GW後半2日目は宇都宮から実家のある新潟県阿賀野市に向かって出来る限り走る予定です。
実家まで走りきると230kmほどで、登りは栃木と福島の県境にある山王峠の標高が800mちょいで、後は会津から新潟に抜けるR49で300mぐらいの峠越えが2回ぐらい。
ナイトランは出来るだけ避けたいので、R49と併走する磐越西線で途中から輪行するというヘタれた感じになるでしょう。
宇都宮の朝は寒くて、雨具兼用のMavicのH2Oジャケットを来てスタート。でも、正直ペラペラなウインドブレーカーがあれば十分だったなぁ。ブルベならともかく、いつでも輪行エスケープ出来るルートのツーリングならば雨具は要らないですね。
今回は気温差が激しかった事もあって念のために持っていったが使わなかった装備が多すぎる。冬装備一式は全く不用でした。その辺の反省はチェックリストを作ると同時に考えようと思っています。
スーパーホテルの無料の朝ご飯を頂きます。ビジネスホテルなので食事が6:40からと遅め。自転車を組み立ててホテル前に止めておいて、食べたらすぐ出発です。
正直、新潟まで230kmを走るなら、夜明けとともに出発しないと新潟県境の峠が夜間走行になっちゃいますから、朝ご飯を食べた時点でどこかで輪行する気マンマンだったわけですが(;´д`)
宇都宮から鬼怒川・日光方面に向けて進みますが、微妙な登りと信号の多さでペースが上がりません。コンビニでちょっとリフレッシュしたりしてダラダラと進みます。それでも1時間で15km以上進んでいると安心するのがブルベ脳でございます。
途中、ロードバイクを数台積んだクルマが信号待ちで「どこまで行くの?」って聞いてきました。反射的に「新潟までです」と答えて驚かれますが、すみません、多分、会津若松あたりでヘタれて輪行の予定です。
鬼怒川温泉郷当たりに入ると2年前にも通った知った道になります。気温も上がって走りやすくなり、テンションも上がります。ここからは半袖ジャージで行きましょう。
この辺はトンネルも新しく、歩道も広くて自転車で走りやすい。しかし、勿体ないことにこんなに良いルートなのに走っている自転車が少ないのですよ。会津まで3台ぐらいしか会いませんでした。
川治温泉に入ります。謎の像は川治温泉の「かわじい」だそうです(笑)
川治温泉といえば2年前にも利用した坂分精肉店なのですが、自分が到着した10時ぐらいだと開店直後でまだ揚げ物はこれから。ちょっと待てば揚げるよ~という事でしたが、ちょっと先を急ぐので今日は見送り。
川治温泉、綺麗ですよねぇ。一度泊まってみたいわ。足湯も利用したことないしな。
自転車は少ないですがバイクは一杯だった五十里湖周辺です。
綺麗な川沿いをえっちらおっちらと上っていきます。勾配は緩いのであまり辛い感じはしません。
この当たりまで来たらもうすぐ頂点で福島県はすぐそこ。
福島県に入りました。
今回のルートではここが最高点で、あとは一気に下ります。あまりカーブは厳しくないので快適なダウンヒルが楽しめます。
より険しい南会津方面と会津若松への分岐ポイント。自分はもちろん右折。
このエリアも緩やかな下りで快適なダウンヒルです。少々向かい風が強かったので、正直言うと下りでなかったら走るのが嫌になっていたと思うなぁ。
ちょうど13時ぐらいにお店発見。一度、行き過ぎますが、クルマやバイクが沢山止まっていたので、これは良いかも?と引き返して入店。
トイレから戻ってくるとコップの水にウォーターポット。うむ、この店は分かっている。水がうまーい。
ミニソースカツ丼定食(650円)とミニラーメン(350円)を選択。どちらも想定外に美味しくて(特にラーメン)、ここを通る時には定番にしてもいいかも。
野焼きをやってました。向こうには消防車と雪山。
湯野上温泉駅の回りの桜は残念ながら全て散っておりました。この後、大河ドラマの影響もあって会津周辺の観光スポットはどこも大人気。特に大内宿の入り口はクルマの出入りが凄かったです。
芦ノ牧温泉のいつものスポットで記念撮影。ここまで来れば会津若松までもうちょっとです。ここで14時半ぐらいですから、会津若松到着は15時半ってところでしょう。
この先にちょっと進んだところの分岐で、新潟まで向かうのに会津若松市街をショートカットして会津坂下に抜けるルートにするか、それとも会津若松方面に進むかを選択することになる。
色々と悩んだが、折角大河で賑わっている会津若松を通らないのは勿体ないので、とりあえず会津方面に進むことに。時間に余裕があったら喜多方まで進んでラーメンかな。
そんな訳で会津若松到着。右側に見えるのが鶴ヶ城ですが、大河効果でクルマが一杯。
自分は会津若松はガキのころに何度も来ているので、やっぱり見るべきところはなかったという訳で、なんとなく予感していた通り素通りと相成りました(笑)
一応、大河記念ってことで ヽ(´Д`;)ノ
さて会津若松を素通りしたため時間に余裕が出来ました。ここから喜多方までは20kmもなく、到着予想時間は16時半ぐらい。トータルの走行距離は150km程だから喜多方から輪行で帰るぐらいで丁度良いかな。
新潟県の新津駅まで磐越西線で輪行して、駅まで親父殿にクルマで迎えに来てもらうという段取なのですが、問題は乗る電車の選択。新津まで行く電車は17時と18時40分の2本しかなく、所要時間は2時間ほどです。
前者だと喜多方に到着したら、すぐに輪行準備しないと行けないので喜多方ラーメンが食えない。後者だと新津到着が21時と遅くなるので、実家周辺の温泉の営業終了時間ギリギリになってしまいゆっくりと風呂に入れない(実家の風呂は苦手でもう10年利用してない)。
という事は喜多方で速攻で湯に浸かって、ラーメンを食べて遅い方の電車にすれば一挙に解決!
ヽ(◎´З`)ノ彡☆
そんな訳で喜多方駅に16時半に到着しました。スマホで湯を調べて見ますが…えっと、まともな湯が無いです。下調べしてなかったんかい!と言われそうですが、喜多方は何度も来た事があって観光地っぽいから日帰り湯ぐらいあるだろうという思い込みだけでした。
北に10kmほど走れば熱塩温泉というのがありますが途中の道路が大峠道路とかいう名前で萎えました(後で調べたら温泉までは全然登ってませんでしたが)。ああ、もう湯は諦めるしかありません。
さぁ、ここで喜多方ラーメンを諦めて輪行の準備をして17時の列車に乗れば、夕暮れの磐越西線の景観と実家近所の温泉が待ってます。ラーメンと天秤に掛けてどうする?>俺
まぁ、予想通りラーメンも見送って輪行です(笑)。湯の魅力には勝てないです。結果的にこっちの選択で正解でした。
19時に親父殿に新津駅まで迎えに来て貰って、一度実家に戻ってから、以前の愛車であるレガシィで近所の日帰り温泉まで出撃して湯をたっぷりと堪能。もちろん風呂上がりには瓶の白牛乳ですよねぇ。
この後、実家に戻って近所の飯屋で驚愕するのですが、それはまた別のエントリーで。