足イボがなかなか良くならず、以前はピッタリだったSIDIのERGO2に締め付けられる感じがして窮屈になってきました。そんな状態でサイクルモード行って、SIDIブースで新型のWIREモデルを試させて貰ったらERGOよりも幅がゆったりとした足形でピッタリ。担当の方もERGOはかなり締め付け強いですからねーと仰ってました。
ペダルも最近はSPEEDPLAY以外を使おうという気になりませんので、SIDIの4つ穴のSPEEDPLAY専用モデルを是非使ってみたい、なんでも普通のモデルよりソールが薄くて軽いらしい。よし、ERGO2もかなりくたびれてきたし、WIREのSPEEDPLAYのモデルに買い換えちゃえ!と決心しました。
そんな訳でSIDI WIRE carbon verniseが手元にやって参りました。サイズは44.5でございます。SPモデルはこの純白のモデルしかなく、個人的にいはノーマルの蛍光イエローが良いなぁーと思っていたんですが、いざ手元に届いてみると中々良い感じ。
相変わらずのテカテカのエナメルと上部のワイヤーにベンチレーション用のメッシュ加工が足の甲の部分にもされています。ワイヤーは良くあるBOAダイヤルによる一本締めとは違ってまして、2つの部位に分けて締め上げられるようになってます。
ワイヤーの締め上げは今までのERGOのナイロンワイヤーと一緒ですが、リリースは両脇のノッチを指で挟んで押すと1段ずつゆるめる事が出来ます。ヒールカップの調整などについてはERGOと同じですね。
裏面のカーボンソールにSPのクリートとKeep On Koversを取り付けたところ。真ん中の光沢部はSPEEDPLAY専用モデルにクリートを取り付ける時に必要な摩耗防止のオプション。これっペラペラのアルミの薄い板がクリートの形に切ってあるだけなのに、1000円ちょっともするのはなぁ。
ぶっちゃけ、普通のシューズに取り付ける時にはオプション要らないのに、SPEEDPLAY専用シューズにオプションが必要なのが残念。もしまたこの部品が必要になったら、アルミ板買ってきて自分で金ハサミで切って作りますわ。
上がERGO2にSPEEDPLAYのクリート+Keep On Koversを取り付けた状態。ソールはカーボンですが、形がかなり違ってます。そしてSPEEDPLAY専用モデルはソールが非常に薄く出来ています。
今日の朝練で試しに履いてみましたが、非常に快適に足が回ります。SPEEDPLAYモデルの方がソールが薄くて軽量化されているという事なので、その影響でしょうか? それ以上に足が非常にリラックス出来て楽でした。
そして今までのERGO2に比べると、同じクリート+Keep On Koversなのに専用モデルの方が歩きやすいのです。なんかクリートとか踵の角度が若干違うのか、接地感がありますね。この接地感は信号待ちでクリートを外して、足を置くときにも自然な感じで楽なんですよね。
実際に横から角度を確認してみます。まずは専用モデルの方です、
こっちがERGO2。明らかに靴の角度が違いますね。
ERGO2はいかにもロードの靴という感じの高下駄っぽい感じなんですが、SPEEDPLAY専用モデルの方はロードのそれに比較するとかなり歩きやすいです。この接地感の違いで、長時間走るときの信号待ちの足休めでかなり疲れが違ってくると思います。
さて、クリートとKeep On Koversを着けた状態の靴の重さを量ってみましょう。専用モデルの方は383gと出ました。
ERGO2は同条件で413gなので、専用モデルは30g軽いことになります。カタログではもっと軽量化されていると唄ってますが、イタリア製にカタログスペックを求めることは止めときましょう。
まだ朝練で80km走る時に使っただけなので、もっと長い距離を走って評価してみたいですね。