スポーク切れのトラブルはBRM106逗子の時の古傷だった

昨日のブルベからの帰り道に手組ホイールのリアのスポークが切れちゃいました。そのまま放置しておくとリムの歪みが進んで、組み直すときにセンターが出にくくなるような気がしたので、スポークを取り外してバラしちゃいましょう。

今回のスポーク切れはJネックの根本とかニップルとかではなく、途中で切れちゃってます。とりあえず応急処置として切れたスポークを他のスポークに絡ませて、自走して帰ってきました。ちなみに横ブレによる歪みの影響で、このタイヤを取り付けていたCervelo R3の狭いタイヤクリアランスだとタイヤがフレームに軽く接触しちゃってました。

スプロケットを外してみたら、フリー周辺のスポークに大きく傷が入ってます。これはBRM106逗子のブルベでチェーンがスプロケットとスポークの間に落ちたときに傷ついたものだとすぐに判明。結局、この傷が原因で今回のスポーク切れに繋がった、ということでしょうな。

そういえば完成車には、チェーンがスプロケとフリーの隙間に落ちないようにプラスティックのガードなどがついてますな。まぁ、ちゃんと調整してあれば不要なアイテムなので、今後も取り付ける気はないですが。

ニップルをゆるめて分解してみました。105ハブのフランジ回りが痛んでますが、まだまだこのハブはまだ使えるかなー?。ホイールを組み直したら、グリスアップして玉当たり調整もしておこうかと思います。

取り外したスポークをチェックしてみると、傷ついてしまったのがこんなにありました。いやぁ、チェーン落ちは危ないですね。そういえば今回のBRM120ではスタートしてすぐチェーンが切れてしまった人が居ましたが、スポーク同様にチェーンもそれなりに痛んでいる可能性があるので交換ですかね。

しかしスプロケットで傷の大きい側は隠れていたといえ、よく見れば発見出来た可能性は高いので見落としたのは自分のミス。分かっていれば、別のホイールを使っていたはずです。今後のチェックポイントとして記憶に刻んでおこう。

いずれにせよR3の方は一度完全にバラして組み直そうかと思いますわ。ブレーキシューもかなり磨り減ったので交換しないといけないですし、次回のブルベまでに色々とチェックしておきたいです。

全部取り外したリムをチェックしてみます。特に歪みなどはないようですので、これはスポークだけ手配して組み直す事にしましょう。DT SWISSのR450という3000円しなかったリムですが、まだまだ十分に使えますね。

実は今回の件とは別にCervelo S5に似合うような手組ホイールを組むための部品の物色も平行して進めてましたが、こちらのリムとハブも揃いましたので、またPAXCYCLEにスポークをオーダーしましょう。

ちなみに新しく計画している手組ホイールですが、フロント20H、リア24Hでリムハイト30mmのクリンチャーを予定してます。リムはDT SWISSのR585という重たいヤツです。キンリンのリムにするか悩んだのですが、R450が組みやすくていいリムだったので結局DT SWISSの方にしました。

R450の組み直しではスポークを元通りチャンピオン1.8にするかコンペティション2.0×1.8にしようかと思ってますが、R585の方はエアロスポークにしようかと。Sapimにしてもいいけど、DT SWISSのニューエアロの方がお安い。リアが24Hなので少しでも丈夫な方が良いんですが、どっちが丈夫だろうか?

このスペックだとPAXCYCLEさんのオリジナルホイールとソックリなので、最初からそっちを入手する方向で考えれば良かったなーと少し後悔。もうリムも手配しちゃったし、ハブは手元に届いちゃっているんですねよ、残念。

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