しばらく雨の日が続きそうな新潟でして、自転車トレーニングができない日々が続きそうです。日曜日も午後から夜にかけて、あいにくの雨模様でした。
F1オーストリアGP
ヨーロッパラウンド3連戦の2戦目であるオーストリアGPの決勝とF2のフューチャーレースを観戦。F2ははストール&エンジン不調というトラブルが頻発してました。同じソフトウェアで動いているマシンなので、なんか欠陥でもあったのかもしれません。宮田莉朋はチームメイトと共にトラブルでリタイアでした。レース自体はなかなか見所も多くて面白かったです。来年F1デビューといわれているベアマンがレース1でやっと勝ちましたが、メルセデスからデビューが噂される超大物新人のアントネッリは未だに結果が出てないです。
F1オーストリアGPですが、出走前の国歌斉唱のセレモニーにハンス・ジマーが出てきて、オーストリア国家をアレンジして演奏するという豪華なショーが印象的でした。レースそのものはリカルドと角田の戦略を分けたら、早め早めのタイヤ交換のリカルドが正解で9位入賞でポイント獲得でしたが、タイヤ交換をできるだけ遅らせた戦略はハズレで、角田裕毅は14位フィニッシュでした。今回はハースが6位と8位と大きく躍進しました。アストンマーティンが不調、ルクレールがトラブルで後退、ノリスがリタイアなど上位勢が崩れたので、今回は下位チームがポイントを取るチャンスだったのですが。
リカルドの成績が良くなってくると、角田裕毅に焦りが出て、かつての悪い面がここ数戦で表に出てきているのが少々心配です。今回はスプリント予選Q1のスピンで、ミディアムタイヤを1セットをダメにしたことで戦略が崩れて流れが悪くなったところに、予選中に無線での失言で重大な罰金をくらいました。
同じ単語を数年前にフェルスタッペンが発した時はおとがめなかったので人種差別だ、という声もあります。しかし数年前と比較すると、あの手の発言に対する世の中の目は非常に厳しくなりました。2022年にはユーリ・ヴィップスがレース外での問題発言でF1への道を絶たれたこともありましたし、ましてやレース中の無線でのNGワードに対して、FIAは厳しく処罰を下すしかないでしょう。
さて来週は伝統のイギリスGPでございます。チケット代が高騰しすぎていて、まだチケットが余っているという噂があります。ちなみに鈴鹿のF1チケットは全レースの中でしたから3番目に安いそうです(それより安いのはハンガリー、中国)。イギリスGPは高い方から5番目なので高いですが、ラスベガスGPの高さがブッチギリの1位ですな~。角田裕毅の巻き返しに期待です。
もともと文房具が好きな私
次の話題へ移ります。自分は中学生ぐらいの時から文房具が好きで、当時はステッドラーの鉛筆削りやコンパス、そしてシャープペンシルは当時高価だった製図用の0.3mmの国産シャープペンシルをこだわって使っていました。しかし、社会人になってからはPC中心の生活だったので文房具はあまり使わなくなりました。2020年に独立をしたタイミングから書類を書く作業、紙を整理して取っておくなどの作業が増えまして再び文房具にハマります。特にボールペンを使う頻度が上がったので、好みのものを色々と試しました。
数年前に一度、ボールペンブームが自分の中に来まして、ジェットストリーム エッジという0.28mmの超極細の油性ボールペンやらパイロットのアクロドライブなどを使ってました。最近、有隣堂しか知らない世界の動画視聴で色々なボールペンの話が出てきて、追加で買い足したりしてます。
これまであまり使ってなかった消せるボールペンのフリクションにもすっかりハマってます。ちょっとメモ取ったりした時に、書きし損じを消せるのがびっくりです。Youtube動画の料理のレシピを紙に書き写す時なんかにも、よく書き直しが発生するのでフリクションを使ってます。油性はジェットストリームが最高と思ってたのですが、最近はゲルインクのインクの速乾性が素晴らしいのでサラサドライ、エナージェルみたいなゲルインクのボールペンも再評価してます。
ちなみにブルベを主宰していた頃、スタート受付やゴール受付でボールペンが大量に必要だったので100円ショップ調達していたんですよ。100円で5本ぐらい入っているのですが、1本ぐらいはすぐに書けなくなるのです。そして最初は書けたボールペンでも、インクが最後まで使い切れることも稀でした。ちゃんとしたメーカー品のボールペンは1本150円ぐらいしても、最後までインクを使い切れるので結果的に安いんですよね。っていうか、日本の文房具の品質って世界一なのではないでしょうか?
字が汚いことがコンプレックスだった
自分は小学生ぐらいの時から字が汚くて、親に習字塾に通わされておりました。丁寧に書けば読める字が書けるのですが、思考が途切れないようなスピードだと殴り書きで自分しか読めない酷い文字になります。これは未だに解消されてなくて、せっかちな性格が大きく影響しているのだと思います。正直、今でも字の汚さはコンプレックスです。
なので小学校5年の時に習字塾で出品したペン字の月間の課題で、たまたま全国特選の賞を貰った時は自分でもびっくりでした。これで少し文字を綺麗に書けるんだ!という自信がついて、勉強に打ち込めたのです。子供の頃にこういう評価を受けることって人生には大きなプラスなのだな、と今になって思います。
ただ、大学生の頃は再び字が汚い状態になっておりました。実験レポートなんかは大量に文字を書かないといけないのですが、自分の字は非常に汚いのに対して自分の実験パートナーのY君の字がもの凄く綺麗だったのです。ただ、Y君のレポートの内容は常に私の書いたものの丸写しだったのですが、彼のレポートは常にA+評価、自分はギリギリ合格のB評価ばかりでした。
Y君のレポートの字はワープロかよ!というぐらいに綺麗に整った字が並んでいたのですが、内容は自分と全く同じだったのに評価が分かれたという体験がマイナスに作用して、これからはPCやワープロで文字を打つのが当たり前になるから!と自分は手書きを重視しなくなりました。なので社会人になってからは、それが加速して文字を打つのはPCばかりで、丁寧な手書きは全くしなくなったのです。これが近年まで続いてました。
前述した通り、2020年に独立してお役所に提出する書類などで書き文字をする機会が増えてきまして、自分の汚い文字を見て再びウンザリしておりました。そこで2022年に手書きの日記帳を買いまして、これに手書きの日記を1年続けました。これで少し字は書けるようになりましたが、ちゃんとトレーニングしているわけではないので超汚い文字が少しマシにはなった程度です。この日記帳を買って手書きしてたころに色々とボールペンを試したのですが、今回も新しいボールペンやら万年筆を増やしたので手書きをしたくなりました。なんか、手段と目的が逆転していますね。
日記帳は小さな文字でチマチマと書くようなものなので、もっと大きな文字を書く練習をしたいと考えました。それでちょっと調べて見るとペン字の練習テキストは100円ショップでも買えるし、500円程度で書き込みのできる練習帳が書店で買えます。それらのお手本を見ながらテキストに書き込みをして練習したり、反復練習したいものは大きな方眼のノート(ジャポニカのノート!)に繰り返し書いてます。
実際にやってみると色々なペンを使って集中して文字を書くのが、自分でも驚くほど楽しいのです。ひらがな、カタカナなどは少し基本を押さえるだけでバランスの取れた字が書けるようになりますし、なによりも過去のペン習字をやっていたころの記憶が蘇えるのが自分でもびっくりです。
文字を書き始めたついでに、日記帳に手書きで日記を書くことも先週から復活させました。紙の日記には何時に起きたとか、体重とか食べたもの、今日は何をやったか?などの事実をダラダラと書いているだけです。5年日記帳なので1日あたりに書ける分量も少ないですが、2022年に書いてた日記を2年後の今現在、読み返すのは何とも不思議な気持ちです。ちなみにBlogに書く内容は世間に晒しますし、自分の思考の整理の場として活用しているので、日記とは少し違うんですよね。
昨日がノートPC、今日がペン字の話題で全く違いますが、どっちも自分にとっては非常に重要な道具なのです。長い付き合いの道具であっても、たまに付き合い方を見直す必要性を感じています。