前夜祭も無事に終わりまして、翌日は4時に起きます。色々と準備をしてレンタカーでスタート地点である湯沢カルチャーセンターのゲートボール場の隣の駐車場に向かいます。
ここはGWに事前に交渉して、早朝であれば自由に使っていいと許可を頂いてました。ちなみに許可を頂くために企画書を提出しましたが、やはり説明のために概要でよいので企画書は作っておくと便利です。
台風の行方は?
台風は九州に上陸したようですが、5時の越後湯沢は雨もなくギリギリ天気が持ってくれています。新潟県は北アルプスと谷川岳が雲をシャットダウンしてくれるので、関東方面が雨でも新潟は晴れという事が多いのです。
スタート場所の駐車場は出来たばかりの綺麗なトイレがありますし、300mほどのところにコンビニもあります。ただ、雨がしのげる場所がトイレの軒先しかないので、スタート受付で雨が降らないことを祈っておりました。
祈りが通じたのか、スタート受付の間は雨が降ることはありませんでした。15名の出走者が時間通りに集まってくれました。
知り合いが多いこともあり、和やかな感じで車検とブリーフィングを済ませます。みんな装備はバッチリで、誓約書を忘れた人も一人も居ませんでした。
今回はテーブルなどの装備は持ってきてないので、スムーズに受付するためにブルベカードには出走者の情報は印刷しておきました。
ブリーフィングでコースの注意点を説明しますが、朝のブリーフィングというのはあまり頭に入らない場合も多いので、危険な箇所、工事などの情報はキューシートおよびWebページに詳細に書いておきました。
6時スタートということで制限時間は13時間半ですから、認定を受けるためには19時半までに帰ってこなければなりません。
出走者を見送ったあと、無連絡の出走者が1名いたので6時半まで30分待機します。これは遅刻出走が30分まで認められているので、その対応ですね。
寒い時期だとこの30分の待機は早朝ということもあってしんどいんですが、この時期であれば特に問題なし。待っている間に晴れ間も見えてきて、こりゃ星峠の棚田までは雨もなさそう?
結局、30分待っても無連絡の人はやってきませんでしたので撤収。ゴール受付設営は14時の予定で、それまで暇なのでドライブをしにいきましょう。
車に乗った途端、パラリと大粒の通り雨がきました。ちょうどこの辺だけだったようで、出走者は雨は喰らわなかったようです。
至る所で実る稲が見れる
今回は黄金色に実る稲がコース脇で沢山見れるのが売りのコースだったわけですが、天候が持ってくれたおかげで楽しそうな出走者の写真を押さえる事も出来ました。
ちなみに奥に見える茶色の円柱状のものは土砂崩れ対策の砂防ダムだそうです。
最近の新潟の新しいトンネルは自転車ですれ違いが十分できるほどの広い歩道が付いてます。長いトンネルは素直に歩道を通った方が安全に走れます。
もっとも交通量が少ないので、特に怖いトンネルはなかったと走った人からコメントを頂きました。
星峠の棚田でしばらくのんびりとしてましたが、みんなペースが早い。ここで待っていると下に出走者が登ってくるのが見えるのが楽しいです。
写真は新潟から来た6月の走行会にも出走していたお方です。新潟県内からの参加者はまだまだ少なく、大歓迎です。
ここまで雨らしい雨もなく、想定外の好天に喜ぶ出走者。
帯広にも参戦のさわやかHさんはお友達3人と出走です。ちなみにHさんのBlogにこのブルベの記事があります。ありがとうございました。
しかし、みんなペースが早い。これじゃ日本一うまいトコロテンのお店の開店前にみんな通過しちゃうなぁ。
ドライブ組は少し棚田で時間を潰して、9時の開店を狙ってお店に到着します。
8時50分にお店に着いたら、参加者とおぼしき自転車がサイクルラックに置いてありますよ。開店待ちしてるようです。
折角なんで寄りました、と20分ほど開店待ちをしていた参加者もいたみたいです。折角の遠征ですから、話のタネに現地にしかないお店に立ち寄るのは楽しいですよね。
トコロテンの写真をSNSに投稿するモコさん達。今年のAJ群馬の走行会で200kmを走りきり、今日初ブルベです。
Guile親分はオニギリの美味しさに感動して、2パック食べていました。オニギリは力が出ますよね。自分も食べようかな?と思ったのですが、お昼はまた寿司に行こうと思っていたので我慢。
みなさまを見送って、この後は直江津までドライブして寿司を食べましょう。きときと寿司は11時からなので、少々早く直江津に付いてしまいそう。
このトコロテンのお店から直江津までの間にパラリと雨が来ました。車だと強い雨に感じますが、自転車に乗ってるとそうでもないみたいで、ここでの通り雨は雨具無しでみんなやり過ごしたようです。
直江津に10時に到着。トコロテンに寄らなかった人もまだ通過チェックのコンビニにいました。
ちなみにこのコンビニ、あおばの日本海600で折返しのPCだったようで、昨晩は日本海600の参加者、今日は棚田200の参加者が立ち寄りました。
直江津についたら台風の影響で強い風が吹いていました。ちゃんと自転車を立て掛けておかないと風で倒れてしまいます。
ここで参加者と談笑しつつ、田村編集長が受付の待ち時間でプラモを作りたいということで、直江津でプラモが買えそうなお店をイガランダーさんに教えて貰います。
きときと寿司の開店までの時間潰しに教えて貰ったJoshin上越店に立ち寄り、マクロスΔの美雲さんの胸像フィギュアが半額になっていたので私も購入。田村さんはニッパーなどの道具も買い込んでました。
そして下見の時にも来た「きときと寿司上越インター店」に開店と同時に入店。今日も美味しいお寿司を満喫しました。
12時前にお店を出るときには、本降りの雨が降ってきていました。出走者達は雨雲から逃げるように海岸線を北上していくので柏崎まで雨には降られなかったようです。
レンタカーの運転はずーっとZushimiさんにお任せでして、ホント助かりました。14時には湯沢まで戻ってレンタカーを返却して、湯沢町公民館にゴールを設営しなければなりません。
雨雲と共に湯沢方面まで戻ってきたので、走っている人達も雨に降られたかな?と思ったんですが、コース的に雨雲を横切るように柏崎から松代まで南下するコースだったので、1時間ほど雨に降られただけで済んだようです。
ゴール受付と打ち上げ
予定通り、レンタカーを返却し、湯沢町公民館の研修室にゴール受付を設営します。
時間は14時半ぐらいだったので、流石にまだ誰も帰ってきません。多分、1時間ぐらいは暇ですね。
湯沢は雨もたまに小雨がパラリと来るぐらいで、持っていた傘の出番は全くありませんでした。結局、雨が降っていたのは車で移動しているときだけでしたね。
出走者が戻ってくるのを待つスタッフ達。田村さんは1時間ちょっとでプラモを完成させておりました(流石!)
16時前に帰ってくる出走者がチラホラと。みんな雨具は脱いで濡れた様子もなくよかったです。
最後の国道17号の緩い上りが向かい風で全然進まなかった!という話を沢山聞きましたが、それ以外は軽快に走れたようで何より。
ここまでDNF連絡は全く無くみんな快調に走っているようです。というわけで、名幹事Zushimiさんが、打ち上げ会場を手配して、ゴールしてきた人に声を掛けていきます。
なんと全ての出走者が18時ぐらいまでにゴールしたんので、打ち上げは19時から開始ということでゴール受付は終了。
全員が安全に帰ってきて、良いコースでした!と言ってくれるのは嬉しい限りです。特にブルベ初めての方が4名もおりまして、おめでとうございました!
特にいつもサイクリングにご一緒するトシさん、同級生のモコさん、新潟でいつもお世話になっているイガランダーさんの初認定は嬉しゅうございました。
ゴールしたばかりの3人は一度風呂に入ってから途中参加となりますが、出走15人中11人+スタッフ3名で14名の参加者で打ち上げます。
お店は越後湯沢駅に近い焼き鳥の勝味さん。本格的な焼き鳥のお店で大変美味しかったです。
全員が揃ったところで乾杯!。19時から2時間半飲んでも、その日のうちに新幹線で東京に戻れますので、田村編集長、トシさん、YUKI氏、私の4人は21時半までタップリ飲みました。
昨日の焼き肉屋と違って日本酒のラインナップが充実しており、緑川などの地酒をみんなグビグビと飲んでおりました。
やっぱり走った後のお酒とお肉は美味しいでしょうねぇ。自分も早くヘルニアが直って、また走ったあとの美味しいお酒を堪能できるようになりたいです。
あまりお酒が飲めない状況の私はお店の名物である生親子丼を頂きました。生の鶏肉と生卵を混ぜて頂きます。
このお店はご飯も美味しくて、ご飯好きのまーりんさんなどは何杯もお代わりしてました。呉からの参加は大変だと思いますが、楽しんでくれたようでなにより。
新幹線組は20時40分に列車が出るので、15分前に先に退出。残るメンバーは越後湯沢にもう一泊して、明日も少し遊んで帰るようです。
いやー、みんな酔っ払って出来上がっているところ、先に退出というわけで見送って頂きました。
結果から言うと台風の影響もあまりなく、全員が安全に完走ということで大成功の新潟棚田200でございました。参加ありがとうございました~~。
またスタッフとしてZushimiさん、田村編集長にも大変お世話になりました。特にZushimiさんには頭が上がりません。
家に帰るまでがブルベですのコーナー
酔っ払いが輪行袋を抱えて、飲み屋を出て越後湯沢駅まで歩きます。自分は事前に35% OFFのたにがわのグリーン席の切符を押さえていました(なんと5000円強と激安)。慌てて自由席の切符を買ったりして、あと5分で発車する新幹線に飛び乗ります。
ここで席が分かれてしまうので、みなさまとはお別れ。いやぁ、楽しい遠征でした。しかもこれだけ遊んで、今日のウチに家まで帰れる越後湯沢の近さに感動です。
グリーン車はごらんのガラガラっぷり。越後湯沢始発のたにがわはホント空いてます。自由席もガラガラだったようで、これも狙い通り。
日付が変わる頃には武蔵小山の自宅に帰ってきて、翌日リザルト処理を行って、これで企画から1年ちょっと掛かった新潟棚田200の開催も無事完了です。
参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。