ケルヒャーの高圧洗浄機の買い替え

  • 2024 年 10 月 29 日
  • 日記
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5年ほど使っていたケルヒャーの高圧洗浄機の調子が悪くなり、水圧が下がる症状が出るようになりました。車の洗車以外だと、庭のコンクリや家の周囲の外構部の洗浄で長時間使うこともあったので、そろそろ寿命なのでしょうか?

そのタイミングでAmazonの秋のプライムセールがありまして、Amazon専売のモデルが2万円と格安で売られていました。以前、もっと小型のモデルを買い足したことがあるのですが、車の洗車には丁度よくても庭のコンクリの泥や苔を吹き飛ばすには出力不足で手放した苦い経験があります。なので買い替えるとしたら、現在使っているK3サイレントと同等以上の水圧のモデルにしようと思っていました。

K3ホースリールが2万円ジャスト

セールでAmazon用モデルであるK3ホースリール(以下 K3HR)という機種が2万円ジャストに下がってました。付属品は水道接続用ホース、高圧ホース(10m)、ガン、ノズル2種だけのシンプルなものですが、K3サイレントで使っていた付属品は使い回せますし、自分の使用用途ではこれで十分事足ります。水圧もK3サイレントと同等のようです。

そんな訳でサクっと注文して、今回のAmazonのセールで唯一購入したK3HRが届きました。Amazon専売品ということもありまして、外箱は化粧箱ではなく非常にシンプルで素っ気ない感じ。中の梱包も必要最低限な養生がされているでして、型落ち品を再パッケージして安く仕上げて販売しているのでしょうか。

元箱などを処分すると初期不良で返送するのが面倒なので、さっさと動作確認しましょう。左がこれまで使っていて調子が落ちてきたK3サイレントでして、右が今回買ったK3HRを組み立てたものです。K3サイレントは2020年に購入して、ベランダ掃除用とかのアタッチメントなどが付いているセットで4万円近い値段でした。

今回購入したK3HRですがK3サイレントと出力は同一ですが、K3サイレントは動作音がうるさくないように工夫されたモデルでやや高価です。この二台を実際に比べて持ってみると重さが全然違いまして、K3HRは非常に軽いです。K3サイレントは女性とかが取り回すには重いかな?という重量なのですが、K3HRは取り回ししやすい軽さです。本体上部のホースリール部が目立ちますが、本体の大きさ自体は一回り小さいです。ただ、K3サイレントに比べると全体的に作りがチープに感じます。

例えばK3サイレントは高圧ホースの脱着がワンタッチな取り付け部になっているのですが、K3HRはストッパーで高圧ホースの脱着を防ぐという安価な取り付け部です。ガン側のホース取り付け部もこれと同じ構造なのですが、このストッパー部品が破損しやすいです。ストッパー部品自体は安価で交換パーツとして購入できますので、予備を買っておくことをオススメします。高圧ホースの取り付け部は違いましたが、水道のホースを取り付けるアタッチメントは同一でした。

付属ホースとホースリールや二台の比較

ちなみにホースリールは収納目的でしか利用出来ず、使用時にはリールからホースを完全に引っ張り出して使います。そして使い終わったらホースを本体とガンから外して、ホースから水を抜いてリールに巻いて片付けます。自分が期待していたのは、ガンと本体にホースを接続したままにしておいて、ホースリールから必要な分のホースを引っ張り出して使うというような使い方で、これは出来ません。

ちなみにケルヒャーの高圧洗浄機に標準で付属してくるホースは、しなやかさがなくて固くて取り回しがよくありません。取り回し性を向上させたプレミアムフレックス高圧ホースが別売りされているのですが、付属されているホースと同じ長さの10mで1万円強と非常に高価ですが、使い勝手は良好なので購入して愛用してます。ただし標準ホースよりも太いので、このホースリールでは巻き取りにくいのは盲点でした。
というわけで、ホースリール部はオマケと考えて大きな期待をしてはいけませんね。結局、ホースリールが付いてないK3サイレントと同じ運用になりそうな予感がしています。ちなみにこれまではホースは高圧洗浄機本体から本体は外しますが、ガンとホースは接続したしたまま保管していました。

全体的にK3サイレントに比べるとチープな感じのK3HRですが、電源を入れたタイミングで水圧が上がるまでの数秒はビックリするぐらいの大きな音がします。使用中は本体から離れてますし、ガンからの水音の大きいので本体の動作音は気になりません。言われてみるとK3サイレントより動作音は大きいかな?という印象です。

一軒家で周囲にあまり気を遣わなくてよい住環境で、使うのが日中であればこの音が気になることはないでしょうが、K3サイレントの方が静かなのは確かです。特に電源ON時の音はかなり大きいです。とはいえ電源を入れたときだけの話です。この辺の感じ方は利用環境による差が大きいです。個人的には、騒音が気になる人には少々高くてもK3サイレントの方をオススメしておきます(高価で重いですが)。

追加購入によりガンの手持ちが2台になりました。通常の圧力可変ノズルとコンクリ汚れ清掃用のバリオランサーというノズルを付け替えるのが面倒なので、それぞれのガンに取り付けてしまいます。ガンは使い込んでくるとノズルの付け替えが非常に固くなって交換しにくくなるのです。新しいガンには標準の圧力可変ノズル、古いガンはバリオランサー専用にします。ちなみにノズル自体は非常に長持ちなので、古いノズルをそのまま使って新品は予備として取っておきます。

実際に使ってみてK3サイレントとK3HRの出力を比較すると、あまり水圧の差は感じません。強いて言えば気持ちK3HRの方が出力が弱いような気がしますが、気のせいかもしれません。連続稼働時間もどっちも水冷モーターなので差はありません。コンクリにこびりついた泥や苔を落とすにはK3の出力が最低限必要だと感じておりまして、これらの用途がメインならK4とかK5等の上位モデルをオススメします。高圧洗浄機に慣れていないうちはK3でも十分に感じるのですが、慣れてくると広い庭を作業するのにもっと出力が欲しくなるんですよね。車の洗車だけならK3で十分すぎます。

という訳で2万円という値段で必要な物が揃うこともありまして、お買い得だったとは思います。しかしながら、K3サイレントに比べると全体的にチープな感じは否めないK3HRでした。

実際に高圧洗浄機を使ってわかったこと

ちなみに高圧洗浄機を買う前には洗浄液をガンに取り付けて泡洗車に憧れていたのですが、一回やってみて大きな難点に気がつきました。CMのように車を泡でモコモコにするとすすぎが大変でして、更に濯いだ水の泡を排水するのは更に大変です。そして泡でモコモコにしたって、結局は洗車用の柔らかいスポンジなどで擦らないと汚れは落ちないのです。

あの泡だったすすぎ水を排水するには、一般家庭の庭洗車では綺麗に排水するのが難しいと思われます。自分は1回試しただけでこれに気がついて、泡洗浄のアタッチメントはお蔵入りとなりました。我が家では拭き取りの手間を減らすため、純粋浄水器を使って洗車しています。この浄水フィルターが高価なので、高圧洗浄機で節水してフィルターを長持ちさせています。なのですすぎで大量に水を使うことは避けたいのです。

それからK3サイレントを買った時にベランダ掃除用のブラシノズルみたいなのが付属してきたのですが、これも一切使っていません。リアルウッドのウッドデッキ、あまり水が飛び散ってはいけないベランダを掃除するのに使うのですが、水圧で汚れが落ちないので作業性が悪いのです。人工木材のウッドデッキで水が飛び散ってもよい環境なのであれば、バリオランサーで汚れを吹き飛ばしたほうが作業が圧倒的に早いのです。

それから前述のプレミアムフレックス高圧ホースは、高価ですが非常にオススメです。互換品もAmazonで安価なものが売ってますが、付属のホースのように固いものばかりなのです。結局、純正のこの高価なホースが一番しなやかで使いやすかったです。車の洗車をする際に、ホースが固くて車のボディーにホースがタッチしそうで怖い、というのがあるのですよね。そういうのが気になる人は付属のホースからの交換をオススメします。特に5mで足りる人は5mのこのホースは細くて安価で超しなやかなのですが、5mって屋外だと微妙に短いです。
ケルヒャー互換品のガンなども色々と試したのですが、結局は純正のガンとノズルがよく出来ているという結論に落ちついてます。泡フォーム用のガンも前述の理由で使っておりませんし、結局互換品はあまり使い物になっておりません。高圧洗浄機の使いこなしについては、自分の使い方を一通り経験しないと分からないことだらけですね。

週末のその他いろいろ

昨日の日記で書いたように週末は自転車でガッツリと走ったあと、高圧洗浄機をテストとして庭のコンクリ清掃をしたり、不要品をひたすら処分してました。ちなみに高圧洗浄機の開梱とセットアップ、庭のコンクリの清掃で2時間かかりました。外食や自転車以外のでお出かけもしませんでした。

バスマティライスを煮取り法で炊いて、作り置きのドライカレーで頂きました。コストコのバスマティライスですが、煮る時間は11分ぐらい煮てから15分蒸らしが最適のようです。夜には炒飯も作ったりしましたが、ネギが無くなっていたので近所に買いに行って、業務スーパーのイマイチだった冷凍小エビを消費しました。

穏やかな暖かさで気持ち良かったので、庭でコーヒー飲みながら業務スーパーの冷凍ずんだ餅を食べながら読書しました。中山七里先生の「護られなかった者たちへ」がAmazon Unlimitedで無料で読めるので読み進めております。これは面白いなぁ、とのめり込み始めたところで母親から割り込み。荷物を出すのにヤマト運輸の営業所に連れていって欲しいそうな。

いつもは徒歩圏内の郵便局から荷物を送付している母なのですが、日曜日の時間外窓口は15時で営業終了なので間に合わなかったらしい。時間的にはコンビニとかの当日集荷に間に合うか?も微妙だったので、車で営業所に行くのが一番確実なので営業所まで母親を連れていきました。

この週末は自分も売れた物をこまごまと発送したのですが、土日も時間外窓口が営業している郵便局の本局と、ヤマト運輸の送付が出来るコンビニが徒歩圏内なのは本当に便利です。今までに色々なところで生活しましたが、家のごく近所の便利さは実家が最も優れています。もっとも地方が衰退していく中で、この便利さはあと何年続くんだろう?という不安はあるのですが。

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