猫ハウスの猫たち 2022~2023年

2022年の当初、我が家には猫が4匹いたのですが、今現在は3匹になりました。そのうちの1匹は現在、寝たきり状態になっています。

2022年の年初ぐらいのクロちゃんとレモン。クロちゃんは太りすぎなデブ猫でしたが、5月の連休のころから後ろ足がおかしくなってきて、歩くのが辛そうな状態になりました。

クロちゃんは大人しくておっとりとしているので、俺が一番気に入っていた猫なのですが、歩けなくなってからはすっかりと痩せてしまいました。

獣医に何度も母親が連れて行ったのですが、足は治らず横になっている時間がどんどん増えていきます。上の写真はまだ動けた頃の写真ですが、現在はもっと痩せて寝たきり状態になっています。

もう16歳という高齢な猫なので、母上が寝たきりのクロちゃんをせっせと介護してます。色々と垂れ流し状態ですし、夜中とかに切なくなって鳴き出すので世話をする母上も大変です。

寝たきりになって数ヶ月が経過した12月。1週間ぐらい餌も全然食べなくなって、そろそろかなぁ…と覚悟していたのですが、奇跡的に持ち直して年を越すことが出来ました。

現在も寝たきりは続いてますが、両親が餌や水を寝たきりのクロちゃんに与えて、体を拭いてやったりと面倒を見ています。

残念なのはレモンです。12歳と一番若かったのですが、病気になってしまい、獣医さんに連れて行った時には手の施しようがない状態でした。

レモンは人見知りをしないので誰にでも擦り寄ってくる可愛い猫でして、ちゅ~るを与えると喜んで食べてくれます。

なお病気になってしまった理由はハッキリとあるのですが、うちの母上の接し方がまずかったという訳ではありません。

病気になってから虹の橋を渡るまではあっけなかったです。12月のある日、亡くなったその日のうちにペット霊園で葬儀をしてもらいました。

あまりにもあっけないお別れに、何ともいろいろとやるせないです。

現在、ウチで元気な猫はタマ様だけになりました。タマ様は野良猫に近い生活をしていた時期がありまして、その時の影響から警戒心が非常に強い猫なのです。

自分が新潟に移住して2年ほど経過して、当初は自分が近寄ると逃げていきましたが、ようやく慣れたようで自分を見ても逃げなくなりました。

タンスの上は以前はクロちゃんの特等席だったのですが、現在はタマが居座っています。機嫌が良いときは呼ぶとタンスの上から遊びに降りてくれるようになりました。機嫌が悪いと絶対に降りてきません。

クロちゃんとタマ様の母猫のミミちゃんは、もう17歳の老猫です。2022年の後半ぐらいから動きが緩慢になってきて、温かい所でじっとしていることが増えました。

何か体に痛いところがあるようで、撫でられると嫌がるようになりました。このミミちゃんもタマ様と一緒に野良に近い状態だったことがあるので、獣医とかに連れて行っても暴れてどうにもなりません。

以前はちゅ~るなども喜んで食べていたのですが、最近は食べなくなりました。とはいえ、カリカリの餌などは普通に食べますし、駆け出したりはしなくなりましたが、自分で歩いて移動します。普通にお年寄りになったなぁ、という感じです

そんな訳でミミちゃんもクロちゃんも、以前のようには撫でたりすることは出来なくなったので、猫ハウスで自分が撫でることが出来る猫といえば気性の荒いタマ様だけとなっております。

機嫌の良いときは「撫でろ」と擦り寄ってきますし、たまにこういう可愛いポーズも取るのですが、調子に乗って撫でていると態度が豹変することがあります。

遊ぶのに飽きると、いきなり威嚇してきたり爪でこちらを攻撃してくるのです。態度で機嫌の具合が分かるようになってきましたが、たまにガリっと手をひっかかれたりします。

先週、タマを撫でていたら急に襲ってきたので、すかさず手を引っ込めたらフリースの袖を引っかかれました。幸い、肌への傷は回避出来たのですが、なんかチクチクと痛みます。

引っかかれた場所のフリースの生地の表面を見てみると、タマの爪の脱皮したみたいなヤツが食い込んでいました。タマは持ち上げられたりするのが超嫌いなので、爪は絶対に切らせてくれません。なので、爪に関しては伸び放題で鋭い状態のままなのです。

もしタマが病気になっても医者に連れて行くのは至難の業です。なので、このまま元気に過ごして欲しいですね。

猫と別れるというのは、直接面倒をみていない自分でもしんどいのです。


 

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