- コストコ
- 2024 年 5 月 12 日
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千葉の野田に泊まってOFF会に行って、ホワイト餃子買ってきた
5/11の土曜日の夜は大学時代に住んでいた野田周辺の草の根BBS(パソコン通信だよ!)の頃からのお仲……
Amazon のブラックフライデーセールで物欲が爆発して、いろいろなものを買ってしまいました。ここ 1 年ぐらいは自分としては節約していて、手持ちのものでやりくりしていたんですけどね。なんかストレス溜まっているんだろうか?
東京に住んでいる時からロボット掃除機は愛用していました。ルンバも 2 台買い替えましたが、自分の中で「ロボット掃除機に出せるお金はだいたい 5 万円まで」と決めていました。しかし新潟に移住してから掃除する床面積が大幅に増え、より高性能なロボット掃除機が欲しくなります。
2022 年の春に、ランダムに動くタイプのロボット掃除機では部屋がカバーしきれないことがわかり、カメラで部屋の形をマッピングして動作するタイプに買い替えました。ここでルンバは見限って Anker のロボット掃除機に乗り換えて3 年半ほど使ったのですが、これにも不満も出てきたので最新型に買い替えることにしました。
我が家のメインのリビングは約 24 畳もあり、続き部屋や玄関、浴室、トイレ前なども含めると相当な面積になります。ここをモップ掛けするのが非常に大変なので、ロボット掃除機に頼っています。
ブラーバというモップ掛け専用のロボット掃除機を導入したこともありましたが、水で濡らした布でフローリングの表面を撫でているだけで、効果はいまいちでした。うちは昼間に両親がリビングを占拠しているのですが、父親がとにかくいろいろと汚すのです。
父親は衛生という概念が完全に頭にないので、床になにかをこぼしても拭かないのが当たり前だったりします。今年 90 歳を超えましたので、そのあたりも段々とひどくなってきました。なので、これまで使っていたロボット掃除機のモップ掛け機能では清掃が追いつかなくなってきたのです。
これまで使っていたのは同じ DEEBOT の N8+ という機種で、2022 年 4 月に 56,000 円で購入しています。カメラ内蔵で部屋の形を認識して掃除してくれる機種で、自動ゴミ収集機能と、モッププレートを取り付けることで濡らしたモップでフローリングを撫でるようにモップ掛けしてくれる機能があります。

毎晩1回の動作で 三年半ほど使いましたが、故障もなく元気に動いてくれました。掃除機としての機能に大きな不満はありませんでしたが、モップ掛け機能はおまけレベルで、フローリングの汚れはあまり落ちませんでした。たまにクイックルワイパーで床を拭いたり、スチーム機能付きのシャーク社のローラーモップで床を磨いたりしていました。
そのあたりの不満を解消するために、モップ掛け機能が強力になった最新型を導入することにしました。
Anker のロボット掃除機は Amazon のセールでいつも大幅に値下げされるので、今回のブラックフライデーセールで真っ先に買おうと狙っていました。しかし、この手の製品の進化スピードは恐ろしく、元祖ロボット掃除機だったルンバを出していたアメリカの iRobot 社が経営危機に追い込まれるほど、中国メーカーの進出がすごいです。
日本の家電が 80 年代にアメリカの家電を駆逐していたのと同じ図式が、今は中国メーカーが日本の家電メーカーを駆逐する形で再現されていますね。一流の中国メーカーは品質もサポートも本当に良くなりました。

今回購入したのは Anker の DEEBOT T80 OMNI です。ブラックフライデーセールで約 8 万円という価格になっていました。現在の価格は約 15 万円なので「どれだけ値引きしていたんだよ!」と言いたくなりますね。ちなみに最新型の最上位モデルは 20 万円を超えていますので、この T80 OMNI は上位モデルの廉価版という位置づけです。
今回導入した T80 OMNI は、ハードウェア面ではローラーモップが搭載され、水タンクと汚水タンクを装備し、掃除後にモップを洗浄して乾燥させる機能があります。これはこれまで使っていた N8+ にはない機能です。しかし、それ以外のソフトウェア面ではあまり変わっていません

開梱してリビングの定位置にロボット掃除機を設置し、一度動かして部屋の形を学習させます。カメラの解像度が上がっているようで、以前よりも部屋の形を認識する能力が上がっていますね。入ってほしくない場所に仕切り線を入れたり、モップ掛けしたくないカーペットやマットを指定すれば完了です。
このあたりは前モデルと概念とカスタマイズ方法が同じだったので、すんなり設定できました。高機能化してもアプリの基本的な操作がほぼ同じというのは非常に助かります。いくら高機能になったとはいえ、ソフトウェアがまるっきり変わってしまうと、設定するだけで面倒になって使いこなせませんから。
今回はモップ機能の強化を期待して買い替えたのですが、T80 OMNI は N8+ より本体の厚みが増したため、これまで掃除できていた家具の下に入れなくなりました。具体的には、我が家の場合は衣装掛けの下がそれに該当しますが、個人的にはあまり困っていません。
掃除の吸引力はより強力になったのは歓迎すべき点ですが、吸引力が強すぎて、前モデルでは問題なかった風呂の入口に敷いていたタオルマットを巻き込んで止まっていることがあります。これはタオルマットを利用後に片付けるようにして解決しました。ロボット掃除機を有効に使うには、掃除機に合わせて環境を変えていくことが必要なのです。
いろいろと進化した新型ですが、とにかくモップ機能がこれまでの機種とは段違いに良いです。これだけで買い替えた価値がありました。

今回の T80 OMNI は、モップが回転するローラーを床に押し付けるタイプになりました。ドッキングステーションに据えられた水タンクから本体に水を受け取り、それをローラーに供給しながらフローリングを拭き掃除してくれます。掃除が終わってステーションに戻ると、モップ掛けで出た汚水をステーションの汚水タンクに回収し、ローラーを洗浄して温風乾燥してくれます。
このローラーによるモップ掛けは、これまで使っていた N8+ とはレベルが違います。これまでフローリングに残っていた細かな汚れも落ちるようになり、床が綺麗に光って見えるようになりました。しかも、掃除後はモップが温風乾燥されるので、ここにカビが生えることもありません。1 回使っただけで、「なんて運用が楽なんだ!」と感心してしまいました。
ちなみに、これまで使っていた N8+ のモップ機能はこうしたものです。モッププレートにマジックテープで専用モップを取り付け、タンクに水を入れておきます。あとは掃除機がゴミを吸いながら動くときにモップに水が供給され、軽く床の表面を濡らしたモップが雑巾がけしてくれます。

しかし、表面を軽く撫でているだけなので、汚れはそれほど落ちません。このモップは濡れたままステーションに戻ってくるので、本来であれば毎日交換する必要があります。面倒で 2~3 日放置すると、黒カビなのか汚れなのかわかりませんが、かなり黒くなってきます。洗濯すれば綺麗にはなるものの、このモップ交換が手間でした。
また、水タンクへの給水も数日おきに行う必要がありますが、小さな給水口に水を入れるのが面倒でした。三年半ほど不満だったロボット掃除機のモップ掛けですが、最新型に買い替えたおかげでほぼ全て解決しました。
最新型ではローラー式モップの交換頻度は非常に低く、給水タンクに水を入れる作業もしやすいです。そして汚水タンクの中身を捨てるたびに、「うわー、毎日動いているのにこんなに水が汚れるのかよ!」と、汚い水を見て喜ぶ小学生のようなムーブをかましております。