Blogの記録を検索してみると、2012年の横浜在住時に一度目指したものの北風にやられてたどり着けなかった日記が残ってました。そして2014年の夏にも再チャレンジしたのですがあまりの暑さに途中で撤収してますね。
そんな訳で4年越しの宿題であった、太田「かわとみ」のナスの蒲焼き重を食べに行くというのを金曜日に思いついてTwitterに呟く。2014年に一緒に撤収したYUKI氏が反応してくれて、スタートは荒川サイクリングロードの笹目橋で8時に合流することに。
笹目橋なら近所だから参加したい!という、ぜっとさんも含めて3人で太田のかわとみを目指すことに。天候は非常に良さそうで、良いサイクリング日和になりそう。上の画像がそのルートでして、130kmを走って帰りは熊谷から輪行して帰ります。
8時に笹目橋という事なので、家からは25km弱。途中で朝ご飯食べてノンビリ走るとして2時間見ておけば十分だろう、ということで6時に出発します。
9月に入ってから仕事が忙しかったこともあり自転車に乗る余裕がなかったのですが、やっと一段落したかな?という感じで久しぶりのロードバイクに乗ると「いやぁ、こんなにスイスイ進むもんだっけ?」っていうロードバイクに初めて乗った時のような感覚がよみがえります。
今年の走行ログをチェックしてみると、前回100km以上を走ったのは6月の新潟シティライド以来です。まぁ、今日も殆ど平坦だから、なんとかなるだろう。
朝焼けの都内は非常に綺麗でして、山手通りを通って中野坂上の前あたりから下道を通って、高島平の方を目指します。クルマと一緒に流れに乗って幹線道路を進むと、都内じゃやっぱりクルマより自転車の方が早いというのを再実感します。
山手通りを離れてからは、幹線道路を避けて走りましたが、都内の生活道路は朝でも歩行者が多いし道幅も狭いです。なので、所々で徐行が必要になるので、移動という事だけを考えると都内の場合は幹線道路を走った方が速いし、ストレス少ないかも。
信号が多くてあまり進めない都内ですが、流石に25kmを2時間は余裕取り過ぎでしたかね。高島平のファミリーマートでコーヒーとパンを食べて、ゆっくり朝ご飯を取って時間を潰します。
笹目橋には7:40ぐらいに到着。この日はこの秋一番の冷え込みだったので、半袖ジャージに薄手の手足のカバーだけではちょっと寒かったですが、日中は丁度いいでしょう。
しばらくしてぜっとさんが到着。YUKI氏は寒かったので北千住まで輪行して、そこから自走してきたので8時をちょっと過ぎて到着。まぁ、今日はノンビリ行きましょう。
笹目橋から目的地の「かわとみ」まで80kmなので、サイクリングロード中心ということを考えると、4~5時間あれば到着するでしょう。25km/hぐらいで巡航して、のんびり走ります。
とにかくこの日は天気が良くて風もなくて、早起きして出かけて良かったゼ!と感じる一日でした。最近は遠出出来なくて、家でプラモ作っているだけっていう週末ばっかりだったので、久しぶりに気持ちいいですね。
本田エアポートで休憩。荒川サイクリングロードはあまり走ってないので、ここに立ち寄るのは初めて。丁度、スカイダイビングの方々を乗せた軽飛行機が離陸していくところを見れました。
ぜっとさんのラピエールをじっくり見るのはこれが初めて。いやぁ、これは目立って綺麗ですね。
荒川サイクリングロードに詳しいぜっとさんに先導してもらい、YUKI氏と私が付いていきます。
熊谷の市街からは一般道を走ります。ここからは私が先導しますが、ぜっとさんにアドバイスを頂きながらダラダラと進んでいきます。
丁度お昼時になってきてお腹も減りましたね。途中のコンビニでは飲み物だけで済ませて、お腹が減っていても我慢しないとね。
刀水橋をこえると太田市街です。我孫子在住時の5年前は利根川サイクリングロードばっかり走っていたので、この辺は何度も来ました。なんとも懐かしいなぁ。
市街に入りましたが、目的のかわとみは太田駅の向こうなので、ここから10kmほど走らないといけません。
太田と言えばスバルとヤキソバですが、中心街はどんどん賑やかになってますね。3年ぶりぐらいに来ましたが、ロードサイドのお店は以前より増えたように思います。
12時半すぎになって、目的の「かわとみ」の看板を発見。やっとたどり着けました。横浜から一般道で目指した時よりも、サイクリングロードを使って移動した方が早くて楽ですね。
ナスの蒲焼き重(900円)を頼みますが、ついでに3人で分ければ丁度良いだろう、ということでポテト入りヤキソバの大盛りも注文します。
オーダーしたら好きな場所に座って、番号札の番号が呼ばれたら取りに行きます。基本セルフなんですが、屋外の席もあって自転車乗り的にはいつも自転車が見える所で食事できるのがありがたい。
店内はこんな感じ。お持ち帰りする人も結構多いみたいです。なすの蒲焼き重がすっかり有名になったようですが、他のメニューも結構あります。平日だと500円の定食もあるそうで。
調理中の店内では、バーナーでナスをあぶっているのか、ゴーっていうバナーの音が響き渡っています。なるほど、あの焼き色はバーナーで付けるのか。
さて、4年越しの宿題であった、なすの蒲焼き重です。見た目はほんとウナギにソックリ。かなり分厚いナスにしっかりと味が入っています。なすの下には同じくタレで味付けされた鶏肉が入ってます。流石にナスだけだと寂しいですしね。
味ですが、ナスと鶏肉の照り焼き丼ですかね~………予想通りの味でございました。山椒が置いてあることに気がつかずに食べてしまったのが、蒲焼きっぽい印象を受けなかったのが失敗だったなぁ。
とはいえ、ナスが好きな方は肉厚なナスがタップリ食べられますので、一度行ってみては如何でしょうか? 出来れば、自転車などでお腹を空かせていくことを推奨します。
これを書いていて、家にある鰻のタレを使って家で再現してみるのも楽しそうだなぁ、と思いました。
焼きそばは太田のスタンダートである太麺+ウスターソースで辛めの味付け。焼きそばはたこきちの方が好みかな? 今回は行かなかったけど、あちらも3年ほどご無沙汰しているのでまた行きたいなぁ。
で、お腹いっぱいになったのですが、このまま熊谷まで戻るだけだと若干物足りないなぁ、という話をしていたら、ぜっとさんが「利根川を渡し船で渡ろう」というアイディアを出してくれました。
ちょっと回り道して千代田町というところある赤岩渡船っていうところなのですが、今回は利根川サイクリングロードの左岸(群馬側)から右岸(埼玉側)を橋ではなく渡し船で無料で渡れるんだそうな。
利根川サイクリングロードはもっぱら右岸を走って刀水橋で利根川を渡っていたので、渡し船は全く知りませんでしたヨ。
腹ごなしでノンビリ走って、利根川サイクリングロードの左岸にある赤岩渡船の乗り場に向かいます。ここは県道扱いになっていて、16時までですが無料で埼玉県側に渡してもらえます。
群馬県側(利根川サイクリングロード左岸)からだと、この乗り場はしっかり見えるのですが、千葉から北上してくると普通は右岸の方を通ります。右岸の方からは乗り場は見えないので、こんなのがあるのとは全然気がつきませんでした。
いやぁ、ちょっとナスの蒲焼き重だけだと消化不良っぽい感じだったので、1ネタ考えてくれたぜっとさんに感謝ですね。
ちょっと待っていると渡し船がやってきました。自転車もそのまま乗せられます。対岸に渡るだけだから、僅か数分の船旅ですけどね。
こんな感じで自転車を抱えて乗船します。乗船したのは我々3人だけでしたが、いやぁ、なかなかこういう体験は出来ないので興奮しちゃいますね。
太田に向かうなら刀水橋を渡るより、こちらを使ったのほうが楽しいですね。ただ、ちょっとだけ遠回りになりますが、クルマが多い太田市街を回避出来るのでサイクリング的にはこちらをおすすめです、
そんな訳で埼玉県側に戻ってきて、熊谷駅に15時半ぐらいに到着。自分の今日の走行距離は135kmほどです。平坦ばっかりでしたが、久しぶりの長距離だったので疲れました。私とYUKI氏は熊谷駅から輪行、ぜっとさんは自走で帰るそうです(流石だな~~~)
パッキングして、ぜっとさんに別れを告げて駅の改札を通ったら、上野東京ラインが丁度来たので16時過ぎのその電車に乗って17時過ぎには上野に到着。そこでYUKI氏と別れて、自分は。品川まで乗って山手線に乗り換えて目黒駅で自転車組み立てて帰宅したのでした。
いやぁ、自分ではそんなに疲れていないつもりだったのですが、帰宅して色々と片付けが終わって風呂に入ったらバタンキュー。映画とかをダラダラ見ながら早寝したのでありました。
そんな訳で、ぜっとさんの飛び入りのおかげで楽しいサイクリングとなりました。ご一緒してくれたお二人、どうもありがとうございました。
YUKI氏とも永らくの宿題が片付いたので今度はどうしよう?という会話の中に、ひさびさに霞ヶ浦のしをみ食堂に行く?とかいう話も出てました。ここに行くなら大洗も絡めて途中に寄るのが良いかな?