前のエントリーの150km走行は全てがこの汁なし担々麺を食べに行くために、である。前日に寿司をご馳走するよん、というお誘いもあったのだが、今日の気分は中華だったのだ。なかなか連絡のつかないYUKI氏と池袋に19時過ぎに待ち合わせだ。
何しろ補給食を控えめに走ってきたから超腹が減っている。横浜からの湘南新宿ラインではグースカ寝て、西武の地下食料品売り場でバゲットなどを買ってからお店に向かう。池袋は西武が東口、東武が西口なので、つい間違って逆の出口に出てしまう失敗をしてしまう。先に着いたYUKI氏からは「5組ぐらい並んでいるけど、どうする?」と連絡があったが、寿司を蹴って来ている以上、他の選択肢はないのだ!
そんな訳でTV版 孤独のグルメの第二話で紹介されていた「池袋の汁なし担々麺」のお店である「楊 二号店」に無事到着。既に3組待ちの減っていたが、なんだかんだで40分ぐらい待ったかな。自分、22時から横浜桜木町のブルク13で宇宙戦艦ヤマト2199の第四章を見に行く予定だったので、あまり長居出来なかったのですが、十分間に合いました。
最初、カウンターに案内されたけど、広い席が空いたという事で店員さんにどうぞ移ってください、と張り紙のある五郎ちゃんが座ったテーブルに移動。
メニューの一部。やはり汁なし担々麺がメインだろう。お互いに普通の辛さのヤツを頼む。後は焼き餃子と拌三絲(バンサンスー)をYUKI氏とシェア。まるっきり井之頭五郎が頼んだ物と同じです。
拌三絲が来ました。食べた感じは冷やし中華の上に乗っている具みたいな感じ。これで辛い担々麺の口直しは万全だ。
汁なし担々麺が来ました。沢山のナッツとゴマだれ、ワンポイントの青菜が爽やかさを演出してくれる。麺はソフト麺っぽい太めの柔らかい感じ。まずはコネコネと混ぜる。
よくかき混ぜて食す。うーん、山椒がバッチリ効いてる。これは俺の好きな味だ!
やばい、これはクセになる。近くにあったら一人で週1ぐらいで通ってしまいそうな味だ。心配していた辛さですが、ラー油のような唐辛子の辛さではないので、思ったほどではない。ゴマとナッツの甘みが利いていて、口の中でネットリと絡み合う。そしてたまに青菜をかじったり、拌三絲で口直しをして、またネットリと麺を啜りこむ。
うむ、150km走ってお腹を減らしてきた甲斐があったというものだ、大満足です。
最後に羽根つきの焼き餃子がやってきた。パリパリの羽根に肉汁溢れる意外とあっさり味の熱々の餃子でございます。
タレはもの凄く酢が利いたあまり見たことの無い醤油。これに辛味噌を溶いて餃子のタレにする。
このタレ、ちょっとクセがあるけどやみつきになりそう。あっさりした餃子の具と相まって美味しゅうございました。
この汁なし担々麺、1stシーズンの放送の中で一番利用して見たかったお店なのですが期待以上の味でした。BSジャパンで先週から1stシーズンの再放送をやっているので、それに先回りするように他のお店も試してみたいかも。もっとも食べに行くなら自転車100km以上を必須にしよう(笑)