今年の冬はふとしたきっかけから安納芋を大量に取り寄せて食べてました。こんなに美味しい芋があるのか?というぐらいにハマりました。
安納芋の最終形。もうこれだけで立派なスイーツです。ネットリしっとりとした味でとても美味しい。皮も美味しいので本当に素晴らしいです。
きっかけはスーパーで立派な薩摩芋を購入してみて、電子レンジ+オーブンで焼いたら、これが結構良く出来て美味しかったのです。上が普通の紅はるかという芋を焼いた物です。
んでもって、Twitterで焼き芋旨い~とか呟いたら、愛読しているひとりぶろぐのmoyashiさんが「安納芋オススメです」と推薦してくれました。
安納芋、確かに最近、美味しい焼き芋でよく名前を聞くなぁということで、インターネットで検索するといろいろな所で通販で買えます。樂天とかのモールでも買えるのですが、農場の人が直接やっているWebサイトで不揃いの芋を買うのが安そうです。
そんな訳で1月に15kg取り寄せました。シーズンとしてはそろそろ終わりの時期だったので、安価な不揃いのものが安く手に入ったのは非常にラッキーでした。
不揃いといっても味はしっかり安納芋です。これはしばらく楽しめるなぁ、というわけで今年の冬は焼き芋を食べまくったのです。折角だから焼き方にも拘ってみましょう。
Amazonで探してみると「焼き芋機やっくん」というのが安価でよさそう。お値段980円でガスで焼く。弱火でジリジリと30分ぐらいかけて焼くのだが、家庭用のガスコンロだと温度センサーが働いて火が消えてしまう可能性あり。
うちのガスコンロは業務用でセンサーはついてないので、心置きなく焼き芋を焼けます。焼き芋機やっくんはアルミ製で分解掃除もできません。焼いていると安納芋から出た蜜が垂れて焦げるのですが、完全に炭化するのでお手入れは叩いて落とすだけ。
この真っ黄な身がホクホクしっとりして美味しいのです。と思ったのですが、上の状態は実はまだ焼きが足りません。30分ぐらいでは美味しい安納芋は焼けません。
弱火で1時間以上焼き続けると、中の蜜が完全に糖化して、とても甘くなるのです。ここまで焼くと万全です。皮から身が剥がれて、中はしっとりと仕上がります。
流石に15kgは一人じゃ食えないので、焼き芋パーティをやったりしました。いやぁ、今年の冬は安納芋のおかげでとても楽しめました。
Twitterで「バター落とすと更に旨いよ」という悪魔のささやきがあったので、試してみました。こうなるとスイートポテトそのものみたいな味になって素晴らしいですが、カロリーが気になりますね。
15kgあった芋も1ヶ月ぐらいで消費して、色々と楽しめました。旬のシーズン以外には入手出来ないので、次の冬にはまた入手して楽しみたいと思います。そんな訳で安納芋、超オススメ食材でした。