2015/9/23 BRM923越前200 城崎から花はす温泉へ

ツールドブルベの5日目は兵庫の城崎温泉から福井の花はす温泉に向かう越前200である。志賀直哉のおかげで全国区の知名度を誇る城崎温泉に比べると、花はす温泉は温泉施設1つがあるだけなので、全員が同じ花はす温泉そまやまに泊まる。

5日目からグッと参加者は減るが、コースとして楽しいのはここからである。まーりんさんはここから呉に帰宅である。お疲れ様でございました。

スタートは昨日のゴールでもあった城崎温泉のローソン。6時スタートなので5時半ぐらいにみんなが集まる。自分は膝の調子がまだまだダメなので、出走しないことにした。途中、少しだけサイクリングとして走ったけどタイヤのトラブルがあり、結局は代表に車に乗せて貰って参加者を見守ることに。

スタート地点に集まる出走者達。秋分の日を越えると、朝6時前だと薄暗い。今日は若狭湾に沿っての移動だが、見所は天橋立である。敦賀の市街を越えてからは昔鉄道が通っていた隧道を通って、福井の山間にあるゴールを目指す。

城崎温泉の入り口となる橋を越は朝靄が掛かっていて幻想的な光景だ。昨日の京都でも朝靄は見かけたけど、こういう光景にはあまり馴染みがない。これまで自分が住んでいたところではあまり見かけない現象だからだ。

朝日が綺麗なので止まって写真などを撮影する。とても良い雰囲気である。

近所にこんな峠があったらなぁ、という感じの峠で写真撮影。

この峠からは天橋立が上から見ることが出来る。もっと早い時間だと更に綺麗だろう。

城崎と越前にだけエントリーしているT氏。氏は明日は東京で仕事だそうで、明日は未明に宿を出て、輪行で新幹線を乗り継いでいくと9時過ぎには東京駅に到着できるんだそうな。

途中、若狭フィッシャーマンズワーフという所でお昼ご飯。サバの糠漬けである「へしこ」の定食を頂く。お茶が付いてきて、最後はへしこのお茶漬けで頂ける。

エビも美味しいし、へしこもとても気に入った。へしこは要冷蔵なので、買って持って帰ることができないのが残念無念。

敦賀の元駅舎があったので、ちょっとだけ見学してくる。中は撮影禁止でしたが、貴重な鉄道の資料が沢山置いてあった。

今日のコースは前半は山間と海岸線で綺麗だが、途中からは幹線道路と市街地が多くて移動日のコースっぽい雰囲気である。

とはいえ、旧鉄道の廃線跡の隧道の雰囲気は最高だった。祝日は工事をしないという看板はあったのだが、何故か今日は工事をやっており、早い時間に通過した人は迂回路を選ばざるを得なかった。

ここは是非全ての人に通って欲しいと思ったのだが、残念である。ブルベ以外のサイクリストもここを通ろうとやってきて、やむなく引き返していくのを見た。シルバーウィークの祝日に工事しなくても…と正直思った。

一足先にゴールの花はす温泉にて出走者を出迎える。無事、全員が時間内に帰ってきた。隧道から先の道はとても良い雰囲気だったのが救いである。

みんなが宿泊する「花はす温泉そまやま」歓迎の文字にブルベ参加者の名前が並ぶ。

自分は自転車のタイヤトラブルを修理したが、素手でチューブレスタイヤをビードにねじ込むのに大変苦労した。膝の調子も良くなってきたので、明日の和倉200は走れるだろう。

宿ではみんなが食堂で食事を取る。温泉でゆっくりと疲れを癒やして、その日走ったメンバーがみんなでご飯を食べる。もっとも代表と私は走ってないけどネ。

温泉後は浴衣を着てビール、そしてご飯をお替わりしまくるブルベ腹を抱えて、花はす温泉の夜は更ける。連日開催のブルベの楽しみでもある。

翌朝は早いので宿の朝食が食べられない。お願いしたら宿の方がおにぎりを作ってくれた。このおにぎり、大きくてとても美味しかった。

さてこの後ですが、ネタバレっぽくなるが7つ全てを走ったK氏曰く、コースとしてとても良かったのは3日目、4日目、6日目、7日目だったそうな。

確かにこの5日目は前半こそサイクリング的によさそうなコースだったが、小浜~敦賀市街あたりは市街地を通る部分が多かったかも。後から写真を見返してみても、撮影枚数が少なくて、セレクションに苦労した。

その分、6日目、7日目のレポートにご期待下さい。

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