曲げわっぱの弁当箱

自転車Blogから全然別なBlogになってきてますが、そろそろ自転車も乗りたい欲が高まってきてますが、もう少し別なネタにお付き合いください。

先日紹介したお弁当の本の影響で、つい曲げわっぱのお弁当箱が欲しくなって入手してみました。なんか曲げわっぱ、流行ってますね。この前NHKのTV番組でも取り上げられていましたので、つい物欲が高まったのです。

上の写真の曲げわっぱ弁当箱は大館工芸社さんの本物のもので、容量700mlの小判型弁当箱。本物はそれなりに良い値段がします(1万円弱ぐらい)。ただし、届いたものを手にしてみると「やはり本物は違うな」という手触りです。残念なのはウレタン塗装されていることなんですよね。

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ちなみに最初に買ったのは、3500円ぐらいの漆塗りのものです。箸も箸箱も木製のものを合わせて新調しました。

上記のものとは違いますがAmazonとか楽天で検索すると、曲げわっぱの弁当箱は2000円台から買えます。秋田大館の秋田杉を使った本物ではないでしょうが、気分を味わうならこれで十分かも知れません。

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曲げわっぱの弁当箱ですが、白木のもの、ウレタン塗装されたもの、上記のような漆を塗った物などがあります。

白木のものは水分もしっかり吸収するので、曲げわっぱの良さであるご飯がベチャベチャしないというメリットを一番味わえるようですが、油物を入れると白木の表面に染みこんでシミになったりしないか不安です。

ちなみに一番上に紹介した本物の曲げわっぱはウレタン塗装です。一見見た目では白木っぽいですが、当初はしっかり水を弾きますね。曲げわっぱの効用的にはイマイチっぽいですね。

ただ、白木の曲げわっぱで有名な柴田慶信商店の製品は、浅草のテナントショップでも最近の人気にともない在庫切ればかり。3ヶ月待ちは当たり前だそうです、いずれ手に入れてみたいですね。

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弁当用のお箸というとプラスティックのものが多いですが、箸箱と箸そのものも木製の物にすると雰囲気が出ますね。

ちなみに自分はこの2個の弁当箱をローテーションで使ってます。曲げわっぱの弁当箱はしっかり乾燥させないと黒ずみが出るという話がありますが、白木のものはともかく、ウレタン塗装や漆を塗った物はあまりこういう気遣いは要らないようです(しっかり水をはじきます)

やっぱり白木のモデルじゃないと曲げわっぱの特徴である「水分の吸湿によりご飯がパサパサしない」という利点は、あまり実感出来ないのかも知れません。

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普通のお弁当箱として使う分にはあまり問題もありませんし、見た目はなんかオシャレになります。もちろん電子レンジは使えなくなりますから、冷めても美味しく食べられるように工夫が必要ですね。

この漆塗りの方はラフに使っても大丈夫な金額なので、ちょっと安心です。持った感じも軽くて愛着はわきますが、普通の弁当箱と使い勝手は変わりません。

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本物の曲げわっぱの方は杉の木の香りがします。これが自分は好きな香りなんで、お弁当が一ランクアップしたよう感じです。見た目は凄くいいですね。

大きさの割にとても軽いのが特徴的です。蓋がしっかりと被さるので、ハンカチで包んでいけばランチバンドも不要だと思いますが、念のため付けてます。

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適当に豚肉を焼いた物、あぶたま(油揚げに玉子入れて煮たもの:我が家の定番)、ピーマン炒めとか。お弁当に仕切り板がついてましたが、面倒なので使わなくなりました。

700ml入るとかなりタップリ詰められますね。最近は10分ぐらいでさっさと弁当を作って持っていく感じです。職場の弁当業者が変わってしまい、以前よりちょっと好みではなくなったこともありまして、やっぱり自分で作った弁当が一番だな。