12月4日の木曜日、今シーズン初めて雪が降りました。例年より少し遅めです。それにしても最高気温が一桁の日は本当に寒くて、つい朝のトレーニングをサボりたくなります。体が温まるまでの時間が特に冷え込みますよね。

木曜から金曜にかけて雪が降りましたが、融雪パイプから地下水をまいてくれたおかげで、雪は路肩に少し残る程度です。まだ地熱が高いのか、気温が下がる夜には地下水から立ち上る湯気が街を包み、まるで温泉街のような雰囲気でした。例年なら南へ渡っていくハクチョウも、今年は暖かいせいか瓢湖にたくさん残っています。
天気予報では土曜は晴れるものの気温は低く、日曜は曇りながら冷え込みが和らぐとのこと。そこで、自転車に乗るのは日曜と決め、土曜のうちにやるべき作業を片付けました。
自動車のスタッドレスタイヤへの交換
マツダ2は11月末にスタッドレスタイヤへ交換済みですが、ロードスターはまだ交換していません。新品のスタッドレスタイヤはドライ路面で慣らし運転が必要なので、早めに交換して慣らし運転を兼ねて買い物に行くことにします。

ロードスターにはタイヤ4本を積むことができないため、持ち込みでの交換はできません。これまで乗っていたアクセラに比べると、マツダ2もロードスターもタイヤが小さく4穴なので作業がしやすく、一人でもサッと交換できました。
スタッドレスタイヤは夏タイヤよりもインチダウンしており、ホイールも16インチから15インチへと小さくしています。このあたりの詳しい解説は、以下の記事にまとめてあります。

ロードスターは車高が低いため、愛用の油圧パンタグラフジャッキを一番下まで下げないとジャッキポイントに掛けられません。でも、マツダ2もロードスターもジャッキポイントが外側寄りにあるので、ジャッキアップは簡単でした。以前乗っていたソリオはジャッキポイントが奥まっていて分かりづらく、作業が大変だったんです。
ロードスターもマツダ2も軽量なので、ジャッキでスッと持ち上がります。あとはインパクトレンチでホイールナットを外し、タイヤを交換してナットを手でボルトにかけ、ゆっくりインパクトレンチで対角線順に締めていきます。ジャッキを下ろしたらトルクレンチで本締めして完了です。
一人で流れ作業のように進めれば4本で30分ほど。ロードスターは走行距離3000kmほどで雨天走行も避けていたのでホイール裏はほぼ汚れなし。洗浄はせず表面チェックだけして保存袋に入れ、物置で来春まで保管します。最後にスタッドレスタイヤの空気圧も確認します。
今回は筋トレのおかげでタイヤの持ち上げも楽々。保存袋入りのタイヤ2本を両手で抱えて運んでも余裕です。日頃ホイール+タイヤより重いダンベルを持ち上げているので、当然といえば当然ですね。

ロードスターの冬タイヤをインチダウンした結果、マツダ2とロードスターが同じマツダ純正15インチホイールになりました。タイヤサイズも同一ですが、ロードスターにはガンメタ調のホイールを装着することにしました。
タイヤは2024年後半製造の新品VRX3とVRX2を用意し、積雪の多い日にロードスターには乗らないだろうと考え、VRX3はマツダ2に、VRX2はロードスターに装着しました。価格はVRX3が4本で57,500円、VRX2が47,000円(いずれも送料込み、通販購入)です。
組み付けは近所の車屋さんに持ち込み、1セット1万円で対応してもらいました。交換後はロードスターで買い物を兼ねて約25kmドライブし、帰宅後にナットの緩みを念のため点検。なお、ブレンボブレーキ付きグレードはインチダウン不可らしいですが、うちのノーマルブレーキ車でもブレーキとホイール内側のクリアランスはあまり余裕がありません。

こちらはマツダ2に装着したシルバーのアルミホイールとVRX3です。タイヤの製造年や週は、ロードスターに付けたVRX2とほぼ同じでした。私のマツダ2のグレードはスチールホイールにホイールキャップを被せてナットを隠す仕様で、安価で鉄が剥き出しの見た目のよくないナットが使われていました。これではアルミホイールでナットが露出すると塩カルで錆びそうですし、見た目も良くありません。
そこで、あらかじめ用意していたマツダ純正タイプのアルミホイール用ナットに、ロードスターのタイヤ交換の際に一緒に交換しました。作業はインパクトで古いナットを外し、新しいナットを取り付けてトルクレンチで締めるだけで、10分少々で完了。電動インパクトレンチがあると作業がスムーズです。

無事に2台とも冬タイヤへの交換が終わりました。インチダウンしたロードスターですが、思ったより見た目の違和感はありません。ただ、オーナーが見たらすぐにわかるだろうなぁ、という感じ。どうせ年間で3ヶ月ほどしか使わないタイヤとホイールなので、これはコストを考えると十分に許容範囲ですけれども。
三本ローラー用にタイヤを入手する
ここからが自転車のタイヤに関わる話で、自動車のタイヤ交換よりもたっぷりと時間がかかりました。
三本ローラーで使っているマキノ号には、今年の夏に新調したWOタイヤのIRC JETTY PLUS 28cを履かせていました。2本で4300円(送料込)で入手したエントリーグレードのタイヤだったのですが、これがちょっと三本ローラーと相性が悪いのか、キュルキュルとうるさいです。三本ローラーで使うと、ゴムのカスが少し出るのも気になります。

最近は固定ローラーよりも三本ローラーに乗る頻度が高いので、長持ちで音が出ないというトレーニング用のタイヤを調達することにしました。IRCと自分が使っているローラー台のグロータック社がコラボして作ったROADLITE HOME TRAINER × GROWTAC 700×25C です。Amazonで購入しましたが、1本4700円もします。

WOタイヤの交換はチューブレスタイヤに比べると、作業が楽です。このタイヤを取り付けた後に三本ローラーを回してみたのですが、確かに騒音レベルは下がりました。ただ、我が家の場合には一軒家なので、騒音が出ても問題はなかったんですよね。Jetty Plusよりも倍以上の値段という価格を考えると、本当に必要だったのか?と言われると、正直まだわかりません。
ホームトレーナー用のタイヤの難点は、これで屋外を走ることができないということでしょう。なもんで、冬場の家トレーニングの時期が終わった後に、普通のタイヤに戻さないと屋外で走ることはできません。この冬のトレーニングだけで、ホームトレーナー用のタイヤが寿命を迎えることはなさそうなので、外して普通のタイヤに戻すのも面倒です。
このタイヤについてはもう少し評価してみますが、普通のタイヤとの価格差ほどの価値は今のところは見いだせておりません。
MavicのKsyrium Pro Diskのローテーション
我が家にはMavicのキシリウムPro Disk USTが2セットあります。2024年に買い足したものでして、その時のお話は以下にまとめています。
2025年はタイヤローテーションの関係もあって、リアが新しく調達した方のホイール、フロントが以前から使っていたリムに傷が入っている古いホイールの組み合わせで使ってました。今年はこの組み合わせを使い続けていて、トラブルは新しく調達した方のホイールについてたヴィットリアのTLタイヤのパンクのみです。

そろそろフリーハブボディの注油やディスクローター交換が必要になりそうだったので、今年使っていたリアホイールは休ませることにし、タイヤ、ローター、カセットを外してメンテナンスしました。フロントは特に問題なさそうだったので、ローターだけ交換して来年も使い続ける予定です。
物置から古くから持っていたキシリウムProのリアホイールを取り出し、点検後に摩耗していないブレーキローターへ交換。そして今年使ったリアホイールから外したIRCフォーミュラプロ X-GUARD 28Cを装着しました。このタイヤ、新品の頃はビードが硬すぎて手がボロボロになったのですが、導入から2年経った今は簡単に取り付けられました。
IRCタイヤが好き!
自分はTLタイヤならIRCがお気に入りです。昔は海外通販でコンチネンタルやハッチソンのタイヤを安く買えて愛用していましたが、最近は国産とあまり変わらない値段になってしまいました。IRCのチューブレスはホイールにはめるのが大変ですが、その後のトラブルが少なく長持ちするので気に入っています。
これは以前、新品のIRCフォーミュラプロ X-GUARD 28Cをはめるのに苦労したときの記事です。あのときは手の傷が2週間ほど治らず、大変でした。

奥が先ほどのタイヤを装着したリアホイールで、手前は来年も使う予定のフロントホイールです。うちはマキタの電動空気入れを使っていますが、ビードが上がらないときはリムとタイヤの隙間に石鹸水をスプレーすると、IRCのTLタイヤならそれだけでビードが上がります。もともとビードが硬くてホイールにはめにくい難点がありますが、IRCのTLタイヤ用レバーを使えば力ずくで押し込めるので、これは必須アイテムです。
手前のフロントホイールについているフォーミュラ PROはかなり古いモデルですが、これまで一度もパンクせず長持ちしてきました。新潟に移住してからは、平坦中心で雨天には乗らず、信号ストップも少なめという環境で使っていたため、本当に寿命が延びました。ここまで使い込んでも、ひび割れや気密性の問題は全くありませんでした。

流石にこのタイヤはもう限界ですので、来春には新品に交換する予定です。スリップサインがすり減りそうなところまで利用できた自転車用タイヤは久しぶりだと思います。リアはすり減るのが早いんですが、フロントタイヤだと呆れるほど長持ちしました。
眠らせていた2018 Fulcrum Racing4 DBを引っ張り出す
今乗っている2018年モデルのCervelo R3には、はじめフルクラムのRacing 4をよく履かせていました。しかし、新潟に移住してからはキシリウム Proばかり履いていたので、しばらく物置で眠っていたんですよね。以下は導入時に書いた記事です。
今回、このホイールを物置から引っ張り出して平坦用のホイールとして使うことにしました。カセットも普段使いの11-34Tではなく11-30Tに交換し、このまえAliExpressで購入したお安いブレーキローターを取り付けます。流石に2018年に貼ったリムテープは劣化しているので、新しくTL用のリムテープを貼り直しました。

前輪には余っていたヴィットリアのTLタイヤを、後輪にはフォーミュラプロ X-GUARD 28Cを装着。キシリウムPROに比べると、チューブレスレディのRacing4はTLタイヤのビード上げに手こずりました。写真のヴィットリア CORSA 25cのTLタイヤは購入したキシリウムProについていたもので、特にこれのビード上げは難儀しました。
タイヤをホイールにはめるまでは簡単ですが、石鹸水を吹きかけて電動ポンプで空気を送ってもビードが密着せず上がりません。空気漏れで泡が出ている箇所を探し、周囲をトントン叩きながらビードが上がるのを祈るも、なかなか漏れは止まらず。
そこで、電動ポンプより勢いよく空気を送り込む必要があると判断し、CO2ボンベを投入。一気にブシューと充填すると「ビキビキビキ!」という音とともにビード上げに成功。チューブレスレディのホイールはシーラントなしだとすぐエアが抜けますが、一度ビードが上がれば安心です。
シーラントを40ccほどシリンジでバルブから注入し、再び電動ポンプで空気を充填。石鹸水の泡で漏れ箇所を確認し、ホイールを傾けたりトントン叩いたりしてシーラントを行き渡らせ、漏れを封鎖。これを繰り返してビードがしっかり密着したら、高めの空気圧で馴染ませます。

ヴィットリアのTLタイヤで苦労した作業に比べ、後輪のフォーミュラプロ X-GUARD 28Cは取り付けが簡単でした。電動ポンプだけでビードが上がり、最後にシーラントを注入してからホイールを傾けたり回転させて全体に行き渡らせれば完了です。
意外に手間取ったのはブレーキローターの装着でした。フルクラムのRacing4は外セレーションタイプで、BB工具を使って固定金具を回します。一方、Mavicは中セレーションタイプで、カセット取り付け工具を使用します。作業性は後者の方が良く、Racing4付属の固定金具と手持ちのBB工具の組み合わせでは、どうしてもかかりが浅く大トルクをかけにくかったです。
こうしてCevelo R3にRacing4 DB+11-30Tと新品のブレーキローターを組み合わせた仕様が完成。軽く試走したところ、変速もブレーキの効きも問題なし。タイヤの気密も翌日までしっかり維持されていました。年内最後のライドに向けて土曜に作業を終えましたが、日曜はあいにくの雨。果たして今年中にRacing4を再び試す機会は訪れるのでしょうか。
15年目のEscape R3のタイヤも交換したよ
実は一番やらなければならなかったのがEscape R3のタイヤ交換でした。リアタイヤのひび割れがひどく、気づかないうちにチューブまでやられてスローパンクしていました。作業してみると、中のチューブ表面にピンホールがいくつも空いていました。タイヤのひび割れが原因なのか、チューブのゴムの劣化なのかは分かりませんが、全て交換します。
それから、先日の上京の際にEscape R3専用の純正馬蹄錠がY’s Road本店で2500円ほどで売られていたので、これも一緒に交換することにしました。屋外保管だとどうしてもサビが出て動きが悪くなります。ちなみにこの鍵は今回で2回目の交換です。Escape R3は購入から15年経ちますが、まだまだ元気です。

これまでEspace R3は屋根付きのテラス下に置いていましたが、やはり屋外だと汚れます。冬はさらに使用頻度が下がりそうなので、物置に縦置きスタンドを設置して屋内保管に切り替えました。パンク修理も兼ねて、前後のタイヤを手持ちの古いWOタイヤに交換し、駆動系を中心に全体を洗浄・注油しました。
これまで使っていたよく分からないメーカーのサドルは処分し、余っていたフィジークのアリオネVSの古いサドルに交換。シートポストの櫓のネジがかなり固着していたので、ラスペネを吹いてゆっくりボルトを回し、無事解決しました。今回は見送りましたが、フロント変速のアウターケーブルがそろそろ限界なので、次回インナーケーブルと合わせて交換予定です。
こうして土曜日の作業は終了。朝8時から始め、途中買い物や慣らし運転で抜けた時間もありましたが、終わったのは夕方4時。自転車のタイヤだけでWOタイヤ4本、TLタイヤ3本を交換し、さらに車のタイヤも1セット交換しました。
結局、一日中タイヤと格闘して終わりました(笑)



