2017/5/1 宇都宮から会津若松まで自走で移動

ランドネきたかん400kmを240kmほどでDNFして、餃子を食べまくったのですが、5/1(月)は実家方面への移動日です。

予定では実家のある阿賀野市まで230kmを自走して帰ろうと思ったんですが、夜18時半ぐらいから地元の友達と飲み会をセッティングしたので、それに間に合わせようとすると自走では厳しいです。

という訳で、いつも通り会津若松駅から新潟駅までは磐越西線で輪行することに。ただ、本数が少ないので上記の飲み会の時間に間に合わせるには、14時半に会津若松を出る列車に乗らないといけません。

宇都宮の中心街から会津若松駅までは142kmで、途中標高800mぐらいの山王トンネルを越えますが、ここは斜度も緩いので楽勝です。14時に会津若松に到着となると、朝5時ぐらいに出発すれば間に合うか。

という訳でなんとか4時に起床して、準備して宇都宮チサンホテルを5時過ぎに出発します。ちょっと出遅れましたがもう十分に明るいし、昨日買っておいたパンなどを食べつつ、のんびりと会津若松に向かいましょう。

昨日は移動手段として30kmほど自転車に乗っただけなので、一昨日の筋肉痛などもあまりありません。ただ、天気予報では会津田島に抜ける山王トンネルあたりで雨に降られそうです。

1時間15kmのブルベペースで計算すれば、142kmには9時間強かかることになります。朝5時に出発して14時に会津に到着するには9時間で走ればよいので、ブルベペース+αで走れば余裕で到着出来る計算です。

宇都宮市街から鬼怒川温泉方面へはとても緩い登り基調で走ります。40kmで標高が250mぐらい上がるだけですから、平坦を走っている感覚で進めます。

信号も少ないのでペースよく鬼怒川温泉を越えて、西会津街道で会津田島を通って会津若松に至るコースは自分の中では定番でして、ルート案内も不要なぐらい走ってますね。

川治温泉あたりを9時前に追加。最近、いつも開店前に通るので、全く利用出来ていない坂文さんの前を素通り。

段々と雲が暑くなり、風が出て来ました。雨雲レーダーで見ると、いずれ雨との遭遇は不可避のようです。

川治温泉を通る度に、今度は通過では無く泊まってみたい、と毎回書いてますね。叶う日は来るのでしょうか?

いつ雨が来てもおかしくないので、シューズカバーとレインズボンだけはここで装着して走ることにしましょう。

五十里湖の脇を越えるあたりでは天候はまだ問題なし。ちょっと蒸れるけど、下半身は雨具装備でも暑くなりすぎることはないです。上半身似比べると鈍感だな。

いつもの滝見の茶屋の脇で水音に癒やされます。

ゆるゆると登って、いつの間にか標高800m声の山王トンネルへ。鬼怒川温泉からだと350mぐらいしか登らないので楽ちん。

で、山王トンネルに入る処で雨がポツポツと落ちてきた。ここで慌てて雨具を羽織って、会津田島方面までのダウンヒルに備えます。雨雲の流れ的にはトンネルを抜けて福島県に入ると、しばらく雨が続くはず。

という訳で写真はありませんが、トンネルを抜けると大粒の雨。帽子を深く被ってアイウェアを雨による水滴から守りながら、慎重に雨のダウンヒル。泥よけを前輪にもつけているおかげで靴の浸水などは全く問題なし。

下りきると少し雨も上がって、南会津では綺麗な桜も見れました。ただ、雨はそこまで甘くはなく、会津田島を超えてしばらく進むまでは本降りの雨が続きました。

折角、昨日、宇都宮にて屋外で綺麗に自転車を清掃したのに、またドロドロになってしまいました…。

ペース的には14時に会津若松駅には間に合いそうでしたが、いつも立ち寄る食堂は11時前ということもあり、本日はパス。今日のお昼はコンビニで済ませましょう。

会津田島のセブンイレブンに立ち寄り。オートバイのツーリングの方々も雨宿りしてました。自転車はここまで1台しか遭遇せず。よく考えたら、今日は平日なんだよね。

福島と言えば濃厚で美味しい酪王カフェオレが定番です。ここでオニギリやら補給食を食べます。雨の方はまだ本降りが続いていてました。

今回の雨対策ですが、兼定さんのBlogにまとまっていたものを参考にビニールシューズカバーと軍手+テムレスの通称、軍テムレス  でほぼ問題はありません。ビニールシューズカバーは値段も安く使い捨て出来るので、今回の旅では2足分持ってました。

元ネタは私も愛読しているiwanさんのBlogなのですが、確かにこのビニールシューズカバーの組み合わせは優秀ですね。軍手にテムレスってのも使い勝手がよくて、防寒と蒸れ対策になるよいアイディアだと思いました。

<

途中、湯田上温泉駅にて、丁度列車が来たタイミングで通りかかったので、撮影してきました。

この辺りになると雨ももう問題なさそうでしたので、芦ノ牧温泉の休憩スポットで雨具は全て片付けてしまいます。芦ノ牧温泉から会津若松市街までは10kmちょっと。片付けた後に雨に降られるのはマヌケなんで避けたいところです。

途中の長いトンネルもガーミンのレーダーのおかげであまり怖い思いをすることなく通過出来まして、今回の旅でその有用性は大変に実感出来ました。

会津若松市街には13時過ぎに到着。会津若松の市街地に入ると急に信号が増える上に、どうも信号待ちが長くて思うように進めません。

空がまた怪しげな雲行きになってきたので、大急ぎで駅前に到着して軒先で自転車を綺麗にしたいです。

13時20分に会津若松前に到着。142kmを8時間で走れたのは、雨具の脱着などを考えても上出来でしょう。今日のサイクリングはここで終了です。

ブルベってのはサイクリング能力の認定なわけで、悪天候への対応や休憩も含めて1時間15kmペースで長距離を走れるという能力があなたにはあるよ、という能力認定なわけです。

だからそれをベースに「ブルベペースで走ればたどり着ける」という尺度でサイクリングを計画すると、予想通りの時間には大体到着出来るのです。これは移動として考えると非常に役立つスキルだったりますw

ただ、走るのは時間通りだったとしても、後片付けはその時間には含まれません。途中の雨のおかげで自転車はご覧の通りのドロドロっぷりです。手持ちのタオルを雑巾にして、一通り拭きます。ただ、付着した砂でフレームなどに傷をつけないような配慮は必要ですよ。

一通り綺麗にしたら、100円ショップで買ってきた車洗車用のワックスシートで拭き取ります。チェーンラインも綺麗に拭き取って、ここで注油し直します。

今日は輪行袋に入れたままホテルに持ち込んで、明日も朝から輪行で越後湯沢まで行って乗る予定なので、ここで「組み立てたら明日乗れる」と言う状態まで仕上げておく必要があります。

そんな訳で1時間ほどの待ち時間を利用して、自転車の清掃と輪行作業を完了させて、会津若松から新潟までの3時間弱のローカル線の輪行旅です。

なおGW後半のフレッシュに備えての本格的な装備は実家に帰ってから、のんびりとやることにします。チェーンラインに染みこんだ古いオイルはパーツクリーナーなどを使わないと綺麗なりませんからね。

17時過ぎに新津駅に到着。ごらんの通りの快晴。乗り換えは向かいのホームの新潟駅に7分で接続ですが、通学時間帯なので混んでます。

ちょっとでも空いている場所を探して、自転車を乗り換え列車に乗せて一息したら前の列車にリュックを網棚の上に忘れたことを思いまします。今にも発車しようとする列車から輪行袋を慌てて降ろして、前の列車の清掃員の人に声を掛けます。

リュック、そしてなんとサイフも座席に置きっぱなしだったようで、駅員さんから返して貰って事なきを得ました。ただ、乗る予定だった電車には間に合わず、30分後の次の新潟行きを待つことになりました。

運が悪いことにその電車もトラブルで遅れて、ホテルには予定より30分以上遅れてチェックイン。余裕で飲み会の開始時間に間に合う予定だったんですが、チェックインが遅れた上にホテルのコインランドリーの時間待ちをしていたら、19時を回ってしまって遅刻です。

待たせてしまって申し訳ない!

19時過ぎに新潟駅南のビールダイニング麒麟さんに雪崩れ込みます。同級生の面々と楽しくお酒を頂きました。

前回は正月に集まったのですが、なかなか話は尽きないものです。しょっちゅう新潟で飲んでいる私ですが、何度帰ってきても飽きません。

牛タンの味噌漬け、これが一番美味しかったかな。新潟はビールが美味しい店が多くて困ります。なにせ地ビールの多い土地柄なんですよね。

それからお店から日本酒と焼酎もサービスして頂きまして、自転車で走ってヘロヘロな体に染みこんじゃって困りますね。

21時半ぐらいで一旦お開き。歩いて帰れるメンバーは更に飲みに行こうということで、2次会へ。

ヤスは今は新潟市内に在住らしく、徒歩で帰れるということなんで連行。アッコちゃんも近くということでホテル泊まりの私と3人で再び飲みに行きます。

そんな訳で深夜までガッツリと飲んで楽しいひとときを過ごせました。次会は東京、我が家での飲み会ということになりましたので、楽しみにしておきます。

しかし、ホテルに戻ったのは0時近くでございます。そこから明日の朝出かけられる様に準備をして床についたのが1時。明日は5時の始発電車で越後湯沢に旅立つのですが、起きることは出来るでしょうか?


 

飲み歩きの最新記事8件