新潟でマキノ号のシェイクダウン、本田屋のメシ、弟の結婚式

なんとも盛りだくさんなタイトルですが、9/21(土)はホントに慌ただしい一日でした。

まず9/21の夕方から弟の結婚式が新潟の実家の近くであるわけです。折角の連休に新潟で結婚式に出席するだけで帰る手はないなぁ~と、自転車を持参しての新潟入りとなりました。

今回持っていくのは5月にオーダーしたマキノの自転車。丁度、この新潟行きにあわせたかのように完成したのを、平日の夜に急遽受け取りに行ってきました。

当初予定では9/21(土)の当日朝に新潟入りする予定でしたが、少々事情があって前日の金曜日の夕方に自転車を持って新潟入りことになりました。

そんな訳で木曜日の夜は、仕事から帰宅してから遅くまで自転車に装備を取り付けたり輪行袋に詰めたりと大忙し。しかし、そのおかげで金曜日は午後休を頂いてスムーズに新潟入りできました。

土曜日は朝が少し肌寒かったので、暖かくなった9時すぎに自転車でお出かけ。ちょうどYシャツの下に着る白のアンダーウェアを忘れていたので、お隣の新発田市のユニクロまで買い出しに行こう。

さて、完成したマキノ号。詳細な仕様や細部については、今度別のエントリーでじっくりと書こうと思いますが、第一印象は「とにかく速くて刺激的」という事に尽きます。

自分はこれまでカーボンバイクを3台乗ってきましたが、このマキノ号が一番乗った感じがガッシリりしています。ダンシングをしても、これまで乗っているフレームに比べると「しなる感じ」があまりしません。

とにかく回した分だけ速度が乗ってくるので、面白くてついつい飛ばし気味になってしまいます。それから下りの安定感が素晴らしい。速度面ではCervelo S5も相当下りでスピードが乗るバイクですが、安定感ではマキノ号が上。60km近いスピードが出ても、あまり怖くないのは驚きでした。

コンポは68アルテでリアディレイラーをロングゲージのものを付けて貰って、32Tというロードにあるまじき大きなローギアを付けています。変速は79デュラと比較しても格段に進歩してますね。電動って要らないかも?というぐらいに軽い力で変速します(特にフロント)。

ブレーキもガッチリと効きますが、これはフレームの影響もあると思います。いまのところ は79デュラのブレーキと比較しても、あまり劣るところを感じません(67アルテより効く感じ)。

ロングライダースでおなじみのマキノのばんざい氏のアドバイスでクランク長を適正の172.5mmから170mmにしたのですが、乗り始めでは、ごく僅かな数値の差でも最初のペダリングはぎこちなくなりました。

慣れてくるとクルクルとケイデンスを挙げやすく、メタボな自分の場合には太腿をあまり上げなくてもクランクが回せるようになるので、お腹と脚が当たりにくくなるという効果もあるようです。

さて本格的に長距離に乗るのは明日ですので、とりあえず用事を済ませましょう。

新発田まで20kmほど走って、ユニクロで無事買い物を済ませると丁度お昼です。さぁ、何を食うか悩ましい…といいつつも自分の中ではお店は決まってました。

ユニクロを探して新発田をウロウロしてるときに、同級生のT氏から「これからそっち行くからカルチャーセンターで合流しましょう」という連絡があったのでそっちに向かいます。

カルチャーセンターでは近隣の旨い物や名産を集めた物産展みたいなイベントをやっており、大変賑わってました。車で来るかと思っていたT氏ですが、ロードバイクでやってきた。まぁ、自転車ならこういうイベントでも駐車場を探さなくてもいいからね。

首都圏でこういうイベントがあったら、ロードバイクが何台かは必ず見かけるもんですが、この時は自分達以外にはスコット乗りの若者1人しか見かけず。

向こうもサイクルジャージを来ている人が珍しかったのか、こっちに話しかけてきて「そこに置いてあるマキノの自転車の方ですか?」と聞かれました。新潟でもマキノの知名度があるとは凄い!

この日の新潟は暑くて、ジェラートが飛ぶように売れてました。自分は朝から何も食べてないのはお腹がペコちゃんです。

折角ならゆっくり座って食べられるところがいいなぁ、という訳で新発田駅前の本田食堂の餃子を食べに行くことに。

途中、久しぶりに新発田城にて記念撮影してきました。

このマキノ号の色ですが、メタリックの入ったエメラルドグリーンで自分がとても好きな色です。色見本を見て、ほぼ即決したのですが期待通りの色合いで大変気に入っています。

自然の緑にも映えるし、あまり緑系統の色を使う自転車メーカーがないので大変目立ちます。うーん、良い選択だったと自分でも思います。

さて、本田食堂です。今年のGWの帰省で同級会で利用したので5ヶ月ぶりかな。そのときの味が忘れられなくて、T氏を誘ってやってきました。

裏の駐車場の隅に2台重ねてワイヤー鍵をしておくと盗まれにくいです(2台まとめて持ち去るのは大変なので)。

早速、お目当ての手作り餃子(450円)を堪能。一個あたりがジャンボサイズですので、相当のボリュームがあります。カラシが泣かせますね~。

皮の中身の具は、きめの細かくなった野菜とお肉でジューシー。手作り感溢れるものを熱々で舌を火傷しながらハフハフと食べたい。

そしてメニューで気になった酢豚ライス(850円)。同行のT氏と餃子はシェアして、氏は野菜炒め定食をオーダー。

酢豚ライスは想像通り、シャキシャキのタマネギに甘酢、カリっとした衣に染みこむ甘酢、甘カラシャキッとした味がたまらないのです。

このお店、新発田駅の駅前という絶好の立地なので、新発田方面にツーリングに来られるサイクリストには是非オススメしたい。同級会の時には、輪行袋に入れたロードバイクを店内に持ち込みも出来たので安心して飲めます。

お店の雰囲気的にも、孤独のグルメでゴローちゃんに食べに来て欲しいと思う。色々と良い絵が取れると思うんだけどな~、ジャンボシューマイとかさ。

さて、このあとは13時半ぐらいにお店を出て、寄り道をして温泉で汗を流してから実家で礼服に着替えて、結婚式に出るつもりでした。しかし、どう考えても時間が足りない。流石に遅刻はマズイでしょう。T氏とはここで今日はお別れ。

そんな訳で実家にダッシュで戻って、濡れタオルやら消臭スプレーで対応することにしよう。実家にて久しぶりの親戚達が集合しているところに、サイクルジャージで帰ってきたのでありました(笑)

なんとか礼服に着替えて、髪を整えて、結婚披露宴に出る準備は万端でございます。

弟の結婚式は、家から近くの瓢湖という白鳥の渡来地の近くにある五十嵐邸ガーデンで催される。嬉しいことに地ビールのワイナリーが併設されているため、出てくる飲み物は全部地ビールである。

もうね、これが楽しみで暑い中、自転車で走ってきたのですよ(笑)

結婚式自体は古い豪農の館を改装した日本庭園のある非常に趣のあるものでした。いやぁ~、良い式でしたということで、おめでとう!>弟

料理は当然美味しいし、地ビールもタップリと堪能したのであります。16時から20時まで結婚披露宴は続いたのでした。

さて、明日のロングライドにあたって、YUKI氏が鬼怒川まで輪行して会津田島を超え、会津若松からまた輪行して新潟入りしてまして、夜にホテルで合流することになっていたのです。

お酒が全く飲めない下戸の親父殿が送ってくれるというので、自転車を車について旧安田町のホテルに21時半ぐらいに到着してYUKI氏と合流。嬉しいことにホテルの部屋に自転車持ち込みOKでした。

礼服やら引き出物は両親にお願いして、別途東京に送ってもらいます。明日は一日中ロングライドをして、夜には輪行で東京に帰る予定。やっとお風呂に入ってサイクルジャージを洗って干して、非常に慌ただしい一日が終わりました。