火曜日に発送されたフレームが土曜日の夕方に届きました。配達業者はUPSだったのですが、荷物追跡では月曜日の夜に届くことになっていたのでちょっと驚きました。
はい、箱からもう分かると思いますがCerveloのフレームでございます。実はGarmin Sharp Barracudaの選手が練習で使っていたフレームの放出品でしたので、普通に海外通販で新品を買う値段の半額ぐらいでございました。という訳で販売していたのはチーム SlipStreamのオフィシャルショップサイトでした。既に半分ぐらいのお買い得品が売れちゃってますが、Facebookページでアナウンスされたクーポンで更に15%引きだったのです(更に送料が無料でした)。
月曜の朝にオーダーしたら、中古品ということで誓約書にサインして送り返せというメールが来たので、夜にサインしたものをスキャンしてPDFをメールで返信しました。すると、火曜日の朝には発送したよーというメールが来て、あとはUPSの荷物追跡で到着を待っていたら予定よりも2日早く着いたのでした。他にも格安になっていたガーミンシャープの長袖ジャージとボトルも一緒に購入したら、ボトルがおまけで2個送られてきました。
さて、届いたフレームですが、綺麗に梱包されていました。さっそく緩衝材を取り除き、付属品をチェックします。専用シートポストとフォークは問題ありませんが、ヘッドキャップが付属していませんでした。まぁ、ヘッドキャップなんて200円ぐらいで買える部品だから問題ないです。フォークカラムは一番短い所でカットされてましたが、S5はもともとヘッドチューブが長いのでカラムは一番下にしている人が多いんで問題ないでしょう。底面に2,3カ所ほど、飛び石による極小さな塗装剥がれがありましたが、全般的には非常に綺麗な状態です。
もっともプロの選手が練習に使ったものの中古って状態はどうなの?という意見はあるかと思います。プロが練習で使い込んだフレームですから、剛性が落ちている可能性はあります。ただし、CerveloはメインバイクがR5とS5の二種類があって、クライマーの人はR5を中心に練習で使っているからS5は使いこんでないかも?、とか、S5ぐらいガッチリしたフレームならそんなに簡単にヘタらないだろうという根拠の無い推察をしたりしてました。
上でクライマーの人なら練習はS5じゃなくてR5だよね?というのは、このフレームを使っていたのが、今年のジャパンカップでもバッソと争って二位になったダニエル・マーティンが2012年の練習に使ったものという説明があったからです。ごらんの通りダニエル・マーティンの名前がシールで張られていました。
R3は見た目が華奢な割にガッチリとしたフレームですが、S5は見た目からガッチリしています。S5はノーマル、TEAM、VWDの順で軽くなっており、TEAMモデルはこの手のエアロフレームとしては軽いスペックですが、流石にR3と比べちゃうと重いですね。見た目も黒基調で、そのスパルタンなデザインと相まって、やや凶悪な印象を受けます。
2012年ぐらいからのCerveloのフレームはプレスフィット(BBをフレームに圧入する)な左右非対称のBBRightとなってます。BBRightはベアリングの直径が30mmと所謂BB30と同じ口径になります。シマノのホローテックIIは24mmですので、このBBでシマノのクランクは使えません。
とりあえずこのBBを外して、シマノのクランクが使えるBBRgiht用のシマノアダプタを海外通販で取り寄せます(4000円ぐらいです)。圧入工具は自作してもよかったのですが、3000円ぐらいで買えるのでこれはサイクルベースあさひの通販で手配しました。外すための工具が4000円ぐらいするので、手持ちの何かで代用出来ないかな?とあさってみたら、シーラントの注入に使っている注射器のシリンダー径が丁度30mmぐらいでピッタリみたいです。
さて、このフレームは電動コンポにも対応してますが、BBが届いたらとりあえずはR3のフレームから紐デュラを移植しようかと思います。この前クロスバイクのコンポを交換したり、無線LANカードを買ったり、SIDIのシューズやら三本ローラーを買ったりと金欠なので、不要品を整理してオークションに出す日々でございます。
ここんところ風邪で調子が悪くて外に走りにいけないので、しばらくはこのS5の組立がメインのネタになるかと思います?。