2024年初の上京 前編 ~有隣堂 恵比須店、もうやんカレー~

  • 2024 年 7 月 21 日
  • 日記
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昨日の20日(土)は2024年初の上京で日帰りしてきました。ちょっと仕事関係で人と会う用事があったのですが、その前後に行きたいところに寄ってきました。今回は写真多めなので、前編、後編と分けてアップします。

ダイナミックレールパックの日帰りツアーが10300円

JR東日本のツアーパックで、新潟-上野の新幹線の指定席往復に加えて、浅草の「雷一茶」というスイーツ専門店の利用券が2,000円分付くというパックがありまして、これがセールで10300円でした。新幹線の正規料金の片道とほぼイコールの値段なのに、選べる上越新幹線の便が限られるとはいえ、往復の切符に2000円のおまけが付くのですから激安です。

今回は新潟駅まで車ではなく、最寄り駅から列車で新潟駅まで行ってみました。家から駅までは徒歩17分ほどかかりますが、自転車なら5分ぐらいです。今回はにわか雨と帰りを列車では無くバスに変更する可能性を考えまして、徒歩で駅まで向かいました。家を6時過ぎに出発して最寄り駅を6時半に出る列車で新潟駅に向かいまして、7時半の新幹線で上京します。

公共交通機関では移動用のグッズが活躍する

駅ナカの移動のみで新幹線に乗れるので、コインパーキングから駅まで歩いて新幹線に乗るのと比較すると非常に楽です。コインパーキングを探す時間のロスなどを見込まなくてよいので、乗り換え時間は10分もあれば十分です。余裕で移動してNew DaysでアイスコーヒーのLサイズを買い、発射数不運前に新幹線に飛び乗ります。

新幹線での移動時にはハンディ扇風機とモバイルバッテリー、ノイズキャンセリングヘッドフォンなどが大活躍です。これらは車移動だとあんまり出番がないんですが、以前の電車移動が中心だったころの生活の名残で所有しております。

Kindleにダウンロードしていった原田ひ香の三千円の使いかたを読みながら、冷たいアイスコーヒーを飲んで、BGMはtacicaのベスト版をSpotifyで再生しておりました。今回はひょっとしたら使うかな?とPCやiPad miniも持っていたのですが、結局使わずじまいでした。

車移動なら荷物は悩んだら持っていってOKなのですが、公共交通機関では無駄なものを持っていくのは重い荷物が増えるだけですし、ギュウギュウになったバッグからの出し入れも大変です。在宅勤務と車移動が続いていることで、荷物の取捨選択のノウハウが完全に失われてしまっています。毎週のように新幹線で出張していたのは2020年の秋~冬ですから、それから4年近く経過してますからね。

今回の移動では、PCでWebサイトを見たりタブレットでYouTube動画を見たりせず、音楽を聴いて本を読んだり、車窓からの景色をボーッとみたりしてました。こういう1日は今の私の生活の中では、珍しいのです。お客さんへのプレゼン前に新幹線内で資料を作ったり、打ち合わせ後にカフェで議事録を整理して直帰する、みたいな仕事スタイルはコロナ後は殆どやらなくてよくなりました。

とはいえ、たまには違うことを試してみたり、以前の仕事スタイルを思い出してみると気がつくこともあるのだ、と改めて実感いたしました。そんな事を考えているうちに読んでいた「3000円の使いかた」を読了して、9時半には上野駅に到着しておりました。

恵比須の有隣堂に行ってきた

上野の新幹線ホームを上がって、地上の山手線のホームに移動します。暑い、ただただ暑い。梅雨明けが発表されたばかりの関東地方でしたので、容赦ない暑さです。新潟はまだ梅雨明けしておりませんし、最高気温も30度を少し超えるぐらい。東京のこの日の最高気温は35度を超えていました。

山手線で恵比須までは約30分かかりますので、ノンビリと車窓の風景を眺めて、かつて仕事で通っていたあたりの様子が変わっている事を知ります。そして各駅のホームで車両が止まってドアが空くと、外の熱気が入ってきてせっかく冷えた空気が逃げていきます。久しぶりに乗った自宅の最寄り駅からの列車はドアの枚数も少なく、自動ドアなので冷え冷えなのと対照的です。山手線ではドアがガバっと開くので、外のもんわりした熱気が常に入ってきます。

JR恵比須駅は仕事でも買い物でもよく来た駅です。この駅で降りて自転車を組み立てて、武蔵小山の家まで自走して帰ることも多かったです。仕事で駅ビルの中のお客さんを訪問する機会もありまして、なんども来た場所です。

最近、YouTubeの「有隣堂しか知らない世界」にハマっているわけですが、恵比須と目黒のアトレの中には有隣堂があります。どちらもたまに立ち寄っていたお店なので、YouTubeで動画を見た後に再び聖地巡礼というのも不思議な気持ちです。

この前の動画でコクヨとゼブラと三菱鉛筆の社長が対決して、三菱鉛筆が優勝したので各店に特設コーナーを設けるという企画動画がありました。その特設コーナーが恵比須店にもありました。ここで文具や「有隣堂しか知らない世界」のグッズを見たり、気になる本などを1時間近くウロウロして物色します。

欲しい本は一杯あったのですが、物理的な本は場所を取るので電子書籍にしようかな?と買うのを躊躇してしまいます。物理的な本は所有する楽しさ、よかった本を他人に貸せるうれしさはあるのですが、最近は本を貸すような知り合いもいないから、結局電子書籍の利点の方が上回っているのが現状です。ただ、今回は有隣堂の文庫のブックカバーが欲しかったので、1冊だけ文庫本を購入しました。

文具も気になる物は多かったのですが、最近、ボールペンとか一杯買っているので使い切れないだろ?と自分を説得して買わないようにしました。

新橋のもうやんカレーへ

恵比須でちょっと人と合う用事を済ませて、今回の出張のメインの目的は完了です。その後、お昼にはYUKI氏と合流して新橋のもうやんカレーにいく約束をしておりました。恵比須から新橋まで移動して駅を出ると、お店に行くまでの新橋が既に暑すぎる。いつも待ち合わせの人で一杯なSL広場なのですが、あまりの暑さに今日は人もまばらでした。冷房を求めてニュー新橋ビルに入って、中にあるスギ薬局で目薬と冷却シートを買います。外出するとこういう小物をつい買ってしまいますね。

お店の前でYUKI氏と合流して、お店に入ります。新橋のもうやんカレーは日比谷の現場でお仕事をしていた時に何度か利用しましたが、お昼時はビュッフェスタイルになります。先に1224円を払って皿を受け取り、後は好きな物を盛っていただきます。私はここのカレーとカレーうどんが好物なんですよね。

平日は近隣のサラリーマンが利用するので行列必至だったのですが、土曜日は流石に行列は殆どありませんでした。スンナリと入店出来て利用できましたが、とにかく地上が暑いので中の冷房の利きもイマイチです。これは辛いカレーを食べると汗が止まらなくなりそうです。

もうやんカレーはメインのルーと数種類のルー、ご飯も数種類が用意されており、いろいろなトッピングなどを好きなだけ盛り付けていただきます。自分はメークイーンと燻製のタクワン、そしてカレー味のうどんをよそいます。コクがあるのに油が少ないルーは他にない味で、定期的に食べたくなるのです。メインのポークカレーはあまり辛くはないので、辛いのが好きな人は激辛ルーを選択すればよいのですが、非常に辛いんで汗が止まらなくなりそう。

なんかこのカレーは値段もそれなりにするのですが、唯一無二の味でして、個人的には半年に一度ぐらいは食べたくなるという不思議な魅力があるのです。ビュッフェなのでお代わりもOKですが、2杯目を食べたら流石にお腹いっぱいです。この日は朝飯抜きだったのですが、お昼にこれを2杯も食べたら夕食も食べなくてOKなぐらいの満腹度でございます。

一緒に行ったYUKI氏も2杯目を食べておりましたが、流石にお腹いっぱいになりすぎて夕食いらない、という同じような状態になっておりました。なんだかんだで加齢であまり食べられなくなりましたね。

暑すぎるという理由で東京生活を見限った私

前述の通り、店内の冷房があまり聞いていなかったので、カレーを食べると汗が止まりません。もうちょっと涼しい場所でノンビリしたいと思いまして、土曜日なら新橋でも喫茶店は空いているだろうということで移動します。

お店を出て屋外は本当に暑い。パチンコ屋の店頭に氷柱が置いてありまして、これを触ると冷たくて本当に気持ちがいいです。色々なお店のエアコンの室外機の熱が体感温度を格段に引き上げてます。

自分が2020年夏に武蔵小山の賃貸を引き払って新潟に移住した理由の一つが「都市部の暑さ」でして、老人になったときにこの暑さに耐えられるのか?と不安になったからです。都市部は公共交通機関が充実はしてますが、この暑さでは出かけることも嫌になります。断熱がイマイチな賃貸アパートではエアコンを全開運転して、やっと暑さをしのげるというような状況でした。

自分は上京して暑さと遭遇するたびに「新潟への移住は正解だった」と答え合わせをしているよう気がします。人間は自分の選択が誤っていない、ということを自分に納得させたいのでしょう。都会の人が地方の車社会を揶揄して「高齢になって車が運転出来なくなったらどうするのだ?」と、公共交通機関が充実した都市部での生活を肯定するのも同じような事だ、と自分は考えています。

これはどっちが正解ということはなくて、その人がどこに生活の重きを置くか?ということでのみ判断出来ることです。だから、自分の中の正解は他の人には間違いである可能性もあります。

まぁ、この暑さを体験すると、高いお金を払っても冷房がキンキンに効いた喫茶店に逃げ込む事に喜びを感じます。平日はビジネスマンで一杯な新橋のルノアールも土曜日ならばガラガラです。ここで冷たいものを飲んで、カレーで火照った体を冷ましつつ、色々と雑談するのが至福のときですね。

~ 後編に続く ~

日曜日の朝練

これを書いているのは東京日帰りの翌日である日曜日の朝なのですが、今朝はきっちりと朝練で42km走ってきました。5時半に出発して7時半には帰ってきたのですが、気温は何とか30度を超えないうちに帰宅出来ました。昨晩はF1ハンガリーGPの予選を眠い目をこすりながら見たのは、涼しい時間帯のうちに自転車で走ってきたかったからなのでした。

土曜日はフルに遊んだので、日曜日は家事や買い物にあてます。午後からはスーパーフォーミュラ、F2、F1観戦がありますので、午前中のうちにやるべき事は片付けようと思います。

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