土曜日に一日かかってS5が完成しました。1時間ほどローラー台でポジション確認して自分の体に合わせた状態です。当面、D・マーティンのネームラベルはそのままにしておこうかと。
ホイールがセミエアロのEASTON EA90AEROではなく、もっとディープリムなホイールだと更に格好いいと思いますが、あまりディープなカーボンリムは汎用性に乏しく横風に更に弱くなるから考え物だ。リアライトとして右のシートステイにFiberFlareのライトを付けてます。
S5は元々の自分のポジションに近い、やや前乗りっぽいセッティングにしています。R3の方はハンドルの高さを上げて、ブラケットも高い位置にしてロングライド向きなポジションに変更しましたが、S5でブルベとか走ることはないでしょうし。
専用シートポストですが、ちょっと張り出しが大きい関係でシートレールにマウントを取り付けるタイプのサドルバッグが取り付けられません。この自転車にサドルバッグというのも無粋な感じですし、トップチューブバッグも電線が通るので取り付けにくいですね。予想はしてましたが、お世辞にもロングライドが向いているとは言えないです。
ちなみにこのフレームのフォークですが、プロチームで使ってただけあって、クイックリリースの脱着時の安全弁として設けられているツメが削られています。ツメがないとクイックをゆるめただけでホイール外れるのですが、これが想像以上に楽ちんですね。ツメがないとリリースをゆるめただけでホイールが外れるので、片手で前輪が外せちゃいます。
もっとも、クイックは絶対にゆるまないようにガッチリと締め付けるように気をつけて運用する必要があります。
銀色の67アルテのクランクやブレーキは少々浮くかな?と思いましたが、個人的には思ったほど悪くはないかな。ペダルはセールの時に買い置きしておいたクロモリシャフトのSPEEDPLAY ZEROを取り付けています。クロモリシャフトだとケイデンスセンサー用のネオジム磁石がペタンと張り付くが便利だな。
RD周辺部。普通のワイヤーを通すアウターと比較すると電線は強度的に弱そうなので、ホイールの脱着時などに引っかけて切ったりしないように注意しないとダメですね。ただ、ワイヤーのようにテンションの調整が不要で、交換の必要がないっていう利点があります。
左側のチェーンステー周辺。チェーンステーが極太なので、GARMINのセンサーの取り付けも大変でした。バッテリーもこの位置が目立たずに良い感じです。そしてBB回りのボリュームの大きさと、タイヤとシートチューブのクリアランスの狭さは驚くばかり。
前から見るとこんな感じ。シートポストが空力を考慮して非常に薄い形状になっています。ヘッドチューブの真ん中が少し細くテーパー状になってます。R3は普通に円柱ですから、この辺が空力に配慮しているのかな?
写真だとSTIのブラケットのゴムが少し浮いちゃってますね。ハンドル回りのケーブルですが、電線とブレーキアウターだけなので大変スッキリしてます。
リア周辺。少し分かりにくいですが、左右のチェーンステーの太さや厚みが非対称なのです。クランクや変速機のある右側が若干中心線から右にオフセットされています。
最後にハンドル回り。ヘッドキャップが付いてなかったので、汎用品を取り付けています。コントロールボックスはリアブレーキのアウターに沿わせるようにタイラップで縛っています。ブレーキアウターと電線は両方ともトップチューブ内を通して、目的の場所まで引き回されます。
この自転車はロングライドで使う気はあまりないので、ハンドル回りの装備品も最低限です。バーテープはフィジークの黒い薄手のヤツを巻いて、自分的には必須であるバックミラーを付けてます。
プロチーム放出品が非常に安く手に入ったことから、約3週間ぐらいでゆっくりと組み立ててみましたが、自分としてもかなり満足の仕上がりでございます。