GW中の仕事の合間に息抜きで作り始めたプラモデル。最初はバンダイのプラモを塗装もせずパチパチと組み立てるところからだったんですが、やっぱり塗装したいよな~とかいう欲が出てくるわけですよ。
仕事の忙しいのが一段落して時間が取れるようになったら、Webで最新プラモ情報を調べてみると目から鱗な情報ばかり。自分は小学校から大学生ぐらいまでのメイン趣味の一つがプラモデル作成だったのです。当時はガンプラと飛行機プラモがメインだったのですが、今のプラモのキットのレベルの凄さに驚くばかり。
こちらのWebページ(オカメインコのアラートハンガー様)とかダラダラと読んでいたら、気がついたらプラモ道再入門みたいなことになってまして、まずはハセガワの1/72のYF-19をこちらのページを参考に作ってみようと思い立ったのが8月頭でした。
キットを買ってきました。1800円ぐらいだったかな。変形はしませんし、白一色の成形色だから色を塗らないと仕上がりません。この前作ったバンダイのVF-31は塗装は最低限でもそれなりに見れる形になりますが、流石は硬派なハセガワのキットです。
「ウチのプラモは全部ちゃんと作れる人が対象ですから」という感じでヌルいモデラーはお呼びじゃないっていう感じ。とはいえ、このYF-19はかなりパーツも少なくて、組みやすい良キットとのこと。
水転写式のデカールの多さに萎えますが、昔作った実機のジェット機(自衛隊機)とかに比べたら、まぁ、少ないといえば少ないかなぁ。
とりあえず最低限を塗装しつつ塗っていくわけですが、飛行機モデルとなるとやっぱりですね、エアブラシがないと綺麗に塗るのは難しいのです。
そういえば高校生の時、バイト代をはたいてオリンポスのヤング88っていうエアブラシを使ってました。これがボンベ前提のモデルでしたし、コンプレッサーなんて高校生の自分には買えません。ボンベをケチりつつも筆塗りではあり得ない綺麗な塗装に感激したんだよなぁ。
まぁ、その頃の記憶もありまして、今はWebで検索すりゃ何がトレンドでどんな製品があるのか?もネットですぐ分かりますし、更に言えばそれを購入するところまでネットで出来ちゃう。プラモとインターネットって相性がとってもイイみたい。
気がついたら昔のグンゼ産業はクレオスと名前を変え、プラモ界のビッグカンパニーです。そこの動作が静かなコンプレッサーとエアブラシとレギュレーターのセットが5万円もしないなんて、なんて良い世の中になったのだ!と。
届いてから塗って塗って塗って…ああ、楽しきエアブラシ。気がついたら0.2と0.5口径のエアブラシも買い足し、0.3のものと合わせて無敵の組み合わせ。
カラーの調達もヨドバシのサイトとかで検索してカートに入れりゃ、その日のうちに家に届けてくれるわけです。となったらね、気がついたら増える増える色々な色。一本100円だったプラカラーは今は130円。物価的には缶ジュースと同じか?
道具も揃えます。よく切れるスリーピークス技研のニッパー、3Mのスポンジヤスリ、ケガキ針などのスジ彫り道具…いやぁ、勢いが付くと我ながら凄いっていうか、ハマり症だからプラモ道は敬遠してたのに水泡に帰す…
模型を作る上で、作例がインターネットで簡単に検索できるっていうのも凄い便利なんですが、模型の世界は良い本も沢山あって、多めの写真に分かり易い解説でとても参考になります。
自転車の世界だと、書籍でズバリなところまでちゃんと落とし込んで書いてくれているのは田村編集長の本と飯倉さんのロードバイク組み立て本ぐらいでして、ちょっと書籍の充実度では模型が圧倒してますね。
安物の食器乾燥機や塗装用のブースを購入して、エアブラシ時の換気と乾燥をサポートします。食器乾燥機はホント便利で、プラモの塗装を乾燥を早めると同時にゴミがら守ってくれます。更にはいざという時には食器乾燥にも使えるのです!(笑)
塗装用ブースは必須でして、最初のうち、ブースが無い状態でエアブラシを吹いていたら部屋の中に微粉末のミストが沢山ついてしまいました。
こんな感じで天気の悪い週末なんかは家に籠もって、ずーっとプラモを組み立てるという夏を過ごしていたら、自転車はちっとも距離が伸びませんし、Blogの更新は滞るし…プラモって本当に時間のかかる趣味ですわ。
でも、綺麗にヒケやパーティングラインを消してサフを吹いた機体に調色した色を乗せていくのはとても楽しい作業です。
前述のオカメインコ氏の作成記事を参考に、パネルに沿ってシャバシャバに薄め液で溶いた黒を吹いていく「シャドー吹き」を始めて試してみて、それがなんとなく上手くいった時の充実感は止められませんw
また最近のマスキングテープ(タミヤ製)の性能が素晴らしく、細切りにして上手く貼り付けていくだけで十分な粘着力で簡単にマスキングできます。色々と品質向上してますね~。
この土日は最後の仕上げということで、パイロットのフィギュアを塗ってました。1/72ですからシートの高さが1cmぐらいしかありません。もう老眼が始まっているから、細かいのを塗るのはしんどいんだよ~。
デカールを貼り付けて何とか完了。この後、機体にもデカールを貼っていくんですが、これも時間がかかることかかること。多分10時間以上掛かったと思います。
でも無事に仕上がったコクピット回りを見て悦に入っている私でございます。ホント、デカールとかクリアパーツの取り付けとか、色々と気を遣う事が多くて大変なキットでした。
まぁ、これでも標準的な飛行機のプラモよりも組むのは簡単なのかな?という予感がします。墨入れとシャドー吹きでそれなりにリアルに仕上がりますし。
マクロスプラスの主人公機のYF-19が無事完成しました。最後に塗装してデーカルを貼った主パーツをくみ上げて、段々最終的な形になっていく時に「ああ、なんてカッコいい!」と声が出ちゃう感じは久々です。
やっぱり飛行機のプラモはええやね…次は現用ジェットを作りたいんだけど、何がイイかなぁ、F-2かF-35あたりを組んでみたいです。
そんな訳で完成してつや消しクリアを吹いて調整したYF-19の写真をご覧あれ~~!
ああ、なんて格好いいんだ、YF-19…
自転車にオーディオだけでも時間が足りないのに、プラモ熱まで再燃してしまって、全く時間が足りませんw Blog更新も間が空くわけだよ!