- 周辺機器・アクセサリ
- 2013 年 4 月 1 日
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ルートラボで作ったコースをGarmin eTrex20Jに移す
リクエストがあったので、自分がブルベの時にGPSにコースを移す方法をまとめておきます。eTrexへの……

先週の日曜日にWINSPACE M6で屋外を走っていた時に異常がなかったのですが、自宅の保管場所の下に液体だまりが出来ているのを見掛けました。

液体はやはりシーラントでして、タイヤから漏れたシーラントが垂れていました。フレームや部屋の中にシーラントが飛び散った跡がなかったので、保管時にパンクの穴が広がり、シーラントがポタポタと漏れていたようです。

タイヤの表面をチェックすると、表面にシーラントが固着した跡が見つかりました。3気圧ぐらいまでなら空気が漏れないのですが、それ以上の圧力がかかるとシーラントでは塞ぎきれず漏れるという穴です。シーラントはこの穴からポタポタと漏れていたのでした。
このタイヤ(IRC FORMULA PRO HL TLR S-LIGHT 700×30C)は、まだ700kmしか使っていませんから、ホイールから外して裏からパッチを当てて修理しようと思います。チューブレスタイヤのパッチ当ての修理は自分の場合、数年に1度あるかないか?という作業なので、なかなか経験が積めないです。
今回、このタイヤのビード落としとビード上げに非常に苦労をしまして、色々と新しいやり方を試しました。
WINSPACE M6完成車には、UNAAS HARD SEというカーボンリムのホイールがセットされています。このカーボンホイールにIRC FORMULA PRO HL TLR S-LIGHT 700×30Cを取り付けていたのですが、取付時にビードが堅くてなかなか上がらず苦労した記憶があります。

IRCのTLタイヤはビードがタイトでして、空気漏れは起こさないのですがビードが上がりにくい傾向です。取付の時、CO2ボンベを使わないとビードは全く上がりませんでした。しかも5気圧ぐらい掛けると、やっとビードがリムに密着するという硬さでした。
ビードが上がるときに「パチン」という音がするのが一般的ですが、このホイールとタイヤの組合せでは空気圧を高めに掛けると「バイーン!」というこれまでに聴いたことのない大きな音でビードが上がりました。これはビードとリムの嵌合がかなりキツイということです。
ここ7年はチューブレスタイヤをメインに運用していますが、こんなにビードとリムの嵌合が固い組合せは初めてです。嵌まっているビードを落とすのも、通常なら素手で簡単にできるのですが、この組合せでは全く歯が立ちませんでした。
外すときにも石けん水を塗ってみたり、ゴム手袋で横にねじるようにタイヤを捻っても、リムに密着したビードが落ちる気配がありません。結局、AIに相談してL型クランプを使って、ビードを落とす方法を試すことにしました。

AmazonでL型クランプ(1400円ぐらい)を購入しました。一緒に最近ちょっと流行っている自転車用のお掃除フロスも買ってみました。お掃除フロスの話はいずれ書くとして、まずはビードを落としましょう。

タイヤレバーなどの平らなモノを挟んで、片側のタイヤとリムを抑えます。もう片側はタイヤに当ててしっかりと挟み込みます。素手よりも遙かに強力な力でタイヤをしっかりとホールド出来ます。

後はテコの原理でグイグイとクランプを動かし、タイヤをリムから離れるように引っ張ります。これだけで普通はビードが落ちるらしいのですが、今回はリムとビードの間に僅かな隙間が発生するだけでした。道具を使わないと隙間すら出来なかったので、これは大きく前進です。
その隙間に幅広のマイナスドライバーを差し込んで、リムを傷つけないようにタイヤをビードから外す方向に力を加えると「パチン」という音と共にビードが落ちました。これはクランプ無しではビード落としは無理ですね。
通常なら片側のビードが落ちれば、もう一方は簡単に落ちるのですが、今回は落ちる気配がありません。自分はそれなりにTLタイヤの運用歴があるのですが、これも初めての体験です。もしこれが初めてのTLタイヤ運用だったとしたら、心が折れていたと思います。
もう片側のビード落としも、クランプを使って同じように作業してビードを落としました。クランプによるタイヤのホールド力で、クランプをテコのようにタイヤを横に引っ張る力は素手では再現できません。

今回のタイヤ交換で苦労したのは、空気を抜いてしまうとパンクした穴が見えなくなってしまうことです。しかも、タイヤの裏側をよく見ても空気漏れしそうな穴は全く見当たりません。3気圧以上空気を入れると、穴からシューっと空気が漏れてくるので、その場所をホワイトマーカーで印を付けておきます。
上の傷の写真は分かりやすく広げていますが、実際にはもっと小さな傷です。タイヤを外したらシーラントを清掃して、タイヤの裏側からパッチを貼っていきます。裏側をチェックすると、明確にパンクの原因の穴が見つからないので、マーカーした穴の位置の裏側にヤスリ掛けをして、ゴム糊をタイヤ裏とパッチに塗布します。
ゴム糊が乾燥したら、パッチを押しつけて圧着して貼り付けます。ただし、ゴム糊は開封すると劣化するので、今回は1回目に作業したとき、塗布したゴム糊が劣化していて、溶剤が揮発してなくて糊の表面がネバネバな状態でした。
これだとパッチの接着力が不足しておりまして、このゴム糊では貼り付けたパッチでは気密が維持できてませんでした。結局、新品をゴム糊を開封し、パッチをもう一度貼り直すという作業をやり直しました。このために、ビード落としとビード上げをやり直すことになったのです。
パッチを貼るときには、ゴム糊の状態はちゃんとチェックして、劣化していそうならケチらずに新品を使いましょう。

裏からのパッチ修理が上手くいっていることを祈りつつ、タイヤをホイールに戻してビードを上げて、気密チェックをするのですが、ビード上げにも苦労しました。
通常であれば、それでも1回取り付けたTLタイヤをしばらく使うと、2回目以降はビード上げはフロアポンプ等で楽に上がるのが一般的です。ただ、このホイールとタイヤの組合せでは、2回目でも3回目でもビード上げにはCO2ボンベが必要でした。
タイヤをタイラップやケーブルでホイールと縛って、ビードとホイールのビード落としの凹みを密着させると気密が維持しやすくなってビードが上がりやすいらしいので、写真のように輪行時のストラップ等で縛ってみました。
この状態で、バルブコアを外して石けん水を塗布して、マキタの電動空気入れで勢いよく空気を入れてもビードは上がりません。この後、ストラップの量を6本に増やしてみたのですが、それでもビードは上がりませんでした。結局、CO2ボンベを使ってビード上げを行ったのでした。
前述のパッチの張り直しの作業もありまして、ビード落とし&ビード上げをもう一度行ったのですが、L型クランプによるビード落とし、CO2ボンベによるビード上げを行う必要がありました。道具があれば、二回目の作業はスムーズでしたが、ボンベは消耗品なのでコストが気になります。
しかし、このビード上げの作業のために、9000円もするブースターボンベを買う決断には至りません。CO2ボンベは1本のコストが150円ぐらいですが、ビード上げで使うのは年に数回です。ブースターボンベのコストの導入コストが回収ができるまで何年もかかりますから、少なくとも手持ちのボンベの10本を使い切るまではボンベを使います。
Mavicのアルミリム+28cのIRCのTLタイヤの組合せであれば、今の自分は脱着に苦労することはありません。今回のカーボンホイールは、これまでのホイールと比較するとワイド化によりビード部の幅が広いようです。フックレスリムだと、もう少し脱着は楽になるのかな?
今回は道具を新たに導入したことで、なんとかパンク修理を行えました。特にL型クランプによるビード落としは一度覚えると楽です。ビード落としに苦労している人は、L型クランプを導入して見てください。
TLタイヤはパンク発生率が非常に低いのですが、修理の時に苦労するポイントが毎回違うので、いつも苦労させられます。クリンチャータイヤだと修理は常に一定の手順なのですが、チューブレスはタイヤとホイールの相性の問題があり、苦労するポイントが変化するのです。
特にTLタイヤとカーボンワイドリムは、ここ数年での変化が非常に大きい分野です。なのでタイヤとリムの嵌合も変化しており、慣れているつもりのチューブレスタイヤの運用でこんなに苦労するとは思いませんでした。
新しい機材を導入すると新たなノウハウが要求されるのですが、AIに相談することで解決したあたりに時代の変化を感じます。