないかな?と思います。
なもんで、今週の平日を無事に乗り切って、なんとか週末に漕ぎつけたいですね。