昨年はマキノ号とケストレルでかなりの回数を輪行しましたが、ディレイラー保護のために取り付けるエンド金具の固定は相当にしっかりしておかないズレたりします。
そうなるとリアディレイラーのアウターケーブルを差し込む根元が接地してしまい、アウターケーブルに力がかかって曲がってしまうようになります。マキノ号は1年ちょっとの運用で、すっかりアウターケーブルが曲がってしまった。
変速のフィーリングはあまり変わりませんが理論的には良くないはずですし、精神衛生的にトラブルの元になりそうでよろしくない。あまり意味はないかもしれないですが、アウターケーブル交換の際に変速バナナをリアディレイラーに取り付けることにした。
変速バナナはヒラメ変速バナナで決まり。3個入っているが、1個はマキノ、もう1個はケストレルに取り付けることに。本来は以前のシマノのSTIレバーから真横に触覚のようにアウターケーブルが出るところに取り付けて、真横以外に誘導するために使う部品です。
安定のヒラメの製品なので、それなりのお値段がする小物ですが、かっちりした感じの加工が心地よいです。
ケーブル類を交換するときにリアディレリアーに取り付けるとこんな感じになります。エンド金具がズレてしまってディレイラーが接地する時、アウターケーブルではなく変速バナナに当たるのでアウターケーブルの保護になると思う。
変速自体のフィーリングが変わったりすることもないです。現行のポリマー加工のシフトワイヤーは引きが軽いので、5700系105がついているケストレルのアウターケーブルを交換するときにも取り付けました。
アウターケーブルを交換するときにフレームプロテクタも交換するしてみました。アウターケーブルに通すだけのタイプのプロテクタを最近は愛用しています。武蔵小山のセキヤさんで1個数十円で売っていて、アウターケーブルを交換するときにしか取り付け出来ません。
後からアウターケーブルに取り付けられるように割りが入っているプロテクタが一般的ですが、あれは気が付くと外れて無くなってしまうことが多いんですよね。特に輪行とかでハンドルを目一杯傾けたりするとアウターケーブルが大きく曲がることになり、割りが入るタイプのプロテクタは特に外れやすいです。
ちなみに写真のものはシフトアウターワイヤー用しかないですが、強引に押し込むとブレーキアウターケーブルに通せないこともない。材質はネオプレンみたいな感じで丈夫でしなやか。何本も備蓄しておいて、アウターケーブル交換時にもれなく取り付けています。
取り付けるとこんな感じ。ブレーキアウターに通すのは結構大変ですが、ディグリーザーを吹いて押し込んだりしています。丈夫ですし、ズレたりしないしっかりしたプロテクターです。
フレームプロテクタがないとヘッド周りでアウターケーブルが当たるところの塗装面が痛んできます。ヘッドチューブが傷だらけというのはちょっと悲しいので、ちゃんと保護しましょう。
お次はベル。道路交通法ではベルは必須となります。実際に使うケースは殆どないですが、小型で確実に鳴って取り付けしやすいものとして、自分が愛用しているのがブリジストンのベルです。
ベルについては色々と試したのですが、今のところはこのベルが一番気に入ってます。コンパクトでしっかり取り付けられます。お値段は700円ぐらいかな。
これをハンドルの裏に下向きに取り付けます。ブルベでは車検時に必ずチェックされますし、いざという時に確実にならせる場所にしっかり取り付けておきましょう。我が家の自転車は全てこのベルを取り付けています。
そういえば最近のブルベでベルを忘れてくる人は殆ど見かけなくなりましたね。昔はスタート受付でベル忘れの人がたまに居たのですが。ちなみに現在、スタートに忘れてくるのが多い装備品は反射ベストですね。
小物というのは違いますが、長らくスピードプレイをブルベで使っていましたが、昨年の夏ぐらいからクランクブラザーズのCandy2をブルベを使っています。
ガチのロードであるCervelo S5やローラーでは相変わらずスピードプレイを使ってますが、街乗りロードであるケストレルやロングライド用のマキノ号はクランクブラザーズを使うようになりました。やはりSPDのシューズは歩くのが楽なのと、旅で荷物が減らせるんですよね。
シマノのSPDでも良かったんですが、天邪鬼なものでSPDはクランクブラザーズが気に入ってます。4面キャッチが便利なのと、Candyは踏み面があるので、シマノのSPDで感じた「点で踏んでいる」感じがしなくてお気に入りだったりします。
ケストレルがCandy1という一番安いものを使っていて、踏み面が樹脂です。マキノ号は踏み面の材質がアルミとなるCandy2ですが、重量的にはCandy1の方が軽いです。とても気に入っているペダルなのですが、付け外しがアーレンキーでしか出来ないのが面倒。やっぱり取り外しはペダルレンチが使えた方が楽ですね。