コンクリ土間の壁付混合栓を撤去する

  • 2024 年 11 月 12 日
  • 日記
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11月の後半にはお仲間が泊まりに遊びに来るのですが、その際に倉庫に搬出したトレッドミルをコンクリ土間に再設置するのを手伝って貰う予定です。設置のためには壁付のサーモスタット混合栓を取り外さないと、壁に寄せてトレッドミルを設置出来ないのです。

このシャワー付きの混合栓なのですが、結局は殆ど使っていないというのは以前の日記で書いたとおりです。東京在住時にお風呂でロードバイクを洗車していたころの感覚で「土間でお湯で自転車が洗えるようにしたい」と考えたのですが、一度もここで自転車が洗ってません。

この混合栓を撤去するというのが本日の作業です。最初は水道屋さんに頼もうかと思ったのですが、調べたらDIYで出来そうだったので挑戦してみました。

作業にあたって購入したのは12mmのアーレンキー、シールテープ、混合栓を外した後に壁に取り付ける給水栓プラグ2個です。部品代は合計で2500円程度でした。自分は見た目の良い給水栓プラグを購入したので、これが1個900円でした。見た目を気にせずにボルトで回すタイプの給水栓プラグなら600円ぐらいからありますし、スパナで回せるプラグを選んだら12mmのアーレンキーも不要です。

これ以外にも大型のモンキーレンチ等の工具が必要となります。非常に大きな径のものを回すので、水栓レンチ、ウォーターポンププライヤーなどの専用品があると作業はもっと楽だと思います。自分は普通のプライヤーで代用しちゃいましたが。

水道の元栓を閉めるだけでエコキュートは弄る必要無し

作業をするには水道の元栓を閉める必要があります。家の周囲にある水道メーターと同じ場所に元栓があります。

こんな感じの蓋を家の周囲に見たことがあるでしょう。我が家は建て替えだったので、水道関係は引き込み済みでしたので、かなりの年代物ですね。

中を開けると水道のメーターの隣に元栓があります。これを締めれば水は止まります。我が家の場合、この元栓の締め込みが堅かったのか、元栓を閉めても水が完全に止まらないという状態でした。結局、元栓の締め込み不足が原因でして締め込むとまだまだ閉まるのです。水が出なくなるまで水道と元栓を3回ぐらい行ったり来たりしましたが、やったことがない作業では一発で上手くいかないのはよくあることです。

我が家はオール電化なのでエコキュートという給湯施設が設置されています。エコキュートは夜間にタンク内に温水をため込んでいまして、今回のようなお湯が出る混合栓はエコキュートのタンクから温水が給湯されるのです。なので、水道の元栓を閉めただけだとエコキュートのタンクのお湯は止まらないのでは?と想像しておりました。

情報を調べてみたのですが、メンテナンス用に水道からの給水を止めるバルブはエコキュートに存在しておりましたが、お湯の給湯を止める栓は存在しませんでした。結論からいうと、エコキュートのタンクからの給湯は水道からの水圧を利用しているので、水道の元栓を止めると給湯されなくなる、のです。だから水道の元栓を締めるだけで、エコキュートのタンクからのお湯の供給も一緒に止まるのでした。

混合栓をプライヤーとゴムハンマーで取り外す

混合栓自体の取り外しはDIY動画の定番なので、YouTubeで沢山見つかりました。

写真はもう混合栓の本体を外した後です。念のために壁に取り付けてある部品(取付脚)の根本にある止水栓をマイナスドライバーで回しておきましたが、元栓閉めているから意味はなかったです。本体を取付脚のクランクの部品から取り外すために、レンチで締め付けているナットを回していきます。

このナットの外径が非常に大きいので、なかなか家庭にあるレンチでは回す事が難しいです。私も手持ちのモンキーレンチでは回せなかったので、結局プライヤーでネジを挟んで回しました。これはかなりの力作業になります。混合栓の本体が外れたら、取付脚のクランク部分を手で持ってグイッと反時計方向に回します。しかし、そんなに簡単に回るわけがありません。ゴムハンマーでコンコンと叩いて固着を剥がしたら、後はクランク部を手で持って回して水栓から取付脚を外しました。

取付脚を外したら、手早く止水栓を取り付けられるように事前に準備しておきます。給水栓プラグにシールテープを数回巻いて準備しておきます。今回買ったタイプはアーレンキーで回した後、その穴にキャップを嵌めて壁とツライチの見た目に出来るものにしました。水栓が水かお湯かが分かるように、色違いの化粧キャップがついているものにしました。

クランク部を手で回して壁から取付脚を取り外します。少し残っていた水が出ますので、慌てずに給水栓プラグを捻じ込んでアーレンキーで回していきます。作業時の水を受けるようにバケツ等を準備しておくと更によいでしょう。

作業完了で見た目もスッキリ

2つの取付脚を外して水栓に給水栓プラグを取り付けたら、化粧カバーを嵌めて作業は完了です。

これまで壁から出っ張っていた混合栓が無くなってスッキリしました。あとは壁に捻じ込んであったシャワーヘッド受けの部品を取り外します。これで壁際に寄せてトレッドミルが設置出来るでしょう。

所要時間は30分ぐらいで終わりましたが、段取りをちゃんとしておかないと漏れた水が飛び散ってしまいます。手元の工具でなんとかなったのは幸運でした。ちなみに床に散らばっているのは、混合栓と取付脚の取付部に入っていたゴムパッキンです。

外したサーモスタット付きの混合水栓です。薄汚れてはいますが、なにせ5年間ロクにつかっていなかったので状態は良いかと思います。今回の作業の調査で分かったのですが、混合水栓はそれなりのお値段がするものなので、綺麗に清掃して売却することにしましょう。

壁に掛けてあるマキノ号の下の空間がかなりスッキリしました。ここにトレッドミルを移設しようと思っていますが、その前に壁とか床回りを綺麗に清掃しないといけません。このコンクリ土間がエアコンもついてますし、サッシも耐火建築基準を満たすために断熱性の高い製品を使っています。断熱がしっかりしているので、床がコンクリでもあまり寒くないのです。

冬の運動は室内ですませる準備を

この作業は日曜日の早朝に済ませたので、7時すぎぐらいにロードバイクで出掛けて2時間ほど走ってきました。日中は20度に近い気温まであがりましたが、朝型は放射冷却でとても寒かったです。

シューズウォーマー、ネックウォーマー、バーミッツなどの防寒グッズはまだ装着してません。薄手の長袖ジャージ+半袖ビブタイツにレッグウォーマー、指切りグローブで走り出したら寒いのなんの。気温が一桁台になったら、指切りのグローブはもう限界です。1時間ほど走っていたら、脚のつま先も冷たくなってきました。

そろそろロードバイクで出掛けるなら防寒装備が必要になる気温になってきましたが、準備が面倒なのです。ということでローラー台、トレッドミルなどの室内トレーニング環境をせっせと準備しているのでした。近所の市民体育館のジムを利用してもよいのですが、朝の時間帯に利用できないのが自分にとっては不便なのです。

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