東京湾フェリーを絡めて房総半島を満喫してきた

8/18房総半島ロングラン

エントリーに書いていたとおり、土曜日は思いっきり房総半島を走ってフェリーで帰ってきた。250kmぐらい走って満喫してきましたが、途中で雨に降られてたりと大変でした。

早朝の国道1号

前日は準備してからさっさと寝て、4時ぐらいに起きてゴソゴソと準備して出発。まだ暗い状態だったのでライトは欠かせません。国道16号から国道1号に出てマッタリと進むと途中で夜明けです。途中、ポツポツと雨が降ったりしますが、横浜から東京方向は下り基調なので殆どペダルを回さなくても進みます。

東京タワー

東京タワーあたりで雨がかなり普通に降ってきましたが、まだまだ大丈夫。写真からも分かる通り空は思いっきり曇っています。

東京駅

東京駅の復旧って思ったより進んでいるんだなーと写真など撮っていたら、どんどん遅れて7時半に南船橋のららぽーと前のコンビニでYUKI氏と待ち合わせしてたのですが、30分遅れで到着。YUKI氏も野田方面が雨だったこともあって20分ほど遅れたそうです。コンビニで軽く朝ご飯食べてエナジーチャージ。なにせ既に50kmほど走っているわけですし。

ここから幕張メッセの脇を通って、市原の工業団地を抜けるあたりで雨が本格的に降ってきました。完全に本降りで、雨宿りするタイミングを逃しました。ズブ濡れになりつつも、何とか大喜多に抜ける道を通って房総半島の真ん中を突っ切るように勝浦までまっすぐ南下します。結局、雨からは1時間も掛からず抜け出せましたが全般的にズブ濡れになったので夏で無ければ心が折れていた可能性が大。

快晴の大喜多

気がついたらこんなに快晴になっておりました。時間は10時ぐらいだったかな? 朝4時ぐらいから走っていると時間感覚がよく分からなくなりますが、まぁ、良い天気でこの時は気温もまだあまり高くなく絶好のサイクリング日和ですよ。夏の雨予報はよほどでない限り無視して走り行った方が後悔しないような気がします。

リドレーエクスカリバー2012

お仲間のYUKI氏のバイクは2月に我が家で本人が組み立てたリドレーのエクスカリバー(2012年モデル)。大口径の異形ヘッド周り以外はオーソドックスなデザインのバイクですな。

勝浦の海沿い

お昼ぐらいには何とか勝浦まで出て、海を横に見つつ走ります。うーん、気持ちいいコースなのにロードバイクが全然いないのは雨予報のせいか? うーん、もったいないほど良い天気なのにー。この辺は昔から車で来て泳いで帰っていたのですが、ロードバイクで走るのは初めて。改めて走ってみると気持ちいいし、思ったより近いですヨ。

勝浦 宮下のタンタン麺

お昼はYUKI氏があらかじめ調べて来ていた勝浦タンタン麺のお店である中華宮下で名物のタンタン麺を食べる。とにかく腹減っているから何でも旨いし、こういうカロリー高そうなものでもここまで150kmも走ってりゃ文句ないな、という感じで満喫してきました。炒めたタマネギの甘みと辛いスープが特徴的でくせになりそうです。勝浦には他にもこういうタンタン麺の店があるようなので、これを目当てにロングライドしに来るのも良いかも。

守谷海岸にて

さて、当初の目的であった守谷の海水浴場で記念撮影。うーん、海パンとか持ってきて泳ぎたかったけど自転車が心配で流石に無理かな。この時期は2ボトルが必須なので、いざというときの輪行セットは大型サドルバッグであるモンドパックを拡張して突っ込んでおきます。後はパンク修理キットとか最低限の物しか持ってきてません。ただ、輪行の可能性が高いときはレーパンの上に軽く履けて嵩張らないユニクロの薄手のステテコ(下着に見えないもの)とこれまた色々と使えるタオルを入れています。しかし、自転車で海水浴場って想像以上にやることがない…

ここからは鴨川方面に出て、長狭街道を抜けて浜金谷の東京湾フェリーを目指します。距離にして50kmぐらいだから、そこまで走るとトータル200kmぐらいとなります。YUKI氏は浜金谷の駅から電車輪行で帰宅で、私は東京湾フェリーで久里浜に出て、自走or輪行で帰宅予定です。

内房 夢のカレー

あっさりと内房に抜けて16時ぐらいになりました。20年ぐらい前に言った夢のカレーが未だ健在だった。いろいろなメディアに取り上げられたのでスッカリ有名になりましたな。味はまぁ、美味しいけどこのためにわざわざ来るほどでは…ま、20年前の記憶ですのでテキトーです。まぁ、この場所と名前はインパクトあるよな。

浜金谷駅

浜金谷の駅に到着。フェリー乗り場もすぐ近くですので、YUKI氏とはここでお別れ。バスも電車も本数は似たような感じで1時間に一本です。私はフェリーに乗る前に腹ごしらえということでセブンイレブンでおにぎりとか飲み物を買いあさってフェリー乗り場へ。輪行袋に入れれば700円の一般料金だけでOKなんですが、面倒くさいので自転車のまま乗船する。これだと320円がプラスとなり1020円となるが、非常に楽だし早めに乗船出来るので自転車で行く人はそのまま乗りましょう。

東京湾フェリー乗り込み

そんでチケットを買って17:20発のフェリーに乗り込むフェリーは20分で折り返すようなので、17時ぐらいから乗船開始でまずはオートバイ、次が自転車(俺だけでした)、最後が自動車となります。ま、降りるときはこの逆になります。自走でフェリーの船内に自転車で乗り込みますが段差が割と大きいので注意して運転しましょう。

フェリーの自転車固定

固定は船員さんが変わりにやってくれます。手際よく固定してくれますので、フェリーで窓際のくつろげる席を陣取りましょう。幸い、そんなに目一杯人が乗ってこないので4人対面のソファーを占領して、さっそく靴を脱いでくつろぎます。

フェリーでくつろぐ俺

買ってきて置いたノンアルコールビールやおつまみ、おにぎりを満喫してウトウトするが40分で対岸の久里浜に着いてしまうのが勿体ない快適さだ。

久里浜で下船

久里浜で下船したら18時でまだ明るい。体力も回復してましたので、50km弱を自走して帰宅することにします。まぁ、単に輪行袋に入れるのが面倒くさかっただけなんですが、殆ど信号のない房総半島での走行と違って、市街地は信号停止が多く想像以上に時間が掛かりました。

自走で帰路に就く

ちょうど夜風が涼しく、所々でお祭りなんかをやっていて賑やかな都会の喧噪と昼間走った房総半島のノンビリした感じの対比が面白く、なんだかんだで250kmがあっさり走れてしまった。一人だとせっかちなのでドンドン飛ばしてしまうのですが、知り合いと一緒だとペース的にちょっと物足りないぐらいになるので特に体にダメージを残すことなく走り切れました。