もう1月後半ですが、お正月の話です。今年の正月は新潟に帰省しておりました。
独り者で家族もいないし、仕事的にも決まった時期に休みをとる必要がないので、これまでお盆とか年末年始に帰省することは避けていました。だって、年末年始は道も混むし、新幹線も混んで大変じゃないですか。
自動車でお盆とか年末年始に帰るのが面倒でした
30代の時は移動はもっぱら自動車でして、帰省も自家用車でした。冬場は帰省のためだけにスタッドレスタイヤを買うのは勿体ないので冬場は帰省しなかったですし、お盆は道が混むし、ということで積極的にお盆とか冬場は帰省してませんでした。
今年の同窓会に出席するまでは、地元の同級生で連絡を取っていたのは新発田のT氏ぐらいでして、他の人とは一切関わりなし。40代になって自転車を始めた時に色々と人生の転機を迎えました。
- 自動車を所有する事を諦めれば、もっと職場に近い場所に引っ越せる
- 3.11で色々と価値観変わって、SNS等で以前の職場とか同級生と関わりを持つようになる
- 自転車があれば鉄道を組み合わせて、一人での移動で困ることはない
やはりクルマっていうのは家族など一緒に活動する人が居て初めて必須になるものなんだなぁ、と思います。自分一人なら、交通手段さえ確保されていればクルマである必要はないんですよね。
今住んでいる武蔵小山の周辺なんてクルマで移動する方が明らかに不自由なぐらいです。なので、40歳で横浜に引っ越した時にそれまで載っていた愛車のレガシィは、実家に置いてきて現在は両親が乗っている。
Facebookのおかげで以前の知り合いと再び繋がる
3.11の直前にFacebookに接続したりするプログラムの開発の仕事がありまして、Facebookを使い始めました。
折りしもFacebookのCEOのザッカーバーグの自伝的映画「ソーシャルネットワーク」が公開されていた時期でもあり、Facebookはちょっとしたブームに。この2011年にFacebookを始めた人って多かったのでは?
3.11の地震でFacebookやTwitterなどのSNSがブームとなり、かつての仕事の同僚や同級生と連絡が取れるようになりました。飲み会をやったり、現在の趣味が一緒だったりというような繋がりで、人とのネットワークが復活していきます。
このおかげで新潟に帰省した時に、飲みに行ったりする友達が増えたのです。他にもTwitterで新潟の自転車乗りとも繋がりましたし。
青春18切符だと思い立ったらすぐ新潟に帰れる
年末年始やお盆の新幹線は確かに混んでますが、指定席を事前に押さえれば上越新幹線の混雑なんかたかが知れてます。でも、事前に予定を決めなきゃいけないし、往復で2万円ってのも決して安くない。
なので、これまでも年末年始やお盆は18切符を活用して帰省してました。ムーンライトえちごっていう夜行列車があった時には、18切符+500円の指定席料金で寝ているウチに帰省出来るので、非常に重宝したのですが、今は夜行バスの押されて廃止になって数年経過してます。
夜行バスと電車の違いは自転車乗りとしては大きくて、バスは自転車を袋に入れて運ぶという輪行が基本出来ません。それに快適な3列シートの夜行バスを使うと、18切符より高く付きますし事前予約が必要です。18切符なら思い立ったら出かけるだけの気軽さです。
ちなみに目黒を8時に出発した場合、実家最寄りに近いターミナル駅である新津駅には14時半に到着出来るので、わずか6時間半の鈍行の旅です。乗り換え時のコツを掴んでおく必要はあるかと思いますが、余裕で座って移動出来ます。
ただし、以前1月3日に高松から東京まで18切符で戻ってというのをやりましたが、乗り継ぎは悪いし座れない事も多いしで、二度とやりたくないレベルの苦行でした。それに比べたら新潟方面の移動なんて、時間によっては乗り継ぎも良いし、空いているしで楽勝ですわ。
■目黒 1番線発 | 山手線品川方面行 14.5km 3・7・10・11号車 | 08:05-08:31[26分] | ◇上野 2番線着・5番線発 [4分待ち] | 高崎線快速アーバン(高崎行) 101.4km | 08:35-10:15[100分] | ↓ ◇高崎 2番線着・4番線発 [16分待ち] | 上越線(水上行) 165.6km | 10:31-11:35[64分] | ↓ ◇水上 [5分待ち] | 上越線(長岡行) ↓ | 11:40-13:32[112分] | ↓ ◇長岡 [8分待ち] | 信越本線(内野行) 48.1km | 13:40-14:35[55分] | ↓ ◇新津 着
東京からのの18切符の移動でポイントがあるとしたら高崎の乗り換えかな。高崎までは車両が15両あるので、座れないことは殆どありません。高崎から水上までは、沼田などを通るのでそこそこ乗る人がいるのに車両数がぐんと減ります。座れない事があるとしたら、ここぐらいかな?
水上からの上越線はほぼ車両数が同じなので、よほどモタモタしていない限りは座れます。長岡での乗り換えも車両数が増えるので余裕です。ポイントは高崎の乗り換えだけですね。上越線は最新車両が走っているので、トイレなどは乗車時間の長い上越線で済ませるのがコツです。
自分はタブレットにAmazonプライムで見ているドラマをダウンロードして、ネット接続なしでも見れるようにして暇を潰してました。電子書籍も場所を取らないので、鈍行の旅のお供です。あと、飲み物とかパンなどの軽食は最初に電車に乗る前に買っておく事をオススメします。
前置きが長くなりましたが、元旦の15時に新潟に降り立つ
今回の帰省は元旦の夜と2日の夜に新潟駅回りで飲み会の約束が入っていたので、元旦の15時に新潟駅のヨドバシで弟の用事に付き合う。首都圏では転売目的で行列&即品切れである福袋も、新潟のヨドバシでは普通に売ってました。
弟の用事はAVアンプ買い換えのアドバイスだったが、色々とあって買い換えを思いとどまらせる。音の善し悪しを云々するなら、10万円以下のクラスのAVアンプなら大差ないよなぁ、というのが私の持論。
とはいえ、やはり一度は自分でサラウンド環境とかを組んでみたくなる気持ちも分かる(自分も20代の時にやったし)。超お金持ちなら5.1ch環境を作るのもありなんでしょうかねど。
おっと、話が脱線しましたが、16時半にやっと実家までクルマで送って貰って、同級生達との新年会に合流。
元旦からへべれけになっておりオッサン達
実家に荷物を置いて、同級生達が飲んでいる百福宴へ。元旦からやっているとは素晴らしい店だ。ヤスとかR樽氏は既に昼間にスワンレイクビールの元旦営業で出来上がっていて、ここはもう2次会なのである。
ヤス、モコさん、新発田のT氏、O野君が先に飲んで出来上がってた。私は腹ぺこなので、とりあえずガッツリ食べたい。ここは2品+ビールで980円の晩酌セットをオーダーして、腹に溜まるものを頼もう。
モザイクが掛かっている向こうの顔は完全に出来上がっている。駆けつけでビールを飲み干し、料理を美味しく頂いて一息。そういえば昨年の元旦はヤスの家で飲んだんだけど、夜通し自転車で走った後に18切符で移動だったんで辛かったな。
R樽氏が「より腹に溜まる物をたのんであげよう」ということでカニ玉、ニラ玉、タマゴの炒りつけ、などタマゴメニューをどっさりとオーダーする。誰が食うんだよw
なんかもうみんな酔っ払っていて、何を話したのか全然記憶にない。モコさんにはYUKI隊長がコミックマーケットで調達してきた品物の受け渡しをお願いされていたので、忘れないウチに渡した。
次から次へとやってくる玉子料理。何とかあらかた片付けて、腹一杯になって解散。うーん、あっと言う間に酔っ払ってしまい、19時ぐらいに解散。外で飲むと、日本酒を持ち寄って飲めないのが残念なんだが、元旦から家の近所で営業している店があることは嬉しい。
うーん、水原も便利になりましたね。会計の割り勘で一人2000円以下という安さもあり、本当に良いお店でございます>百福宴
移動と飲みでヘロヘロだったので、実家に帰るなり、すぐに寝る。ファンヒーターで暖房入れていたおかげで快適に過ごせた。ご存じの方は多いですが、実家にいるときは普段は誰も住んでいない昔お店をやっていた場所の2Fに一人で寝泊まりしてます(両親は近くにある離れ的な家に住んでいる)
1月2日は朝風呂から始まる
7時前にモコさんからの電話で起きる。これから朝風呂行こうと思うんだけど、一緒に行く?っていうお誘いだ。おお、これはありがたいということでご一緒させて貰う。
家の前には「水森かおり」の登りが。2016年の紅白に水森かおりが出場してましたが、今年のご当地ソングは阿賀野市の瓢湖がテーマということで超地元。瓢湖は家から歩いてすぐだったりする。
ただ、鳥インフルエンザの影響もあってあまり水辺には近寄れないように柵が設置されていた。
モコさんと合流して、いつも通り出湯温泉の華報寺共同浴場に。寒い朝に湯気が煙る良い雰囲気の源泉掛け流し。ここでタップリと暖まって、いつも寄るセーブオンでコーヒーを飲む。
朝ご飯は阿賀野市中心に戻って、すき家で牛丼と豚汁。食べていたら小学校の同級生のN尾君が居ることにモコさんが気がつく。私は30年ぶりぐらいかも?。いやぁ、懐かしいねぇ、とすき家で30分ほど話し込む。
実家ではネコとのんびり
朝ご飯後は、両親が住んでいる離れ的な家でネコと遊ぶ。ついでに親に頼まれてTVの設定を見たり、色々と不調な家電のチェック。壊れたTVのリモコンを注文したりと手配を済ませたら、ひたすらネコと遊ぶ。
ねこはカメラのレンズを向けると目を背けるので目線を貰うのが難しいなぁ。
とりあえずお昼ぐらいまで実家でノンビリしていたら、弟から電話が来て、年始の挨拶の後に新潟まで戻るのでクルマに乗る?っていうお誘いが。ありがたく承諾して、弟の奥さんの実家のである新発田に寄って新潟駅周辺まで送って貰った。
箱根駅伝が開催されている関東は晴天らしいが、新潟はあいにくの雨模様。関東が晴れなら新潟は雨。常に天気は逆なのである。
15時にホテルにチェックインして、夜の新年会に備える。今日は18時から同級会繋がりでの飲み会を企画していたのだが、0次会として新潟駅南のクラフトビール館へで16時半から飲む事に。あとでTwitterでタイムラインをチェックしたら、沼垂のラーメン二郎 新潟店にがんちょさんが来ていたことを知って、世間の狭さを感じる。
クラフトビール館の0次会は新発田のT氏とアッコちゃんと3人で飲み始め。古町の方のクラフトビール館は6月の新潟シティライド前夜際で利用したけど、駅前の方に来るのは初めて。
国産のクラフトビールならハーフパイントがどれでも500円で飲める。新潟は地ビールを作っているところが多いが、こういう気軽な感じで全国のクラフトビールが飲めるのは素晴らしい。
私は黒ビールが好きなので、スタウト系をひたすら頂いてました。都合4杯ぐらい飲んで、2000円で住むんだからリーズナブルだな。
同級生繋がりの新年会は18時からだったんですが、クラフトビール館で飲んでいるウチにいろいろな方面に声をかけて誘っちゃえ!と、各方面に声をかけて都合4人が飛び入り参加で、10人以上の賑やかな新年会となりました。
そちらの写真はFacebook等で公開しておりますので、面識がある方はFacebookの方の投稿を漁ってみてください。女性多めで賑やかな新年会は21時半ぐらいで、終電の電車の都合もあり解散です
今回は普段SNS等で繋がってない同級生達と飲めたのが非常に良かったです。BRM102高松400の出走を見送って、新潟に帰省してよかったなぁ、としみじみ思いました。
あまり終電を気にせず帰れるメンバーで2次会へ。新潟の駅前の路地を入ると雰囲気のよい飲み屋街があるじゃありませんか!
新潟に引っ越して新聞記者をやっている、けつ君の案内で落ち着いたバーに腰を落ち着けます。
けつ君は小学校の時の担任の先生と未だに年賀状のやりとりをしているそうで、驚きました。俺、その先生が離任するときに、センセイの通信簿とか作ってお別れに渡した記憶あるわ(笑)
ボウモア12yを頂いて、すっかり落ち着きます。良い雰囲気の店なんで、また来たいかな。なにせ新潟には年に5~6回ぐらい遊びに来てますからね。そういえば2017年は5/4と6/3は新潟宿泊が決定してまして、アルファーワン新潟を予約済みです。よし、また飲めるぜ。
色々と語らいつつ、23時半ぐらいに解散です。なんかとりあえず飲みが二回に、朝風呂、ネコと遊んだり、実家での用事もこなせたので、やや強行軍ながら満足度の高い帰省でした。
新潟側でのお店の手配とか、0次会から二次会までお付き合い頂いたアッコちゃん、温泉に誘ってくれたモコさん、色々と飛び入りメンバーを連れてきてくれたN田さんに感謝感謝。
1月3日は早めの帰京
3日は18切符で東京まで戻りますが、朝一番に出るか、昼ぐらいに出るか、東京に戻る終電ギリギリまで遊んでから帰るか悩みました。
とはいえ、新潟B級グルメはイタリアンとバスセンターカレーぐらいしか営業していないので、早く起きれたら出来るだけ早く帰ろうということで目覚ましはセットせずに、飲み会帰りでホテルのベッドに倒れ込む。
4時半に目が覚めたので、朝一番の電車で帰るコースにします。朝一番は電車が空いている上に乗り継ぎが良くてお昼には都内まで帰り着けるのです。
急いで荷物をリュックに詰めて、5時にホテルをチェックアウト。新潟駅からの長岡行きの始発電車に乗って帰京します。ポイントは長岡駅で向かいのホームの上越線に乗り換える2分の乗り継ぎで、検索サイトではこのン2分の乗り継ぎは出てこない。
実際には寝過ごしたりしない限り余裕で乗り継げますし、朝一番ということもあって確実に座れます。ただ、このときは起きたら長岡駅に到着してて、慌てて乗り換えしました。あと1分寝過ごしてたら、ここで2時間待ちとかになるところでした。
上越線の車窓は見ていて飽きません
18切符の旅で辛いのが、長時間の移動ですが上越線からの車窓の景色は見ていて飽きません。ここで、年末のコミックマーケットでYUKI氏に買ってきてもらったシクロポリスの新刊やロングライダースの新刊を読んだりして時間潰し。
越後湯沢駅で10分ほど停車するので、そこで下車して飲み物を買ったり写真を撮影したりして旅の気分を満喫します。湯沢を出ると、車窓からの雪景色を見ているとあっと言う間にトンネルを抜けて雪の少ない関東エリアへ。
水上駅の乗り換えを済ませると、高崎からは車両数が多いので座れないことはないですし、都内に向かう本数も多いので安心です。この水上から高崎の間の電車が暖房が強すぎて、座っていてお尻が熱くなります。
全体を通して高崎~水上の間の1時間ほどの乗車が車両も古くて、一番快適度が低いです。上越線は前出の通り、新型車両のおかげでかなり快適になりましたから。
高崎から湘南新宿ライン小田原行きに乗り換えます。上尾あたりから車内の乗車率が上がってきて、関東に帰ってきた感じがしてきて休みが終わるのが寂しくなりますね。新宿で山手線に乗り換えて、お昼ぐらいに目黒で降りて無事帰京です。
1/3ということもあり、目黒不動の前の参道は初詣の人で賑わってました。うなぎのにしむらもご覧の通りの行列です。
そういえば二年参りではお参りの行列が凄くて、目黒不動に参拝出来なかったので寄って行きましょう。
3日でもこの人の賑わい。階段を上がって今年のお参りを済ませて、正月気分もここでおしまい。
この後は週末に控えたブルベの準備や仕事始めの準備などで、あっと言う間に日常モードになってしまいました。
今回の新潟土産ですが、新発田の高田屋さんの豆羊羹と新潟でしか売っていないマルちゃんの塩ラーメンでした。チャルメラの塩ラーメン似てますが、さらにサッパリしてるように思う。
きわめて個人的な日記の記録ですが、毎年の盆と正月ぐらい何をやっていたか?はちゃんと残しておきたいものです。