例年2月に行っている四国香川の讃岐うどんツアーですが、昨年は転職の関係で行けなかったので2年ぶりに現地に行ってきました。
前の会社では健保の旅行補助が出るJALツアーズで予定を組んでいたのですが、今の会社の健保は補助がありません。まぁ、安かったしJALを応援する意味でもJALツアーズで2/12(金)、2/13(土)の一泊二日で香川に行ってきました。
ちなみに料金は往復の飛行機+宿で基本22,800円で、宿を高松のビジネスホテルから琴平のホテルに変更して+1,500円となります。サービスでJALのお店で使える2000円のクーポン券が付いてくるので、かなりのバーゲン価格ですな。
さて、8時の羽田を出て9時半に現地にてレンタカーを借りて、最初に行ったのが定番のお店の一つである坂出市の「がもう」。ここのうどんは揚げ(80円)が旨いんだ。うどんと合わせて210円であります。「がもう」は超有名な「山越」などと比べると、まだそれなりに怪しい感が残っているので個人的に好きなお店であります。
がもうの敷地のところにこんな石像が出来てました。2年前はなかったのになぁ。
長いんで、以降は続きの方で・・・
2軒目は丸亀の「よしや」。レンタカーのPanasonicのナビがどうにも使いにくくて、色々と迷ったあげくになんとか到着。来てみればお店の場所は自動車教習所の近くで、分かりやすい場所でした。
ごらんの通り、店内は綺麗です。平日のお昼前ということもあって、地元の方がチラホラと来てました。香川ではうどんは昼の食べ物なのですヨ。
うどんは手打ちということで、不揃いな感じが逆にダシとよく絡んで美味しかったです。野菜天(練り物)を取りましたが、これが非常に旨かったなぁ。
お次は、営業時間が11時半から12時半の1時間だけしか店頭で食べられない日の出製麺所。いつも凄い行列で気になっていたんですが、流石に平日ならそんなに並ぶことなく入店できました。翌日、お店の前を見たら1時間以上前から人が並んでいたけど、あれは単におみやげを買うだけの列なのかな?
ネギはハサミで自分で切って入れます。1玉の量が少ないですが、100円は激安だなぁ。来る人来る人がみんなおみやげ目当てという感じでしたね。ちょっと落ち着いて食べる事は難しい感じでしたし、ダシが濃いめで好みじゃないので並んで利用するかは微妙。おみやげうどん買わなかったけど、美味しいのかな?
この後、車を観音寺の愛媛県境まで走らせて2年前に行ったときに凄く旨かった記憶のある「上戸」に行くが、13時半ぐらいでは玉切れなのか閉まってました。お店の人は既に居りませんでしたので、相当前に玉切れしたのかな? 我々以外にも閉まっているのを残念そうに帰る客多数。
という訳で戻って別の店を探します。
というわけで、同じく観音寺にあるセルフうどんの一般店である「桃山亭」に行く。ここはメニューも豊富で夜もやっているうれしいお店であり、近所にあったら通いまくるだろうなぁ。
名物という肉ぶっかけうどん(480円)を頼む。讃岐うどんとしては値段が張るけど、甘く煮た牛肉が一杯入っているので、納得の味です。くぅー、食い歩きじゃなければ、白いご飯をサイドメニューとして頼んで、この肉をおかずに飯を食いたいぞ! という訳でうどんの味よりも牛肉の方が気になってしまいましたが、牛肉のダシが絡んだうどんは大変美味しゅうございました。
ここで流石におなかが限界になったので、今日の宿である琴平リバーサイドホテルに向かいます。その前にいつも通り琴平の酒屋さんで「悦凱陣」という丸尾本店という酒蔵で作っているお酒を買います。このお酒ですが、あまりに少量生産なのか四国でも琴平の酒屋さん以外で全然見かけないんですよね。今回は4号瓶の純米酒を2本購入して、デイパックに入れて持って帰る事に。
宿で一休みしたら、夜は香川県内で食べられる徳島ラーメンにしてみようと同行者が提案してきたので、PCで検索しようとしたらイーモバイルは琴平では圏外で使い物にならず。同行者が持ってきたauのデータカード&PCで検索して貰い、買い物なども兼ねてお店が入っているイオン綾川店に行くことに。20時過ぎなので、周りは真っ暗ですが国道32号沿いにそびえる巨大なイオンは、どこの田舎に行っても見かける風景となりましたな。
本屋を物色したあとにお目当ての店に行ってみるとフードコート内のお店でした。まぁ、徳島では割と有名なチェーンの出店なので、味の方は問題ないかと。
初の徳島ラーメン(肉盛りで680円)。とにかくスープが濃い感じで、肉から出た分もありますが牛のダシがメインなのか? 麺は博多ラーメンの様のようなストレートの細麺です。西日本では肉といえば牛肉となるようで、基本が豚である関東とはちょっと違いますね。飲み歩きしていると関東じゃホルモンは豚がメインで牛ホルモンは高級品というイメージなのですが、関西じゃ牛ホルモンがメインで関東のいわゆる「やきとん」という文化は無いみたいですな。
話がそれましたが、初の徳島ラーメンですが、これは確かに特徴があり、若い人には大変好まれそうな味です。スープが濃厚なのが特徴ッスね。さて、これで1日目の食べ歩きは終了で、21時半ぐらいにホテルに戻ってきました。
今回の琴平リバーサイドホテルは場所がちょっとわかりにくいんですが、綺麗な大浴場があって、部屋もそれなりに広くて良かったです。施設全般も新しくてツアー料金に+1,500円して選んだ甲斐がありました。周りが琴平という観光地ですし、駐車料金を別に取られることもないので、次回以降の定宿のしたいぐらいです。そういえば今回のツアーでは高松市街のお店は全然行きませんでしたね。
リバーサイドという名前の通り、琴平の川の真横にあります。この黄色い橋を車で渡って駐車場に止めるのですが、とにかく周りの道が狭くて四国クオリティ。分かってしまえばどうってことないんですが、ホテルの裏側からアプローチしたら涙目になりそうなぐらい道が細かったです(笑)。
ちなみに琴平というのは「こんぴらさん」で有名な観光地で、この日も大変賑わってました。ホテルの周りにもおみやげ屋さんとか商店街などがたくさんあったのですが、うどんで腹一杯で動けない我々はホテルから全く外出せず、琴平観光は今年もゼロです。
ホテルの朝ご飯もツアーに含まれていたのですが、うどんを食べに来た我々としては残念ながらパス。うう、なかなか良いホテルだったので和食の朝ご飯食べたかったなぁ。
残念だったのは香川じゃイーモバイルは圏外の場所が多くて困りました。琴平は有名観光地だから駅の近くぐらいは電波が入るかなーと期待していたけど甘かったです。今回持って行ったVAIO Xは空港の暇つぶしぐらいしか出番がなかったのですが、この薄さは旅行の荷物減らしに大きく貢献してくれました。