河津桜を見に伊豆を南下する

3/9はここのところの春の陽気で一気に開花した河津桜を見に伊豆の河津を目指します。ちなみに河津桜ってのは早咲きの桜の種類のようで、ソメイヨシノよりも花の色が赤いですね。伊豆ではチラホラと色々な所に植えてあるのですが、やはり伊東を超えて河津まで行ってみたいじゃないですか。

この後のエントリーで詳細を書きますが、届いたばかりのsuewさんのサドルバッグにブルベを想定して色々と詰めていきます。輪行袋や帰りに羽織る普通のジャージや温泉入った後の着替えなんかを詰めてあります。

今日は3月にも関わらず20度越えという予報が出ていたので、半袖のサイクルジャージや指切りグローブも持っていきました。余裕の収納力なので、悩むぐらいなら持っていけ!という感じですね。実際、あまりの陽気にどちらも役に立ちましたし、帰りも着替えがあると気分的に楽でした。

荷物を入れたらコンプレッションベルトをしっかり締めて支持します。これが緩いとバッグが下がってきてタイヤとハスります。しっかり締めておけば途中でゆるむこともなく、安定してました。ダンシングでの左右のブレなどもあまり気にならず、良くできているなーと感心しちゃいました。

ちなみに初めて使ったので、最初ちょっと締め付けを緩くしていて、折角付けて貰った反射テープとタイヤがハスる音が聞こえて慌てて締め付けました。この辺は初めて使う時は注意です。

撮影したのは自宅から伊豆に向かう時の定番の最初の休憩ポイントであるローソン西湘江之浦店。ここはブルベのPCとしても良く寄りますね。ここで長袖ジャージを脱いで、半袖ジャージ+夏物アームウォーマーを付けます。夏物のアームウォーマーは暑いときには日焼け止め+汗で涼しいし、ちょっと肌寒いときには体感的にマイルドにしてくれるので使用範囲が広いです。

まぁ、熱海を越えて伊東あたりに向かうのは何時ものルートなのですが、とにかくこの日はクルマが多かった。まぁ、春の伊豆観光っていうことで稼ぎ時でしょうからね。クルマには注意して先に進みます。

熱海には河津桜が沢山植えてました。見事に咲いてましたので、休憩しつつ一枚パチリ。今回はフロントバッグにミラーレス一眼を入れて持っていったのですが、流石に写りがコンデジやケータイのカメラとはレベルが違います。

サドルバッグにモノが沢山入ると、こういったモノを持っていく余裕が出来るのが嬉しいです。コンデジで十分!とか思ってましたが、久々に使ってみるとやっぱり写りが全然違いますわ。

桜だけでなく菜の花も満開でございました。伊豆は初夏のような暖かさでございましたが、Garminの気温計は25度から28度ぐらいを指してました。そりゃ、暑いわけだ。

伊東の道の駅マリンタウンで休憩します。アイスとか海鮮丼とか食べても良かったんだけど、貧乏性が邪魔して飲み物だけで休憩。いやぁ、昼時で混んでましたが、やっぱりここでは何か食べておけば良かった。

今回は150km走ったのに、途中の補給がサンドウィッチ、おにぎり、最中、小さなアイスだけだったので明らかにカロリー不足。通りで後半バテるわけだわ。なお、道路脇にある食事処はどこもクルマで一杯でした。俺も海鮮食えば良かったヨ。

伊豆のお土産が一杯なんですが、自分はまだまだ先がありますから、ここは見るだけです。一度、クルマでゆっくり着たいけど、渋滞を考えるとねぇ…

登り下りをヒィヒィ言いながらこなして、城ヶ崎海岸の所にある桜が咲いているのを確認。この辺はBRM106逗子200で走ったけど、伊豆高原までダラダラと登りが続くんだよね。

BRM106で折り返しPCだったローソンでアイス休憩。ふぅ、今日の暑さはアイスが旨いぜ。まだ体が暑さに慣れてないので、汗に塩分が出まくりでしょっぱいです。いやぁ、半袖ジャージ持ってきて本当に良かったです。

伊豆高原から先は未知のエリアですが、東伊豆は温泉と100mぐらいの標高の登りの繰り返しで地味に足が削られます。温泉とか一杯あるんで、こりゃ温泉浸かって川津からは輪行して帰ることにしようーっと。

ちょっとガスってますが、伊豆は景色もよいですね。景色は帰りの電車からゆっくり見よう。

しかし、この辺から向かい風がだんだん強烈になってくる。下りとか安心して飛ばすなんて無理無理。補給不足もあって足が全然回りません。もうちょっとで河津に着くという事だけを考えながら足を回します。

やっとのことで河津に到着したのが15時ぐらい。自宅から約145kmほどでしたが、獲得標高は1800mぐらいありました。家を出たのは7時だったから随分と時間が掛かったね。

桜祭り中ということで人が多い多い。ちょっと自転車で移動するのは無理な感じだったので、降りて手で押してペタペタと歩きます。

桜も菜の花も綺麗だし、人は多いし、なんか賑やかです。桜は完全に開花してますし、カメラを取り出して色々と撮影しつつ桜を楽しみます。個人的には腹減って早く温泉に入りたいよーという気分。

ソメイヨシノとは違った趣のある河津桜でしたが、地元である新潟では見たことなかったような気がする。千葉でもあまり見なかったから、そもそも伊豆周辺ぐらいにしか植えてないのかな?

日帰り温泉に入るべく、自転車で少し移動すると川沿いの桜がよく見えます。いやぁ、桜も良いけどお腹減ったし、汗かいたからお風呂入りたーい、という事で町営の温泉施設を目指して移動。

このために温泉道具も着替えもバッチリ!というつもりで町営の温泉施設に到着するが、念のため帰りの電車をチェック…あれ?そろそろ帰らないと荷物の受け取りで家に居ないといけない20時に間に合いません。

えーん(泣)、温泉は諦めて駅まで引き返して、自転車を輪行袋に入れます。しかし、腹減ったし、喉も渇いたんだけどコンビニとか寄っている時間はないし、そもそもコンビニとかあまりないです。電車のホームでペットボトルを2本買って何とか復活。

河津駅は観光客で一杯でしたので、残念ながら自転車を車両端に置いていたらシートは全部埋まってしまい、40分ほど経ちっぱなしで足がヘロヘロ。とはいえ、8割の人は座っているのであまり自転車が邪魔になることもなかったです。

河津では輪行袋を詰めていた人を3人ほど見かけましたが、伊東あたりにくると更にワラワラと自転車乗りが乗ってきました。急ぐならこのまま同じ電車に乗り続けて熱海まで行って、熱海からの東海道線に乗るのが早かったのですが、後から乗ってきた自転車乗りに釣られて反対側の伊東始発の東海道線に乗り換えます。

乗り換えてから、この伊東始発の電車がなかなか発車せず、さっきの電車に乗り続けてりゃ良かったなーと失敗。トータルで25分ほど遅くなって帰宅がギリギリ20時になりそう。車内で色々と帰りのルートを検討します。

どうも小田原からはJRで横浜に出るより小田急に乗り換えて海老名から相鉄線で帰った方が安い。JRでは横浜まで950円かかるのに、小田急だと660円で帰宅出来ます。しかも混雑した横浜駅の乗り換えをしなくてもよいですし、小田急を絡めた輪行が今後は増えそうですわ。

熱海から更に自転車乗りが乗ってきました。これだけ輪行している人を一気に見るのはあまり記憶にありませんが、縦型のちゃんとした輪行袋を使っている人は半分ぐらい。電車は空いているので問題はありませんが、こういう時は縦型+エンド金具のオーソドックスな輪行袋だと置く場所が限定されないのが良いですね。

という訳で無事20時に帰宅して、Amazonから届いた弱虫ペダル27巻、Odds GP! 11巻、シクロツーリストの最新号を無事受け取ったのでありました(笑)