2015も新潟シティライド120kmに行ってきた

今年も新潟シティライド120kmに参加してきました。ちなみに昨年の記事がこちら。

前日の早朝の新幹線で新潟入りしたので8時には新潟駅に到着しました。昨年はケストレルで走りましたが、今年はCervelo S5を持ち込みました。我が家で一番高価な自転車なのに、多分一番走行してないのが不憫なので…

本当のところは今年は膝の不調であまりにも走れてなく、殆ど平坦基調なこのイベントでも120km走るのがちょっと不安だったこともあり、我が家で一番楽に走れる自転車を持ち出したのでした。

土曜日の午前中の新潟は、パラパラ雨がふったり、時折本降りの雨になるので殆ど雨宿りしてました。どこか寄り道して時間をつぶそうかと思っても、この目立つバイクを長時間駐車しておくのが怖くて、結局どこにも寄れず。

午後になってようやく天候が回復してきました。むぅ、イベント自体は当日受付だからお昼過ぎにノンビリ移動でもよかったなぁ。

三条から輪行でやってきたモコさんと新潟駅で合流し、フラフラと信濃川沿いをサイクリング。午後になったらもの凄く良い天気になってきました。

万代橋の脇に臨時ビアガーデンが。バイクラックも近くなるけど、飲んだら乗れないぞ。この状況でプハーっとビールとか飲めたら最高だろうなぁ。

フラフラ走っていたら近くに車を止めて自走でやってきた新発田のT氏とも合流。そして、この前まで武蔵小山に住んでいて新潟に戻ったヤスが休日出勤を終えて合流。

明るいウチから飲みにいくぞ!と王将でビールとギョウザでベースを作ったら、寿司を食べにいくことに! いやー、寿司ですよ。

美味しい魚と日本酒をぐいぐいやって、4人で明るい時間から完全に出来上がります。

安いネタですが、とびっこが好きな自分はとびっこばっかり食べていたような記憶があります。

フラフラとハシゴしようと思いましたが、17時ぐらいから飲んでいたので、自宅まで電車で帰らないといけないヤスとは19時半ぐらいに別れて、残り3人で古町へ。

で、3人で例の店に行ってきたのであります。まぁ、3回目ともなると、慣れたもんですが20時丁度に行くとまだOpenしてないのは、前回と同様。

この店を開拓したのはYUKI氏と田村編集長ですが、新潟シティライドを昨年一緒に走ったYUKI氏は、残念ながらエントリーが遅れて申込み出来ず。なにせ申込み開始から1時間ほどで定員になりましたからね。

最近、この手のサイクルイベントの申込みは瞬殺なので、油断しちゃいけません。本人も参加出来ないことを非常に悔しがっておりました。

22時ぐらいにはメイドバーを出て、宿に戻って明日に備えます。

さて、当日でございます。5時45分にホテルのロビーに集合して、自走してスタート地点である新潟陸上競技場に向かいます。当日6時から受付開始なので、地元の人は参加しやすいでしょうねぇ。

昨年は参加費4000円だったのが、今年は5000円にアップしましたが、まだまだこの手のイベントとしては安価な方です。ロングライド120kmとショートライドコースが設定されています。ちなみにトータルで650人ほどが参加しており、殆どがロングコースの参加者だそうで。

麒麟山ジャージとか潟鉄ジャージとか、新潟ではおなじみのジャージが多数。新潟在住の高校生自転車乗りのリンパウ君にもご挨拶。

新潟県内は昨年からタンデムがOKになりました。チネリのタンデムとか初めて見た。どうもモコさんの知り合いが乗っているそうです。

受付で景品のボトル、ゼッケンを受け取って、背負ってきたリュックは手荷物として預けます。この手荷物預かりも遠征者にはとても嬉しい気配りです。

開会式が終わったら7時半ぐらいから順次スタートとなります。ちなみに120kmコースはこんな感じでして、新潟市の外周をぐるっと回る超フラットなコースです。

信濃川沿いに走った後、海沿いを西に向かいます。今年は昨年ほど飛ばさずにノンビリ走りますが、やはりこういう直線コースだとついついペースが上がってしまう。

昨年は最初のエイドである岩室温泉の手前に給水エイドがありましたが、今年は廃止になりました。確かにあれは無くてもいいかな~という感じでしたからね。

新潟シティライドの一番の見所である越後七浦シーサイドラインに入っていきます。角田山の灯台が見えてきたら、絶景の始まりです。

緩い登りをゆるゆると登っていく参加者達。イベントはこういう連帯感がたまりません。

一番景色の良さそうな当たりで一枚撮影する。昨年より暑くて、今年は雨の心配は不要かな。

このコース唯一の登りの途中に「坂は楽しい」という応援幕を掲げている人が。今年で三回目となるイベントですが、段々とお祭り感がUpしている。

特に新潟県内のサイクリストが集まっている感じが良い。自分は新潟在住じゃ無いけど、しょっちゅう走りに来ているから、嬉しくなってしまいます。

そして坂の頂点にはおなじみの「悪魔おじさん」。昨年の越後長岡CCにも来てましたが、新潟シティライドは初見参かな?

この人が来ると否が応にもイベントが盛り上がるますよね~。参加者とハイタッチしたりしてました。

そして岩室温泉のエイドの到着。この辺は固まって参加者がやってくるので、エイド食の引き替えに長蛇の列が出来る。

エイド食は昨年とほとんど一緒の豆腐プリン、おこわ、温泉まんじゅうなど。暑かったので冷たい麦茶を沢山頂きます。

一緒に走っていたメンバーとは、とりあえず各自ここで補給してすぐ近くのレガーロで再集合しようということに。

昨年はイガランダーさんと呼び込みをした岩室のジェラートショップ「レガーロ」ですが、今年も開店30分前に到着。そういえば今年のイガランダーさんは別の用事で参加出来なかったようで、非常に残念そうだった。

 

ラムレーズンと小豆のダブルで頂く。暑いからジェラート最高~~。

屋外のテーブルで新発田のT氏、モコさん&その知り合いの方、リンパウ君たち3人組とジェラートを堪能する。40過ぎのオッサン達と高校生という、妙なグループであるw

7人のグループで先に進むが、流石に現役で競技をやっているリンパウ君達は速い。オッサンは息も絶え絶えである (・ω・)

 

海沿いが終わるとこういう感じの田んぼ道をえんえんと走ることになる。

約半分の60kmを走り追えて、お昼時に小須戸のスポーツセンターへ。ここでお昼ご飯を頂くのだ。

今年もカレー、サラダ、バナナが提供された。このカレーが給食のカレーっぽくて、お代わり可能なら、俺はお代わりしたいぐらいだった。

去年あった笹団子が無くなったのが残念だが、まぁ、正直言って昨年はボリューム多すぎたので、これが適正だろう。

しかし、ここまで暑い中、ちょっと無理して脚をまわしていたので、足攣り防止の予防として芍薬甘草湯を飲むが、食器を下げようと立ち上がった瞬間にピキーン!と来た。やはり平坦で高負荷というのはテキメンに脚に来る。

脚が攣り気味なのを我慢して回していたら、そういえば自転車でロングライドし始めたころはこんな感じだったっけ、と懐かしくなった。景色も良いし、本当に言うこと無しだ。

今年は曲がるポイント全てに人が立って案内していたため、非常に道がわかりやすかった。去年は看板だけだったので、何カ所かわかりにくいところがあったんだよね。徐々にイベントとして洗練されていくといいなぁ。

途中、横越の体育館の給水エイドでFacebookを見たら同級生が隣の公園で子供と遊んでいたそうな。近くに居るよ~とコメントしたら、エイドまで見に来て「ここにおっきい人いませんでした?」と聞いただけでスタッフの人も分かったそうな。残念ながら、自分はエイドを出た後でニアミスでしたな。

最後の食事エイドのである福島潟を目指す。今回は走行マナーのよい参加者が多くて、見てて安心だった。

福島潟のエイドにて。ろんぐらいだぁすジャージは一緒だが、かたや40過ぎのオッサン、かたや高校生である。

高校生のグループと一緒に走るという経験はなかなか出来ないので、非常に楽しかった。

福島潟では梨のシャーベット、ニンジンジュース、クレープアイスなど、これまた冷たくて美味しい。

今回のイベントはどこでもタップリと冷たいドリンクが準備してあり、ボトルにもどんどん入れてもOKである。暑いときのイベントして、これは非常に重要である。

さて、参加者の自転車で個人的に一番凄いと思ったのはこれ。俺が中学校の時、こういう自転車流行ったよねぇ。

そして昨年、ロングテールバイクを乗っていた方は今年は渋いランドナーに乗ってました。

この後、松浜橋を越えて、新潟市街に近づいていきます。今年は新潟みなとトンネルはコースには含まれず、柳都大橋で信濃川を渡るというルートになってます。

山の下埠頭あたりを走ってみると、見たことのある後ろ姿が!

まったくイベントとは関係なく、新潟でお披露目になったBRTを見るために新潟に遠征に来ていた大鳥居氏である。車に積んである折りたたみ自転車を活用して、山の下埠頭のフェリーでも見る帰りだろうか?

まったくこんな偶然もあるんだな~と思いつつ、大鳥居氏に挨拶。流石にあちらもビックリしたそうです。

さて、もうすぐゴール。前を牽いてくれた高校生グループの痛ジャージがまぶしい

15時半ぐらいに無事ゴールに入りました。

ゴール後には屋台で食べ物が食べられるようになっており、参加者にはそこで使える金券300円が配布されています。自分はかき氷を頂きました。

それを食べるためのテーブルがあるので、そこに陣取ってゴール後にマッタリできたのはとても良かったです。これは来年もやってほしいかな。

ゴール後に完走証を頂くときのくじ引きでジャージが当たりまして、サイズがなんとL。つまりLサイズ着れるところまで痩せなさい!という神の啓示であると理解して、ダイエットに励む事にしましょう。

うだうだしてたら、地元のえびのさんに遭遇。120km走り終えても、キリっとして流石にお綺麗である。自分とか顔に塩が浮きまくりで、洗顔シートでゴシゴシしたもんなぁ。

リンパウ君たちとダベってたら、隣のテーブルに昨年、弥彦山でお会いした潟鉄ジャージの方が居る。Blog読ませて貰ってます!とご挨拶すると、先方もこちらのBlogを見たそうな。いやー、恥ずかしいな  (〃▽〃)

ゴール後にダラダラし続けましたが、16時半ぐらいに新発田のT氏、モコさんと3人で会場を後にする。いや~、今年も良いイベントだった。来年もまた来るぜ!

やっぱりカーボンフレームでハブダイナモとか付いてない自転車は楽ちんだな~と思いましたw

さて、途中まで自走のT氏と別れ、駅前でモコさんと自転車を袋に詰めたら駅の脇のぽんしゅ館へ。色々と試飲させてもらってお土産の酒を買ったら、新幹線の時間まで駅ナカのお店でちょっと飲んで、帰路についたのでありました。

色々と出会いと偶然のある楽しいイベントでした。さて、次はいつ新潟に走りに行こうかな(またかい!)


 

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