「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」読了

  • 2024 年 5 月 18 日
  • 日記
  • 58view
  • 0件

天気の良い週末となると、とりあえず朝の早い時間帯に自転車で走ってきます。今日は新潟市街にタッチして折り返す40km強を2時間以内で走るといういつものトレーニングコースです。日中は30度近くまで上がるようですが、自分は6時台から走り出して9時前には戻ってくるので暑く感じる事はないのですが、日焼け止めはしっかり塗っています。

ルート上にある亀田駅の近くの商店街の並びに最近、セブン=イレブンがオープンしました。駐車場が広いし、非常に繁盛しそうな立地です。自転車で40kmぐらいのトレーニングだと途中で1回休憩を入れて、コンビニのコーヒーを飲むのが唯一の楽しみだったりします。

もうちょっと暑くなったらアイスコーヒーの一択ですが、まだ朝は涼しいのでホットコーヒーをレギュラーで頂きます。自分はセブンのホットを濃いめで頂くのが好きです。以前は100円だったのですが、いつの間にか120円に値上がりしてるんですよね(いつからだろう?)。

最近、やまびこ通りを登るトレーニングを加えていること、今週は平日の朝練が出来なかったので休養たっぷりで非常に脚が軽かったです。最後の10kmぐらいは思いっきり追い込んで、8時半ぐらいに自宅に帰宅しました。ささっと買い物の用事を済ませて、不要品をオークションに出すなどのタスクを片付けます。

買った書籍をすぐに読み終えられたのは久しぶり

表題の「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」は先週、電子書籍で買ったのですが1週間で読み終えました。漫画以外の本を買ってから1週間以内に読み終えたのは久しぶりです。この本は面白くてスラスラと読めたんですよね。下にAmazonのアフィリエイトを貼っておきます。


Amazonのアフィリエイトです

以前は本を買って貪るように読んでいたのに、いつの間にか本が読めなくなっていた、という経験をした若い女性の筆者が、近代日本の労働の変化と読書の関係を紐解きながら、現代人が何故にスマホばっかり眺める事しかできなくなって、本が読めなくなったか?ということを分析しています。

自分にも思い当たる事が多い内容でして、80年代や90年代に流行った書籍についての話なんかも懐かしくて興味深く読めました。この本でよく出てくるキーワードとして「ノイズ」があるのですが、現代では自分も含めてノイズを忌避する傾向が強くなっているというのが主な主張です。

ネットやSNS、Youtubeなどスマホで接する媒体は、その人の興味のある情報に絞って情報を提供してくれるので極めてノイズが少ないと筆者は説明しています。そういうノイズの少ない情報に接する事だけに慣れていると、読書というのはどんな内容が飛び出てくるのか分からないのでノイズが多いため、読書も忌避するようになっているのではないか?、という分析はなかなか鋭く的を射ていると思います。

かつては、このノイズの部分が自分が興味の無かったことに対する教養の幅を広げるチャンスでもあったわけです。自分が新聞を読まなくなったのも「興味のないこと」が掲載されているからですが、たまに読むと新しい発見もあるんですよ。ただ、このノイズを許容する余裕が現代から失われてきていて、それは自己責任という名前の元に個人が自分を追い詰めているからという解説がされています。これは本当に目から鱗でした。とはいえ、受け取り方は人それぞれですから本書を実際に読んでいただくのが一番です。Amazonの電子書籍なら24%もポイントつきますし(笑)。

ノイズを忌避する私

自分がコントロール出来ないこと、興味が無いことをノイズと捉えるのは最近の世の中の風潮とも一致しておりまして、これが速読や要約などのタイムパフォーマンスを求める傾向に繋がっているのかと思います。情報を効率良く摂取したい、という欲求はどこから来るんでしょうか?。調べればいつでも情報が検索出来る時代に、情報を効率良く摂取することに意味はあるのか?と自分とかは思うわけです。

自己啓発本のブームなどはこの本によると結構前から存在してて、現在も続いているとのことですが、自己啓発本は目的に対しての内容のブレがなくてノイズが少ないから読めるという事のようです。

そういえば自分が買っている漫画以外の本は、全て「仕事や生活に対するライフハック」みたいな内容ばっかりになってます。フィクションや仕事や生活に関係ない内容の本を全く買ってないことに気がつきました。フィクションや仕事や生活に関係ない本って、当たり前なんですが今の自分が生きていくには必要の無い事が書いてあるです。で、気がついたらこういう書籍を読み始めると、何か頭がクラクラしてしまいまして、読み続けられないようになっていた事に気がつきました。

で、結局そういう本は放置して読まないまま、スマホやタブレットでYoutube動画を見たりしているんですよね。いやー、いつからこうなったんだろう?

結局、ノイズの部分に教養とか新しい知識との出会いがある

自分の興味の赴くがままに情報摂取をすると、結局のところは「似たようなもの」にしかアクセスしなくなってしまうように思います。食べ物も自分で全部コントロールすると、似たような好きなものしか食べないのと一緒でして、これはストレスは無いけどいつも同じような栄養しか摂取出来なくて、いずれ煮詰まってしまうように思います。

今は地方で在宅勤務なので、東京で電車通勤していたころのように制限される環境でもありません。むしろ読書のために電車とかバスに乗ろうかな?と思うぐらい、満員電車で文庫本をモリモリ読んでいた頃が懐かしいです。通勤時間がないという恵まれた環境なんだから、本なんか空いている時間に好きなだけ読めば良いじゃん!と思うんですが、時間もたっぷりあるのにどうにも本に手が伸びないという不思議を感じてモヤモヤしておりました。

で、この本を読んだお陰で少しその理由が分かりました。読書は好きだったんだけど、今は全然読めなくなったなぁ、という人には是非読んでほしい良書でございました。

さて、次は何の本を読もうかな。



日記の最新記事8件