昨年10月に自転車で事故った話

昨年の10月に境川CRで一般道を横切る時に軽トラと当たって事故っちゃいました。自転車乗り始めてから自爆で転ぶ事はありましたが、ロードバイクで自動車と当たったのはこれが初めての事でした。

境川CRは神奈川県の大和市あたりから藤沢市に抜けるサイクリングロードなのですが、道幅があまり広くなく、上の写真みたいに歩行者の方も沢山います。しかも、所々で一般道を横切ったりするポイントが多数あります。我孫子に住んでいた時には、道幅が広くて路面の良い手賀沼CR、歩行者が殆ど居ないため安心して走れる利根川CRが近所でしたので、それと比べてしまうと境川CRは油断出来ません。

しかし、これでも近隣の道に比べたら安心して走れる方なのでロードバイクは沢山走ってます。しかも30km/h以上で走る人もチラホラと…

私が事故った時は、ちょっと色々と考え事をしていてボーっと走ってました。んで、一般道を横切るところでちょっと左右を見て「んー、車来ないね」と思ったので、横着して一時停止せずに交差点にちょっとスピード出し気味で突入したら、軽トラがそれなりーのスピードで走ってきました。

そこからは「あー、これは当たるー」とスローモーションな感じで慌ててフルブレーキを掛けたところ、車の方もブレーキを掛けたこともあり、私は肩口から軽トラの前部の角に突っ込んで転びました。お互いにかなりスピードは落ちていたので軽トラは無傷で、私の方は思いっきり転んだものの、体から当たったこともあって自転車はほぼ無傷でした。ヘルメットに傷はなかったですが、左膝はレッグウォーマーに大穴が空いてましたし、アームウォーマーにも穴が空いてました。

当たった直後の行動は、とりあえず自転車を起こしてガードレールのところに立てかけて異常が無いことを確認してから、そこにヘタりこんで体の状況をチェックして「(自転車は)たいしたことないな」と思ってましたが、買ったばかりのiPhone4Sと小銭入れは路上に放りだされたままの状態です。事故を見て止まってくれた自転車乗りの方がそれらを拾ってくれたことに感謝です。

軽トラの運転手の人が降りてきて声を掛けてくれましたが、なんか要領を得ません。よく話しぶりを聞いてみると中国人っぽい感じで、とりあえず「大丈夫か?」というような事を言っていたような気がします。まぁ、冷静に考えると明らかに私の一時停止確認ミスですし自動車の方にも実害はないようですし、ドライバーの人も慌てているので「こっちは特に問題ないので、行ってくれて構わない」というような事で、お互いに恨みっこナシよ、ってな感じで終わりにした。

結局のところアバラにヒビが入って1週間は寝返りを打つのにも苦労したり、整形外科で膝のレントゲンを撮ったが「ちょっと血が貯まっているようだが抜くほどじゃなさそう」との事であった。それよりもショックなのが「ラグビーとか激しいスポーツでもやっていたかのように年齢の割に膝が酷使されています」と整形外科で言われました。体重が重いのに走ったり山を登ったりというのを繰り返したのが如実に現れているなーという訳で、これ以降、ジョギングは殆どしていません。運動はもっぱら自転車と水泳になってしまいました。

まぁ、そんな訳でこの事故った週については他にも色々とあって、自分の中ではここ10年ぐらいで一番最悪な週だったのでございます。そりゃ、Blogなんか更新する気にならないよなぁー。

実は私が事故る前の週に境川CRで救急車を呼ぶ事故に遭遇しました。境川CRでは一部は車と併走する道になっていますが、それ以外は道幅が狭くて歩行者も多いです。なので個人的には25km/h以上は出さないようにして、歩行者の脇を通るときには更に速度を落とすようにしています。しかし、30km/hでかっとんで行くロードも結構居ますし、併走して道をふさいでいるロードもたまに居ます。

この時は、私が20km/hぐらいでタラタラと走っているときに、後ろから30km/h以上でズバっと抜いていくピナレロ乗りのお爺さんのロード乗り(当然ジャージ&レーパン)が居ました。大丈夫かなぁ?、と思った矢先に2台で併走している若いロード乗りが対向してきます。お爺さんはスレ違うために左に寄ったのですが、寄りすぎてハンドルを柵に引っかけてしまい、あっという間に一回転して派手に落車してしまいました。境川CRは2台併走するだけで道の半分をはみ出してしまいますので併走はマジで勘弁して頂きたい。

併走していた2人は気が付かなかったのか無視したのか、そのままスルーして行ってしまいます。私は後ろから一部始終を見てましたから慌てて止まって救護に走りますが、お爺さんの意識がありません。慌てて救急車を呼ぶために電話をしますが、このとき私は引っ越してきてまだ2ヶ月だったので事故現場の場所の説明が出来ません。なので、救護してくれた他の方に電話を替わってもらって説明をしてもらいました。自転車は傷だらけ&リムが曲がって自走出来ない状態になっており、ヘルメットが砕けてましたから頭にそれなりの衝撃を受けたと思います。

救急車が来るまで15分ほど掛かりましたが、それまでにはお爺さんも意識が戻りました(途中イビキをかいたりと危ない状態だった)。本人は何が起こったか全然記憶にないそうです。念のため救急隊員の方に状況を説明して、お爺さんは救急車で一度病院に運ばれました。ここで救護を手伝ってくれた方も含めて解散し、後は警察から色々と電話で状況を聞かれました。とりあえず、お爺さんは特に命に別状はなかったようで一安心です。

さて横浜のロードバイク事情ですが、ノンビリした千葉と比べると走っていてストレスを感じる環境であることは事実だと思います。

上の写真は江ノ電の江ノ島駅の近くでここからすぐに江ノ島の海岸線なので、自転車をよく見かけるポイントでもあります。横浜周辺は人口が多いこともあり、ロード乗りを見かける機会は多いですが、自転車を取り巻く環境が恵まれているか?というと決してそうではないです。信号が多くて、自動車が多い、渋滞が多い、路駐が多い、自転車乗りのモラルもイマイチという感じで緊張感を強いられます。

先週のブルベで走っている時にもモラル的なものを感じる事が多く、うーん、このままエスカレートするとどこぞやからクレームついて開催出来なくなったらどうするの?っていう危惧を覚えたのが正直なところです。ブルベの時は目立つだけに通常よりも厳格にマナーやルールを意識して走るように心がけようと強く思いました。

自転車の最新記事8件