2014 満喫! 新潟シティライド120km エイド食が充実しすぎw

関東が大雨で大変だった6/8の新潟は雲は多めなれど良い天気に恵まれました。さぁ、新潟シティライド 120kmの本番でございます。

ちなみにコースはこんな感じ。岩室の手前をのぞけば、殆どがフラットな新潟平野を走るので120kmといえども、かなり楽に完走出来ると思います。

6時に宿を出て、スタート地点である新潟陸上競技場の駐車場に向かいます。ひんやりと涼しい朝の空気が気持ちよく、あっという間に到着しました。

ごらんの通り人で一杯です。ロングコース120kmを400名強、ショートコースが100名ほど走るそうです。

現地で新発田のT氏と合流。今日はYUKI氏、T氏と一緒に3人で走ります。

当日受付なので、受付が終わったら急いでジャージにゼッケンを取り付けて、手荷物預かり場にリュックや参加賞のサコッシュなどを預けに行きます。

参加費が4000円とリーズナブルですが、今年は道案内のボランティアを置くのを止めたそうで、そのおかげで安いのかな?

会場には試乗コーナーがあり、色々な自転車が集まってました。興味があったのは、メリダのクロモリ自転車コーナーですね。

ちょっと試乗している時間はなさそうなので見て回るだけにします。

Konaのファットバイクコーナーが妙に充実してました。

KHSの折りたたみ自転車コーナー。

Feltのロード。そういえば最初に買ったロードはFeltだったなぁ。結構、お高い奴も試乗出来たようです。

参加者の自転車で目を引くのは、ロングテールバイクに乗っている名物のオジサマ。昨年の第一回にも出場していたようで、その目を引く自転車といい、キャラクターが最高。

お声がけしたらポーズを取ってくれましたよ。いやぁ、これはなかなかお目にかかれない自転車ですわ。

7時から開会式が始まりました。スタートは30分後です。新潟市長の挨拶や注意点なのの説明がありました。

記念撮影をしたカメラマンさんのジャージと顔に見覚えがあるなぁ、と思ったらGWに三川のコンビニで挨拶した人でした。

昨日の弥彦山を登っていた人といい、新潟の自転車乗りが多分ボランティアでこのイベントを支えているのでしょう。

今回はKEENのSPDサンダルで走って見ます。靴下はスポーツ用の五本指ソックス。近頃悩まされている足の痛みが出ることはなく、涼しくて快適。

脱いだり履いたりも簡単で、輪行旅ならシューズはこれで決まりだな、というぐらいに快適でした。

ただし、ヒルクライムではゴムのソールだと力を掛けたときにシューズがヨレる感じがしてイマイチ。登りがあるブルベで投入するのは厳しいかな。

7時半からウェーブで10台ぐらいずつスタート。こりゃ、スタートに時間かかるなぁ、と思ったら途中から20台づつスタートになった。

競技場を出て信濃川沿いのサイクリングロードをパレードランのように走ります。晴れてきて結構暑いです。

信濃川沿いのサイクリングロードを走りますが、歩行者も居ますので注意しつつ進みます。

一般道に出たら、ペースを上げて走りますが、400名以上の参加者が居ると、信号などではどうしてもトレインが長くなります。

新潟市街の中心部を抜け、海岸線に出たらYUKI氏が遥か先に行ったので追いかけます。今日は随分調子がよいようで、追いかけるだけで大変。

海沿いはひたすらまっすぐな海岸線で、心配していた風も無かったのでペースが合う人達とトレインを組んでハイペースで進みます。

あっという間に最初の給水エイドに到着。ここで冷たいドリンクを頂きます。海の家が給水ポイントでした。

給水ポイントを出ると、今回のコースで一番景色のよい越後七浦シーサイドラインに突入です。ここは本当に景色が良いです。

こんな感じで素晴らしい景色が続くんで、適当に自転車を止めて撮影してました。まだ序盤ということもあって、先を急ぐ参加者が多く、止まって撮影している人は少なかったなぁ。

個人的にはもっと良いカメラをもってゆっくりと撮影したいポイントでした。今度、また来るとしましょう。

シーサイドラインの終盤には唯一の坂エリアがあります。とはいえ、標高50mあがる程度なので平和なもんです。

最初の補給ポイントの岩室エイド。まだ35kmほどしか走っていないですし、時間も9時すぎぐらいなので朝ご飯ですね。

エイドに立ち寄ったらTwitter知り合いでアルプスあずみのセンチュリーライドで挨拶した、イガランダー氏が応援に来てました。
(`д´ )ゞ

昨年の第一回のレポートをblog等で読むと「エイドの食べ物の量が少ない」という感想が目に付いたので、今回はどうかな~と期待しておりました。

笹の奴はアンコ餅をおこわで包んだもの、温泉饅頭、豆腐プリンの3つと想像より豪華です。冷たい麦茶で美味しく頂きます。

今回のイベントはどこの給水所でも冷たいドリンクが準備されていて、これが非常にありがたい。ぬるいドリンクが出てくるイベントも多いですから。

イガランダーさんと雑談しつつ、3人で時計をチェックすると9時半ぐらい。昨日も行ったレガーロさんがこのエイドからすぐですが、営業時間は10時からなんだよなぁ。

まぁ、ノンビリと行きましょうという訳で4人で行って待つことにしました。

新潟県はこの4月からタンデム自転車が公道を走れるようになりました。それを記念してか、パラリンピックのタンデム自転車の出場者を招いてました。

いやぁ、走っているところは見れなかったのですが、これはゴッツイ自転車だなぁ、と興味津々。

エイドを後にしてレガーロさんに到着。まだ自分達しかいません。マスコットのヤギさんにご挨拶。

店内をよく見ると10時前なのにもう営業してました ψ(`∇´)ψ

暑いのとエイドまで飛ばしまくって腹が減ったので、今日もトリプルを頼みます。

お店の人に「今日は自転車のイベントでこの辺を通るんですよ」と話したら、そういうイベントがあることをお店の方は知らなかったです。

レガーロさんはコースの曲がるポイントからすぐなのですが、エイド直後ということもあってそんなに人が入ってきません。こんなに美味しいのに勿体ない!

そんな訳でイガランダーさんが、交差点で信号待ちをしている参加者を手招きして客引き。「ジェラート美味しいよ~」

誘われて何人かがやってきました ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ

MOSAIC.WAVジャージの方はアルプスあずみのセンチュリーライドにも出ていたそうで、あのイベントに出ていた人は寄り道が基本になってますな。

ここでイガランダーさんとはお別れで、我々は次のエイドポイントである65km地点の小須戸を目指して走ります。

ロングテールバイクのオジサマが居ました。写真撮りますよ~と声を掛けたら「1枚100円だよ~」とジョークで切り返し。

やはりこういう名物的なキャラクターの人が居るとイベントっぽくていい感じです。

よく見るとリアのキャリアの後ろにキャッツアイの5LEDのリアライトが2個もついていて、これは夜も目立つなぁ。

そんなわけで走っているところをパチリと1枚。

ウマのかぶり物、シアトルスポーツのソフトクーラー、謎のテンガロンハットなど、リアの荷物もいい感じです。

あっという間に小須戸の市街が近づいてきました。岩室から小須戸への道は月潟あたりを通るんですが、果樹園が多い。

シーズンには梨とかを食べに来たいですな。新潟は梨とかスイカも美味しいですよ。

小須戸のエイドステーションは屋内の体育館です。結構暑いので、日光を遮ってくれるのはありがたい。

このエイドは10~12時に通過しなければなりませんが、レガーロを出たのが10時で到着したのが11時すぎだったので丁度ピークでした。

今回のエイドの補給食は受付で貰った引換券を出して頂きます。なるほど、この方式は無駄が無くて良いですね。

お昼時という事もあってお腹が減りました。今回の補給の中でもメインがここです。カレーが出るという事は知ってましたが、最初のエイドの充実を考えると期待出来そう。

冷たい麦茶、カレー、サラダ、バナナ、笹団子という大判振る舞い。「今年は量が少ないとは言わせないぜ!」と言わんばかりの充実っぷりです。

いやぁ、こんなに食えるかなぁ、という人も居たでしょうが、ブルベで鍛えた自分の胃腸には朝飯前ですよ。
ψ(`∇´)ψ

カレーは給食の味のようなジャガイモがゴロゴロと入った懐かしい味。単なるカレーではなく、新潟名物にタレカツに使うような豚モモ肉のカツが2枚も乗っている。

サラダも付いているし、これは豪華ですな。そして相変わらず冷たい冷たい麦茶が美味しい!

デザートの笹団子。これで血糖値が一気に上がって、すっかり満腹でございます。

T氏がちょっと膝の調子が悪そうだったのと、お腹が一杯ということもあってしばらくダラダラと走ります。

もしエイドの補給食で物足りなかったら、この区間で横越のPLANT5に寄り道してみかづきのイタリアンでも食べようと思っていたのですが、そんな必要は全くありませんでした。

午後になると日が陰ってきました。エイドの直前で腹ごなしも含めてYUKI氏とトレインを抜け出して飛ばす。

横越の体育館がチェックポイントで、ここで給水が出来ます。今回のイベント、至る所で通過チェックをやってました。

黄色いゼッケンの実走スタッフも沢山いましたし、沿道でレスキューバイクも何台も見かけました。

この辺からは10~15kmおきにエイドやらチェックポイントがあります。やはり長距離に慣れていないと後半はダレますから、その辺の心理を上手く考慮した設定ですね。

さて東の折り返しである福島潟のエイドが近くなってきました。

この辺ですが、走っているシーンが少ないです。なぜなら岩室を過ぎると、ひたすら平坦な田んぼの中を走ってるんですね、このコース。

自分に取っては目新しさはゼロだったから、写真を全然撮影してないんですね。信号は少ないし、飛ばしやすいので楽しいんですけどね。

福島潟のエイドで最後の補給…といってもカレーを食べてから2時間ちょっとしか経ってないですがw

ニンジンジュース、豆天、クレープアイスとこれまた豪華な補給食でございますよ。

クレープアイス、大きくてボリューム満点。YUKI氏は「これが効いて満腹過ぎて苦しかった」と言っておりました。まぁ、私は余裕で食べました。

地味に手作りの豆天が大変美味しくて、これはビールが欲しくなる素朴な味でした。袋入りなのでジャージのポケットにいれてお土産にも出来るという親切仕様です。

さて、ゴールを目指して走ります。AACRも一緒に出た同級生がお仲間を連れてゴールで待っていたようですが、何しろ寄り道をしたりマッタリと走ってたもんで、ゴール予想時間は15時過ぎ。

この辺からちょっと雲行きが怪しくなってきて、たまにポツポツと雨が落ちてきますが、何とか天気が持っている感じ。

本当はこの辺で一件寄りたいブーランジェリーがあったんですが、お腹一杯だったのでスルー。いやぁ、寄り道できない程のエイドの充実っぷりだ。

給水も至る所で受けられるので、ボトルは一本でしたが、自販機やコンビニで飲み物を買う必要は全くなかった。

最後のハイライトは信濃川の河口の下をくぐる新潟みなとトンネルです。ここの歩道は結構凄いと噂では聞いてました。

入り口はスロープになっていて、ここは自転車を押して下ります。

トンネル内は徐行すれば乗車しててもOK。イベント参加者は徐行をお願いします、という放送が流れてました。

このトンネル、1km以上ある上に涼しいですし、車と完全に隔離されているので排気ガスも入ってこなくて快適。

雪の心配も要らないので、も地元のランナーにとってもありがたいトンネルだと後で聞きました。

トンネル途中の待避所で記念撮影。

トンネルを出たところで撮影。こんな感じの豪華な地下トンネルとなっております。

しかし、信濃川の河口付近には橋がとても多いのに、こんなトンネルまで作るとは…流石、土木王国だ。

トンネルを抜けたら、信濃川添いに走ってゴールを目指します。天気はギリギリ持ってくれたかな。

誘導されて無事ゴール!。岩室でご一緒したイガランダーさんが出迎えてくれました。かなり試乗を堪能された様子です。

残念ながら同級生にはタイミングが合わずに会えませんでした。

完走証明を貰って、冷たい冷たいウーロン茶とうまい棒を頂いておしまいです。GWにもお会いした麒麟山ジャージの方々を参加者、スタッフにも沢山見かけました。

福島潟のエイドでも昨日の弥彦山であったスタッフの人にも会いましたし、多くのボランティアに支えられた地元密着のイベントなのでしょうね。

昨年に反省なのか、参加費に対してエイドの補給食がとても充実していて、予想以上に楽しめました。天気も持ってくれたしね。

イベントを支えてくれたスタッフの方々、ありがとうございました。
(`д´ )ゞ

しかし、ゴールした15時過ぎぐらいから雨が落ちてきて、風呂に入るために女池まで移動する途中で本降りになりました。

やはり走った後は風呂が欠かせないのですが、ちょっと入るだけにホンマ健康ランドは高いし、近隣の銭湯の開拓は今後の課題ですね。

そんな訳で女池で折角風呂に入ったのに、その後の駅までの移動で濡れちゃったので早々に輪行袋に自転車を詰めて、駅ビルでご飯を食べることに。

駅ビルに3台の輪行袋を置ける店を探して、ビールで乾杯。新発田のT氏はここから輪行で帰ります。

自分とYUKI氏は18時半の新幹線でゆったり帰ったので21時には東京に帰ってこれました。

新潟シティライド、120kmという距離を全然感じないフラットなコースで参加費も安く、新潟中心街でスタートとゴールなので前夜祭と後夜祭もやりたい放題。

慰安も兼ねてワイワイと参加するのが楽しいイベントですね。ただ、この時期の新潟は通常なら天候が非常に微妙なのが難しいです。

とりあえず来年もまた来るよ~~~(〃▽〃)


 

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