タキザワ パワーマジック マグプラス

タキザワ パワーマジック マグプラス

武蔵小山に引っ越しをして 1年が経過しましたが、住むところとしてはこの上なく気に入っています。しかし、近隣でトレーニングで自転車が走れそうなところは少なくて困ってます。

武蔵小山の周囲は幹線道路ばかりで、信号と交通量が多いこともあって決して快適な自転車環境とはいえません。週末には大井埠頭が使えますが、平日となると短い時間にトレーニング出来そうなコースは皆無ですね。

平日の限られた時間で自転車のトレ-ニングをするとなると、結局はローラー台に頼ることになるわけです。実走は楽しいのですが、家の周囲では心拍があがる前に信号ストップばかりなのです。

これまでも三本ローラーを使ってトレーニングはしておりましたが、三本ローラーにも不満はあります。

  1. 不安定なため「ながらトレーニング」がしにくい
  2. 常設にはじゃまなのでいちいちセッティングが必要
  3. 五月蠅いのでTVを見ながらとか、来訪者が来る可能性があるときに困る(気がつかない)
  4. 負荷が上げられない。ダンシングのトレーニングが出来ない。

以前、後輪を固定するタイプの固定ローラーを使っていた時期もあるのですが、あっちはあっちでフレームが痛むとか設置と収納が三本より大変というデメリットもあるわけです。

なんとかその辺を解決したローラーとして、我孫子在住時にスポーツジムで使っていたスピニングタイプのローラー台を9月に導入しました。

タキザワのパワーマジックシリーズの最新作であるマグプラスです。フロントにある重い回転体(20kgぐらいある)を回すことで、この回転モーメントが実走感を演出してくれるのがスピニングバイクの良さです。

ちなみにクランクと円盤の駆動はチェーンではなくベルト駆動なので音は殆どしません。フリーはなく、直結になってますので足を止める時は要注意です。直結した重い円盤のおかげでペダリングの矯正にもなります。

とにかく重いので少々の事でもビクともしません。巨漢の自分がダンシングしても、たわむ感じやきしむ感じはゼロ。通常の固定ローラーとは異次元の安心感です。

そして何よりも動作音がもの凄く静か。クルマでいえばエンジンとモーターの違いぐらいの音の静かさです。TVを見ながら回し始めても、ボリュームを上げたりする必要が無いぐらいに静かです。


スピニングバイクは数万円ぐらいからありますが、タキザワのパワーマジックシリーズが他の製品に比べて優れているのは、丈夫な事もありますが、自転車の汎用品が取り付け出来ることです。

ステム、ハンドル、シートポスト、サドル、ペダルなどは汎用品がそのまま取り付け出来ます。このハンドルはパワーマジック専用のオプション品ですが、家でダラダラと使うなら普通のドロップハンドルよりも、こういうブルホーンの方が便利です。腕をアームレストにおいてダラダラと漫画を読んだりしながら回したり、先端を持ってダンシングしたりできます。

ただ、大柄な自分には若干フレームサイズが小さいようで140mmのバカ長いステムとサドルを目一杯後ろに引いてもちょっと窮屈。パワーマジックのフレームサイズはトップチューブ換算で500mmぐらいだと思います。

大柄な人の場合には、ちょっとお値段が張りますが、パワーマジック用の調整範囲の広いステムとかを購入した方がよいでしょうね~。




ちなみに真ん中のメーターは付属品で、心拍計(センサーも付属)、ケイデンス、ワット数(多分事前に計算している)、現在の負荷、時間、カロリーなど、トレーニングに必要な情報は全て表示されます。


スピニングバイクは基本的には円盤にブレーキシューみたいなものを押しつけて、その摩擦力で負荷を掛けるのが一般的です。これでも十分に静かなのですが、マグプラスシリーズからは強力なマグネットで負荷を掛けるようになってます。

実はこのマグネットが2個のハイパワーモデルというのがあるのですが、発売からあっという間に完売してしまい、タキザワに質問したら今年はもうこの磁石一個のノーマルモデルしか入荷予定がないそうです。

ちなみに負荷は16段。マグネットが円盤に重なる面積で負荷の調整をしていますが、13段目まではマグネットのみ、それ以上の負荷はブレーキシューが円盤に接触することで実現しています。

ちなみに目一杯負荷を掛けるとシッティングで回し続けるのは相当にしんどく、ダンシングで丁度よいぐらいの負荷になります。実は負荷だけでいえば、以前の摩擦式のマグプラスの方が高い負荷を掛けられたようです。

とはいえ、実用で言えばノーマルタイプの負荷でも十分かな~。坂バカな方はハイパワーモデルが再販されるのを待った方がよいと思います。


長時間ダラダラと漕ぐのであれば、サドルはフカフカな方が良いです。このくらいフカフカなサドルだと漫画を読んだり、小説を読んだり、TVを見たりダラダラと1時間以上漕いでもおしりは痛くならないです。

シートポストもハンドルコラムも強い力に耐えられるように、クランプでの固定だけでなくズリ下がり防止のネジもあります。何代にも渡って改良されてきた工夫だと思われます。


負荷を軽くした状態ならば高ケイデンスのトレーニングも出来ます。となればビンディングペダルは必須ですかね。これは汎用品がそのまま使えます。

クランクだけは専用品になってしまいますが、今のところ剛性不足は感じないです。ただ、構造上どうしてもQファクターが狭く出来ないです。自分はQファクターを広めに取るので、トレーニング用のシューズは実走用のシューズとクリートの取り付け位置を変えて違和感がないようにしました。

Qファクター狭めの人とか、そうでない人でもシューズを実走用のシューズと兼用する人は注意が必要です。


実際に漕ぐ時の環境はこんな感じ。汗がダラダラと出ますので、汗止めとサーキュレーターなどの送風機は必須。後はTVを見るも、漫画を読むも、音楽を聴いて一生懸命追い込むのも自由です。

目の前に棚を設置したので、ドリンクボトルを置いたり、タブレットをおいてSNSやWebサイトを見ながらという快適なローラー環境になりました。

実際に導入してみて非常に満足度の高いトレーニング機器です。お値段は少々しますが、フレームなどの損耗を気にする必要も無いですし、思い立ったらすぐに回せますし、超静粛。

2ヶ月使いましたが、自分は大変に気に入ってます!