私の考える自転車乗り向けスマートフォン

私の考える自転車乗り向けのスマートフォンですが、永らくSony Xperiaシリーズを使っています。スマホを初めて買った時はiPhone3GSで、その後もずーっとiPhoneを使っていたのですが、3年ぐらいまえに趣旨替えしてAndroidに乗り換えました。

やはり汗で蒸れるジャージの背中のポケットに入れっぱなしにしておくので、防塵防滴は欠かせないです。そして自転車乗りなら必ず利用するコンビニでの支払いをスムーズにするため、電子マネーが使えるおサイケータイ機能が使えるという事が自分にとっては重要でした。

正直を言うとiPhoneが防塵防滴になって、おサイフケータイ機能が使えるようになったら…とずーっと思っていたのですが、一向に対応する見込みがないので諦めてAndroidにしたというのが本音です。

とはいえ、慣れてしまえばAndroidの端末も悪くないです。機能は豊富だし、バリエーションも多数あります。メジャーな機種ならばiPhoneと同じとまでは言いませんが、アクセサリーも多数出るようになりました。数あるAndroid端末の中でもXperiaを選び続けているのは、アクセサリーなどが他のメーカーのAndroid端末より沢山あることです。

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昨年、白ロムにMNVOのSIMを使って運用するようにしたのですが、その時に購入したXperia Z3 Compactが右、左が今回購入したXperia Z4です。最新機種はZ5になりますが、こっちは高値安定で手が出ないのでZ4が少し値下がりしたので、それに買い換えました。

Z3 Compactはとても気に入っていた端末なのですが、買い換えたのには訳があります。

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XperiaのZシリーズは初代のZを除いて、Z1からZ3シリーズまで端末の横にマグネットで吸着する充電端子が付いていました。普通のUSB端子でも充電は出来るのですが、普段の充電には使わないだろうということでやや大ぶりの蓋が付いていたのです。

ちなみに初代Zも愛用していましたが、こいつは充電にはUSB端子を用いるのが普通なのでUSB端子だけをカバーする小ぶりな蓋が付いてました。

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普段の充電はこんな感じで専用の充電ケーブルをマグネットでペタリと貼り付けて充電します。このマグネットの吸着が弱くて、不安定なところだと端子がずれて充電出来ないのです。

自転車で出先で充電しようとすると、フロントバッグの中でモバイルバッテリーに繋ぐとか、モバイルバッテリーと一緒にジャージのポケットに入れておくことになります。この状態では充電端子からの充電はほぼ無理で、自転車移動の衝撃で外れてしまうのです。なので、結局カバーを開けてUSB端子に接続して充電するのですが、この蓋が空いていると防水ではなくなってしまいます。

という訳で、自転車で移動するときの充電のしにくさには閉口していたのであります。

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この蓋ですが、少し大ぶりで素材が固めだったこともあり、使い始めて2ヶ月目に机から落下させた際に簡単に壊れてしまいました。初代Zの蓋はUSB充電の事を考慮して、柔軟性があって小ぶりだったので2年間開け閉めしても破損しなかったんですけどね。

しばらくは外れてしまった蓋をピタっと填めて使っていたのですが、外で充電する必要があるときに蓋が完全に外れてしまうので、紛失しないようにドキドキしてました。しかし、結局、自転車で出かけた時に充電で外した蓋が行方不明になって紛失してしまい万事休す。

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Xperiaの良さは利用者が多い事からネットでの情報が豊富であるということもあります。検索してみたら、Z3 Compactの蓋の破損はよくある事例のようで交換部品がAmazonで1000円ぐらいで買えることが判明しました。なお、キャリアのショップに行けば、数百円とか無償で直して貰えるようです。在庫があれば店頭でサクっと直るそうなので良くある事例なのでしょう。

しかし、私はMVNO利用のためキャリアのサポートが受けられないので、Amazonで調達しました。届いた部品をパチっと填めて問題は解決。Z3 Compactを使い続けるなら、この部品は予備を持っておきたいなぁ、と思いました。もっともキャリアに契約がある人なら、壊れたらショップに駆け込めば良いんですけどね。

まぁ、世間的にはZ3は未だに人気のようでして自分が買った時よりも高いという状態になっています。そんな訳で高値のうちに手放してZ4に買い換えることにしました。Z4にしたのは、充電に関する不満が解決されたからです。

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世間では発熱が酷いとか、Z3から進歩していないと色々と言われているZ4ですが、充電端子がUSBのキャップレス防水端子になったというのが自分にとっては大きな進化だと思っています。キャップレス防水端子は、この状態のままで防水です。流石に濡れた状態でUSB端子に充電のためにケーブルを挿すのはNGですが、自転車乗り的には扱いがとても楽になりました。

なんだかんだで自転車に乗っている時は少しでも荷物を減らしたいので、スマートフォンが一つあれば支払いから地図、電車のダイヤを調べたりと欠かせないアイテムになっています。近所を走るときなんか、サイフは持たずに家の鍵とスマホだけという事も珍しくないですね。

特におサイフケータイでクレジットカードで簡単にチャージできるのに慣れてしまうと、わざわざ別にカードを持ってどこかでチャージするのも面倒ですし、そもそもカードを別に持つ事が面倒です。電子マネーとしては自分はSUICAを使ってますが、これがあればコンビニ払いから輪行での電車乗車もスマホだけで事が足りてしまいます。

それだけに電池が消耗してくると不安になるわけで、ロングライドにはモバイルバッテリーが不可欠。乗車中にも安定して充電出来るという意味で、このキャップレス防水端子はとてもありがたい「機能」だったりします。


 

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