今年も行ってきました、新潟シティライド。2回目の開催から参加しているので、今年が5回目の開催のウチ、4回出走しています。コースは信濃川を越える方法がちょっと変化してますが、基本的には毎年同じです。
ちなみに過去のエントリーは以下の通り。
2014 満喫! 新潟シティライド120km エイド食が充実しすぎw
2015も新潟シティライド120kmに行ってきた
2016/6/5 3回目の新潟シティライドも天候に恵まれる
6月の新潟でこんなに寒かったっけ?
今回は行き帰りの新幹線は「えきネット」で35%OFFのチケットが取れたので、東京-新潟の往復で5000円ほど節約出来ました。で、11時に降り立つと…寒い!
東京は普通に暑かったので半袖ジャージだったのですが、新潟に到着して自転車を組み立てる前に長袖ジャージに着替えます。しかも風が強い。ちなみに6/3(土)はAJ宮城の阿賀野400とオダックス埼玉のアタック日本海600が新潟を通りますが、これは寒そう。
新幹線で越後湯沢から長岡まで普通に雨が降っていましたし、新潟駅周辺でもいつ雨が降るか?というような微妙な空模様です。
さっさと自転車を組み立てて、定宿としているホテルα-1 にチェックイン前に荷物を預けてお昼ご飯を食べに行きましょう。α-1新潟は自転車の部屋への持ち込みをOKしてくれるのに値段もリーズナブルなので、大変重宝しています。
鹿児島からキャンプツーリングで昨日、新潟入りした田村編集長が既にホテル入りしているので、声をかけて一緒にお昼ご飯を食べに行きます。
新潟ローカルの居酒屋チェーンである、安兵衛のランチ。昼時に新潟駅周辺でご飯を食べる機会が少ないので初めて利用しました。やっぱり米が美味いわ。
その後、新潟駅周辺を散歩して、家族にお土産を送りたいということで笹団子を買った隣にある、新潟のセレブ御用達のお土産である加島屋のイクラの醤油漬けの瓶詰めを購入されておりました。
知名度は低いですが、新潟県人に加島屋のお土産を買ったと言ったら、もうそれだけでセレブとあがめられます。他のお土産に比べて価格帯が圧倒的にセレブ! 悪魔的っ!
それをさらっと買って家族のために送る田村編集長の思い切りの良さに感動しました。
田村さんと別れて、ホテルのチェックイン時間まで2時間ほど市内をサイクリングしていたら、萬代橋のたもとに何故かスーパーカーが集合していました。
しかし風が冷たい。長袖ジャージにレッグウォーマーをしてても寒い。これは風がしのげるところに待避しないと風邪を引いてしまいます。もう6月だというのになんだこの寒さ?
バスセンターに避難して、ついでにカレーも追加で食べてきました。ゴールデンウィークに比べると、少し待つだけでカレーにありつけました。ああ、食い過ぎた。
そういえば万代島でちょっとマッタリしている時に、山形からやってきた参加者の方に色々と聞かれました。全ての曲がるべき交差点に案内の人がいるので安心ですよ、というような情報をお伝えします。
前夜祭でフレッシュの完走報告をしてくる
15時にホテルにチェックインして、16時にロビーに集合。田村編集長、YUKI氏、私のフレッシュ出走組に加えて、地元の自転車乗りの同級生のモコさんが集合。新発田のT氏は仕事が終わってからホテル入りということで、今回は前夜際では合流出来ず。
ゴールデンウィークに無事完走したフレッシュの完走報告を古町のメイドバーのメイド長にしてくるということで、田村編集長から「東京からのお土産を買ってくること!」と指令を受けていたので、東京駅で買ったお土産を持って出かけます。
といっても、メイドバーは20時から営業なので、それまでは普通に居酒屋で入ります。色々と巡ったのですが、結局チェーン店の「北の家族」に入りますが、新潟店はクオリティが高かった。
お刺身、巨大なホッケ、栃尾の油揚げなど美味しいものを頂きつつ、新潟の地酒も飲める飲み放題のコースで3時間ほどタップリ飲んで一人3500円でした(安い!)。
モコさんと田村編集長はすっかり意気投合して、萌えアニメの話で盛り上がっておりました。19時半ぐらいに居酒屋を出て、メイドバーに向かいます。
そういえば夜の時間帯に古町の前の通りをアタック日本海600の人が通るはずなので、通ったら応援しようと思って何度か大通りに出たのですが、流石に時間が早すぎて誰も通らず。
20時過ぎに開店すると、割とすぐ満席になってしまう古町メイドバーのSLIME BEさんなので、ここが大好きなメンツは「20時には店の前に居ないと!」とスッカリ出来上がった顔で開店を待ちます。
すっかり出来上がっている田村編集長と痛ジャージを着込んでいるモコさんは万全の体制でございます。
フレッシュの前日に完走祈願でメイドバーを訪れた我々としては、完走したという証拠写真が載っている今月のサイクルスポーツを持っていきます。
奇しくも表紙がシャア・アズナブルということもあって、メイドバーに奉納してきました。メイド長も是非是非!という事で、お店に置いてあるアニメ関係の本と並んで、何故かサイクルスポーツが置いてあると思いますw
ちなみにこれがフレッシュ完走の証拠写真である。折角サイクルスポーツに載ったのに、もう手放してしまったw。
この日は22時ぐらいまで古町でフラフラして、ホテルで解散。明日、新潟シティライドに出走するメンバーは5時50分にロビーに集合だ!
新潟シティライド当日も風強し
朝6時~6時半の当日受付のみなのですが、参加者が1000人以下のため、スムーズに受付完了です。荷物も預かって貰えるので心配なし。5回目ですが、運営がこなれてきて無駄がないですね。
今年は信濃川を渡るコースが3年ぶりに、新潟みなとトンネルに戻りました。3回目と4回目の開催では柳都大橋になっていたのですが、みなとトンネルの方がコースも分かりやすいし、トンネル自体も快適なので大歓迎です。
しかし、体を動かしていないと肌寒い天気です。風が強めなのが体感温度的に寒く感じます。降水確率は50%なのですが、雨た多分大丈夫だろうということで雨具なし。結局は雨は降りませんでした。
開会式のご挨拶。地元の麒麟山レーシングの実業団選手の女性が紹介されていました。コースでも実走しているところを見かけましたが、長岡で生産されているYONEXのフレームに乗っておられましたね。
ちなみにロングライドコースは600名ほどのエントリー枠のため、スポーツエントリーの申込み開始から1時間もしないうちに一杯になってました。
コース的には平坦続きで、健脚のサイクリストには物足りない120kmかもしれないですが、3箇所のエイドでしっかりエイド食が出て、回収車もあるイベントなのに参加費5000円ってのはホント破格の安さです。新潟市の援助と無償ボランティアのおかげだと思います。
越後長岡チャレンジサイクリングなどは今年から参加費が7000円と値上がりしましたが、新潟シティライドは2回目に4000円で、その後は5000円据え置きです。個人的には非常に安い!と思うイベントです。
正直、どんどん高騰していくこの手のイベントが多くて、個人的には「この参加費なら、もう出なくて良いかな?」というイベントもいくつかありますね。新潟シティライドは是非、このクオリティを維持してくれればと願うばかり。
ちなみに、走りごたえを求めるのであれば自己責任で走るブルベでお腹一杯なので、こういうライドは気軽に参加出来て気負い無く完走出来る内容がいいです。山岳コースが続くグランフォンドとかは出なくてもいいかな…(笑)
いよいよスタート。序盤は向かい風&寒い
7時に順次スタートしていきます。のんびりした感じですが、前半の折返しの岩室エイドまでの30km強は思いっきり向かい風となります。
最初はYUKI氏、新発田のT氏と走っていたのですが、YUKI氏が「飛ばさないと体が暖まらなくて寒い」ということで、海岸線に出てから加速していきます。新発田のT氏は今年は走り込み不足ということで、速いペースに無理に付き合わせずにマイペースで走って貰う事に。
海岸線の向かい風の中で、YUKI氏と2人でどんどん加速して隊列を抜いていきます。Garminのレーダーをつけているので、長い隊列を追い抜くときも後ろから車が来てないことを前を見たまま確認できるのが大変便利でした。
しかし、長い隊列を追い抜くとなると、向かい風の中で40km/h以上の速度を維持して走らないと追い抜き出来ない場合もあり、翌日はすっかり筋肉痛になってしまいましたw
岩室温泉のエイドの到着。今年は唯一の登りポイントに悪魔おじさんが居ないな~と思っていたら、お隣の富山県でグランフォンドが開催されていたので、山岳イベントということで悪魔おじさんはそちらに行っていたようです。
温泉まんじゅう、甘酒、ゆずっこというお菓子がエイド食。例年は暑いので、ここのエイドでコレを食べた後にコースにあるレガーロさんでジェラートを食べるのですが、今日は寒いのでレガーロはパスします。
甘酒が冷え冷えに冷えていて、これ暑かったら最高に美味いだろうな、と思いました。
ゆずっこというお菓子は初お目見え。オブラートに包まれていて食べやすくて、甘くて補給食にピッタリです。
甘酒は米麹が残る甘さ控えめで旨味が強いタイプ。しっかり冷えていたのですが、とても美味しかった。個人的に売っていたら購入して夏場の栄養補給に使いたいと思った。ちなみにアルコール成分はゼロです。
今年は例年のエイド食と少し内容を変えてきましたね。これはこの後も楽しみです。
ここで高校の同級生のT田氏と再会。サイクルスポーツに載っているの見たよ~ということで盛り上がる。東京出張の時には声掛けるから飲みましょう!っていう事なので、お声掛けお待ちしてます!
いつのならレガーロの開店待ちとジェラートを食べるのに時間をロスするのですが、今回はそのままお昼のエイドに向かう事に。体を温めるためにハイペースで走ったのと、ここから追い風基調になることもあって、ペースよく進みます。
あっと言う間に中間地点(60km)のうらこすどの体育館に到着。まだ時間は10時半ぐらいですが、多くのサイクリストが既に到着していました。
行列に並んで、食事を受け取ったら座って食べられるエイドです。ここがお昼ご飯としてメインの内容なので楽しみです。例年カレーが出るのですが、今年はカレーの匂いがしません。
お、色々と変化をつけた来たな、ということで楽しみです。とはいえ、鉄板の美味しいカレーが違うメニューになって大丈夫かな?という不安も。
出てきたのは、豆のサラダ、浅漬け、バナナ、おにぎりとおこわ、煮たお肉、麩の味噌汁、梨のシャーベットなどバラエティ豊かです。
どのメニューもなんかとても美味い。おにぎりのお米も暖かくて美味しい。豆のサラダ、肉、浅漬けも絶妙な感じで、エイドで座ってゆっくりと食事を楽しめるとは幸せだわ。
炭水化物に偏りがちなエイド食が多い中、この栄養バランスと味のクオリティの高さにはちょっと感心しました。なんか地味に美味いよね、とYUKI氏と話しながらお昼休憩も終了。
食べている最中にマイペースで走っていた新発田のT氏が食事を受け取る列に並んでいるのを発見。あまり時間の差はなく、やっぱりサイクリングはマイペースで走るのが一番ですね。
折返しからは天候も改善
うらこすどから福島潟までの40kmの途中には、横越に通過チェックがあります。ブルベのPCとかだと80km先とか距離間隔が空くので、うんざりすることもあります。このイベントでは20kmも走ると止まるポイントが設定されているので気が楽です。
空はすこし青空が見えるようになってきましたが、たまに日が陰ると寒いのは変わらず。追い風基調ということもあって、飛ばしていきましょう。
福島潟ではいつものクレープアイス、豆せんべいとトマトジュースが出ました。クレープアイスは今年はチョコ味。例年、甘めの野菜ジュースだったのですが、今年はトマトジュースです。
今年は寒かったのでエイドでボトルに水の補給はしませんでしたが、どのエイドでもボトルにミネラルウォーターを詰めて貰えます。
豆せんべいはビールが欲しくなる味ですが、今年はこのクレープアイスがしみじみ美味しかった。毎年食べているのですが、冷静に考えるとクオリティ高いよな、と思う。新潟のアイスといえば、最近はルマンドアイスがあるが、個人的にはこっちの方が美味い。
という訳で後で調べてみたのですが、豊栄駅前にある大正堂さんっていうお菓子屋さんで出しているもので、なんと1個190円という安さ。実家から自転車で行けばすぐなので、今度帰省したときにはお店に突撃してみようと決めたのでした。
アイス菓子はお土産に出来ないので、現地で食べるしかないので、やはり自転車で行くのがベストだよなぁ。
ちなみに、我々がエイド食を食べ終えると新発田のT氏もやってきて、ここまで来たらもう完走間違いなしですな。最初はどこでDNFするかなぁ、と言ってたものの追い風に救われたそうな。
天気も良くなってきました。残りは20kmほどということで、これだと14時すぎにはゴール出来そうです。例年より1時間以上早いゴールになりそう。
風は相変わらず強くて、福島潟から先は向かい風になります。まぁ、これもトレーニングだよ、ということで踏み込んでいきます。
最後のチェックポイントでゼッケンチェックをおえたら、残りは10kmほどです。もうゴールしたも同然。
新潟みなとトンネルを通ります。アプローチは降りて押します。この海底トンネルで信濃川を越えると、ゴールまで数kmとなります。
なんど通っても、他にない雰囲気のみなとトンネル。車と完全に独立したトンネルであり、暑いときは涼しく、寒い時は暖かい。自転車でスピード落として通りますが、乗車したまま通るので、かなり不思議な走行体験が出来ます。
トンネルを抜けて信濃川沿いにゴール地点である陸上競技場を目指します。
という訳で14時25分ぐらいで無事ゴール。いつものんびりしすぎで15時すぎだったのですが、今年はチャッチャと走ったので、早めのゴールでした。
まぁ、それでもブルベと比べたらのんびりと休憩しながら走りましたね。走っている時のペースはやや早めでありました。
完走証を貰って、荷物を受け取ります。この辺ももう慣れた感じ。
ゴールの回りでは屋台が出ています。補助券300円が参加者には配られるので、それを使ってガパオライスを頂きました。
今年はnegiccoのポスターをゴールで配布していました。YUKI氏と私の分で2枚貰ってきました。部屋に貼りましょうかね。
ゴール前後からサドルバッグのネジが取れ掛かっていて、ぎりぎり1本で止まってました。やはりネジ止め剤を塗らないとだめですね。
という訳で今年もイベントを満喫しました。雨も降らず、エイド食のクオリティも下がって無くて良かったなぁ。
ゴール後のバスセンターカレー
思いのほか早めにゴールしてしまったので、帰りの新幹線まで2時間ほど時間があります。ただ、雨が降ると面倒なので、さっさとゴール地点を出て新潟駅に向かいます。会社に車を止めているT氏とは途中でお別れ。お疲れ様でした。
いつも通り、ぽんしゅ館の前のコンコースで輪行袋に自転車を詰めて、お土産を買います。ただ、それでも新幹線まで1時間半あります。疲れましたし、トイレで着替えて新幹線改札内の待合スペースのソファーでのんびりすることに。
という訳で輪行袋とお土産が入った重いリュックを持って、ビールを飲んでのんびりしていると、Twitterのタイムラインで同級生のヤスが「バスセンタカレー、並ぶ事無く食べられた」という書き込みが!
(゚◇゚)ガーン 15時過ぎても残ってたのかよ、カレー!
ガパオライスも美味しかったけど、カレー食いたかったなぁ…む、まだ1時間半も時間あるんだよな。お腹の具合はまだ行ける!ということで、ヤスにまだ在庫ありそうか?聞いて、急遽カレーを食いに行くことに。
YUKI氏に輪行袋とリュックを任せて、一人で新幹線ホームを出て、万代シティまで歩いてカレーを食べに移動開始です。今回は移動用に普通のスニーカーも持ってきていたのが良かったです。
しかし、ビールが回った状態で早歩きで万代シティまで10分ほど歩くのはしんどいです。きっと顔は真っ赤でしょう。
なんとかカレーにありつけました。もうすぐ品切れという感じだったので本当に良かった。しかし、ここまでの早歩き、ビール、カレーの辛さが相まって汗が止まりません。
カレー美味いぜ!と食べながら、もの凄い汗をかいてしましました。その後、歩いて新潟駅に戻りました。所要時間は約30分でした。ああ、もう満足すぎて最高でした。
新幹線で東京まで戻ってきて、自宅に到着したのが20時過ぎぐらい。やっぱり新幹線は速くて楽ちんです。ぽんしゅ館で買ったお土産の日本酒もバッチリです。特に越路吹雪の吟醸原酒は毎年楽しみにしている人も多いので、今回は何とか2本買うことが出来ました。
という訳で今年の新潟シティライドもおしまい。イベントとしては、参加人数が少ないこと、メディアにあまり取り上げられない事もあって、ややマイナーなイベントではありますが、新潟の観光も含めて計画して遠征すると非常に楽しいです。