三菱のZitang(ジタング)のコンセプトの割り切りは素晴らしい

三菱のジタングというオーブンレンジが素晴らしい。昨年12月に前から使っていたシャープのオーブンレンジが壊れてしまったので、色々と比較検討したが「もうこれしかないだろう」という満場一致で我が家にやってきた(まぁ、俺一人の満場一致だが)。事前に参考にしてたのが家電Watchのレビュー(前編後編)であるが、とにかくシンプルで小型でよく練られた操作系だというところが気になっていた。

まぁ、気になっているところにオーブンレンジが故障したもんだから、そりゃーもう渡りに船ってな感じでジタングを購入しましたよ。上の写真からは伝わりにくいですが、家電Watchのレビューを見れば分かるとおり本当に小さいのです。おかげで今までのオーブンレンジが上の隙間なくギッチリ入っていたキッチンラックの上がスカスカになりました。

自分が購入したお店では、本体を購入すると純正オプションである「レンジの上に物を置けるようになる台」が1000円で買えるという特典があったのでもちろん購入。レンジの上に備品とかが置けるのは凄く便利でございます。

さてジタングの素晴らしいところは「スチームとかどうせ使わないでしょ?」という割り切り。シャープのヘルシオが流行らせた過熱水蒸気によるヘルシー調理機能なんぞありません。自分の場合、前のオーブンレンジで、水タンクをちゃんとメンテしてスチームを使った事とか全くありませんでしたので納得。ジタングの場合、庫内が小さいので、オーブンの余熱も数分で完了するのも時短的は大きなメリット。

こんな感じで小さい庫内ですが、自分は小さいと思ったことは一度も無し。電子レンジなんかも600Wしかないのに、これまで1000Wもあった以前のものよりもパワフルだし、センサーの性能もよくて殆ど自動でOK。結局オーブンレンジってレンジとオーブンが使いやすくないとダメだな、と思いました。とにかく操作も簡単で、殆ど自動でOKです。

ジタングは電子レンジOKなセラミックの角皿が付属しています。この角皿の上に金網を載せて焼き物も出来ますし、角皿の上に直接物を置いて焼くことも出来ます。ジタングの時短調理ですが、ある程度電子レンジで中を暖めてからオーブンやグリルで焼くことで調理時間を短縮出来ます。これもフルオートで仕上がりの焼き色レベルを指定して焼けば、あとは全自動で焼き上がります。鶏肉なんかは軽く塩こしょうとスパイスで味付けしたら、この時短調理で15分ほどで綺麗に焼き上がります。

操作はほぼフルオート、よく使う機能だけに絞って高性能であるという割り切りが素晴らしいく、毎日使うたびに感心してます。最近の家電の性能には色々と驚かされてますが、このジタングが個人的にはここ最近でもっともインパクトがあった高性能家電です。


 

日記の最新記事8件