35周年のメディア対抗ロードスター耐久に行ってきた

9/21(土)は朝6時前に新潟を出て、下道でつくばサーキットに行ってきました。今年で35回目の開催となるメディア対抗ロードスター4時間耐久レースを観に行ってきました。つくばとか我孫子在住時にもよく観に行ってましたし、2年前の12月のコロナ明けの開催も観に行ってます。

この三連休はETCの休日割引が適用されないので、時間もあったので全て下道で移動です。R49で会津若松に出て、そこからR121を通って会津田島に出ます。自転車で移動するときの定番ルールでは、そのままR121を通って鬼怒川に抜けるのですが、今回はR400で那須塩原温泉に抜けます。栃木に入ったらR4→R408のいつものルートを通って、つくばサーキットを目指します。筑波在住時に新潟に帰省する時に散々通った道でして、道の駅たじまで1度休憩しただけでした。だいたい230kmを6時間強で走りました。自転車移動に比べると車は楽です。

今年で35回目の開催となるメディア対抗ロードスター耐久は、夕方スタートで夜にゴールというのが例年のフォーマットです。今回は「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」としてギネス認定を狙っているようで、ギネスの認定員も呼んでいたようです。 自分はND型の前のNC型の頃から、何度もこのレースを見に来てきています。

ちなみにメインの耐久レースは夕方開催なので、お昼ぐらいに到着するように大鳥居氏とYUKI氏と合流して現地入りします。サーキットの到着時間は12時半ぐらいでして、ワンメイクのパーティーレースをちょうどやっているところでした。今回は入場料が無しで、駐車場代だけが必要(前売3000円)でした。なので、もし自転車で来たら無料で見れます。

マツダといえば広島、広島といえばオタフクソースです。なんと今回はオタフクのキッチンカーがお好み焼きを無料配布しておりました。他にも広島のお土産を販売しているブースなどがありました。

ありがたくお好み焼きを頂戴してきました。焼きそばとキャベツと濃厚なソースが美味しいです。我が家にもキャベツの備蓄と焼きそば麺が大量にあるので、広島のお好み焼きにチャレンジしてみよう。例年、年に一度9月に開催されているメディア対抗ロードスター耐久ですが、催しは毎回変わってますね。

2年前にコロナ明けに再開された時にも行きましたが、そのときは着席出来るロードスターの展示はなかったのですが、今回はありました。しかもテストコースを走る映像をVRゴーグルで見ながら、ND2のロードスターの運転席に着席出来ます。

自分もこれで運転席に座ってみました。グレードは恐らくSスペシャルパッケージで、色は新色のエアログレーですね。椅子を思いっきり後ろに下げるとペダルが遠いです(脚が短いワタシ)。思っていたよりは運転席は広かったし、ペダルレイアウトに違和感は感じませんでした。

実は来年の夏あたりに現行のNDを新車で買おうと思っているのですが、どうもディーラ-が苦手なのでこういう機会でないと、なかなか運転席に着座する経験がないのです。これだけで今回やってきた目的の大半は達成です。

国内のサーキットの中でも、つくばは一番コンパクトで全ての観客席にアクセスしやすいです。運動も兼ねて場内を色々と歩いて、ダンロップブリッジの手前の観覧席まで移動してみました。この場所だとコースを通る車のタイヤのスキール音とゴムの臭いが漂ってきます。

オーナーのさんのパレードランなどもありました。今日はSUGOのSuperGTと日程が被っているので、例年のメディア対抗ロードスター耐久と比較すると、お客さんも助っ人ドライバーも少なめです。

そういえばエントリーの数を見ても、これまで見た中でも出走チームの数は一番少ないかも知れません。2年前の12月のコロナ明けの開催の時には、1.5倍ほどのチームがエントリーしていました。プロドライバーはSuperGTの方を優先しないといけないでしょうし、車系の媒体が減っているのもあるでしょう。

今回のロードスター耐久では車両が、全て昨年刷新された新型のND2と言われるロードスターになりました。しかも燃料はカーボンニュートラル燃料を使うとのこと。ND型も誕生から9年ほどが経過しましたが、この辺が変わったことでこれまで各チームが蓄積した燃費ノウハウもリセットとなります。

出走するマシンは上の動画を見れば分かりますが、必要最低限の変更のみで殆どノーマルという状態です。イコールコンディションを保つためもあるでしょうし、マツダがこのメディア対抗ロードスター耐久にどれだけ力を注いでいるのか?が分かりますね。今年は10月に富士SWでマツダファンフェスタというイベントも開催するようですが、これは近年はじめたメーカーイベントのようですね。

猛暑予報だったのですが、現地は曇り空が続いて気温も30度に届かない涼しさでした。16時からスタートに合わせて、1時間前からスタート前進行で事で各チームの紹介がステージトラックで始まります。もちろん無料でパドック側からコースに入って、自由に撮影が出来ます。例年だとプロドライバーが沢山来ているのですが、すぐ近くでサイン貰えたりするのに混んでないという貴重なイベントなのです。

予報では18時ぐらいから雨が降るかも?ということでしたが、グランドスタンドには屋根があります。座席取りに困るほどお客さんがいるわけでもないので、スタート後も自由に移動して観戦可能です。

16時にレースがローリングスタートします。いよいよ2024年の4時間耐久の開始です。詳細はYouTubeでも中継されていましたので興味がある方はどうぞ。現地でも場内中継とYouTube中継は別の方がやっていたので、たまにスマホでYouTube中継を見ながら現地観戦してました。現在の順位とか走っているドライバーはYouTube中継の方が文字情報があって分かりやすいのです。

レースが開始したらパドック側に移動して、フラフラと見て回ります。ほとんどノーマルのNDが走っているので、レース中も静かで爆音で会話出来ないということもありません。ピット周辺を歩いていたら、マツダのワークスチーム「人馬一体」の1stドライバーとして走行を終えた、マツダの現代表取締役社長兼CEOの毛籠社長がメディアの囲みインタビューを受けていました。今後のロードスターについて語ってましたが、やはり軽さが信条な車なので、それを第一に考えて次期ロードスターは開発すると語ってました。

スタートから1時間半ほどで夕暮れが迫ってきて、ナイトセッションが始まります。一眼レフで流し撮りの練習をするには、このイベントが最もやりやすいです。暗いのでシャッター速度を落としやすく、車両のスピードも遅いので追いかけやすいのです。

この夜間走行のパートがメディア対抗ロードスター耐久の醍醐味です。例年だともっと暑い日に開催されているのですが、この日は本当に涼しくて、日が落ちるとTシャツ一枚では寒いぐらいでした。

18時ぐらいになって雨が落ちてきました。最初はパラパラ降るぐらいだったのですが、徐々に強くなってきてレース主催者からウェット宣言も出されます。ただ、ザーっと降るような本降りではなく、コースに川が出来るような感じではありませんでした。なのでピット上の観戦スペースで傘をささずに観戦出来ました。なお、グランドスタンドには屋根があるので、全く濡れることなく観戦することが可能です。

ピットの上からも自由に観戦できます。ピットインしている車もこの通り撮影出来ます。ウェット宣言が出ると、幌をして走ってもOKになります。この後、ピットインしてきた各車は幌をして走行を継続しておりました。ウェットでペースが落ちるので、燃費にも影響が出るでしょう。

しかしレースに動きがあるのは例年、ゴール前30分ぐらいなのです。ゴールは20時なのですが、自分は終わったら5月にも利用した野田のルートインに泊まるので、移動しなければなりません。雨でレースも硬直状態になりましたし徐々に雨が強くなってきたので、残り1時間強の19時前に現地を撤収します。

その後、石下市内のサイゼリアに3人で移動してバカ話をして20時ぐらいに解散です。今回もお付き合いありがとうございました。その後、50分ほど車を走らせて野田のルートインにチェックインしました。野田までの移動で茨城の坂東市あたりを久々に通りましたが、相変わらず道も細く街灯も少ない割には交通量が多く運転しにくかったです。

なんとか21時前にホテルにチェックインします。5月の泊まったときに非常に快適だったのと、明日は近くのホワイト餃子野田本店で冷凍餃子を買って帰るつもりです。ルートインは大浴場があって、朝食も提供されて快適です。ルートイン野田にするか、新潟に戻る方向の途中にある栃木のルートイン小山とどちらにするか悩みましたが、ホワイト餃子目当てでルートイン野田に宿泊したのでした。

三連休ということもあり、到着が21時なので立体駐車場の1Fは全て埋まっていたので2Fに止めて、冷凍餃子を持って帰るためのクーラーボックスの保冷剤をカウンターで冷凍保管をお願いしました。部屋に入って一息ついたら、22時からのF1シンガポールGPの予選まで湯に浸かって癒されましょう。今日は結構歩いたので疲れました。F1シンガポールGPの予選で、角田は8位と後半戦に入ってから初めてのQ3進出です。今回はフリー走行から好調だったので、明日の決勝は期待出来るかな。

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