- 自転車機材
- 2012 年 7 月 16 日
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理想の自転車用アイウェアを求めて「ノーズパッドの改造」
さぁ、これもサングラス専門店のフィッティングの話を聞いたときに「スタッフの私物なんですが、ノーズパッ……
12/4の木曜日に今シーズン初の降雪がありました。例年より遅めです。しかし、最高気温が一桁という日は流石に寒くて、朝のトレーニングをサボりたくなります。体が温まるまでが寒いんですよね。

木曜と金曜の2日にかけての降雪がありましたが、融雪パイプからの地下水の散水のお陰で、雪は路肩に少し残るだけです。まだ地熱が高いのか、気温が下がった夜などは地下水から上がる湯気が立ち込めて、市内が温泉街のようでした。例年なら南下していくはずのハクチョウなのですが、今年は暖かいので瓢湖にたくさん残っています。
天気予報では土曜日は晴れるけど最高気温が低く、日曜日は曇りだけど冷え込みが緩むということでした。なので、自転車に乗りに行くのは日曜日と定めて、土曜日のうちにやるべき作業を片付けたのでした。
しかし、これを書いているのが日曜日の午前中なのですが、外は予報が外れてあいにくの雨です。この低温では日中に路面が乾くこともないでしょうから、走りに行くのを諦めて日記を書いています。
マツダ2は11月末にスタッドレスタイヤに交換済でしたが、ロードスターのタイヤはまだ交換しておりません。新品のスタッドレスタイヤはドライ路面慣らし運転をしておく必要がありますので、さっさと交換して慣らし運転も兼ねて買い物に行くことにします。

ロードスターにタイヤ4本を積載することはできませんから、持ち込みで交換作業をしてもらうことはできません。これまでのアクセラに比べるとマツダ2もロードスターもタイヤが小さく、4穴なので作業しやすいので一人でもササッと交換しました。
スタッドレスは夏タイヤよりもインチダウンしておりまして、ホイールも16インチから15インチにインチダウンしています。この辺の解説については、以下の記事に詳しく書いてあります。

ロードスターは車高が低いので、愛用している油圧パンタグラフジャッキを最も下げた位置にしないと、ジャッキポイントにジャッキを掛けられません。しかし、マツダ2もロードスターもジャッキポイントは外側に近いところにあるので、ジャッキアップはしやすかったです。以前乗っていたソリオはジャッキポイントが奥の方でわかりにくく、ジャッキアップが難しかったんです。
ロードスターもマツダ2も軽量なので、ジャッキで車体は簡単に持ち上がります。後はインパクトレンチでホイールナットを外してタイヤを付け替えたら、ナットを手で回してボルトに入れたら、後はインパクトレンチをゆっくり回して対角線のボルトを締めてつけていきます。ジャッキをおろしたらトルクレンチで本締めをして作業完了です。
一人で流れ作業のようにやっていたら4本で30分ほどで終了です。ロードスターは3000kmほどしか走ってないし、雨天時の走行も避けていたのでホイール裏の汚れがほとんどありません。なので洗浄はせずに、タイヤ表面のチェックだけしてから保存用袋に入れて物置で来春まで保管となります。
あと筋トレのおかげでタイヤの持ち上げに苦労しなくなりました。保存袋に入れたタイヤ2つを両手に抱えて移動しても、辛いと思わなくなりました。ホイール+タイヤよりも重いダンベルを日々持ち上げているのだから、楽に感じるのは当然と言えば当然なのですが。

ロードスターの冬タイヤをインチダウンしたので、マツダ2とロードスターで全く同じマツダ純正の15インチホイールとなりました。もちろんタイヤサイズも同じです。同じホイールデザインなのですが、ガンメタっぽい色のホイールをロードスターに履かせることにしました。
タイヤは2024年の後半に製造されたVRX3とVRX2の新品を入手していたのですが、ロードスターはひどい積雪時には乗らないだろうと思うのでVRX3はマツダ2に履かせて、VRX2をマツダ2に履かせることにしました。ちなみにVRX3はタイヤのみ4本で 57500円、VRX2は47000円で通販で購入しています(どちらも送料込)。
組み付けは近所の車屋さんに持ち込みで1セット1万円でやってもらっています。ロードスターは交換後に、25kmほど買い物も兼ねてドライブしてきましたが、特に問題はありませんでした。ちなみにブレンボのブレーキがついたグレードはインチダウンができないらしいですが、ノーマルブレーキのうちの車でもブレーキとホイール内側のクリアランスはあまり余裕はありません。

こちらがマツダ2に取り付けたシルバーのアルミホイールとVRX3です。タイヤの製造年と製造週はロードスターに取り付けたVRX2とほぼ同じです。マツダ2は私の購入したグレードだとスチールホイールに被せるホイールキャップがあり、ナットが隠れます。なので、あまり見た目がよくない鉄が剥き出しの安価なナットが使われていました。これだとアルミホイールでナットが剥き出しになったとき塩カルを浴びて錆びそうですし、だいいち見た目がよくありません。
マツダの純正タイプのアルミホイール用のナットを調達していたので、ロードスターのタイヤ交換のときに一緒にナットの交換を行いました。こちらはナットをインパクトで外して、新しいナットを取り付けてトルクレンチで締め付けるだけなので、こちらは10分ちょいで作業完了です。電動インパクトレンチがあると作業が早いです。

無事に2台とも冬タイヤへの交換が終わりました。インチダウンしたロードスターですが、思ったより見た目の違和感はありません。ただ、オーナーが見たらすぐにわかるだろうなぁ、という感じ。どうせ年間で3ヶ月ほどしか使わないタイヤとホイールなので、これはコストを考えると十分に許容範囲ですけれども。
ここからが自転車のタイヤに関わる話で、自動車のタイヤ交換よりもたっぷりと時間がかかりました。
三本ローラーで使っているマキノ号には、今年の夏に新調したWOタイヤのIRC JETTY PLUS 28cを履かせていました。2本で4300円(送料込)で入手したエントリーグレードのタイヤだったのですが、これがちょっと三本ローラーと相性が悪いのか、キュルキュルとうるさいです。また摩耗なのか、少しゴムのカスが出るのも気になります。

最近は固定ローラーよりも三本ローラーに乗る頻度が高いので、長持ちで音が出ないというトレーニング用のタイヤを調達することにしました。IRCと自分が使っているローラー台のグロータック社がコラボして作ったROADLITE HOME TRAINER × GROWTAC 700×25C です。Amazonで購入しましたが、1本4700円もします。

WOタイヤの交換はチューブレスタイヤに比べると、作業が楽です。このタイヤを取り付けた後に三本ローラーを回してみたのですが、確かに騒音レベルは下がりました。ただ、我が家の場合には一軒家なので、騒音が出ても問題はなかったんですよね。Jetty Plusよりも倍以上の値段という価格を考えると、本当に必要だったのか?と言われると、正直まだわかりません。
ホームトレーナー用のタイヤの難点は、これで屋外を走ることができないということでしょう。なもんで、冬場の家トレーニングの時期が終わった後に、普通のタイヤに戻さないと屋外で走ることはできません。流石に一冬のトレーニングでホームトレーナー用のタイヤが寿命を迎えることもないでしょう。もう少し評価してみますが、価格差ほどの価値は今のところは見いだせておりません。
我が家にはMavicのキシリウムPro Disk USTが2セットあります。2024年に買い足したものでして、その時のお話は以下にまとめています。
2025年はタイヤローテーションの関係もあって、リアが新しく調達した方のホイール、フロントが以前から使っていたリムに傷が入っている古いホイールの組み合わせで使ってました。今年はこの組み合わせを使い続けていて、トラブルは新しく調達した方のホイールについてたヴィットリアのTLタイヤのパンクぐらいでした。

そろそろフリーハブボディーの注油やディスクローターの交換などの必要がありそうだったので、今年使っていたリアホイールはお休みさせることにして、タイヤ、ローター、カセットを外してメンテナンスを行いました。フロントは問題なさそうなので、ローターのみ交換して来年も使い続けます。
古くから所有していたキシリウムProのリアホイールを物置から引っ張り、点検の後に摩耗してないブレーキローターに交換します。そして今年使ったリアホイールから外したIRCのフォーミュラプロ X-GUARD 28Cを履かせます。このタイヤですが、新品時はビードが硬すぎて手がボロボロになってしまったのですが、すでに導入から2年が経過しているので簡単に取り付けできました。
自分はTLタイヤとしてはIRCのタイヤが好きです。海外通販で海外のタイヤが安く買えていたときは、コンチネンタルのタイヤを愛用していたのですが、最近は国産タイヤと変わらない値段になってしまってます。IRCのチューブレスはホイールに嵌めるのが大変なのですが、その後のトラブルは非常に少なくて長持ちするのです。
以下は、前述したIRCのフォーミュラプロ X-GUARD 28Cの新品を嵌めるときに四苦八苦した記事です。あのときは2週間ぐらい手の傷が治らなくて、難儀したんですよね。

奥が前述のタイヤを嵌めたリアホイール、前が来年も使う予定のフロントホイールです。うちはマキタの電動空気入れを使っていますが、ビードが上がらないときはリムとタイヤの隙間に石鹸水をスプレーで吹くと、IRCのTLタイヤならそれだけでビードが上がります。そもそもビードが固くてホイールに嵌めにくい難点がありますが、IRCのTLタイヤ用のレバーを使えば強引に押し込めますので、これは必須アイテムです。
手前のフロントホイールに取り付けてあるフォーミュラ PROはかなり古い製品でして、これまでパンクもせずに長持ちしていました。新潟に移住してから、平坦中心、雨天では乗らない、信号ストップも少なめという環境でばかり使っていたので、本当にタイヤが長持ちしました。ここまで使い込んでも、ひび割れも気密性の問題もありませんでした。

流石にこのタイヤはもう限界ですので、来春には新品に交換する予定です。スリップサインがすり減りそうなところまで利用できた自転車用タイヤは久しぶりだと思います。リアはすり減るのが早いんですが、フロントタイヤだと呆れるほど長持ちしました。
今乗っている2018年モデルのCervelo R3には、はじめフルクラムのRacing 4をよく履かせていました。しかし、新潟に移住してからはキシリウム Proばかり履いていたので、ずーっと物置で眠っていたんですよね。以下は導入時に書いた記事です。
今回、このホイールを物置から引っ張り出して平坦用のホイールとして使うことにしました。カセットも普段使いの11-34Tではなく11-30Tに交換し、このまえAliExpressで購入したお安いブレーキローターを取り付けます。、流石に2018年に貼ったリムテープは劣化しているので、新しいTL対応のリムテープを貼り直しました。

前輪に余っていたヴィットリアのTLタイヤ、後輪にはフォーミュラプロ X-GUARD 28Cを履かせます。キシリウムPROに比べると、チューブレスレディのRacing4はTLタイヤのビードを上げる作業に苦労しました。特にこの購入したキシリウムに嵌めてあったヴィットリアのCORSA 25cのTLタイヤには苦労させられました。
タイヤをホイールに嵌めるところまでは簡単なのですが、その後は石鹸水を吹いてもタイヤとビードが密着せずにビードが上がっていきません。石鹸水で空気が漏れているところを探し、周囲にトントンと衝撃を与えながら電動ポンプでビードがあがることを祈りつつ作業していきます。しかし、それでもなかなか進展しません。
こりゃ電動ポンプよりも勢いよく空気を一気に送り込まないとビードは上がらない!と判断し、CO2ボンベを引っ張りだして、一気にブシューとエアを充填すると「ビキビキビキ!」という音とともにビードが上がります。チューブレスレディのホイールはシーラントを入れてない状態だと、あっという間にエアが抜けていきますが、一度ビードが上がったのであれば大丈夫です。
あとはシーラントをシリンジで40ccほどをバルブから注入し、電動ポンプで再び空気を入れていきます。空気漏れしているところは石鹸水の泡が見えるので、その周囲にシーラントが行き渡るようにホイールを傾けたり、トントンと衝撃を当たると気密で保たれて泡が消えます。それを何度か繰り返して、完全にホイールとタイヤのビードが密着できたら、高めの空気圧を維持して馴染ませます。

作業に苦労したヴィットリアのTLタイヤに比べて、後輪のフォーミュラプロ X-GUARD 28Cの取り付けは簡単でした。こちらは電動ポンプのみでビードが上がったので、最後にシーラントを入れたら、ホイールにシーラントが行き渡るように傾けたり回転させて完了です。
以外と苦労したのが、ブレーキローターの取り付けでした。フルクラムのRacing4は外セレーションと言われるタイプで、BB工具でブレーキローターの固定金具を回します。Mavicは中セレーションというタイプで、カセット取り付け工具を使います。作業性が良いのは後者の中セレーションでして、Racing4に付属の固定金具と手持ちのBB工具の組み合わせだと、どうしてもかかりが浅くて大トルクを掛けにくかったです。
これでCevelo R3にRacing4 DB+11-30Tに新品のブレーキローターという組み合わせが完成です。少しだけ試乗してみましたが、変速もブレーキの効きも問題ありません。タイヤの気密ですが、翌日になっても十分に維持されていました。翌日に乗り納めするために頑張って土曜日に作業を終わらせたのですが、前述の通り日曜日はあいにくの雨です。さぁ、年内にRacing4を再び試せる日は訪れるのでしょうか?
実は一番やらないといけないのがEscape R3のタイヤ交換でした。リアタイヤのひび割れがひどくなり、いつの間にかチューブもやられてスローパンクしていました。作業してみると、なかのチューブの表面でピンホールが空いているところが何箇所かありました。タイヤのひび割れなのかチューブのゴムの劣化なのかわかりませんが、全交換します。
そから先日の上京した際に、Escape R3専用の馬蹄錠の純正品がY’s Road本店に2500円ほどで販売されていたので、これも一緒に交換作業することにします。屋外保管していると、どうしてもサビが出て動きが悪くなります。ちなみにこの鍵ですが、これで2回目の交換だったりします。Espace R3は購入から15年も経過してますが、まだ元気です。

これまでEspace R3は屋根のあるテラスの下に置いていたのですが、屋根があっても屋外だとやっぱり汚れます。冬場は使用頻度が更に下がりそうなので、物置に縦置きスタンドを設置して、屋内保管することにしました。パンク修理も兼ねて、タイヤを前後ともに手持ちのWOタイヤのお古に交換し、駆動系を中心に全体を洗浄して注油しておきました。
これまで使っていたよくわかんないメーカーのサドルは処分して、余っていたフィジークのアリオネVSのお古にサドルを交換しました。シートポストの櫓のネジがかなり固着しちゃっていたので、ラスペネを吹いてゆっくりとボルトを回して事なきを得ます。今回は見送りましたが、フロント変速のアウターケーブルがそろそろ崩壊しそうになっているので、今度インナーケーブルと合わせて交換の必要がありそう。
これで土曜日の一連の作業は終わり。朝8時から着手して、途中に買い物と慣らし運転で抜けていた時間もありましたが、すべてが終わったのは夕方16時になっておりました。自転車のタイヤだけで、WOタイヤを4本、TLタイヤを3本も交換し、車のタイヤも1セット交換しました。
こんな感じで、ひたすらタイヤをいじっていたら一日が終わってしまいました(笑)