早期予約すると20% OFFで購入できるENROさんのスタンドミキサーを予約したのですが、それが土曜日に届きました。予約初日に注文したこともありまして、品物も発送初日に届きました。
コストコでキッチンエイドのスタンドミキサーがセールになるたびに買うかどうか?を悩んでいましたが、それよりもENROさんのスタンドミキサーはコンパクトで安価、デザインも格好いいです。品物の満足感は高いです。
自分は主にパン生地やピザ生地を練るのに使います。手で捏ねると15分ぐらい、手をベタベタにして捏ねないといけないですし、キッチン天板も汚れて後片付けが大変です。手にこびりついた小麦粉を洗って落とすのも面倒なのです。スタンドミキサーがあれば、手が汚れることなく生地を捏ねることができます。
早速、実践してみます。ENROさんとYouTubeチャンネルのレシピを参考に、ローマピッツァを焼いてみましょう。ナポリピッツァは生地をしっかりと捏ねる必要があるので、スタンドミキサーの恩恵を感じやすいでしょう。
しかし、今日はクリスピーなローマピッツァを以前から焼いてみたかったのです。原材料の大きな違いは中力粉ではなく強力粉を使うこと、オリーブオイルを生地にいれることの2点でしょうか。
水以外の材料をスタンドミキサーのボウルに入れて、水を足しながら捏ねていきます。途中、ヘラでよく混ざるように補助したり、まとまりが悪いところを狙って水を差したりしていきます。あと冬で室温がやや低めなので、ドライイーストは指示された量よりも多めに入れました。
ローマピッツァは生地が1つにまとまったら、ナポリピッツァのように生地にグルテンが発生するまで捏ねなくても大丈夫です。なのでミキサーで10分もしないうちに生地がまとまったきました。取り出したらボウルを被せて10分ほど寝かせます。
ミキサーは最初の数分は生地がまとまりやすいように、ヘラを突っ込んだり水加減をみたりする必要があります。ミキサーが安定して捏ねはじめたら放置してOKですし、よく捏ねられますね。まだ1回目の使用ですが、一度使ってみたら後戻り出来ないぐらいの楽ちんさです。
寝かせた生地の重さを測って、それを三等分します。だいたい一個が160gぐらいの塊に分けまして、表面にハリが出るように丸めてボウルに入れます。あとはラップして室温で発酵させるだけです。今は冬場で室温も若干低めなので、投入するドライイーストの量を増やしておきました。
5時間ほど室内で放置して、ほどよい発酵状態になりました。ピザ窯を予熱している間に、上に載せる具やソースを準備して、この発酵した生地を麺棒でのばして薄く仕上げていきます。ナポリピッツァは耳の部分を残して手で延ばしますが、ローマピッツァの生地は麺棒で延ばすのがポイント。
ナポリピッツァは具は少なめでシンプルな味付けにして生地を美味しくいただくピッツァですが、ローマピッツァは具を美味しく頂くピザです。焼き時間もナポリピッツァより低い温度で長めに焼くので、生のベーコンやタマネギなど、火がしっかり入った方が美味しい具を使いました。
ローマピッツァの生地は加水率が低いのでベトつかず、ピザピールの上に載せたときの生地の滑りがよいです。また生地が破けにくいので、ソースや具を載せるときにナポリピッツァほど手早く作業しなくても大丈夫です。
今回は市販の甘めのピザソースに乾燥バジル、ベーコン、タマネギ、モッツァレラチーズを載せて、オリーブオイルを回し掛けして窯に投入します。
270度で6分焼きます。ピザスクリーンのような生地を載せる網を使わなくても、窯に投入しやすい生地です。生地の裏をサクサクに仕上げるには、ピザスクリーンは使わず生地をストーンの上に直接置いて、しっかりと焼きを入れることが大切です。
ローマピッツァはナポリピッツァと異なり、焼き上がってきても生地があまり膨らみません。取り出しやすくて、非常に扱いやすいです。焼き時間も少し長いので、焼いている間に道具の後片付けが出来るのもよいです。
サックリ&パリっと香ばしく焼き上がったローマピッツァが完成です。生地が薄くて歯触りがよいので、おつまみとして相性が良さそう。ナポリピッツァは食事ピザですが、ローマピッツァはお酒のおつまみピザですね。
今回はちょっとチーズを載せすぎました。もう少し具を減らして生地の軽さを楽しむようにしたほうがよかったです。味は申し分ありませんし扱いやすい生地なので、ホームパーティーをやるときに焼くピザとしては、こっちの方がよいかも。
今度はパン生地、スコーンの生地、ナポリピッツァの生地などを捏ねてみたいのですが、ダイエット中ということもありまして、あまり大量に生地を作ってしまうと太りそうなのがネックです。これまでの手ごねよりも気軽に作れるようなったころが、スタンドミキサーのありがたみかな。