昨日でブルベも終了し、土日は純粋に帯広観光して日曜日の夜に東京に帰ります。もっとも、200km走った後、殆ど走れなかった私はずーっと観光していたのですが…
念願のタウシュベツ川橋梁を見に行くぞ
ランドヌ東京のスタッフ内で事前にレンタカー2台で見にいく予定は立てていたのですが、車の定員に余裕があったので出走していた人にもお声掛けして、その中で爽やかHさん、サトーさんが是非参加したいということで、車2台に8人が分譲してタウシュベツ川橋梁を見に行くことに。
またAJたまがわのスタッフで帯広出身のKさんと娘さんも是非便乗させて欲しいという事で、途中で合流して車3台で行ってきました。
Zushimiさんが借りたレンタカーの方は、Zushimiさん、代表、サトーさん、しほちゃんの4名、私が借りたレンタカーはまーりんさんが運転し、私がナビ、Guile親分、爽やかHさんの4名が乗車します。
8時半に帯広を出発して、9時半ぐらいに200kmブルベの折返し地点だったひがし大雪自然館に到着し、ここで前述のKさん親子と合流。車3台でタウシュベツ川橋梁の近くまで行ける林道に向かいます。
ご覧の通り林道にはゲートがあり、ここを開ける鍵がなければこの先に進むことは出来ません。なおこの林道、ヒグマが出るということで徒歩とか自転車での通行は推奨されないとのこと。
昨日苦労して借りた鍵を使って、ゲートを開けて先に進みます。林道はすれ違いも困難ですし、車が止められる台数に限りがあるので、やはりこういう交通規制は必要なのでしょうね。
この鍵がないと、糠平湖の対岸の展望台から小さくみることしか出来ないので、やはり鍵を借りて見に行くか、ツアーで参加するのが理想ですね。
林道はかなり荒れています。ダートを3kmほど走っていきますが、どの辺まで進めば車を止めて糠平湖に下りられるか?という標識などもなく、ちょっと不安です。
糠平湖に下りられる道の脇にある駐車場っぽい場所に車を止めます。最初、ここに車があまり止まっていなくて通り過ぎてしまったのですが、ここから先に進んでも何もありませんでした。
戻ってきたらツアーっぽい車が数台止まっていたので、ここに車を止めると脇にすぐ糠平湖に下りる道がありました。
道と行ってもあまり歩きやすくはなく、ツアーの方々は長靴を履いていました。鍵の本数は限られているので、ツアーの方々が居てもあまり人数は多くはありません。
我々が糠平湖に下りた時に10人ほど人が居たぐらいです。やはり週末は鍵を借りる事ができないこともあって、人が押し寄せるということはないみたいですね。
天候は非常によくて連日の暑さが続いていましたので、青空が眩しい糠平湖の湖岸に降り立ちます。水が少ない時期ということもあって、推移は非常に低めでした。
湖面に下りるためには斜面を下る必要がありますが、あまり人が通ってないので歩きにくい。特に昨日600kmを完走したGuile親分などは足の筋肉痛で辛そう。
湖面に下りて左を見ると、タウシュベツ川橋梁がその姿を現します。いやぁ、これは綺麗だぁ~~。来て良かった!
そんな訳で記念撮影でございます。
撮影する人を撮影する人を撮影するというお約束。
暑いんで雨を!という事で雨乞いをするサトーさん。劇場版のガルパンでは、ここを舞台モデルとしてBT42が活躍するわけですが、あのボロボロの橋の上にカールを載せるのは無理だろう、とか、サトーさんと盛り上がります。
滅多にこれない場所で青空という最高のシチュエーションだったので、みんな大興奮です。いやぁ、鍵の入手で苦労した甲斐がありました。
来年には完全な形を留めていないだろうと言われている、風化が進む場所のアップです。水没したり、凍結したりと繰り返している橋のため、やはりどんどん風化してしまうんでしょうね。
合宿をフルに満喫したGuile親分。この後も水曜日まで北海道に滞在して、根室まで寿司を食べに行ってくるそうな。
橋の上はこんな風になっています。なお崩落の危険があるので、当然、橋の上を渡ることはできません。
みんなで記念撮影などをしつつ、大興奮のタウシュベツ川橋梁は1時間ほどでおしまい。本当に行って良かったです。
次はグルメ!
車に戻って林道を抜けたら、一度、上士幌の森林管理署に鍵を返しに行かなければなりません。糠平湖脇の道には自転車が一杯いました。土曜日ということもあり、自転車イベントが開催されていた模様です。
この日も大変暑かったので、みなさん気をつけて!
この道沿いにタウシュベツ川橋梁を対岸に見れる展望台がありますが、こちらは車で一杯でした。やっぱり人気あるんだなぁ。
途中、上士幌町鉄道資料館があるので、そこに立ち寄って色々と見学してきます(入場100円)
木で出来たSLの模型の精巧さに見とれてしまいました。そとにはトロッコ列車なども運行されていて、時間があればもっと色々と体験したかったなぁ。
この後、鍵を返却して、再び士幌の道の駅に立ち寄ってソフトクリームを食べます。その後は、初日のBRM709ちょっとぬかぴら200と同じコースを通って瓜幕を越え、昨日も通った鹿追町の市街に向けて車を走らせます。
この日のお昼は鹿追町のカントリーパパさんで頂きます。
敷地内には広い芝生と屋外にも席があり大変気持ちの良い作りです。ただ、この日は非常い暑かったので、さっさと店内へ。
旧車マニアの集まりなどで使われているようで、店内は車の写真で一杯です。
エアコンもしっかり効いて快適でした。帯広でこんなに暑いのは珍しいこともあり、飲食店でエアコンの利きが弱いところも多かったのです。
17時からは、じんぎすかん北海道での打ち上げもあるので、その5時間前に何を食べるか…悩みます。
自分は割とガッツリ目のポークステーキ定食(1400円ぐらいだったかな?)を頼みました。いやぁ、これ美味しかったです。
帯広っていうか、北海道は何処に行っても豚肉が美味しいです。
600kmを完走したGuile親分と爽やかHさんは、ガッツリ食べなきゃ!ということで鹿追牛のビーフステーキを頂いていました。
いやぁ、俺もこれにすれば良かったヨ。お値段は3500円ほどと値が張りますが、実に美味しそうな牛肉でした。
食事が終わったら、外に出るとポニーと子ヤギが居ました。子供達が可愛い~~と戯れていました。
ポニーは本当に小さい。広い芝生の上の日陰は気持ちよく、ついのんびりとしてしまいました。
いやぁ、子ヤギがとても可愛かったです。爽やかHさんが、私が子ヤギと戯れる写真の次にジンギスカンを焼いている写真をFacebookに載せたため、私が子ヤギを捌いて夜食べた?という誤解が発生w
子ヤギですが、フワフワでとても可愛かったですよ。という訳で、カントリーパパを後にして帯広に戻ります。
美味しく頂くと共に、お土産をどっさりと買い占めました。ただ、マルセイバターサンドはこの帯広の暑さだと冷蔵庫に入れておかないとダメでした。
夏場に持ち帰るなら空港などでギリギリ最後に買うか、本店からクール便で送るように手配した方が良いですね。
名残惜しいですが帰る準備を
我々が宿泊したホテル プラムフィールドの隣はクロネコヤマトの営業所でした。しかも土日も営業しています。
帰りは楽をしたいので、140サイズの箱を営業所で買います(箱代は350円ぐらいだったかな)。箱は底をテープで貼って貰って、組み立てた状態でホテルに持ち帰ります。
これをホテルの部屋に持ち帰って、とりあえず不要なものとかお土産をギッシリ詰めます。140サイズはかなり沢山入ります。重さ20kgまでであれば営業所持ち込みで東京までは2000円弱です。
18kgぐらいぎっしりと詰めて土曜日の夕方に送ったので、月曜日の午前中には受け取れます。これで帰りは殆どからのリュックと輪行袋に入れた自転車だけなので楽ちんです。
17時からは、ジンギスカン北海道で打ち上げです。今日、観光に参加した8人で打ち上げですが、予約していたこともあってエアコンのあるテーブル2つを陣取れました。
帯広入りした初日に利用した思い出から、この打ち上げのジンギスカンとビールを楽しみにしていたんですよね。
乾杯ー!。合宿お疲れ様でした!
もっとも私は全然疲れてないんですけど。
相変わらず美味いなぁ。今日は調子悪いんですよ、と言っていた大食いのまーりんさんは大盛りライスを3杯食べてました。ホントに調子悪いの?と突っ込まれてましたが、調子が良ければ5杯は食えた!とのこと。
本当に美味しいジンギスカンをありがとう。帯広、また来るよ~というわけで、この日もたらふく食べました。
またアイスをかじりながら、歩いてホテルまで戻って解散です。といっても、殆どの人は明日の飛行機で帰るので、この後、代表の部屋で二次会が開催されたそうです。
私は肩の痛みもあり、部屋でさっさと寝ました。ああ、明日の夜には東京に戻るのか…と9泊もしたホテルでの最後の夜を噛みしめます。
7/16(日) 東京に戻る前に最後の観光
朝5時過ぎには起きて、6時から朝ご飯を食べるという生活リズムがすっかり染みつきました。東京に戻ってきた現在でも、夜はさっさと寝て、朝早く起きてます。
このホテルの朝ご飯もこれが最後です。安くて美味しいご飯をありがとう。
今日は午後の飛行機で帰る5人と、夜の飛行機で帰る私とサトーさん、そしてもう3日滞在するGuile親分で分かれます。
Zushimiさんの借りたカローラーフィルダーに輪行袋に入れた自転車3台とスーツケースを積んで、8時過ぎに帯広空港で一旦手荷物を預けてしまいます。
ANAは8時すぎから預けられましたが、JALは9時近くにならないと預けられないという事です。とりあえず私の自転車は預けられたので、ここで私、Guile親分、サトーさんの3人は、午後の便で買えるメンバーと分かれて、車で観光に回ります。
今日は空港周辺の幕別町とか中札内村のグルメを見て回ろうという事で、最初はチーズ工房 NEEDSに行きます。
ちなみに昨日までの暑さが嘘のような曇り空で涼しかったです。夕方には雨が降る予報になっています。
見学と共にチーズを買います。この後、すぐ食べましたがフレッシュで実に美味しい。帯広市街のスーパーでも買えます。
空港で一旦別れた午後の飛行機便を利用するメンバーと、中札内村のファームレストラン 野島さんちで再び合流。8人で11時の開店待ちです。
この帯広滞在中2回目の利用でしたが、相変わらずポークジンジャー定食が美味しい。このショウガと焼き野菜も美味しいのです。
午後便で買えるメンバーはこれが最後の帯広グルメですが、満喫されたようで良かった良かった。
ちなみにこのお店のトイレが物凄い綺麗。これなら一晩寝れる…というような、よく分からないランドヌール視点でつい撮影してしまいました。
ほんと眠くなると何処でも寝てしまうランドヌールはどうしようもありませんな。
午後便で帰るメンバーとはここで本当にお別れです。お疲れ様でした!
この後は道の駅中札内でお土産のトウモロコシを沢山買いました。ここで売っていた玉子が大変美味しそうだったのですが、持ち帰りが困難で見送りです。
そして生キャラメルで有名な花畑牧場へ。目当てはキャラメルよりラクレットチーズですが。
牧場長自らが馬の体の構造について説明しておりました。ちょっとパラパラと雨が落ちてましたが、お構いなし。
さっき食べたばかりというのに、また追加でソフトクリームを追いそうに食べるGuile親分。
キャラメルソフト。甘さがしつこくなく、かなり美味しかったです。
キタアカリのラクレットチーズ掛けを頂きます。実はこれが出て来た時、歯が猛烈に痛くなってあまり味を覚えてないです。
帰京してすぐに歯医者に駆け込みました。帯広滞在中ですが、歯は痛いし、肩は痛いし、実はお腹もちょっと緩い状態が続いておりました。
ツバと飛ばしてくるというリャマとのバトルを命じられていたのですが、リャマが近寄ってこなかったので不戦勝ということで…
花畑牧場を見終わると、特に行きたい場所もないんですが飛行機が飛ぶのは19時過ぎなので、まだまだ時間を潰さないといけません。
一度、帯広市外に戻って時間を潰して、夕方に再びGuile親分に車で空港まで送って貰うことにしました。
帯広グルメで唯一味わえていなかったインデアンのカレーが食べれる機会が出来て、喜ぶ俺。長崎屋内の本屋で立ち読みしたり、休憩コーナーでのんびりした後、夕方にインデアンカレーを食べにフードコートに向かいます。
インデアンカレーの大盛りを頂きます。日常系の味です。これは後を引きます。中締めで参加された帯広在住のAJ北海道スタッフの方によると、帯広ではカレーは鍋を持ってインデアンで買ってきて、家でご飯を炊いて食べるんだそうです。
店内にもルーだけの販売も歓迎と書いてありましたし、ほんと日常に密着したカレーなんだなぁ、と思います。後から後から利用者もやってきますし、ドロっとしてちょっとスパイシーで濃厚な味が嬉しくなりました。
最後、レンタカーでサトーさんと私をGuile親分に帯広空港まで送って貰う頃には雨が降っていました。
空港でサトーさんとフライトの時間待ちをしつつ、帯広での日々を振り返ります。あー、もう終わっちゃうんだなぁ。
21時に羽田に到着
21時すぎに羽田に到着。輪行袋を受け取って帰ろうとすると、ブルベで何度かご一緒したF江さんが居ました。AJ北海道でこの週末に開催していた北見200に出走して、女満別空港から羽田に飛行機に戻ってきたところだったそうです。
いやぁ、ほんと偶然ですが、ブルベに参加している人の行動力には驚きますね。出先でバッタリあうことがホント多いですもん。
この後は京急で品川まで戻って、山手線と目黒線を乗り継いで武蔵小山に帰ってきたのは22時過ぎ。いやぁ、東京も暑い。湿気がハンパないですね。
帰ってきた翌日の午前中に帯広のクロネコヤマトからの荷物を受け取って、後片付けとお土産の整理。まずは沢山買ってきたトウモロコシを茹でて頂きました。
食べきれない分は粒を取って冷凍しておきます。しっかりした粒の懐かしい味のトウモロコシでした。最近、皮の薄い柔らかいトウモロコシが多いんですよね。
チーズも沢山買ってきました! この翌週のホームパーティーで全部食べましたw
他にスーパーや道の駅で買ってきたお土産など。特にソラチの豚丼のたれは大変美味しく。もっと買ってくれば良かったなあと後悔してますが、探せば関東でも容易に入手出来るみたいですね。
そんな訳で2017年の帯広合宿はこれで終了。トータル1500km走る予定が、250kmほどしか走りませんでした。帯広で発生した肩の痛みは今も続いておりまして、思わぬ長い故障となったわけですが、それはまた別のお話で。
お付き合い頂いた皆様、本当にお疲れさま!&ありがとうございました!