ブルベの翌日、筋肉痛を押して行ってきました、東京ビッグサイト。目的はコミティアという同人誌即売会でロングライダースっていう自転車で長距離を走るっていうテーマの本を入手するためだ。
ちなみに私はヲタク傾向が強いですが、コミケをはじめとする同人誌即売会に行ったのは生まれて初めて。更に言うと自分のお金で同人誌を購入したのも、このロングライダースという本が初めてだったりします。表紙からヲタクでない人は敬遠するかもしれませんが、内容はブルベライダーなら確実に楽しめると思う。
ちなみに今回の新刊はこんな表紙で頒布価格2000円で第三号となります。創刊されたのが2011年で私が入手して読み始めたのが我孫子を離れる直前だったりします。これまではアキバのコミックZINというお店で購入してましたが、なんと我孫子のマキノサイクルファクトリーでも購入出来たらしい。執筆者の方がここでフレームを作っているから本も置いている、って事を引っ越す直前に知るわけです。ああ、歩いていける距離だったんじゃないかー。
んでもって、昨日のブルベでもロングライダースの面々が出走しておりまして、本で見たメイドさんジャージの実物を初めて見ました。まぁ、その辺をネタにブースに遊びに行って色々と見つつ新刊を購入してきた訳ですよ。ブースでは自転車の展示も行われており、マキノサイクルファクトリーで作成されたフレームを見てみたいという目的もありました。
編集長のあきばっくす氏がオーダーしたロングライダース号が展示されてました。クロモリは細くてカッコイイなぁーと一目惚れ。脇にマキノに勤めるばんざい氏が居たので、色々とお話を聞かせてもらいました。
まずサドルバッグについて。ブルベユーザーがよく使っているオルトリーブのサドルバッグは安価、防水、容量が大きい、という事で人気ですが、個人的には「全部出さないと目的の物が取り出せない」という事が多くて使いにくいと思っています。ばんざい氏も同じ意見だそうで、おすすめしていたのがトピークの新型のモンドパックというシートポストに寄り添うように取り付けるサドルバッグで展示されている自転車に付いてました。ジッパーの開口部が大きくて中の物が取り出しやすそう。問題はそれなりにシートポストが出ていないと取り付けられないことですが、ウチのCervelo R3には取り付け可能っぽい感じだったので、帰宅してから早速で購入しました。
タイヤについてですが、自分は普段はハッチソンのFusion3というチューブレスタイヤをWH-6700に履かせて使ってます(もちろんシーラント入り)。これまでに2回のパンクしましたがシーラントのおかげでパンクに気がつくことなく全く問題なく走れてました。しかし、ザックリとタイヤ表面を痛めるようなパンクになるとシーラントでは手に負えず、填めるのが大変なチューブレスタイヤを外で取り付けられる自信がないことから、ブルベの時には常にクリンチャータイヤ(コンチネンタル GP4000S)を使ってました。
ばんざい氏曰く「Fusion3はロットによって大変ハメにくいものがある」「同じハッチソンでもIntensiveはハメやすくて丈夫過ぎるぐらい丈夫」とのこと。氏はブルベの時には、念のためクリンチャーのタイヤを1本持って行くんだそうですが、Intensiveはパンクしたことないんだそうな。うーん、個人的にはチューブレスに乗り慣れているとクリンチャーは下りで怖いんだよな。という訳で今後はチューブレスでブルベに出てみようかな?という気になりました。
まぁ、他にも色々と面白い話を聞かせてもらったり、売り子をやっている人のメイドさんジャージを撮影させてもらったり、ブルベで見かけたときはよろしく?と楽しく会話して帰ってきました。
ヤバいのはクロモリのオーダーフレームが欲しくなってしまったことでしょうか…