都内の自転車移動について

都内の自転車通勤(ジテツウ)と移動について

武蔵小山に引っ越して6年が経過しましたが、ここ直近はずーっと職場まで自転車通勤(ジテツウ)をしております。

4年ほどは池尻大橋の周辺まで4km、ここ2年ほどは麻布十番まで5kmほどの距離なので所要時間はだいたい25~30分。自宅および職場が駅から徒歩10分ほどと離れていることもあって、電車やバスで通うより自転車の方がドアtoドアの時間がかからないから継続してます。

自分の場合、ジテツウより電車の方が早く到着するのであれば、多分ジテツウはしないと思います。電車が止まった場合などにはジテツウで良かった!と思うこともありますし、最初はやっぱりジテツウはいいぜ!と思ってましたが、今はもう単なる交通手段の1つに過ぎません。

特に都心のジテツウはメリットもあるのですが、デメリットもありました。電車はストレスフルですが、電車移動中は本読んだりスマホ見たりできますから。ジテツウ中は何も出来ないです。

引っ越しを検討している現在、ジテツウ生活は今年で終わりになる可能性が高いので、ちょっと振り返ってみましょう。

朝晴れていたらジテツウせよ、の鉄則

東京の晴天率の高さと天気予報の正確さを考えると、ジテツウで天候があまり問題になったことはありません。帰りに雨予報が出ていて、出勤時に雨が降っていたら電車通勤に切り替えるだけです。

写真は国道1号を高輪台に登っていく坂ですが、このように晴れている日のジテツウは快適です。これまで6年のジテツウの経験から得られたノウハウとしては、朝晴れていたらジテツウせよ、という事ですね。帰路は雨予報が出ていたとしても、通勤距離が短ければ雨具無しで帰れる可能性が高いからです。

自分の場合、通勤距離が4~5kmなので自転車の乗車時間は15~20分ぐらいなので、雨雲レーダーを見ていれば雨の切れ間は結構あるものです。雨が降ってきそうなら早めに会社を出るとか、少し雨雲をやり過ごしてから帰路に就いてます。

帰りに雨予報が出ていたとしても降水確率が80%以上で大雨という予報でなければ、雨は降らないか降ったとしても軽い小雨がサッと降るだけとことも多いです。往路で濡れるのは避けたいですが、帰路に雨具なしで少し濡れても家で着替えればいいですしね。そんな訳で朝、自転車に乗れる天気だったらジテツウせよ、というのはほぼ鉄則です。

念のためにレインポンチョを常に鞄に入れているのですが、出番は月に1回あるかどうかです。もっとも走行距離が10kmを越えてくると雨に遭遇する率も上がりますし、雨具なしでそれだけの距離を走ると小雨でも浸水しちゃいます。もし距離5kmぐらいのジテツウなのであれば、予想もしない雨で濡れて困ったという事はあんまりないですね。

もちろん自転車には前後ともフェンダーが付けてあることが前提ですよ。フェンダー無しだと雨上がりに、後輪の巻き上げで汚れちゃいますからね。

あと片道だけなら都内ならドコモのシェアサイクルを使うのもありですが、これは家と会社の近くにステーションがないといけません。私の場合、会社の近くのステーションは問題ないのですが、家の近くの近くのステーションが徒歩10分でしかも朝は殆ど自転車がないです。最近、整備不良の自転車も増えたこともあって、現在は全く使わなくなりました。

都内ならステーションも多くて便利そうに思えたシェアサイクルですが、ステーションを見つける時間、そこに確実にマトモな自転車があるか?などを考えると、結局電車でいいや、というのが最近の自分の感想ですわ。

都内の駐輪場と駅が遠のく問題について

自分の場合、大体週に1日だけ天候やその後の予定を考えて電車通勤をしています。これだと定期を買うと割高になるため電車の定期は買っていません。定期代は会社から支給されるのですが、駐輪場などのコストが掛かるので、自分は定期は購入しません。

通勤定期を持たない暮らしになりますと、短距離の電車の乗車でも常に自腹を切って電車に乗らなければならなくなるので、気軽に近隣の駅に出かけなくなりました。通勤定期って、都心に通う人の場合、通勤以外の週末の娯楽とかでも使うんですよね。

ジテツウは家や職場が駅から遠い人には本当にありがたい交通手段ではありますが、逆に言うと電車に乗らなくなるために駅に行かなくなります。駅周辺に便利なお店が集中している東京では、これが意外と不便だったりするのです。そんなの駅前に寄り道すればいいじゃないか?という意見もあるでしょうが、駅の周辺には常に駐輪場の問題がつきまといます。

上の写真は五反田の駅前です。山手線のガードの下に駐輪場があるのですが、駅の改札から近い駐輪場という事もあって、定期利用も通度利用もほぼ常に満車です。駐輪場をアテにして現地に行ってみたら、一杯で利用出来ないとなると現地で他に駐車場がないか?を探したり、結局用事を諦めて帰宅したり…ということもあります。

例えば家の近隣のJRの駅ですと、目黒駅は駅近くの駐輪場がなく徒歩5分ほど離れた駐輪場しかありません。五反田駅は前述の通りNGですが、大崎駅は比較的大きな地下駐車場が西口にあるため駐輪しやすいです。駐輪場って分かりにくくて、ネットの情報だけで現地にいっても初めての場合キョロキョロ探さないと見つからなかったります。

初めての駐輪場を利用する場合、その探す時間と駅までの移動距離などを見込んで早めに到着するようにしないとリスキーです。この駐輪場探しがストレスでして、自分は都心で自転車で寄り道は殆どしません。寄り道するしないは個人差が大きいと思うのですが、自分の場合は電車通勤の時の方が寄り道しましたね。通勤定期のおかげで通勤経路で寄り道してもコストがかかりませんし。

もっとも普段から自転車で走り回って、ここを利用するならばこの駐輪場!っていうのをノウハウとして蓄積していくと便利ではあります。しかし、都心は駐車場情報も小まめに変わるのでネットで情報を探しにくいんです。電車移動をメインにしていれば、色々な施設は駅からの移動を想定して設計されているので、初めて現地に行っても困ることはありません。

駐輪場探し、そして駐輪場から駅や行きたい施設までのアプローチを考えると、思ったより都内の自転車移動は自由じゃないんですよ。常に時間に余裕を持って現地に行かないと行けません。もちろん予想以上にスムーズに到着することもあるのですが、今度は時間がたっぷりと余ったり…

もっとも歩道とかに路駐して放置するのを気にせず、その辺にホイホイと長時間駐輪しておけるメンタリティがあれば快適なのかもしれませんが、自分には無理ですな(違反ですし)。

信号無視の自転車、タクシー、路駐、クルマ優先の道路設計に辟易です

都心でのジテツウは信号無視する自転車、急に割り込むように止まるタクシーを以下にやり過ごすか?が課題でした。




自分の感覚としては、都内では信号を守る自転車は2割ぐらいですね。基本的に自転車は信号を無視するものと思っていないと危ないです。そういうマナーのが酷い自転車にイラっとして追い抜いてやるとか考えると、こっちが危ないです。なにせ交通量は多いし、集中して運転していないとヒヤっとする場面に出くわします。

近年はUber Eatsの配達員の交通違反のひどさに辟易してましたが、直近では指導もあったのかほんの少しだけマシになったように思います。

自分はこれまで6年のジテツウで事故は一度はありませんが、ヒヤっとした事は3回ぐらいかな。2回は交通違反をしまくる自転車にイラっとして、こっちの注意がおろそかになった時ですね。そんな訳で信号無視とか交通マナーの悪い自転車は完全に自分の意識の中から消しています。

自分は信号でキチンと止まっているのですが、このタイミングならギリギリ行けるかな?とかそういうを判断するのがもう面倒くさくて素直に信号に従っていれば安全だし、何かあっても「信号守ってました」という事で不利になることはないだろうと思ってます。ちなみにジテツウ中に信号で止まっていて、歩行者に「信号守るんだ、偉いね」と褒められた事が何度かあります。

次に困るのがタクシーとタクシーを拾う人の動きです。タクシーが急に進路の前に割り込んできて進路を塞ぐように停車するというが一番困るんですが、タクシーを拾うために車道に出て来ている人がいるので予想は出来ます。

この車道に出てくる人のマナーが結構酷くて、そこでタクシー拾ったら後ろの交通に迷惑かかるでしょ?という様な所でタクシーを止めようと、車道に大きく出て来ている人が居ます。それらの人を避けるために道路の中央寄りに寄らなければなりません。

そして国道1号などの2~3車線ある道路では、路駐の問題も大きいです。特に国道1号は一番左の車線に待機の為に停車しているダンプなどの工事車両が沢山止まっているんですね。多分、時間になるまで待機しているんでしょうが、駐車場みたいな状態でずらーっと並んでいることもあります。そこは自転車が走る所なんだけど…と思っちゃいますね。

他にも都内は「なんだこの道路設計は!」と言いたくなるような交差点が一杯あります。一番左の車線が左折専用になって詰まるとか、Y字の右側に行くために横断歩道まで迂回しないといけないので、自動車なら信号が青になったらそのまま通り抜けられるのに自転車だと迂回するために一度信号待ちが増える交差点もあったりします。

ほんと都心は自転車の運転に集中していないと危ないので、ジテツウが楽しいと思ったことはないです。ほんと所要時間が一番短いからジテツウしているに過ぎません。

通勤用の自転車について

ロードバイクで颯爽とジテツウ…自転車乗りならみんな憧れますよね。仕事中に長時間駐輪するわけですから、高価なロードバイクで通勤するなんて盗難が怖くて自分は無理です。オフィスに自転車が持ち込めるとか、警備員が常時居るような駐輪場でも無い限りは盗まれても諦めがつくレベルの自転車でジテツウが理想ですね。

現在の職場はオフィスビルの駐輪場があり、申請して月2000円強で駐輪できます。ビルが出来て2年ほどらしいですが、当初はあまり利用者の居なかった駐輪場も今は満杯。許可を得ずに駐輪する人と管理人の戦いが続いてまして、毎日のように「違法駐輪」の紙が貼られた自転車があります。

駐輪する自転車が増えてきて、管理側から「スタンドの無い自転車は禁止」というルールが増えました。自分は写真一番左の青いGIANT Escape R3なのでセンタースタンドをつけてます。片持ちのスタンドより安定性が高く、他の人が移動しても安定しているため管理人にも好評です。やっぱり安定したスタンドは必須ですよ。スタンドがないと駐輪場探しでもストレスが貯まるはずです。

池尻大橋に通っている時は職場の駐輪場ではなく、徒歩6分ほどの公営駐車場に止めてました。徒歩が増えるので所要時間は増えるのですが、それでも公共交通機関を使うより早かったんですよね。ですが、やはり職場に駐輪場があるのが一番ありがたいです。逆にいうと家が駅から近い、駅から会社が近いならジテツウはしないかな。

で、駐輪場の問題と言えば盗難もそうですが、サイドスタンドやスタンド無しの自転車がビル風で倒れて、その巻き添えをくらって自分の自転車が倒れている事が結構あります。なもんで、ディレイラーハンガーが曲がるというのは季節に1回ぐらいあります。変速がおかしくなったを手でディレイラーを持って曲げて応急的に帰宅して、家でエンド修正工具で修正します(その辺は次回の記事で紹介します。

この駐輪場には30~50台ぐらいの自転車が駐輪されてますが、多いのは電動ママチャリ、クロスバイクですね。ロードも2~3割ぐらいいますが、1割ぐらいはスタンドが付いて無くてで毎日のように「スタンドを付けなさい」という紙が貼られています。

驚くような自転車で通勤している人はあんまりいません。まぁ、自転車を見るとどんな扱いをしているのかがよく分かりますよ。マトモな自転車に乗っている人ほど駐輪場を利用している頻度が高いです。酷いのになるとずーっと会社の駐輪場に置きっぱなしと思われる自転車もあります。

いつかやりたいと夢を見てたジテツウですが永遠には続かない

武蔵小山に引っ越してきた時には「ここなら都内の主要な場所は自転車で行けるぞ」と夢見てきていたわけですが、6年も経過すると完全に慣れきって夢も叶ったし、デメリットもあるし…ということで「今後も絶対にジテツウじゃなきゃダメ」という気持ちは完全に無くなりました。

何よりも会社がジテツウをOKしてくれて、職場の場所がジテツウ可能な距離で駐輪場も近隣になければジテツウは不可です。今、職場の場所が移動する話が出ていまして、ここに移動すると距離が伸びる上に駐輪場が近隣に少ないのでジテツウすると電車より所要時間がかかる可能性が高いです。

この6年の間に親会社が変わってそちらの方針としてはジテツウは認めなていないのですが、暫定的にジテツウが認められているという状態です。次の仕事場に移ったタイミングでジテツウが出来なくなる可能性はあります。という訳でもうじき自分の中のジテツウ生活は終わりを迎えるでしょう。

東日本大震災の後、ジテツウをしましょう!という機運が高まり、実際に都内をジテツウしている人は増えたと思います。しかし、現在は社会的な追い風な風潮もトーンダウンしてまして、都内ではあまり広がりが見られないなぁ、というのが本音です。運転マナーも全く向上してませんし。

あとジテツウは飲酒する、しない、の影響も大きいです。ジテツウしていると帰りに一杯飲むとか出来ませんし、職場の人間とちょっと駅まで一緒にというようなコミュニケーションも無くなります。

急遽飲みに行くことになった日は自転車を会社に置いてきて電車で帰ればいいんですが、翌日の朝に「あー、今日はジテツウ出来ないから電車か」という日に限って寝坊したり、電車が遅れたりとかに当たるんですよね。

ジテツウは自由だ!と最初は思ってましたが、それは公共交通機関がマトモに動いてない時の話でありまして、電車がまともに動いているなら電車通勤の方が自由ですよ。終電を気にすることなく仕事出来る!っていうのは、最近はもう終電近くまで仕事することなんて殆どないですしね。

ジテツウ出来るというメリットがなくなるなら、もっと郊外で駅に近い場所に引っ越そうかな、という考える次第です。もっとも新潟に戻れればそんな悩みも無くなるか。

 

 

 

 

 

 

 

 



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