以前から気になっていた装備として、ドロップハンドルに取り付けるハンドルカバーであるバーミッツがあります。それなりに良い値段がするのですが、家から最寄りの自転車屋さんであるセキヤさんが移転するときに、処分セールで安くなっていたので購入しました。購入したサイズはLです。
しばらくはタンスの肥やしになっていたのですが、本格的に寒くなってきたので取り付けてみました。取り付けは数分もあればOKです。右側はミラーを取り外ししなくても、ネオプレン素材の伸縮性のおかげで通す事が出来ました。
STIはすっぽりと覆われてしまうので、操作は常にブラケットポジションでないと出来ません。乗車中のポジションがブラケットポジションに限られてしまうのが難点ですが、暖かさは素晴らしく、分厚い手袋の出番はなくなりそう。
最近のサイコンはタッチパネルの物が増えていて、分厚い手袋だと操作しにくくなります。今年の冬はDeFeetの軍手っぽい手袋とバーミッツで乗り切ろうと思っています。
DeFeetの軍手っぽい手袋として自転車乗りに有名なモデルです。日本で買うと3000円ほどするので、作りの割に高い!と言われているので海外通販で2200円ほどで入手しました。
この前の奥武蔵グリーンラインに走りに行った時に田村編集長がこの手袋をしていて「軍手っぽいけど、確かにこの手袋はよい」と褒めていたので購入してみました。目の細かい素材なので暖かく、表面に滑り止めのゴムが付けられています。自転車で使うには、この滑り止めがないと辛いんですよね。
目が細かいとはいえ風を通すので厳冬期は厳しいですが、晩秋や春先には重宝しそうです。この手袋、親指、人差し指、中指の先に加工がしてあって、スマホの静電式のセンサーが反応します。今年の厳冬期はこの手袋とバーミッツを併用してみようかと思ってます(暖かすぎるかも?)
さて、バーミッツに話を戻します。多くの人が言われるように見た目が格好悪くなるのが残念ですね。まだこの状態で輪行したことはないですが、このまま輪行しても問題はなさそう。前面のシルバーのワンポイントは反射材になっています。
前述の手袋をしていれば長時間は厳しいとはいえ、ちょっと気分転換に下ハンを持ったり、上ハンに持ち替えたりも出来るかなぁと予想してます。スミマセン、何せ全然乗れていないので、実際に試した訳ではございません。
ウェットスーツにも使われるネオプレン素材ですから、雨天時に防水手袋を使わなくてすみそう。冬場の雨は辛いので、雨が予想されるときに走る事はあまりなさそうですが、雨天ブルベや予想外の雨に降られた時には重宝しそうです。
バーミッツのサイズですが、殆どの人はLサイズで問題ないと思います。YUKI氏が一緒にMサイズを買ったんですが、サイズが小さいと上の写真の手を差し入れる部分の開口部が小さくなってしまうようで、手の出し入れがしにくくなるそうです。
サイズが小さい方が見た目が崩れないとか、手にピッタリしてて保温性がよいというメリットがあるのかも?と予想しましたが、バーミッツを取り付けた見た目なんか拘っても仕方ないですし、保温性にも大して差はなさそう。
手そのものがとても小さいとかいうのでなければ、殆どの場合は大は小を兼ねるということでLサイズで良いんじゃないかな~と私は思いますが、実際にMサイズを試した訳ではないので自己責任で判断ください。
バーミッツですが、カタログを見ると赤とか青のモデルがあるようなのですが、日本国内では黒しか見たことがありません。出来れば色違いのモデルが欲しかったですね。
あと、以前のシマノのコンポのようにSTIから横にアウターケーブルが出ているモデルでも使えるように設計されているのですが、最近のSTIに合わせて設計すれば横のファスナーなどは省略できます。もっとコストダウンと改良の余地があるなぁ、と思う次第です。