七夕の翌日の月曜日、大鳥居氏が帰路に就くのを仕事前に見送りました。日中の新潟は土砂降りで大雨洪水警報が夕方まで出ておりまして、山や河川に近い地域では警戒が呼びかけられていました。
明けて火曜日の朝にこれを書いていますが、相変わらずの雨です。よって朝練は無しです。しばらくはこんな感じの天気が続きそうなので、固定ローラーでのトレーニングを検討しましょう。今朝は月に一度の粗大ゴミの日でしたので、使ってなかった棚、電池が持たなくなった10年選手のシェーバー、体重計などを捨ててきました。
コストコでのパック米に購入制限
話を戻しますが、大鳥居氏が夏にやってくるのはコストコのハワイアンピザが目当てなわけでございます。3月に電気式窯焼き名人を買ってから、私がコストコのピザを買うことはなかったのですが、夏場限定のハワイアンピザは別格なので楽しみにしておりました。
土曜日の早朝に大鳥居氏に同乗してもらって、山形のかみのやま倉庫店を目指して出発します。いつも通りの3時間弱のドライブで現地着。130円の軽油を満タンに入れて、9時半の開店前に駐車場に車を止めて買い物でございます。牛乳、トマトなど母に頼まれた定番品を購入し、ちょうど買い置きが切れた父が食べるパックご飯なども買います。パックご飯はセールで値引きというわけではないのに、1家族1ケースまでという制限が続いております。
新潟では米が高騰などという話は全くありませんが、都市部を中心に米の相場があがっているそうですね。新潟のような米どころでもパックご飯の値段が安いわけではなく、県内で作っているサトウのご飯は高級品です。なので、コストコでアイリスオーヤマのパックご飯を買っています。前述の通り、都市部での米の値上がりもあって、パックご飯に需要が集まっているのでしょうか。以前なら制限なく買えたパックご飯ですが、この春先から購入制限が続いて買いだめが出来ません。私のコストコの利用頻度と父の消費量を考えると、行く度に忘れずに買うようにしなければなりません。
ちなみにAmazonでもパックご飯は買えます。Amazonは少しだけコストコより高いですが、配送してくれることを考えるとケースで1~200円程度なら大した価格差ではありません。Amazonはあまり利用しないと決めたばかりなのですが、もう少し備蓄しておきたいという気持ちもあって改めて値段を調べてみました。やっぱり品薄なようで以前より値上がりしてまして在庫も潤沢ではありません。秋の新米の時期になったら解消すると思うので、Amazonで買いだめすることは止めます。ちょっとの価格差ならば近隣のディスカウント店で買っても大差ないですし。
米どころにも関わらず、父がパックご飯を食べているのには理由があります。父は食べる量や時刻が一定ではなく、食べる量も小分けでちょっとづつ食べます。料理などは一切出来ない人なので、唯一使用方法を覚えた電子レンジでご飯を温めて、気が向くままに食べるのです。一膳分のご飯を2回に分けて食べたり、おかずも普通に残して、後で食べるために放置するのです。このように食品の衛生的な扱いに問題があるので、パックご飯の方が色々と面倒がないですし、食器がいらないので父もパックご飯の方をすっかり気に入っています。
パックご飯の消費量はうなぎ登りという話を耳にした事があります。円安により海外への輸出が増えていたりするそうですが、あまり料理が出来ない単身者や食が細い高齢者の需要も増えているのでしょう。自分はまとめて炊いて冷凍ご飯にしていますが、それを再加熱したものとパックご飯の味を比較してパックご飯が大きく劣るとも思えません。今後、パック米はどんどん需要が伸びるんでしょうね。
パインとベーコンのハワイアンピザ
話をコストコの買い物に戻します。買い物の会計が終わったら、フードコートでハワイアンピザを2枚買います。コストコピザはコロナの前後で1枚1580円から1980円まで値上がりしましたが、現在100円下がって1880円となっております。
大鳥居さんが滞在中の週末で、ある程度消費して残った分はラップに包んで冷凍しておきます。夏場に1ヶ月ほどしか販売しない期間限定のハワイアンですが、具はパインにスモーキーなベーコンのみという潔さです。このベーコンの塩味とパインがよく合うのです。ハワイアンピザを待っているコストコ利用者も多いみたいですね。
今年になって自分でピザを焼くようになったので、久しぶりに買ったコストコピザの内容を冷静に分析してみます。年によって少しレシピが変わる事があるのですが、今年は昨年とほぼ同じです(過去にはベーコンがハムだったことがある)。厚めのパンピザの生地に濃厚なピザソースを塗って、シュレッドチーズを乗せた上に、パインとベーコンをたっぷり散らして焼いています。
今回はたまたま焼きたてを提供してくれたので、フードコートで1切れ食べましたが、裏面がキッチリ焼けていました。コストコピザや宅配ピザは焼きが甘かったり、焼きあがりから時間が経過していると裏面がしなしなになってしまって食べにくくなります。電気式窯焼き名人で裏面がしっかり焼けたピザを食べるようになってから、テイクアウトのピザに感じる大きな不満は裏面の焼きが甘いことです。
今回提供されたものは裏面もよく焼けておりましたし、例年通りの味で提供されたものの品質はいつも通りでした。しかし、昨年までのように興奮する気持ちはなく、あれ、こんなもんだったっけ?と思ってしまったのです。
いつもなら大満足のハワイアンピザなのですが
例年ならば1年ぶりのハワイアンピザに感激して食べていたのですが、今年は少し感動が薄いです。大鳥居氏の反応は例年通りでしたので、今年のハワイアンピザのレベルが下がったわけではないと思います。スモーキーなベーコンとパインという具は最高なのですが、生地の美味しさに満足が出来ません。あまり具が載っていない耳の部分に味がなく、生地が分厚く感じてしまいます。まぁ、ピザの耳は具の乗っているところより美味しくないのは仕方ない、というのがこれまでの自分の中のピザの常識だったのです。
今年になって自分で生地を捏ねて、ピザを焼くようになりまして、生地そのものが美味しいピザに目覚めたからです。自分の中のピザの常識がアップデートされまして、耳がむしろ美味しいという思うところまで至りました。
大鳥居氏がやってきたのは金曜日の夕方なのですが、この日のお昼ご飯は自宅でピザを焼いたのでした(ピザ食べすぎですね)。冷蔵庫に先週捏ねて熟成させていた生地が1枚分残ってまして、週末にコストコでハワイアンピザを買ってくることを考えると、今日食べないと更に数日放置することになります。それだと発酵した生地のガスも完全に抜けきって、スカスカの生地になってしまいます。なのでお昼からナポリピザを焼いたのでした。
具はピザソース、モッツァレラチーズ、安物のロースハムのみ。具はハワイアンピザの方が豪華で美味しいのですが、やはり生地の味と裏面のカリっとした電気式窯焼き名人での焼き加減は別格です。耳に具を載せないのはコストコピザとも同じなのですが、こちらは生地になんともいえない風味があってカリカリで耳も美味しく頂けるのです。
うちではピザの生地を捏ねるときの粉はリスドオルというバゲットを焼くときと同じ粉を使っているので、ピザの耳がバゲットのパリパリした皮と同じような味と食感に仕上がります。コストコピザの耳の部分を食べている時、なんか残り物を食べている感が強いです。しかし、電気式窯焼き名人で焼いたピザは、耳の部分も具が乗っている部分を食べるのと違った美味しさあり、耳も楽しめるのです。
僕の考えた最強のハワイアンピザを家で焼こう
例年の楽しみであったコストコのハワイアンピザは、値段と量を考えると相変わらず超お得ではあります。しかし、味を追求するなら自分で同じ具で焼いてみた方がよいのでは?という考えに至りました。
コストコのピザのベースとなるトマトソースは、オリーブオイルとニンニクが軽く入ったマリナラソースといわれるタイプのソースです(店内で売っている)。これはアメリカンなピザにはよく合うのですが、爽やかさを求めるならばホールトマト缶を手で潰して食塩を入れただけのトマトソースの方が上です。これにシュレッドタイプのピザチーズではなく、モッツァレラチーズをのせた方が味のグレードはアップします。後はパイン缶のパインをカットして、シロップをよく水切りしてベーコンを散らして自宅で焼けば、より美味しいナポリ生地のハワイアンピザが焼けるのではないでしょうか?
夏野菜も出回ってきてますし、夏野菜をカットしてオリーブオイルと塩で味付けして、それをピザ生地の上に載せて焼くのも美味しそうです。いろいろと夢は広がりますが、食べ過ぎて太らないように注意はしないといけませんね。