自転車用のリュックはドイターのものがよく使われていますが、トレイルラン用のザッグもコンパクトで軽量なので自転車向きです。
以前、グレゴリーのルーファスというトレイルランザッグを担いでいましたが、自転車で使うにはもっと背面長が短くてジャージのポケットが使いやすいモデルがないもんかな~と考えていました。
自分はトレイルランはやらないですが、いつの間にやらトレイルランの世界もウエストではなく胸回りで背負うベストバッグというのが出てきてました。
これは夏場のロングライドでハイドレーションを使う時に丁度いいんじゃないか?と思って、渋谷のODBOXでグレゴリーのテンポ3という一番小さいモデルを買ってみました。
単体で買うと3000円ほどするHydrapaknのリザーバーが付属しますので、手持ちのハイドレーションを持っていない人は無駄がなくていいですね。もちろん専用品なのでバッグにピッタリ入ります。
Hydrapakのリザーバーは口がパカっと大きく空きますから、コンビニで買ったロックアイスをガラガラと入れておくと、背中も涼しいです。これを背負って居れば飲み水の心配は要らないですし、背中も涼しいです。
ハイドレーションは停止することなく安全に水分が取れますし、ボトルに水を入れておくよりも温度の上昇は防げるような気がします。コンビニでも安い2Lの天然水を買って無駄にすることなく使い切れます。
自転車用のリュックでは背中に空気が通る用になっていたりしますが、このザックは単なるメッシュ処理です。しかし、そこは流石グレゴリーというか、長時間背負って汗だくになっても、あまり気にならない表皮になっています。
このリュックは胸の所で背負うのでウエストベルトがありません。山用のリュックで良くあるウエストベルトについたポケットとか自転車では邪魔だと思っていたので、このリュックは背負っていて非常に快適です。
ちなみに左がHydrapakの汎用の3Lのリザーバー。こっちは根本からチューブが外れたり、飲み口をストラップに固定するためのマグネットなどがついています。
テンポ3に付属するリザーバーはチューブが外れないのがちょっと残念ですが、幅広で底が浅いこともあって乾きやすいです。
ちなみに左のリザーバーはドイターのリュック(Compact Air EXP 10)で使ってますが、こちらも専用品のようにピッタリです。
このグレゴリーのテンポシリーズですが、ザックの容量は3L、5L、8Lというサイズがあります。付属するハイドレーションはすべて2Lのようです。
上記のモデルは一番小さいサイズですが、常に背負ったままで快適です。休憩でついリュックを下ろして肩の荷を下ろす、という必要性を感じません。
その分、収納力は最低限で、ちょっとした補給食やタオルや工具などは入りますが、雨具などのかさばる物は入らないですね。
購入したのは5月で、ブルベやロングライドで10回ほど使いましたが、大変気に入っています。常に汗だくになる運命なので、すでに汚れが目立つのは仕方ないでしょう。
先週の40度越えの猛暑でもハイドレーションは有効で、このときはドイターのリュックに3Lのハイドレーションを持って行きました。コンビニでは大きなロックアイスを全部入れられるので便利ですし、あの猛暑の中で4時間は冷たい水が無補給で飲めたのは非常に助かりました。ただ、ああいう猛暑では体に掛ける水を入れておくためにボトルを1本は持っていくことを忘れずに!。。
ハイドレーションをお持ちで無い自転車乗りの方でハイドレーション導入を検討している人にオススメですね。