土曜日の朝、ホテルの部屋でこれを書いております。今日の夕方には新潟に戻るので、今日は自転車トレーニングは出来なさそう。ホテルでF1ベルギーGPのフリー走行を見ましたが、角田裕毅のRBのマシンはスパではマシン特性が合わず、速くなさそうです。それもあってか、パーツ交換を大規模に行ってペナルティを消化しておこうという作戦のようですね。
いずれにせよ夏休み前、最後のGPということで後悔のないような結果が出ることを期待しております。
FUJI ROCK FESTIVAL開催中の湯沢を通過して上京する
金曜日は16時までに仕事を何とか片付けまして、新幹線で上京します。今日は取引先に用事があり、その後に仕事仲間と飲んで、都内のホテルに泊まります。
先週の日帰り状況の反省から、今回は荷物を厳選しました。今回は宿泊なのでノートPCと着替えは持ってきましたが、それ以外の前回使わなかったものは全部置いていきます。駅ナカコンビニのNew Daysよりもセブンイレブンで買ったほうがアイスコーヒーが安いので、一度改札外に出てコーヒーを買って新幹線に乗りこみます。
新幹線内では中島らもの「今夜、すベてのバーで」をKindleで読みながら過ごしましたが、FUJI ROCK FESTIVAL開催中の苗場を超えて、群馬県に入ったところで酷い雨となりました。新幹線は遅れることはありませんでしたが、雷光がとても綺麗でした。
FUJI ROCK FESTIVALでは、今日の21時から上原ひろみの演奏があります。Amazon Primeのライブ中継はアーカイブ配信はないので、ライブで見ないと演奏が聴けません。飲み会は21時には多分終わらないと思うのですが、どうしようかな?
有楽町は暑くて混んでいた
19時に東京駅に到着します。新幹線ホームは地方に出発する人、在来線ホームも帰宅する会社員でごった返しています。山手線に乗り換えて、待ち合わせしたお店のある有楽町の駅に降り立ちます。どうも幹事の方がお店の予約をミスっていたので、本来入店するつもりだったお店の前で合流して、入れる居酒屋を探すことにしました。
ただ、さすがは金曜日の夜の有楽町でして、めぼしいお店はだいたい満席です。外は暑いので早く入店して落ちつきたいところです。やむなく客引きの案内で居酒屋に入りますが、ビールはぬるいわ、食事は高いわ、60分ちょっとで追い出そうとするわという酷いお店でございました。
4人で少々飲んで、ツマミが何品かで一人5000円を超えるとかマジですか?っていう会計内容でした。これはもう仕方ないかなと諦めつつ、クレジットで決済します。会計後にレシートを待っていたら、売上票しか渡してこないのでレシートを要求する有様でして、とにかく酷いお店でした。
東京の繁華街の居酒屋って、こんなに酷かったっけ?と久々の飲み会だったので疑問に思いました。かといって誰もが知っているような有名なチェーン店の居酒屋はあっという間に満席ですし、注文したものが中々やってこないです。なんか人手不足と物価高騰がモロに出ていて、以前のように出社した帰りにちょっと一杯という感じで飲む、という機会が減るだろうなぁ、というのが如実に表れてます。
さっさと飲み直そうという訳で、同行者が紹介がないと入れないワインバーに連れていってくれて、人づてで入ることができました。外の喧噪が嘘のような静けさと落ちつきっぷりの良いお店でした。ここで白ワインのボトルを4人で1本開けます。チーズなどをツマミにいただきながら、静かな環境で飲み直したお陰で気分もよくなりました。もっともこのお店もそれなりのお値段ではありましたが、一軒目よりは圧倒的に満足度が高いです。
このワインバーで21時を迎えたので、ちょっと同席者に断りを入れてイヤホンをしてスマホでFUJI ROCK FESTIVALの上原ひろみのステージだけスマホで見ます。今回は最新アルバムに入っているBLUE GIANTで使われた曲のアレンジである「UP」のパフォーマンスがあるだろうと予想して、それだけはどうしても聴きたかったんですよね。
ソロのパフォーマンスが最高でして、こりゃ現地は盛り上がっただろうなぁ~という素直に感動いたしました。色々と仕事仲間と雑談も出来ましたし、楽しい夜でございました。そして22時半ぐらいに解散となりました。
今回は取れた宿が茅場町だったので、日比谷線の銀座駅から茅場町に向かいます。久しぶりの銀座も外国人が一杯です。少し昼の熱気が収まっていて、歩いているだけで汗がにじむということはなかったです。
東京都の宿泊税と初めて払いました
今回の宿は京王プレッサイン茅場町でございます。この近くの以前所属していた会社があったので、馴染みのある場所です。茅場町駅の7番出口を上がったところにある吉野家とその隣の地下にある欧風カレーのキュイボンヌは何度も利用しました。キュイボンヌのカレーを久々に食べたいと思いましたが、土日はお店がお休みなので利用出来ません、ガッカリ。
隣にファミリーマートがあるので、そこでコーヒーと炭酸水、ちょっと小腹が空いたのを満たすためのスナックを買ってチェックインします。
今回もJR東日本のダイナミックレールパックのツアーで予約したので、料金は既に支払い済みです。チェックイン時に「100円の宿泊税のお支払いをお願いします」とフロントの方に言われました。あれ、東京都って宿泊税なんか徴収してたっけ?
気になったので調べてみたら、宿泊料が1万円を越えると100円の税金がかかるようです。これ自体は平成14年から実施されている税金なのですが、自分はこれまで一度も払ったことがありません。今回のツアーパックでホテルと往復の新幹線代金がセットになっているので、宿泊費の内訳がいくらなのか分かりませんが、これが1万円を超えていたということなのでしょう。
うーん、ビジネスホテルで1万円を超えるというのが初めてだったので、宿泊税を東京都に納めたのもこれが初めての経験となりました。地方で在宅勤務していると殆ど感じることのない物価の高騰ですが、東京では如実に感じます。飲食店、宿泊施設など高くなる一方ですね。
部屋はこんな感じで普通のビジネスホテルです。この周辺にある相鉄フレッサイン、東横INNも宿泊したことがあるので、このホテル内から相鉄フレッサインのWiFiに自動的に繋がりました。東京駅周辺の宿は高いので、どうしても茅場町とか上野の外れのビジネスホテルに泊まることが最近多いです。
お金があれば楽しいのでしょうが、これってしんどくない?
半年ぶりの上京ではありますが、暑い、人多い、観光客多い、物価高い、色々なサービス低下しているというのを実感しています。これまでが異常だったのかもしれませんが、物を所有せずに必要なときに対価を払って利用して生活する、というミニマリスト的な暮らし方を東京でやっていくのは段々とキツくなっているのではないでしょうか?
たまに上京するのは、地方移住した自分の判断の答え合わせ的な所もありますが、今の所は正解だったなぁ、と思います。もっともこれは仕事での収入が東京水準であることが大きいです。収入も多いですが、出て行くお金もかかるようになったなぁ、というのが今の東京に感じるところでした。
現状に感謝して、やるだけのことをやっていこう
円安も少し落ちついた相場になってますし、やや過熱気味だった株式相場も下がってきています。海外株式のインデックス投資の額が一気に目減りしてますが、それでもトータルでは十分な利回りですから、焦らずに動かずに長期的な視点で積み立てていきましょう。
そういえば今週は丑の日がありましたね。妹が実家に送ってくれた鰻をお昼にいただきました。
最近はすっかり量が食えなくなったので、150gのご飯に小さな鰻1切れで満足でございます。やっぱり鰻は美味しいなぁ、と送ってくれた妹に感謝しつつ、日々を淡々と積み上げていくことの大切さを感じます。
中島らもの「今夜、すベてのバーで」の一節でこんなのがありました。
「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある。
最近は本当にこれを感じます。年齢を重ねると人と会う機会がドンドンと減ってきます。そんな中で自分一人で暇だと感じるなく時間を過ごせることの大切さが身に染みています。これまでの人生では、趣味全開で色々なことをやってきたり、大勢でワイワイと遊んでおりましたが、最近は一人だけで自分でコントロールできることばかりに注力しています。
家でのんびりと過ごしている時よりも、出張などの旅行中や移動中の方が、こうやって自分と向き合って考える時間が多く取れるのは不思議なもんです。