2016/9/10 輪行で碓氷峠~上田城。昼も麺、夜も麺。

  • 2016 年 9 月 14 日
  • 自転車
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9/10(土) は2016年の夏の青春18切符が利用出来る最終日です。2回分が残っていたので、YUKI氏をお誘いして輪行前提の遠出ツーリングに行こうと計画して、静岡に「さわやか」のハンバーグを食べに行くか、碓氷峠を走りに行くか?を検討して、碓氷峠にいくことに。

ついでに今、楽しく毎週見ている大河ドラマ「真田丸」の舞台である上田城を見て、現地で何か美味しい物でも食べてこようということに。6時半に上野でYUKI氏と合流して、高崎線を乗り継いで碓氷峠麓の横川駅まで輪行します。

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9時過ぎに釜飯で有名な横川駅に到着。隣が鉄道文化村ということで、鉄道好きが沢山下車します。自転車を持って移動している人も我々以外にも居りまして、今日は本当にサイクリング日和です。

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横川駅で自転車を組み立てます。横川駅から碓氷峠を越えて軽井沢に入ります。軽井沢から首都圏に戻る電車は新幹線しかないので、在来線の終点である横川駅を起点に移動すると安上がりです。

18切符は新幹線には乗れないのですが、1日分が2370円ですから、都心から2000円近く掛かる横川まで往復すると十分モトが取れます。今年はブルベ等で碓氷峠を越えていないのですが、この辺で走るのを止めた場合には横川まで戻ってきて、輪行で帰るんですね。

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横川駅周辺は標高400mほどありますので、若干涼しげです。さっそく標高約1000mの碓氷峠を涼しいうちに登ります。横川駅の前には一度は利用してみたい肉豆腐が名物の「越後屋」さんがあります(写真の左手)。

YUKI氏は今年のブルベ中に利用したそうで「わざわざ来るほどではないかもしれないけど、普通に美味しくて安いので一度は利用してみては?」とのこと。うーん、今度来てみよう。

勿論、釜飯で有名な「おぎのや」さんのドライブインもありますが、これまでもサイクリングで何度も行ってますので今日はパス。

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本日のハンドル回り、Bluetoothスピーカーは最近のサイクリングでは欠かせないアイテムとなりました。iPhoneからワイヤレスで飛ばした音楽を再生しながら走ります。

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ただ、小まめにボリューム調整したり好きな曲だけを繰り返して聞いたり、信号待ちで恥ずかしいので音楽を止めたりしたいという事が実際にはよくあります。これに対応するためにBluetoothのリモコンをハンドルに取りつけます。

もともとはクルマのハンドルに取りつけるリモコンなのですが、アタッチメントが自転車のハンドルにもピッタリ。Amazonで2500円ほどで買った物ですが、BTスピーカーにこのリモコンは必須ですね。

このリモコンのおかげでハンドルから手を離すこと無く、背中のポケットに入れたiPhoneが操作できるのは非常にありがたいですね。

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碓氷峠を登りますが、ここは本当に楽。斜度が緩いので、私のようなメタボでもゆるゆると登れます。前日の雨の染みだしがありましたが、全般的に路面は良いし、サラ足で登り始めると「あれ?こんなに楽だったっけ?」という感じ。

やはり年に1回は碓氷峠は走りに行かないとネ。

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碓氷峠を登り切って軽井沢に入ります。軽井沢は避暑地として王道ですが、標高が1000mと高いので本当に涼しい。気温計では25度ほどですが、湿気がないので非常にさわやかです。

登ったところにあるいつも利用するファミリーマートでこの後の移動計画を確認すると、この後、上田まで40kmほどあります。結構ちゃんと走らないとお昼時に上田までたどり着けません。

あれ、今日は余裕を持ったサイクリングのハズなのに、何か結局ちゃんと走らないとダメっていうのが、相変わらずだなぁ(笑)

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軽井沢から小諸を超えて上田まで向かいますがずーっと下り基調。特に小諸までは一気に300mほど標高が低くなりますので、快適なダウンヒルでした。天気も最高でして、本当に気持ちいい。

ただ、小諸から先は標高がドンドン下がることもあって、じっとりとした暑さを感じるようになってきました。上田に到着するころには、標高が500mも下がっていて、帰りはこれを登って軽井沢まで帰るのか…と考えると気が重い。

国道18号を移動したのですが、まぁ、交通量も多くてあまり走っていて楽しい道でもないですからね…帰りのことは後で考えましょう。

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13時ぐらいに上田駅に到着。真田幸村像がどーんと駅前にありました。上田は始めてなんですが、城下町っぽい複雑な道の作りになってますね、

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ミーハーなので上田城を見学しに行きますが、真田丸ブームで人は一杯。自転車で中まで入れるのかな?

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上田城の入り口のところで係員の人が「中に駐輪場あるよ」と親切に教えてくれたので、ここで下車して降りて中に入ります。

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大河ドラマ館というイベントをやってましたが、入場料がかかるのでパス。まぁ、真田丸は見てますが上田まで来たのはサイクリングのネタですから、お金払ってまで見学するほど熱心ではないというのが我々らしい。

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駐輪するときは2台を重ねて2台をまとめてワイヤー通してくくりつけます。観光地は人目もあるので、長時間放置でなければ、こんな感じでも何とか。回りにロードバイクは皆無でした。

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30分ほど上田城をフラフラしてきました。翌日の真田丸で上田城がまた出ていて、難攻不落ということで「落ちない城」にあやかった参拝者が場内の真田神社を訪れると紹介されてました。

日曜日の放送を見て「ああ、昨日行ってきた所が映っている」とニヤニヤしてましたが、そんな感じのゆるいファンです(笑)

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時計は13時半ぐらいで流石にお腹が減りました。YUKI氏が回りをサーチしてくれて、住宅街の中の一般店の手打ちソバ屋さんを見つけてくれました。

駅および上田城からちょっと離れてますが、自転車ならすぐに到着です。おかげで観光客とは無縁の美味しい蕎麦のありつけました。

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うどんにはウルサイが、あまりソバには詳しくない我々。もりそば大(750円)を注文したら、山盛りきたよ!。

薬味の辛い大根おろしにしっかりした腰の手打ち蕎麦でして、実に美味しかった。また上田に来る事があったら、またこのお店に来ようと思いました。寒い時期の暖かい蕎麦も食べたいですし。

お店の方に「美味しかったです!」と伝えると、どちらから来られましたか?ということで、ちょっとお話します。サイクリストはネタには困りませんネ。お座敷で落ち着ける良いお店でした。

お腹がいっぱいになり、横川まで戻る計画を考えます。これから40kmを戻るわけですが、標高500m上がらないといけません。結構真面目に走らないと、明るいウチに碓氷峠を下ることが出来なくなります。

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まぁ、途中まで走って面倒くさくなったら、しなの鉄道で軽井沢まで戻ってもいいだろう、ということで走り出す。追い風ということもあって、割と快調に進みますが、途中YUKI氏のバイクにパンクの神が降臨しました。

とりあえず小諸から先の軽井沢までの登りがかったるそうなので、この辺から輪行を頭に入れて走り出します。しなの鉄道は18切符の対象外ですから、少しでも自走して電車代をケチります。

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小諸の市街が見えてきました。時間は16時すぎ。この辺で追い風が止んだこともあり、小諸駅も見学したかった私としては「小諸から輪行しよう」という事にして、軽井沢まであと20kmというところで走るのは一旦おしまい。

小諸ですが、一昨年の小諸200が途中の豪雨でゴール出来なかったので、小諸城下と駅を見学したかったんだよね。

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小諸200のゴールが設置されていたという大手門。YUKI氏は小諸200を無事完走していたので、当時のゴールの様子を教えて貰いました。

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小諸駅に到着。自分は「あの夏で待っている」は見てないのですが、モコさんとかが大ファンなので、写真をSNSにアップしときました。

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しなの鉄道で小諸から軽井沢は480円、中軽井沢までだと400円だから、中軽井沢で降りてケチるか?などの冗談を話しつつ、自転車を15分ほどで袋に詰めて、16時46分の電車で軽井沢まで戻ります。

電車は20分ほどで軽井沢まで到着しまして、標高は300mアップ。自分の足で登らないと楽ちんですなぁ。まぁ、こういう自由さが自転車旅の良いところです。

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軽井沢駅で自転車を組み立てて、碓氷峠を下って横川まで戻ります。既に夕日が出て来てましたが、秋の日はつるべ落としという言葉もあるように17時半ぐらいを越えると一気に暗くなります。

ライトは持っているのですが、急いで横川まで戻りましょう。横川から高崎までの電車は1時間に1本ですが、18時台だけは2本あるので、18時52分の電車に間に合うように移動開始。

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碓氷峠を下ります。旧道は交通量も少なく、勾配がゆるいのでダウンヒルがとても楽しい峠です。うーん、家の近所に碓氷峠があったらなぁ…と思ってしまいます。

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夕暮れの碓氷峠をゆるゆると下っていきます。今日はトータルでの走行距離は80kmほどですが、それなりに登ったりしているので満足感はありますね。

朝から晩までしっかり遊んだぞ!という感じはとても重要です。

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18時すぎに横川駅に戻ってきました。ここで自転車をまた袋に入れて、ノンビリと休憩して電車で戻ります。釜飯は18時で営業終了らしく、この後の時間は近くのドライブインで買ってください、とのこと。釜飯ですが、値段が1000円を超えてから一度も食べてないなぁ…。

横川駅はトイレやベンチもあり、時間を潰すのに困りません。鉄道マニアというわけではありませんが、自転車が趣味になってから駅がすっかり好きになってますね。

お昼にあんなにソバを食べたのに、もうお腹が減ってきている。自転車はお腹が空く乗り物なのです。

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高崎駅で一度駅の外に出て、東口の真新しいフードコードに向かいます。ここで晩ご飯を食べます。

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目的は高崎名物、シャンゴのシャンゴ風スパゲッティを食べることです。このミートソースの味が変わっていて非常に好きなのです。

以前、高崎で立ち寄ってからはできる限り利用したいお店になりましたが、駅の乗り換えで利用できるのはとても嬉しいですね(一度、改札外に出る必要はありますが)。

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腹が減っていたのでLを注文したんですが、ちょっと多かった…が、なんとか食べきりました。ここのミートソース、名古屋の味噌カツの味噌っぽい味がするんだよね。

トンカツが載っているのですが、これがアクセントとなって食べ飽きません。もし、超お腹が減っているときなら追加でライスをお願いしたいぐらいだ(お店にライスはありませんが)。

昼も麺、夜も麺ですが、一日運動をして美味しいものを食べるのは幸せです。さて、高崎駅から都内までの長い鈍行旅に備えてコンビニで買い物をして、20時36分の快速アーバンに乗車して上野駅に向かいます。

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22時過ぎに上野駅に到着してYUKI氏と別れます。18切符はルートが同じなら2回分を2人で使う事も出来ます。上野駅で一度、2人セットで改札外に出て、ここからはルートが分かれます。私は18切符で再び改札を通って山手線で帰りますが、YUKI氏はここから通勤定期で柏方面に帰ります。

そんな訳で目黒の駅で自転車を組み立てて、22時半には自宅に到着。朝6時から22時半までたっぷりと遊びました。YUKI氏、お付き合いありがとうございました。

今年の夏も18切符は無事使い切れましたが、8/11の木崎湖、今日の碓氷峠の2回をYUKI氏に同行してもらったおかげですね。冬は使い切れそうな気がしないのですが、何だかんだで買っちゃいそうなんだよね、18切符。

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