2017/7/10 BRM710満喫襟裳岬にて肩に異常発生

前日の200kmブルベは暑さに相当やられていたので、焼き肉を食べて宿に帰ってきた22時ぐらいには「明日走るのは無理かな?」とか思っていたのですが、とりあえずは寝て明日の朝に出走するか考えよう、という事にしてサッサと寝たのでした。

何とかスタートする

朝4時ぐらいに目が覚めました。何とか出走は出来そうな体調です。今日のBRM710満喫襟裳岬300は、初めての襟裳岬ということもあって是非走りたかったコース。風向きもよく、絶好の襟裳岬日和のようだ。

実は昨日、自転車がトラブルを抱えていて何かずーっと異音がするなぁ、と思っていたのですが、なんとチェーンをテンションプーリーに通すときにおかしな所を通していて、チェーンがスペーサーと擦っていたという事が判明。これを修正して、今日は自転車も快調そのもの。

という事でスタート地点であるホテル前のセブンイレブンに5時半に行く。正直、昨晩の夜に食べ足りてなくて腹が減っていたので、コンビニでサンドイッチとオニギリを頂く。

世間では本日は平日である月曜日。みんなが「かったるいよ~」と仕事に出かける前の時間に、爽やかなで涼しげな帯広の朝を味わっている出走者はホントに贅沢だ。

流石に平日ということもあって出走者は少ないけど、百戦錬磨のブルベライダー達ばかり。天気予報では夕方に雨が降るかも?という内容でしたが、暑いんで雨は大歓迎。天気予報では襟裳岬方面は涼しそうである。

ブリーフィングも終了して6時に出走である。さあ、今日も何とか完走するぞ~~~と出走したのですが、この時点では「何とか完走は出来るだろう」と不安はなかったです。

走り出して5kmで異常発生

全ての参加者を見送って最後尾からスタートした私。昨日のダメージはないが、どうも昨日の栄養摂取量が足りてなかったようで、ややガス欠ぎみ。朝食べたおにぎりとかサンドイッチがエネルギーに変わるまで、少々時間がかかるようだ。

今日は帯広から南下していくのであるが、1%以下の非常に緩い登りが続く事もあって、ちょっと速度が出ない。あんまり調子は良くないな~と思いながらも、まずは最初の通過チェックである旧愛国駅に向かう。

最初は調子が悪くても、長丁場であるブルベでは走行中に調子を戻す事もある。6月に走った、AJ群馬の新潟走行会の時もそんな感じだったしね。

走り出すまではなんともなかったんですが、突然に痛みはやってきた。

走り出して5kmで今まで感じた事のないような肩の痛みを左肩に感じる。

左肩から腕にかけて痺れるような痛みで、ハンドルが握っていられない。たまにハンドルから手を離して、肩からブンブンと振り回すとちょっと落ち着く。

体が温まってきたら、この謎の肩の痛みっていうか痺れも止まるであろうと我慢して走り続けたのでした。

そんな事をしているウチに愛国駅に到着である。平日、しかも月曜日の朝6時台ということもあって人影はまばら。この愛国駅から幸福行きの切符を買うというのが、昔、ここに鉄道が走っていた頃のブームだったそうな。

ベンチや噴水もあって、非常にのんびりしたいい場所である。とりあえず通過チェック用の写真を撮影するが、肩の痛みは一向に良くならない。正直、ハンドルをずーっと握ってられないというのは致命的である。

うーん、なんだろうなぁ…昨日の暑さに根を上げた体が走る事を精神的に拒否しているのか?とも思ったんだけど、腕と肩がジンジンする感じの痛みは初体験だった。


とりあえず通過チェックでもある愛国駅で記念撮影などして休みつつマッサージでもしたら直るかも?とのんびりと大休止してみたが状況は変わらず。正直、走り出して10kmほどでDNFを意識したのはこれが初めてである。

いやぁ、なんだろうな、この肩の痛み。落車して肩を打ったわけでもないし、この時点では心当たりは全く無かった。ただ事実として「ハンドルを握り続けられない」という状況があるだけだ。

愛国駅では東京からやってきたIさんものんびりと記念撮影をしていた。Iさんは、この後、4本のBRMの全てを完走されていた凄い人である。

このBlogの事もPRしておいたので、読んでくれているかも知れない。帯広合宿の更新が遅くなってスミマセン。


なんとも力が出なくて弱気になっているようだったので、とりあえず朝飯を追加で食う。こうやってのんびりしているウチに回復してくれないかな>俺の肩

愛国駅の近くにあるセイコーマートで追加の朝ご飯を食べる。写真に写っているセコマのプライベートブランドの強炭酸の炭酸水を帯広滞在中に何本も飲みましたね。

セコマのホットシェフと言えば豚丼が有名であるが、宗谷600を走っていたときに、道内のライダーに「豚丼よりカツ丼が美味いんだよ」と教えて貰ったのでカツ丼を食べてみる。

うむ、これは美味しい。玉子の半熟加減が絶妙である。スタートから1時間以上経過しているのに、10kmしか走って無くて予定外にカツ丼食っている俺。肩の痛みは相変わらずである。

結局、10kmでDNFを決意しました。

うーん、困ったぞ、この肩の痛みは明日には治るんだろうか? まぁ、この日の症状的には「大事を取った」という感じの痛みだったんですよ。

DNFをSNSに呟くと、北海道のナイス情報を教えてくれる女神のチコリン様からDMで情報がもたらされた。「DNFは残念だけど、今日は絶好の襟裳岬日和だからレンタカーでも借りて岬を見てきてはどうか?」との素晴らしい提案。

おお、それだそれ。今日はもう走れないから帯広のホテルまで戻って、ホテルで待機しているR東京代表に連絡してレンタカーを借りて襟裳岬を見に行きませんか?とお誘いして、快諾頂きました。

痛む肩を抱えて、来た道を引き返します。正直、この時の痛みはまだ軽い方でして、この後、帯広滞在中、ずーっと痛みは酷くなってのであります。これが7/10(月)の事ですが、これを書いている7/29現在もまだ痛くて苦しんでいます。

気持ちを切り替えて観光に徹する

いやぁ、肩の痛みぐらいで情けないなぁ…と思いつつDNFしたわけです。この時は「一晩寝りゃ直るだろう」という軽い痛みだったので、今日は走らずに明日の400とそれ以降の600kmを走る事に望みを繋ごうと前向きな気持ちに切り替えます。

DNFして宿に戻ってきたのは8時半。帯広市街はやっぱり暑いです。代表が10時からレンタカーを押さえてくれたので、それで襟裳岬を見に行くと同時に出走者を追いかけようという観光の旅に。

代表に肩の痛みのことを相談すると「それって、昨日の200kmのストッキング氷で肩でも冷やしすぎたんじゃない?」と返答を頂く。

それだ、ストッキング氷ぐらいしか思い当たる節がない…

確かに,ストッキング氷に詰めた氷が安定せずに左肩の上に載せている時間が長かった。いやぁ、慣れない作戦を遠征先でいきなり実行したら、思わぬツケが回ってきたようです。

この日の肩の痛みはあまり大したことがなかったので、あまり深刻に考えずに気楽に観光に気持ちを切り替えたのでした。
レンタカーを借りて、代表と2人で出発し、帯広から南下していきます。持参した北海道のガイドブックの情報などからファームレストランの野島さんちというお店でお昼を食べることに。

平日の11時という事ですんなりとお店には入れましたが、あっと言う間に店内は一杯に。こりゃ人気あるわけだ。7月の北海道と言えば観光のハイシーズン。平日であってもお客さんはそれなりにいるので、有名なところはすぐ一杯になります。

ちなみに帯広はニコニコレンタカーという安いレンタカー業者が沢山あるので、1300ccクラスの小型車を一日借りても、保険込みで6000円ぐらいで済みます。これでもハイシーズン料金として1000円がプラスされているのですが。

野島さんちの内装。いやぁ、お洒落です。ブルベを走っているメンツは、Guile親分を除いてはコンビニ飯とかで済ませているのに、さっさとDNFした自分はこんな観光メシを食べているとは申し訳ない気持ちで一杯です。

とはいえ、車での移動は快適そのもの。エアコンの効いた車内であっと言う間に進めるんですもん。いやぁ、車って凄いネ。

名物のポークジンジャー定食(1000円税込)が来ました。タップリのショウガが乗った豚肉は大変美味しかったのですが、それ以上に野菜が美味しい。

この帯広滞在中、ほんと豚肉をよく食べましたが、野菜もどこ行っても美味しかったわ。

特に敷いてある熱の通ったキャベツが甘くてとても美味しい。ショウガの新鮮な風味を楽しみつつ、美味しい豚肉を頂いて、肩の痛みを忘れる幸せなひとときでございました。

この後、中札内から大樹町を越えて、海岸線に出たら黄金道路を通って襟裳岬に向かうわけですが、車中では勿論、森進一の「襟裳岬」をYouTubeで探してきて、持参したBluetoothスピーカーで再生して歌うというゴキゲンなドライブです。

正直、もう完全に観光モードに気持ちは切り替わってまして、襟裳岬で出走者を待ち構えて写真撮影するぞ~と意気込んでおりました。

襟裳岬までは絶景につぐ絶景

DNFしちゃいましたが、この満喫襟裳岬300kmというコースは今日の天気も相まって、昨日の酷暑の200kmに比べると非常に爽快なブルベとなったようです。

というのも襟裳岬方面が晴れているというのは非常に珍しく、いつも吹いているという強い風が今日は弱く、しかも襟裳岬の折返しからは追い風基調となるのです。

これは走りたかったな…という悔しさがこみあげてきますが、まずは生まれて初めて襟裳岬を見に行けるという楽しみの方が上回ってます。チコリン様のアドバイスに感謝です。

この黄金道路、道路に黄金を敷き詰めるのと同じだけ工事にお金がかかるというのが名前の由来なのですが、たいした交通量もないのにこの日も至る所で道路の補修工事をやっており、天候とか土砂崩れの影響を受けないようにトンネル化がバンバン進んでいるようです。

途中、景色のよいところで何度か停車して、代表と一緒に写真を撮りながら南下して、襟裳岬に向かいます。

いやぁ、ほんとこんな所に立派な道路を通したもんですよ。景色はホントに最高です。で、襟裳岬には13時ぐらいに到着するようにむかったのですが、先頭のオダックス埼玉のジャージを来たNさんと襟裳岬に到着する前にスライドします。

これは早い。多分300kmを13時間ちょっとで走って帰ってきそうなので、19時にはホテルでゴール受付出来る様に準備しなければなりません。

快晴の襟裳岬に到着

こんなに晴れた襟裳岬は珍しいよ、という代表のコメントがありましたが、本当に快晴の襟裳岬はとても綺麗でした。車だけど、やっぱり見に来て良かったわ。絶景、絶景。いやぁ、綺麗だなあ。

やはり気持ちの切り替えは重要だ、と自分に言い聞かせて、このコンディションで走っている参加者は幸せものだなぁ、と勝手に思ってましたw

襟裳岬は通過チェックにもなっているので、関西から参加のランドヌールの方がやってきました。この方、奥さんが先回りして応援してまして、SNSで私の呟きをみていた奥さんから「ばっきーさんですか?」と声を掛けられて驚きました。

しかし、今日はみんな早いですなぁあ。Guile親分だけは途中でドラッグストアで尻を保護するパッドを買ったり、寿司食べたりしてますが、全般的にみんな早いです。爽やかHさんも到着。到着した頃はギリギリ晴れていましたが、いつの間にやら襟裳岬はガスってきていたのであります。

実際に走ったHさんのBlogの記事によると、後半のトンネルの長さに心が折れそうになったとのこと。そうなんです、5km近い長さのトンネルがあったりと、黄金道路はトンネルだらけなんですよね。

快晴の襟裳岬がいきなり真っ白に!

我々が到着した時にはあんなに晴れて綺麗だった襟裳岬ですが、あっと言う間に霧で真っ白になってしまいました。帯広の暑さに比べると襟裳岬は涼しくて快適でしたが、こんなにあっと言う間に真っ白になっちゃうとは驚きです。やはりいきなり真っ白になるには理由がありました。ブルベ界隈でも最強の雨降らしスキルをもつシャーマンである、サトーさんが襟裳岬に到着したからでした。

本人は「よし、仕事した!」と満足げにポーズを取ってくれました。サトーさんは4本のBRMの全てに出走予定なので、この後の酷暑のブルベで雨降らし能力に期待がかかります。

ごらんのようにさっきまでの素晴らしい景色が、一転して真っ白になってしまいました。

襟裳岬を真っ白に染める、という仕事を終えて満足げなサトーさんを送り出し、我々はゴール受付に備えてホテルに戻ることに。

黄金道路を走っている参加者を応援しつつ、帯広市街に向けて車を走らせます。

大樹町からは無料の高速道路区間で一気に帯広市街まで戻ります。何せ信号ないし、巡航スピードも早いので車での移動も快適そのもの。レンタカーは驚異の燃費をたたき出します。

夕方から帯広方面は雨という予報でしたが、まったく雨が降りそうな気配はなく、今日も暑い帯広でした。

明日の400kmに備えます

17時にホテルに戻ってきました。残念ながら今日はDNFしちゃいましたが、明日の400kmは中止になった北海道1200のリベンジもあるので絶対走りたいです。明日は雨予報が出ていたので、自転車に泥よけをつけたりと準備は万端です。

とりあえず近所のドラッグストアで湿布を調達してきて、明日までに症状が軽くなることを期待します。この時は「どうせすぐ直るだろう」としか思ってなかったんですよね。

晩ご飯を食べる前に、ビールを一杯。いやぁ、クラシックは美味しいねぇ。

18時にはホテルの夕食の時間です。バイキング形式で600円ちょっとで夕食が頂けます。毎日カレーライスが置いてあって、これが給食のカレーみたいで美味しいんですよ。

今日は肩の痛みもありましたが、前日の食事が足りてなかったという反省もあるので、この日はたらふく食べました。

明日の400kmのスタートは朝8時。それまでに何とか直って欲しい。この晩はあまり痛むことも無かったので、明日は天気予報も涼しそうだし、絶対に走るぞ~と、さっさと寝たのでありました。

さぁ、明日の朝、ばっきーは果たしてスタートラインに立てるのでしょうか? 

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